都会と田舎暮らしはどっちがいい?違いやメリット・デメリットを解説
興味深く知りたい顔
都会暮らしに憧れがある
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地方移住してゆっくり暮らすのも良さそう
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都会暮らしと田舎暮らし、どっちがいいんだろう?

 

都会暮らしの人は田舎に、田舎暮らしの人は都会に、1度は憧れを抱いたことがある人は多いのではないでしょうか。

 

移住してみたい気持ちはある一方、都会と田舎ではイメージの段階で違いが大きすぎて不安も大きく、ハードルが高いですよね。

 

実際都会暮らしと田舎暮らしでは、どのような違いやメリット・デメリットがあるのでしょうか?

 

今回は東京での暮らしが長いですが、北海道やオーストラリアの田舎で暮らした経験もある筆者の意見を踏まえ、都会暮らしと田舎暮らしはどっちがいいのかについて解説します。

結論:どっちがいいかは人それぞれ

まずはじめに結論を言うと、どっちがいいかは人それぞれです。

 

都会と田舎、どちらもいいところはありますし、合う・合わないは性格やその時々の自分のライフスタイルによっても変わるからです。

 

あとは人との出会いのような運の要素も大きいですからね。

 

まずは自分にとってプラスとマイナスをきちんと理解し、憧れ先行で決定しないことが大切です。

 

憧れよりも、想定されるマイナス面を許容できることの方が重要かもしれません。

 

本記事では都会暮らしと田舎暮らし、それぞれのメリット・デメリットを紹介しますので、参考にしてみてください。

都会と田舎の違いとは?

都会と田舎の違いは何なのでしょうか?まずは定義からおさえましょう。

 

都会とは「人口が多く、行政や商工業、文化が発達している場所」です。ちなみに都心は「都会の中心部」のことです。東京で言えば、新宿や渋谷などが都心に該当するでしょう。

 

田舎とは「都会から離れた人口が少ない場所」です。高層ビルやタワーマンションはなく、田畑や山林が多い土地というイメージです。

都会暮らしのメリット・デメリット

都会暮らしのメリット・デメリットを紹介します。

都会暮らしのメリット

まずは都会暮らしのメリットからみていきましょう。

便利

都会暮らし最大のメリットは、便利なことでしょう。

 

  • 交通手段は豊富で便数も多い
  • 24時間営業のコンビニやスーパー多数
  • 大型の商業施設も多数
  • キャッシュレスでも生活できる
  • 各種病院は徒歩圏内

 

など、便利さは圧倒的に都会が強いです。

 

駅構内だけで大体の用事を済ませられる場所もありますからね。車がなくても生活に困りません。

選択肢が豊富

都会は選択肢が豊富なことも魅力と言えます。

 

  • 映画館やカラオケ、ボウリング場など娯楽が多い
  • 飲食店は多種多様
  • アパレルも揃っている
  • ライブやイベントも多い
  • パーソナルジムや学習塾など習い事の選択肢も多い

 

飲食店開拓が好きな筆者としては、飲食店の豊富さとお店の多種多様さは、都会ならではの魅力だと感じます。1人で過ごすのも退屈しません。

仕事の選択肢も多い

多くの種類の会社に面接に行く様子
田舎にも仕事はたくさんありますが、違いは職種の数です。

 

前述したように都会にはあらゆる施設やお店がありますし、拠点を置く企業も多いため、その分仕事も幅広くあります。

 

田舎だと卒業後の就職先も同じ場合がめずらしくありませんが、都会でそれはかなりレアケースです。

人付き合いがラク

人付き合いがラクな理由は以下2つです。

 

  • 都会の方が人目を気にしなくていい
  • 都会に住む人は基本ご近所付き合いがない

例えば見た目の話で言うと、都会にはトレンドに敏感な若者や奇抜で個性的な人も多くいるので、少々攻めた格好をしても浮きません。

 

一方で田舎だと浮いてしまってジロジロ見られたり、価値観が合わなくて理解してもらえなかったりすることも。

 

ご近所付き合いに関しては、隣人と挨拶程度はしますが、相手の名前や素性はほとんどわからない人が多いと思います。

 

人によっては冷たいと感じるかもしれませんが、自分の好きなようにしたい、いちいち構わないでほしいと思う人にとっては、都会の方がストレスは少ないでしょう。

出会いが多い

都会は新たな出会いも多くあります。

 

従業員数が多い企業で勤めていれば、社内だけでも毎年相当数の出会いがありますし、セミナーに行ったり習い事をしたりする人であれば、そこでの出会いもあります。

 

普段新たな人との関わりが少ない人も、最近はマッチングアプリで知り合えますからね。

 

新たに人間関係を構築しようと思えば、いくらでもできるのが都会の強みと言えます。

都会暮らしのデメリット

都会暮らしのデメリットも紹介します。

通勤通学がしんどい

通勤通学が大変そうな人ごみの様子
都会暮らしの誰もが嫌いなことは、通勤通学時の超満員の電車やバスです。

 

