天職の見つけ方とは?自分の天職と呼べる条件や適職との違いを解説

あなたは今、仕事に対してやりがいを感じられていますか?

 

興味がある顔
  • 自分の天職が知りたい!
  • そもそも天職って存在するの?
  • 今の仕事が天職なのかわからない…

 

人生の多くの時間を費やす仕事ですから、天職に就いて充実した毎日を送りたいと思うのは当然です。

 

しかし、天職の意味を何となく理解はしていても、具体的にイメージができず、仕事選びの判断に迷われている方も少なくないでしょう。

 

そこでこの記事では、自分の天職の見つけ方や適職との違いなどを解説します。

 

無料の適性診断もご用意していますので、自分の天職が知りたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

自分の天職が知りたいあなたへ

パソコンの前ですごく嬉しそうにしている女性

天職を見つけるには、診断を通じて違う角度から自分を見るのも有効です。

 

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天職の意味と定義とは?

クエッションマークと考えている人たち
まずは、天職の意味や定義を少しだけ見ていきましょう。

天職の意味

天職は主に、「個人的な側面」と「宗教的な側面」の2つの意味から成り立ちます。

  • 個人的な側面における天職は、「自分の性格や才能に合った仕事」といった意味を含み、おそらく一般的にイメージしやすい考えでしょう。
  • 一方で宗教的な側面は、個人の適性や能力に関係なく「神から与えられた使命(仕事)」を全うする責務に注目した考えです。

本記事で詳しく解説していくのは、1つ目の「個人的な側面」の天職ですが、捉え方によって意味合いが異なる部分は覚えておきましょう。

天職の定義

天職は英語で「コーリング(calling)」と呼ばれ、心理学や社会学の観点から、海外でも研究対象として盛んに取り上げられてきた考えです。

 

天職の定義はさまざまですが、時代の流れとともに宗教的な意味合いも薄れていきました。現在、主流になっている天職の定義は主に以下の3つです。

  • 古典的概念 :職業は神から与えられた使命
  • 新古典的概念:仕事を通した社会貢献を重視
  • 現代的概念 :個人の目的や自己実現を重視

 

つまり現代における天職とは、

個人が情熱を持って取り組め、人生の目的や満足度を見いだせるような仕事

といえますね。

天職と適職の違い

天職も適職も、「自分の適性に合った仕事」といった意味では似た部分もありますが、大きな違いは仕事に対するモチベーションです。

 

イエール大学の教授、エイミー・レズネフスキー氏が行った調査では、人が自分の仕事に対する姿勢には、以下の3つが存在すると述べています。

  1. ジョブ :生活のために就いている仕事
  2. キャリア:権力や地位を優先した仕事
  3. 天職  :自分の人生やアイデンティティに深く関わる仕事

 

ジョブやキャリアを適職と定義するのであれば、天職は以下のように考えられるでしょう。

  • 自分の人生になくてはならない仕事
  • やりがいを感じられる仕事
  • 満足感が得られる仕事

 

好きか嫌いかで分ける考えもありますが、どちらも自分の得意な仕事といった意味が含まれるので、得意な職業を嫌いになる人はあまりいないはずです。

 

そのため、「お金は稼げなくても好きで続けられる仕事」が天職で、「好きでも嫌いでもないけど、得意だから続けている仕事」が適職といえますね。

自分の天職と呼べる仕事の条件

パソコンの前で考えている男性
ここからは、天職と呼べる仕事の条件を紹介します。

 

現在の仕事が天職なのか疑問に思われている方は、自己診断の参考にしてみてください。

仕事に対する意欲が高い

仕事に対して常に高いモチベーションを保てているなら、天職の可能性があります。

 

天職は人生の一部であり、その人にとって不可欠な営み。そのため、目の前の仕事を自分の天職と感じている人は、業務に対する意欲の振れ幅が少ないのです。

 

反対にいうと、

興味がある顔
  • 何だかこの仕事退屈だな…
  • ルーティンワークばかりで飽きてきた…
  • いつになったら楽しい仕事を任せてもらえるのかな?

