住む場所から毎日の生活リズム、食事ができるかどうかも仕事次第という人は多くいます。
ふと人生このままでいいのかな?と思う瞬間ってありますよね。
筆者自身、朝から終電まで働いた時期もあったので、よくわかります。
でも今は以前と働き方が違うので、住む場所も毎日の生活リズムも自由に決めています。
今は意識的に仕事に費やす時間を多くしていますが、いつでもスローライフを実践できる環境は整っています。
今回はそんな筆者の体験も踏まえ、スローライフと仕事についてまとめます。
目次
スローライフとは?
スローライフとはそもそも何なのか?をまずはみていきましょう。
スローライフとは「時間にゆとりをもって、人生を楽しもう」という概念です。
仕事に明け暮れ、食事さえファーストフードでさっとすませる、大量生産・大量消費社会への反省から生まれた考え方と言われています。
食だけでなく、田舎への移住、自転車や徒歩の奨励、環境や食育の重視など、生活を取り巻く環境全般を見直し、利益や効率重視から、暮らしや生きがい尊重へと切り替えようという発想に基づいています。※参考:日本大百科全書
生活様式に関する思想のひとつであり、厳密にこれが正解と定義されているものではありません。
日本においては、スローライフ=田舎暮らしとイメージする人が多いため、今回は田舎でスローライフを目指す人に焦点を当てて、スローライフに適した働き方や仕事を解説します。
田舎でスローライフを目指す人におすすめの働き方
田舎でスローライフを目指す人におすすめの働き方は、フリーランスになり、リモートワークをすることです。
理由はスローライフを実現する上で、最も適した働き方のひとつと言えるからです。
フリーランスのメリット・デメリットを挙げて、詳しく解説します。
フリーランスのメリット
まずはフリーランスのメリットからみていきましょう。
好きな場所で暮らせる
フリーランスの仕事の多くは、パソコンとインターネット環境があればできるため、フルリモートで働くことが可能です。
つまり、通勤・出社が不要になるので、会社がある場所に合わせて、住む場所選びをしなくていいということです。
ひとつの場所に固執する必要がなければ、移住してみて「合わない」と思った時、撤退も容易なのは魅力と言えるでしょう。どこでも住めば都とは限りませんからね。
ちなみに筆者は、フリーランスの仕事を始めた当時はオーストラリアに住んでいました。海外生活も可能になるわけです。
好きな時間に働ける
納期までに成果物を納めればいい仕事であれば、働く時間も休みも自由に決められます。
例えば筆者の場合は月に数回、Web会議で時間の縛りが出ることがありますが、その瞬間以外、働く時間も休みもすべて自分で決めています。
暇なら働き、予定が入れば突発的に休みにしたり、仕事が順調に片付いていれば休みを増やしたり、その時々で調整しています。
スローライフを実現する上で、時間の調整ができる働き方は大きな魅力です。
仕事を選べる
フリーランスは特定の企業に雇用されて働くわけではありません。
なので、会社の決定で所属が変わることや、誰かから命令を受けることはありません。
やりたいことには手を挙げて、やりたくないことにはNOと言えるわけです。
人間関係を選べる
フリーランスは基本的に案件ごとの契約となるため、もし1度仕事をしてみて「このクライアントは合わない」と思えば、その仕事のみで関係を終わりにできます。
また、地方移住の命運を分けるのは、現地での人間関係です。
田舎独特の価値観が合うか合わないか、ここで住み心地のすべてが決まると言っても過言ではありません。
現地の仕事に依存していなければ、人間関係に難があった時の対処も容易です。
いくらでも複業ができる
フリーランスはいくらでも複業ができますし、むしろ複業が当たり前です。
興味のあることは何でも挑戦できて、収入のコントロールもしやすいのはメリットと言えるでしょう。
フリーランスのデメリット
次に、フリーランスのデメリットを紹介します。
自己管理能力がないと厳しい
自己管理能力とは、モチベーション管理やスケジュール管理、体調管理など、自分を管理する能力全般を指します。
職場に行くと自然と仕事モードに切り替わったり、上司が進捗管理してくれたりしますが、フリーランスはすべて自分でやる必要があります。
フリーランスがうまくいくかは自己管理次第なので、自己管理に自信がない人には厳しいかもしれません。
人付き合いが減る
社会人の人付き合いって、主に職場の人ですよね。
職場に行くことがなくなって人付き合いが急激に減り、孤独を感じる人もいます。
ただ、人付き合いを目的に副業をしたり、人が集まる場所に出向いたり、いくらでも解決方法はあるので、さほど深刻に考える必要はないでしょう。
中にはフルリモートできない仕事もある
フリーランスは会社員と同じく、出社するスタイルもあります。
週5日出社もあれば、週に1〜2回、月に1〜2回など、企業によってさまざまですが、フルリモートができない案件もあります。
ただ、完全移住ではなく、デュアルライフ(2拠点生活)を望む人にとっては、むしろ都合がいいでしょう。
会社員の方が安定感はある
会社員とフリーランス、どちらが安定感があるかと言えば、会社員でしょう。
フリーランスは毎月の仕事量が安定しないこともあり、収入に波が出やすいですが、会社員は暇で仕事量が少ない時期でも、給料は一定額もらえますからね。
ただ、複業すればいくらでも仕事は確保できるので、収入に大きな波が出ないよう調整することは可能です。