筆者も何年も満員電車に乗りましたが、朝は立っているのがやっとなんて時はザラにあるほどの混雑率です。

 

その状態で30分〜1時間乗るわけですからね。会社に着く頃にはすでに消耗している人もめずらしくありません。

 

筆者は毎朝の通勤が辛くて、会社まで徒歩圏内の場所に引っ越したくらいでした。

物価が高い

都会は土地代が高いので、必然的に諸々高くなりがちです。

 

中でも大きく違うのは家賃でしょう。田舎なら月3万円で借りられるような物件が、都会では月10万円を超えることも当たり前にあります。

 

都会の方が最低賃金が高いとは言え、3倍も4倍も高いわけではないですからね。田舎の方がゆとりある生活はしやすいでしょう。

家を建てるのは大変

都会はとにかく土地代が高いので、家を建てる以前に土地を買うのが大変です。

 

田舎で数百万円の広さの土地が、都会の人気エリアでは億単位購入できるのは一部の富裕層だけです。

 

家族ができたら広々した家に住みたいと思う人が、移住を検討するのは必然と言えます。

車を買うのも大変

都会の駐車場の様子
都会は車がなくても生活に困りませんが、あれば便利さや選択肢が一層増えるので、所有したいと思う人も多いでしょう。

 

ただここでも物価の問題があって、都会は駐車場代も高いんです。

 

都心だと月の駐車場賃料が3万円前後、高いところでは5万円を超えてきます。出かけた時にパーキングに停めるのも高いですからね。車を停めるだけでもすごくお金がかかります。

 

家や車を考えた時は、田舎暮らしの方が圧倒的に選択肢は広がります。

渋滞が多い

都会は交通量が多いので、毎日のように渋滞する道が多々あります。

 

田舎なら10分あれば着く距離が、都会では30分かかるところも。電車やバスの混雑率も加味すると、都会は乗り物を使った移動のストレスが大きいと言えます。

田舎暮らしのメリット・デメリット

次に田舎暮らしのメリット・デメリットをみていきましょう。

田舎暮らしのメリット

まずは田舎暮らしのメリットから紹介します。

自然が豊か

豊かな自然の中で駆け回っている様子
田舎暮らしの魅力でまず挙げられるのは、自然が豊かなことでしょう。

 

海や山、川など、空気がいい自然の近くでのびのび過ごせるのは、アウトドア派には最高の一言ですよね。

 

筆者が田舎にいた時は、釣りをしたりシュノーケリングをしたり、海で過ごすことが多かったですが、本当にリラックスして健康的に過ごせていました。

 

個人的には田舎でみた星の綺麗さが特に印象的で、都会暮らししかしたことがない人は、星空を見ただけでも田舎の魅力を感じられると思います。

ゆったり広々している

田舎は都会のように家が密集していないですし、高層ビルもないので、圧迫感が少ないのも魅力です。

 

家も庭も広いので、家庭菜園で野菜を育てて自給自足する人も多いですよね。都会の喧騒を離れて、自分のペースでスローライフ※を満喫したい人には最高でしょう。

 

※スローライフ

効率やスピードを重視するのではなく、のんびりと過ごしながら人生を楽しみ、生活の質を高めようとすること。

 

食材が安くて断然美味しい

安くて新鮮な野菜の写真

都会に比べて田舎は、生鮮食品が安くて断然美味しいというのは、田舎出身の人が高確率で言う話です。個人的には魚は結構差があると感じました。

 

漁師さんや農家さんが採れたてをすぐ販売するのと、都会のスーパーに出回るまでの時間差を考えれば無理もありません。

 

普段の食生活も田舎暮らしの方が満足度は高いと言えるでしょう。

家賃が安い

田舎では月に3万円あれば一軒家も借りられますし、中には月1万円の物件もあります。そして多くの場合、駐車場は無料。

 

都心の5〜10分の1の費用です。固定費をここまで抑えられたら、気持ちがすごく楽になりますよね。

 

家賃に大金を払うのが馬鹿らしいと思う人には、田舎暮らしは最高でしょう。

満員電車がない

田舎は基本車生活なので、通勤に電車を使う選択自体がレアです。

 

筆者が過去に住んでた地域も電車は1時間に1本あるかないか、車両は1〜2両しかないにも関わらず、いつ乗ってもスカスカでした。

 

満員電車は慣れることがあっても好きになることはないですからね。誰しも乗らずに過ごしたいものです。

 

都会から田舎に移住した人には、田舎が好きというより、都会の人混みや満員電車が耐えられなかったという人も少なくありません。

田舎暮らしのデメリット

田舎暮らしのデメリットもみてみましょう。

車がないと不便

田舎での車の様子

田舎は車がないと不便どころか、生活が難しいレベルの場所もあります。

 

筆者が以前暮らしていた場所は最寄り駅にスーパーがなかったので、買い出しは電車やバスで30分ほどかけて行ってました。

 

そもそも最寄り駅までが遠いため、1回の買い出しに往復2時間くらいかかっていました。

 