 

と感じる仕事であれば、天職の可能性は低いかもしれません。

仕事を楽しんで続けられる

天職といっても、ときには辛く苦しいと感じる場面もあります。しかし、それらすべての過程を含め、楽しんで続けられる仕事であれば天職と呼べるかもしれません。

 

成果が出るのは一瞬ですが、結果に至るまでには長い時間を費やす必要があります。失敗や挫折を前にしても、天職なら情熱を持って仕事を続けられるでしょう。

 

自分の天職に就いていると感じている人は、失敗から改善点を学び、試行錯誤を通して楽しみながら成長していけます。

自分から行動できる

誰かから指示を受けるわけでもなく、仕事に対して積極的に行動できる点も天職の条件です。

 

仕事に価値や意味を見いだせるため、現状に留まらず、常に高い目標を持って行動できます。具体的には、

  • どうすれば仕事を効率化できるか
  • どんな施策を立てれば成果につながるか
  • 今回の業務の改善点はどこか

といった考えが自然に湧いてくるはずです。

 

周囲の評価や地位のためではなく、自己成長や社会貢献のために行動できるようなら、天職の可能性は高いでしょう。

努力を苦と思わない

天職の条件のひとつに、努力を苦に感じない点が挙げられます。周りの人が避けるような業務でも、当人はやりがいを持って取り組めるためです。

 

例えばテレビゲームが好きな子どもは、親から止められるまで何時間でもゲームに没頭し続けられますよね。

 

上記を仕事に当てはめると、当人は「やりたい」といった感情から業務をこなしているだけでも、周囲の人からは、なぜそこまで努力できるのかと驚かれるケースがあります。

 

そのため、不思議と周りからの評価が高まり、キャリアアップの機会に恵まれやすい点も天職の特徴です。

キャリアや報酬は後回し

天職を見つけた人は、社会的な地位や給与に対して、強いこだわりを持たない傾向があります。

 

仕事の過程や成果が精神的な対価となっているため、キャリアや昇給など、目に見える報酬には無頓着になってしまうのです。

 

しかし、「天職=お金にならない」わけでもありません。

 

世界一の投資家として知られるウォーレン・バフェット氏は、

「お金を稼ぐ」以上に「お金が増える」過程にやりがいを感じていた

と語っています。

 

時代の需要と本人の天職が合致していれば、好きな仕事でも大きな財産を築ける可能性はあるでしょう。

不安を感じにくい

自分の天職を見つけた人は、仕事に対して不満や不安をあまり感じません。業務の過程に改善点を見出しますが、職業そのものや待遇には意識が向きにくいのです。

 

だからといって、仕事へのプレッシャーや責任感がないわけでもありません。天職と自覚しているだけに、業務に対して強い使命感を持って取り組むでしょう。

 

あるプロジェクトが失敗した際に、「次は別のアイデアを取り入れよう!」と前向きに反省できるようなら、天職の可能性があります。

 

反対に、「この仕事は自分に向いていないのかな?」と職業に対して不安を持つようなら、もしかすると適職に該当するかもしれません。

ずっと続けていきたいと思える

現在の仕事を生涯続けていきたいと思えるようなら、天職に就けている証拠でしょう。なぜなら、天職とはライフワークであり、人生の一部だからです。

 

言い換えると、天職とは自分の生活にピッタリとフィットしている仕事といえます。自分の人生になくてはならない要素なので、辞めようとは思いません。

 

今の仕事が天職であれば、プレッシャーを感じても自然と乗り越えていける活力が湧いてくるはずです。

天職の見つけ方

双眼鏡を持って見まわしている男性

ここからは、天職の見つけ方を解説します。今の生活に取り入れやすそうな項目から試してみてくださいね。

強みや好きなことを棚卸しする

あなたの強みや好きなことを、もう一度考えてみましょう。

 

まずは特技や趣味でも大丈夫です。自分でも得意だと感じ、やっていてポジティブな感情をともなう物事を洗い出してみてください。

 