田舎でスローライフを目指す人におすすめの仕事10選
ここからは、田舎でスローライフを目指す人におすすめの仕事を紹介します。
ここで紹介する仕事はすべて、フリーランスとして働けるものです。
プログラマー
プログラマーは、スマホのアプリやゲーム開発など、システムやソフトウェア制作をする人です。
需要と将来性がありながら、深刻な人材不足なので高収入案件も多く、今最も注目されている職業のひとつです。
元営業マンや美容師など、畑違いの人でプログラマーに転身する人も増えているので、興味がある人は触りだけでも学んでみるといいかもしれません。
Webデザイナー
Webデザイナーは、WebサイトやWeb広告、YouTubeのサムネイルなど、Web上にあるあらゆるものをデザインする人です。
と思われがちですが、Webデザイナーは絵を描きませんし、専門学校を出ていなくてもなれます。
Webデザイナーは納期までに成果物を納めればいい仕事なので、働く時間の調整がしやすいのが大きなメリットです。
Webライター
Webライターはこの記事のような、Web上に掲載する記事の執筆をする人です。
筆者はWebライターとして活動していますが、ノウハウさえあれば、あとは文字入力ができれば仕事になるのが魅力だと感じています。
また、WebライターもWebデザイナー同様、納期までに成果物を納めればいい仕事なので、働く時間の調整がしやすいのも魅力です。
Webマーケター
Webマーケターは、商品やサービスの購入につなげるマーケティング戦略を立てるのが主な仕事です。
SNS、SEO、Web広告、デザインなど、マーケティングの知識が活かせる領域はかなり広くあります。
マーケティング戦略は売上げに直結する超重要ポジション。実績あるマーケターは、フリーランスの中でもかなり高待遇が期待できます。
動画編集
動画編集は読んで字の如く、動画を編集する仕事です。
YouTubeやTikTokのようなSNS動画から、企業のPR動画、研修用の動画、ミュージックビデオなど、編集する動画の内容はさまざま。
依頼された仕事をこなすだけでなく、例えばYouTubeに自分のオリジナル動画をアップしたい人は、学ぶとプライベートでも活かせるスキルになるでしょう。
Lステップの構築代行
Lステップとは、LINE公式アカウント(企業や店舗などが使う、ビジネス用のLINEアカウント)に、プラスαの機能を追加できるマーケティングツールです。
ここ最近Lステップの需要は大きく伸びているのですが、導入後にシステム構築が必要で、その構築が難しくて、使いこなせていないユーザーも多くいます。
そこで活躍しているのが、Lステップの構築代行者です。
今かなり注目される仕事のひとつで、まだまだ参入の余地があるので、LINEビジネスに興味のある人は、ぜひ調べてみてください。
オンライン講師
オンライン講師は、英語やヨガ、プログラミングなど、オンラインで講師業をする人です。
趣味や得意なことがある人は、講師業を目指すのもいいでしょう。
仕事としてやったことはなくても経験が評価されて、講師になれるかもしれません。
他人に教えるほどのレベルではないと思うかもしれませんが、未経験者に教えることはできますよね。
人事・採用
年々フリーランス人口が増えていたり、オフィスを持たない企業もできていたりすることから、今はオンライン人事・採用の仕事も増えています。
筆者はフリーランスになってから、人事・採用の仕事をしたこともありますが、面接が立て込んでいなければ、時間にゆとりを持って働ける仕事です。
事務処理や初対面の人とのコミュニケーションが得意な人におすすめです。
カスタマーサポート
カスタマーサポートは、商品やサービスへの問い合わせに対応する仕事です。
サポートの手段は、電話・メール・チャットがあり、すべてに対応する企業もあれば、一部のみ対応する企業もあります。
電話対応の場合は、自宅コールセンターのようなイメージですね。
プログラミングや動画編集のような、パソコン操作に苦手意識がある人は、サポート業務を検討されるといいでしょう。
YouTuber
YouTuberは説明するまでもないと思いますが、YouTubeに動画を投稿し、そこから収益を得る人のことです。
YouTuberとして生計を立てられるかは、完全に動画次第。
爆発的に収益化できる可能性もあれば、まったく収益化できず、仕事にならない可能性もあります。
また、収益化されるにしても、数ヶ月、数年とかかることはめずらしくないので、ゼロの状態からYouTube1本に賭けるのはおすすめできません。
まずは趣味感覚でスタートさせて、副業、本業へと変えていく流れがいいでしょう。
まずは自分の適性に合った仕事を知ろう
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まとめ:スローライフは仕事次第で実現できる
今回は田舎でスローライフをする上で、おすすめの働き方と仕事について解説しました。
スローライフの実現には、場所を選ばず働けるフリーランスが最適です。
フリーランスは難しそうと思うかもしれませんが、フリーランスでできる仕事の多くは、資格不要、年齢・性別・学歴不問です。
また、フルリモートの仕事は全国の案件が応募対象になるので、仕事量も豊富にあります。
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