社会人が辛いと感じていませんか?
社会人一年目は特に、環境変化に適応するだけでも大変な中、思い通りにいかないことだらけで、落ち込んだりストレスが溜まったり、苦しいことが多いですよね。
この記事では、辛い社会人生活を乗り越えるための対処法を紹介します。
目次
社会人が辛いと悩むあなたへ
まず結論ですが、明らかに職場環境が異常な場合は、今すぐ辞めましょう。
『会社が辛くても3年は辞めるな』みたいな言葉をよく見るけど、3年いれば嫌でも環境に慣れてくる+責任も増えて辞め辛くなるし、その言葉を鵜呑みにして凄惨たるブラック企業で耐え忍んでる人に『会社が辛いなら3日で辞めろ』という言葉を送りたい
— やしろあずき (@yashi09) August 30, 2020
ブラック企業、ブラック上司は、未来永劫ブラックのままです。
こう思っている方も少なくないでしょう。
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社会人が辛いと感じている人は多い
株式会社ビズヒッツが実施した「働きたくないと思う理由についての調査」によると、働きたくないと思ったことがある社会人は、84%もいます。
また、働きたくないと思う理由は「人間関係がつらい」が1位。
5位の「上司が嫌い」も人間関係なので、人間関係の辛さはダントツです。
社会人が辛いと感じる理由
社会人が辛いと感じる理由を紹介します。
人間関係が辛い
- セクハラ、パワハラ、イジメ
- マウンティング
- クレーム、言いがかり
このほか、いい人だけど生理的に受け付けない人や、サボるからフォローが大変な人などもいて、職場の人間関係の問題は絶えません。
直属の先輩や上司と合わないのが1番辛いですよね。
日本は特に、年功序列の縦社会文化が根強く残り、顧客の立場はあまりに強く、フラットな関係になりづらいため、人間関係でストレスを抱える人が多いのは無理もありません。
仕事が辛い
- 雑務ばかり押し付けられる
- 仕事量が多過ぎる
- 肉体的に辛い
- プレッシャーが強い
- 責任が重い
社歴が浅いといろんな人からいろんなことを頼まれてしまうので、気付けばタスクが山積みで途方に暮れる、という経験がある人も多いのではないでしょうか。
会社員として働く場合、やりたい仕事だけやることはできないため、社会人になって「思っていた生活と違う...」と感じるのはめずらしくありません。
十分な研修も指示もない、教育体制が整っていない会社も意外と多いようですが、わからないことがわからない状態も辛いですよね。
成果が出なくて辛い
成果が出なくて風当たりが強いとか、できない奴というレッテルを貼られるのも辛いです。
成果が出ないだけならまだしも、同期や後輩が優秀で比較されるとさらに辛く感じますよね。焦りや不安も辛さを感じる代表的な理由のひとつです。
残業や休日出勤が辛い
- 仕事量が多すぎてどう頑張っても残業になる
- 先輩や上司より先に帰れない雰囲気がある
- バイトが突然休んだら休日出勤になる
筆者は過去、始業の1時間前に出社して終電ギリギリで帰るような生活リズムの時期もありましたが、家が寝るだけの場所になってる人も多いのではないでしょうか。
仕事や仲間と一緒に過ごす時間が楽しいならむしろいいですが、そうでなければ地獄でしかありません。
しっかり休養する時間、リラックスする時間がなければ、辛いと感じるのは正常です。
朝起きるのが辛い
疲れやストレスが溜まっている時の朝は、本当に辛いですよね。休む理由を必死に考え、連絡しようか悩んだことがある人はたくさんいるでしょう。
睡眠時間は確保できているのに、ベッドから出るのがあまりに辛く感じるとしたら、体からの危険信号かもしれません。
満員電車が辛い
筆者は都内の企業に勤めていたのでよくわかりますが、満員電車は本当に辛いです。
混みすぎて体勢が辛かったり、みんなイライラしているので雰囲気が悪かったり、満員電車に乗るだけで体力的にも精神的にも消耗していました。
それだけ混雑しているので遅延もよくありましたが、余計混むし遅刻しそうになるしで、それがまたしんどかったのを覚えています。
筆者は学校も東京だったのでまだ免疫がありましたが、社会人になって上京し、初めて満員電車を経験した人は、想像以上にストレスを感じたでしょう。
会社や上司のルールが辛い
会社や上司のルールが辛いこともありますよね。
例えば接客業をしている筆者の友人は「牡蠣」が大好きなのですが、食あたりの恐れがあるため、会社のルールで食べることは禁止されています。
誓約書も書かされているので、辞めるまで食べられないよう。食への投資を惜しまないタイプなので「会社は好きだけど食事の制限があるのは辛い...」とよく言っています。
また、上司によってやり方が違うのも厄介です。
筆者が以前いた企業は管理職の人たちのやり方が違い、Aさんの指示通りやっている時に、Bさんから違うと言われることがしょっちゅうありました。
やり方の違いに振り回されるのも辛いですよね。
出張や転勤が多くて辛い
筆者は前職で出張が比較的多くありました。
見知らぬ土地に行くのが好きなのでいろんな場所に行けたのはよかったですが、3〜6ヶ月単位の長期出張もあり、その都度準備と現地の人と1から関係構築をするのは大変でした。
同じ会社でも支社が違えば、人と雰囲気が全然違って合わないこともありますし、他所からきた人はしばらく品定めされることもありますからね。