例えば、料理をしている時に楽しいと感じられ、いつも家族や知人に「美味しい!」と褒められるなら、その人は料理が「好き」で「得意」といえるでしょう。

 

趣味や特技が直接天職になるとは限りませんが、「得意」と「好き」のレベルが同程度の分野を探していけば、天職につながるヒントが得られるかもしれません。

 

自己分析をする

自分を理解しなければ天職にも近づけません。まずは価値観や趣味嗜好など、思いつくままに洗い出してみてください。

 

具体的には、

自分の価値観や趣味嗜好1
  • 好きなことは?
  • 将来の目標は?
  • 没頭できる物事は?
  • 人生の優先順位は?

など、メモに書き出してみると自分の考えに整理もつきやすくなります。

 

そこからさらに、

自分の価値観や趣味嗜好2
  • なぜ好きなのか?
  • なぜそうなりたいのか?
  • なぜ熱中できるのか?
  • なぜ大切なのか?

と、質問の内容を深堀していけば、自分でも知らなかった新たな発見が得られるかもしれません。

 

料理が好きで得意だと思っている人も、根本を追求していけば「モノづくり」が好きで、「人から喜ばれる」側面にやりがいを感じていると気付く場合もあるでしょう。

 

結果として、調理師やパティシエといった仕事以外にも、ハンドメイド作家やWebデザイナーなど、職業を検討する幅も広がります。

将来の理想や目標をハッキリさせる

天職を見つけるには、長期的な視点から人生を捉えなければなりません。なりたい自分や夢を明確にイメージしてみてください。

 

理想とするキャリアが定まっていれば、ゴールから逆算して、今の自分が取るべき行動が見えてくるはずです。

 

手当たり次第に挑戦するのもひとつの手ですが、最短ルートで天職に出会い、スキルを磨いていきたいなら、無駄なプロセスを減らす必要があります。

 

職業に対する視野を広げる

今の仕事にやりがいを感じられないなら、一度まったく異なる業界や職業に目を向けてみてはいかがでしょうか。

 

興味のある仕事が見つかったら、実際に働いている人の意見や書籍などを参考に、少しずつ知識を増やしてみてください。

 

その職業に就いている自分を具体的にイメージして、ワクワクするような感覚が得られるなら、あなたにとっての天職といえるかもしれません。

 

これまでの経験を振り返る

仕事や日常生活を含め、これまでの生活の中で、誰かの役に立った経験や自分の性格に合っていた職場などを思い返してみてください。

  • 人から褒められたこと
  • リラックスできる環境
  • 長続きできた仕事
  • やりがいを感じられた瞬間

 

などの場面を思い返してみると、自分が大切にしている価値観や、他人にない強みを理解できるでしょう。

 

あなたにとっては当然に出来る物事でも、周囲の人からすれば驚かれるような才能かもしれませんよ。

天職診断や占いを参考にする

自分の天職がどうしてもわからない場合、天職診断や占いを参考にしてみてください。

 

興味がある顔

スピリチュアル系はちょっと…

 

と、思われた方もいるかもしれませんが、天職診断や占いも、膨大なデータをまとめたひとつの統計学といえます。

 

実際に、松下幸之助やビル・ゲイツといったエリートも、ビジネスを進める上で占いを参考にしていた部分もあるようです。

 

当然、占いや天職診断から得た結果は慎重に扱う必要もありますが、仕事選びにおけるひとつの判断材料にはなるでしょう。

転職エージェントに相談する

周囲に相談できる人がいないなら、転職エージェントに話を聞いてもらうのもおすすめです。

 

転職エージェントのようなプロに相談すれば、カウンセリングを通してスキルや適性に合った仕事を選び出してくれます。

 

また、不安や希望を言語化する過程で、自分自身をより深く理解できる機会も得られるでしょう。

 

天職探しがうまくいっていない方は、まずは参考意見を聞く程度でもいいので、転職エージェントへの相談も検討してみてください。

天職に就いていると感じている人の割合

棒グラフの上に座っているスーツ姿の男性
実際に、今の職業に満足している人はどれだけいると思いますか?