今時ネットで何でも買えるので、買い物はかなり便利になっていますが、生鮮食品はその日の気分や価格を見ながら、都度スーパーで買いたい人も多いと思います。

 

天気がよければまだいいですが、雨風の強い時期なんかは、車がないと田舎暮らしは厳しいかもしれません。

生活費は都会より高い場合もある

家賃や駐車場代は田舎の方が圧倒的に安くても、その他コストは田舎の方が高いものもあります。

 

  • 車は家に1台ではなく、1人1台のところが多い
  • プロパンガスの建物が多い
  • 寒冷地は灯油代が高い
  • 離島だとネットでの買い物に追加送料がかかることが多い
  • 子どもが都心に進学するのであれば、寮費や仕送りが必要

車はメンテナンスやガソリン代など、所有していればまとまったコストがかかります。

 

都会に住む会社員は、家から会社の最寄り駅までの定期券を持っている人がほとんどなので、プライベートでも意外と交通費がかかりません。

 

都会で質素な暮らしをするより、田舎でフル装備で生活する方が、生活費全体で見ると高い場合もあります。

刺激が少ない

田舎は都会のように変化や新しさが少ないため、刺激も少ないです。

 

ショッピングや外食、クラブに行くなど、都会的な遊びが好きな人にとっては、どうしても物足りなさを感じるでしょう。

都会にはない大変さがある

雪に埋もれた車
都会は満員電車や渋滞など、人の多さに起因する大変さがありますが、田舎には自然に起因する大変さがあります。

 

筆者は寒冷地(北海道)と温暖地(オーストラリア)の田舎で生活したことがありますが、寒冷地は雪と野生動物、温暖地では虫と野生動物が厄介でした。

 

北海道にいた頃は、冬は雪で身動きが取れなくなったり、道路に現れた野生のシカと衝突して廃車になった友人をみたり、満員電車の方がマシと思える瞬間も結構ありました。

人付き合いが面倒なところも

これまで何人も田舎出身の都会暮らしの人と知り合いましたが、閉鎖的な人付き合いが嫌で田舎に戻りたくないという人はとても多いです。

 

中でも噂話が瞬時に広まるのが嫌と言う人が多い印象です。

 

SNSをやってないのにみんながみんなのことを知り尽くしているという、都会では考えられない現象があるよう。

 

プライベートを明かしたくない、いちいち干渉されたくないと思う人にとっては、田舎の人付き合いは面倒と感じるかもしれません。

都会暮らし・田舎暮らしに向いてる人

都会暮らしと田舎暮らしのメリット・デメリットをみてきましたが、それぞれどのような人に向いてるのかを解説します。

都会暮らしに向いてる人

都会暮らしに向いてる人は、以下のような人です。

 

都会暮らしに向いてる人
  • 新しさや変化が好き
  • 都会的な遊びが好き
  • 便利さが何より大事
  • 退屈がとにかく苦手
  • 雪や虫が嫌い
  • 車の運転をしたくない

便利で刺激的な場所が好きな人には、都会暮らしが向くでしょう。

田舎暮らしに向いてる人

田舎暮らしに向いてる人は、以下のような人です。

 

田舎暮らしに向いてる人
  • 新しさや変化が好き
  • 自然豊かな場所が落ち着く
  • スローライフを送りたい
  • アウトドア遊びが好き
  • 広々した家や庭で過ごしたい
  • 都会の忙しさが苦手

 

ゆったりした時間を過ごしたい人や、いつも通りの変わらぬ日常が好きな人は、田舎暮らしが向くでしょう。

おすすめは都会と田舎の「2拠点生活」

都会暮らしと田舎暮らしは結局どちらがいいのか?

おすすめは2拠点生活です。

 

例えば今週は都会、来週は田舎、春は都会、秋は田舎のようなイメージですね。

 

2拠点生活がおすすめの理由は、都会も田舎もそれぞれいいところがあるので、そのいいとこどりをした生活が1番だよねという発想です。

 

また、住めば都と言いますが、すごく都会とすごく田舎ではギャップがありすぎて、移住してもうまくいかない人が多いんです。

 

沖縄の宮古島に住む友人は、

考えている顔
都会からの移住者は後を絶たないけど、3年がいいところ。みんな結局退屈して都会に帰っちゃう

 

と言いますが、筆者自身同様の経験があります。

 

憧れる場所は、また来たいと思うくらいの距離感がちょうどいいんです。

働き方を変えれば2拠点生活は実現できる

考えている顔
2拠点生活は良さそうだけど、仕事あるし...

 

と思うかもしれませんが、今はパソコンとネット環境さえあれば、どこでも職場になる時代です。

 

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まとめ:都会暮らしと田舎暮らしはどっちにもいいところがある

今回は、都会暮らしと田舎暮らしの違いやメリット・デメリットについてまとめました。

 

住みやすさは感覚的な部分も大きいので、実際にいろんなところで生活してみて、体感するのが1番です。

 

フルリモートで働けるようになれば、日本だけでなく海外生活も視野に入るので、さらに幅が広がります。働き方を変えること含め、検討されてはいかがでしょうか。

 

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