曲者がいるところへの出張は憂鬱でした。日帰り出張は新幹線や飛行機の時間に追われてバタバタで、通常出勤の1日と比べて神経を使うので疲れた記憶があります。
同じリズムで過ごすのが好きな人や、家族がいる人は辛いと感じるでしょう。
飲み会や接待が辛い
気心知れた仲間との飲み会なら最高ですが、気を遣う先輩や上司、取引先との飲み会は憂鬱ですよね。
飲み会での話が武勇伝、説教、誰かの悪口といった内容であれば地獄の時間です。
筆者も何度となく真夜中まで付き合い、翌日の休みを棒に振りましたが、貴重なプライベート時間がなくなることほど辛いことはありません。
社会人が辛いと感じたときの対処法8つ
社会人が辛いと感じたときの対処法を紹介します。
コミュ力を鍛える
社会人が辛いと感じる理由のトップにある「人間関係」ですが、接し方を少し工夫することで、関係がグッとラクになる相手も多々います。
自分から歩み寄るのは面倒と感じるかもしれませんが、仕事の相談がしやすくなりますし、困った時にフォローしてもらえるなど、味方が増えるのはメリットが断然強いです。
今の部署や職場を離れたとしても、別の場所でも、プライベートでも人間関係の問題は何かしらあるもの。コミュ力を鍛えて損はありません。
生活習慣を見直す
- 帰宅の時間が遅いので食事は適当
- 通勤で歩く以外運動はしていない
- 夜更かしが好きでいつも寝不足
このような生活になっている人も多いでしょう。
集中力に欠けたりモチベーションが上がらなかったり、イライラしやすいとしたら、不健康な生活が原因かもしれません。その状態では、仕事や人間関係は余計辛く感じられます。
良い生活習慣は良い社会人生活につながります。一度自己管理を見直してみてはいかがでしょうか。
プライベートを充実させる
仕事終わりや休日のプライベート時間は充実していますか?
オン・オフのメリハリがしっかりあると、憂鬱な気分を引きずるのを防げます。趣味がない人は趣味探しをしてみてはいかがでしょうか。
社会人だからこそ「趣味」は大切にしてほしい。辛い時、しんどい時、どん底から引っ張りだしてくれるのが「趣味」だから。散歩でもゲームでも読書でも釣りでもサバゲーでも、なんでもOK!「これさえあれば、心が元気になる」ものは、2〜3個もっておこう。心の拠り所は、社会人にとって必須の持ち物。
— ひろさん|(株)UZUZ代表取締役 (@okamoto_uzuz) January 24, 2021
仕事終わりに楽しみがあるとモチベーションが上がりますし、面倒な誘いを断る口実にもなりますからね。
断り方を知る
- 本当は手一杯なのに、断れずイエスと返事をしてしまった
- 家でゆっくりしたい日に飲みに誘われて断れなかった
こんな経験ありますよね。
社会人生活をラクにする秘訣は、上手に断ることです。
上手に断ることができれば、仕事に忙殺され、関わりたくない人と飲みに行き、休日を棒に振ることは減らせます。
引っ越す
こう思う人には引っ越しをオススメします。
筆者は過去、
- 通勤時間を短くしたい
- 満員電車に乗りたくない
- 仕事終わりはジムに行きたい
という理由から、会社まで歩いて通える場所に引っ越しました。
これにより引っ越し代が出て、家賃は高くなり、定期がなくなるので移動費がかさむなど、金銭的にはマイナスになりました。
しかし、ゆっくり寝れて、満員電車は乗らず、ジムに行けたので、肉体的・精神的には大きなプラスとなりました。
身軽な人は引っ越しを検討してみてはいかがでしょうか。
部署異動を相談する
職場の人間関係が辛い時、真っ先に転職が思い浮かぶかもしれませんが、仕事と会社が好きであれば、まずは部署異動を相談してみましょう。
どこにいっても人間関係の問題はつきものだからです。もし転職して仕事のやり方と会社の方針も合わなれば、今より辛い状況になることも考えられます。
どうせ無理と決めつけず、聞くだけ聞いてみましょう。
転職する
自分にできることはやったけど、状況が変わらず辛いままなら、転職を考えましょう。
拘束時間が長く、働きながらでは転職活動をする余裕がない場合を除き、在職中の転職活動をオススメします。
退職してスムーズに次が決まらないと、焦りで基準を緩めて決めてしまう可能性もあるからです。まずは無理せず働ける仕事探しをしてみましょう。
働き方を変える
コロナウイルスの影響で、日本でもリモートワークが急速に浸透しました。
雇用形態や職種によりますが、働く時間と場所が自由になるものもあるので、海外生活をしながら日本の仕事をするという選択も可能です。
筆者は出社して働くスタイルからリモートワークに切り替えましたが、多くの人にオススメできる働き方だと感じています。
我慢し続けるのはやめよう
社会人が辛いと感じる瞬間は何度も訪れるので、忍耐力が必要なのも事実です。
しかし、我慢し続けてはいけません。自分の中でボーダーラインを決め、超えたら環境をリセットするのが正しい選択です。
読者の方の中には、すでに限界を感じている人も多いでしょう。
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まとめ
「社会人は辛いもの」「仕事は楽しいものではない」と言う人もいますが、自分に合った仕事や環境が見つかれば、働く時間は決して苦しいものではありません。
人生の多くの時間を費やす仕事です。辛いままにならないよう、環境の見直しをはじめましょう。
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