 

2023年に発表された、米国の調査会社ギャラップの調査によると、

仕事への熱意や満足度を表す従業員エンゲージメントの指数で、日本はわずか5%

です。

 

ちなみに世界平均は23%で、日本は145カ国中最低ランク。

 

また同社の調査では、日本の従業員のうち、3人に1人が転職の機会を探しているといった結果も示されており、こちらは世界平均の51%を大幅に下回る数字となりました。

 

上記の結果から考察すると、

  • 天職なんて存在しない
  • 仕事はお金を稼ぐためのもの
  • 転職するとキャリアに傷が付く

などの考えが、日本には未だに根深く残っているのかもしれません。

 

今の仕事に満足していなくても、何らかの理由から職業を変えられずに悩んでいる方は多いようです。

自分の天職が見つからない人の特徴

紙を投げだしてなげやりな状態の女性の後ろ姿
ここからは、自分の天職が見つからない人の特徴を解説します。

 

自分に当てはまっている項目がないかチェックしてみてください。

周囲の評価を気にし過ぎている

周りの評価を気にして行動できない人は、天職探しに苦労する傾向があります。

 

興味がある顔
  • 人から尊敬される仕事がしたい
  • 他人に自慢できる仕事に就きたい

 

と、世間体を評価軸に仕事を選んでいては、本当の天職にはたどりつけません。 

 

「かっこいい仕事」に就いて成功している人は、たまたま「かっこいい仕事」が天職だっただけです。

 

人にはそれぞれ、自分に見合った天職があります。一度自分の気持ちに素直になって、心から「やりたい」と思える物事に挑戦してみましょう。

行動力がない

実際に行動して体験してみなければ、自分に合った仕事か判断できません。

 

しかし「頭ではわかっているんだけどね…」と、行動を先延ばしにしてしまっている方もいるのではないでしょうか。

 

そんな方は、小さな一歩から踏み出してみてください。まずは、興味のある業界についてネットで調べるのもいいですし、副業としてチャレンジするのもひとつの手です。

 

実践しやすいところから始めて、少しずつ行動と経験を増やしていけば、その分仕事の選択肢も広がってくるはずです。

視野が狭くなっている

思考が凝り固まっている状態だと、たとえ天職が目の前にあったとしても、見逃してしまう可能性があります。

 

興味がある顔
  • 社会人とはこうあるべき!
  • 仕事と好きは切り離して考えるべき!

 

と、特定の価値観にこだわっていては、本当にやりたい仕事は見つかりにくいでしょう。

 

また、ひとつの目標にこだわり過ぎるのも注意したいポイントのひとつ。

 

ハーバード・ビジネススクールの調査によると、転職や就職に失敗した人の約7割が、「視野が狭まっている」状態だったと報告しています。

 

天職を見つけるには目標設定も重要ですが、ときには先入観を捨てて、現状を見つめなおす必要もありそうです。

 

天職の理想が高い

天職の理想が高過ぎる場合、現実とのギャップに失望してしまうかもしれません。

 

働いてお金を稼ぐ以上、天職も労働です。楽をして稼げるわけではありませんし、プレッシャーを感じる場面も少なくないでしょう。

 

それでも、情熱を持って取り組める仕事が天職です。理想やキャリアを抜きにして、心から楽しめそうだと思う分野を軸に、仕事探しを進めてみましょう。

経験や実力が足りていない

天職に就けたとしても、経験やスキルが追いついていなければストレスが溜まる一方です。中には成果が出ない生活に嫌気がさし、自ら天職を離れてしまう人もいるでしょう。

 

仕事のやりがいは、経験を積むうちに少しずつわかってくるものです。そのため、判断にはある程度の期間を設けなくてはなりません。

 

「ストレス」と「好奇心」を天秤にかけ、好奇心が上回るようなら、天職の可能性があります。本当の天職なら、成果を出すための努力もさほど苦ではなくなるでしょう。

天職探しのポイント

人差し指を上げて自信がありげなスーツ姿の男性
ここからは、天職探しのポイントを解説します。

天職をひとつに絞らない

天職は必ずしもひとつとは限らないため、なるべく多くの分野に目を向けるように心掛けてみてください。

 

興味がある顔
  • 自分の天職は小説家以外にない!
  • あの企業でしかやりたい仕事はできない!

 

など、特定の職業や企業だけに注目しすぎると、天職の幅を狭めてしまう可能性があります。

 

また、仕事や職場以外にも、働きやすい環境選びもポイントのひとつ。出社勤務とリモートワーク、正社員とフリーランスなど、今では働き方にも融通がきく時代です。

 

仕事と働き方、複数の選択肢を用意して、パズルを組み合わせるように適切なワークライフバランスを考えてみてください。

 

天職を創る選択肢もある

天職探しに悩まれている方は、一度天職を「創る」意識で物事を考え直してみるのもひとつの手です。

 

未来研究に特化した米シンクタンク「Institute For The Future (IFTF)」の調査では、

今の学生が2030年までに就く仕事の85%がまだ発明されていない

とされています。

 

上記の結果が発表されたのは2017年ですので、現在はちょうど中間地点に位置しているわけです。

 

実際に、eスポーツプレイヤーやドローンパイロットなど、以前では思いもつかなかった仕事が職業として成立しています。

 

個人的な好きを突き詰めた結果、他人に利益を与える天職になる可能性もあると覚えておきましょう。

偶然の出会いを大切にする

ときには肩の力を抜いて、努力の方向性を「いい偶然」のために使ってみてください。

 

心理学者のクランボルツ氏は、個人のキャリアの約8割は偶然によって決定されている、と述べています。

 

実際の行動としては、

  • 勉強会に参加する
  • 副業をはじめてみる
  • 生活環境を変えてみる

などが考えられるでしょう。

 

とくに、ビジネスコミュニティといったオンラインサロンでは、スキルを学びながら、さまざまな立場や境遇の人たちと交流する機会が得られます。

 

無料で参加できるサロンも開催されていますので、気になる方はチェックしてみてください。

すぐに天職が見つかるわけではない

自分の天職はすぐに見つかりません。経験と失敗を繰り返して、ようやくたどりつけるものです。

 

はじめからすぐに見つかるものだと考えていたら、挫折の原因になってしまいます。そのため、天職探しを進めるなら、まずは長期的な視点を持つように心掛けてみましょう。

 

長い目で人生目標を設定していれば、今の失敗や悩みも、些細な出来事だと考えられるようになるかもしれません。

天職の存在を信じる

大前提として、まずは天職の存在を信じてみましょう。

 

天職とは、すべての人に共通する仕事ではなく、とても個人的なものです。そのため、「天職は存在します!」とは誰にも断言できません。

 

しかし「天職は存在する」と信じていた方が、日々のモチベーションも高く保てるとは思いませんか。

 

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  • 天職なんて迷信でしょ
  • 仕事はお金を稼ぐもの
  • 退屈な仕事でも生きるためには仕方ない

 

と考えていては、仕事に対するやりがいや熱意も失われていってしまいます。「いつか自分の天職にめぐり合える」と信じて、ポジティブな感情で活動を進めていってくださいね。

今の仕事を天職にするための3ステップ

123と書かれた文字とそこに置かれたチェスのこま

どうしても自分に合った職業が見つからない場合、今の仕事を天職に変える方法も検討してみてください。

 

その際に参考になる考えが、「ジョブ・クラフティング」でしょう。ジョブ・クラフティングとは、「仕事への向き合い方を変えて、モチベーションを高める方法」です。

 

もともとは米国の研究者らが提唱した理論ですが、近年では厚生労働省でも推奨されています。実際のステップは以下の3つ。

  1. 作業のクラフト  :業務内容やスケジュールを見直す
  2. 人間関係のクラフト:職場の人間関係を見直す
  3. 考え方のクラフト :仕事の目的を自分の興味につなげる

上記の手順を、実際の行動や考え方として仕事に落とし込んでみましょう。

 

具体的には、

  • 業務に優先順位を付けて不要なタスクを減らす
  • 先輩や同僚に積極的にアドバイスを求める
  • 今の仕事が自分の将来に与える影響を考える

 

など、ジョブ・クラフティングの理論を取り入れていけば、退屈な仕事が気付いたころには天職に変わっているかもしれません。

自分の天職を見つけた人に共通する特徴

笑顔で自信がある複数の男女
自分の天職を見つけた人に共通する特徴は、主に以下の3つです。

  • 挑戦と失敗をくり返している
  • 柔軟性を持っている
  • 「好き」を追求している

 

それぞれ順に解説していきますので、参考になる部分があれば今の生活に取り入れてみてくださいね。

挑戦と失敗をくり返している

天職を見つけた人に共通する特徴として、トライアンドエラーをくり返している点が挙げられます。

 

例えば、「カーネルおじさん」の愛称で有名なカーネル・サンダースは、若いころから職を転々とし、転職回数はおよそ40回以上。

 

ケンタッキー・フライドチキンの前身となる、小さなカフェをオープンしたのは40歳を過ぎてからで、そのカフェもほどなくして倒産したようです。

 

上記のように、一見して華々しい成功を手に入れたビジネスパーソンも、天職と出会うまでに数えきれない挑戦と失敗をくり返しています。

 

幸いにも、現代は挑戦や失敗に寛容な時代です。転職は当たり前になり、副業として小さく始めればキャリアに傷が付く心配もありません。

 

挑戦を避けて安定を求めるのは、むしろ今の時代において、自分の可能性の幅を狭める危険な行為といえるでしょう。

柔軟性を持っている

継続力は天職を探す上でも大切な要素ですが、一方で、柔軟性の大切さにはあまりふれられていません。

 

ジャーナリストであるシェーン・スノウ氏は、歴代大統領の中で特に優秀と評価されている人物ほど、政治に関わる期間が短かった事実を発見しました。

 

同氏によると、柔軟なキャリアの切り替えや、さまざまな分野に挑戦してきた経験が、結果として別の業界での成功につながっていると示唆しています。

 

世界最大規模のECサイトAmazonも、もともとはオンライン書店として運営されたのが始まりです。以下に、創業者であるジェフ・べゾス氏の言葉を引用します。

 

『頑固でなければすぐに諦めてしまう。また、柔軟でなければ直面している壁にぶつかり続け、違う解決法を見いだすことはない』

 

人生の目標を明確にしつつ、達成するための手段を柔軟に切り替えていく姿勢が、天職を見つけるためには有効なのかもしれません。

「好き」を追求している

天職を見つけた人は、心から「好き」と思えるものに情熱を捧げています。

 

実業家のビル・ゲイツ氏は、中学生のころにコンピューターに出会って以来、大学に進学するまでひたすらプログラミングの勉強に没頭していたようです。

 

また、ビートルズはデビューするまでに、無名バンドとして1万時間の演奏をこなしたといった話もあります。

 

しかし、がむしゃらに努力すれば必ず成功するわけでもありません。大切なのは、結果ではなく過程です。

 

天職を見つけた人たちが困難な状況や不遇の時期に耐え抜けたのも、根底に「好き」があったからではないでしょうか。

 

彼らがはじめから、

興味がある顔
  • 楽してお金を稼ぎたい
  • 何でもいいから有名になりたい
  • 周りからチヤホヤされたい

 

といった感情から事業を始めていたら、おそらく長続きはしなかったはずです。

 

心から「好き」だと思えるものがないのなら、まずは興味のある物事、未知の分野に積極的にチャレンジしてはいかがでしょう。

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さっそく天職探しを始めよう

今回は、天職の見つけ方や適職との違いなどを解説しました。

 

天職とは、自分と向き合いながら長い時間を掛けて探していくものです。

 

ときには柔軟性を持ち、偶然の縁を大切にしながら、気になる物事を見つけたら思い切って挑戦してみましょう。

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