京都移住を検討中の方必見｜京都に住むメリット・デメリットを紹介

京都に移住して暮らしてみたいと思っていませんか？

• 京都の住み心地は？
• 京都では簡単に転職できる？
• 京都暮らしの費用は高い？

そんな悩みを持っている方に向けて、京都移住のメリットやデメリットを紹介します。

京都在住の筆者が感じている体験談を含めて、京都移住について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

京都府の基本情報

京都府は近畿地方に位置しています。そして、地形は盆地になっています。

※盆地：周囲を山地によって囲まれた、周辺よりも低い平地

人口は令和5年11月1日時点の推計で253万6922人です。京都府の中でも、人口の多い市区町村は以下の通りです。

※参考：京都府

京都は観光業が盛んな街なので、観光客が多いのが特徴となります。

京都市内の中心部は観光客や地元の人で賑わっており、京都市外は人口も少なく自然豊かな田舎です。

京都府に住む5つのメリット

京都府に住むメリットを紹介します。

1. 歴史や文化を感じられる

京都に住むメリットの一つは、古い歴史や文化を感じられる点です。

京都には、至るところに古くからの建物や町並みが残り、文化イベント（お祭りや式典など）の開催も盛んです。

そのため、日本の歴史や文化を感じたい人には楽しめる地域となるでしょう。

筆者もさまざまな場所へ出かけたり、イベントに参加したりすることで、歴史や文化に詳しくなっています。日本史に詳しくなりたい人にもおすすめです。

2. 豊かな自然環境がある

京都は山に囲まれた地形のため、豊かな自然環境があります。四季折々の風景を楽しめて、とくに桜や紅葉の時期が人気です。

街の方に住んだとしても、すぐに山の辺りまで移動できます。筆者は京都市内に住み始めてから、何度も山の中に足を運んでいます。

また、いろんな場所に川も流れており、水も綺麗です。美しい景色を楽しみたい人にはぴったりの環境となるでしょう。

3. 食文化が豊富

食文化が豊富なのも京都のメリットです。伝統的な和食から、新しいスタイルや海外食のレストランまで、多様な食文化となっています。

また、スーパーマーケットでは、京野菜や京料理の食材を売っており、地元の食事を楽しめます。

そして、京都では抹茶も有名です。さまざまな抹茶味の商品がお店に並んでいるので、お茶好きな人にはとても魅力的なラインナップとなるでしょう。

4. 交通手段が便利

京都は観光地として発達している街なので、多くの交通手段があります。

電車やバス、タクシーなどがあり、本数も多めです。昨今では所々にLUUPも設置されています。京都市外に出なければ、車がなくても生活には困りません。

また、京都内だけでなく大阪や奈良、滋賀、兵庫などの近隣の都道府県へもアクセスしやすいです。

そのため、例えば「京都に住みながら大阪へ勤務する」という選択も取れるでしょう。

5. 仕事の選択肢は比較的多い

京都市内の会社やお店が密集している地域であれば、比較的仕事の選択肢は多いと言えるでしょう。

また、京都からは大阪へのアクセスにも時間はかかりませんので、京都内だけで考える必要もありません。交通の便が良い駅付近に住めば、仕事も探しやすいはずです。

ですが、もちろん東京と比べれば選択肢が減ったり、給料も高くなかったりしますので、その点は念頭に置いておきましょう。

京都府に住む3つのデメリット

京都府に住むデメリットを紹介します。

1. 観光客が多い

京都には歴史的な建造物が多く残っているので、観光客が多いです。

観光客が多いと、混雑して交通手段に影響が出ることが頻繁にあります。

筆者は以前イベント時に外出したら、バスに乗れなくて長い距離を徒歩で移動しました。

賑やかな雰囲気が好きな人や、バスなどの混雑の影響が出やすい交通手段を利用しない人には問題ないでしょう。

ですが、常に静かに過ごしたい方には、京都市内の観光地付近に住んだり、勤務したりするのは向きません。

2. 物価が高め

京都は都会というわけではありませんが、物価は高めです。

観光地なので割高な商品が多く並んでいたり、高い建物を建てないので家賃も割高となっています。

ですが、京都市外へ行けば京都市内よりずっと物価は低くなるでしょう。

筆者の場合は京都市内で過ごしており、東京と比べれば家賃は低いですが、物価が安いと感じることはありません。物価を気にする人には向かない土地です。

3. 寒暖差が激しい

京都は盆地なので、寒暖差が大きい地域となります。夏は蒸し暑く、冬は雪が降る日が度々あり、過ごしやすいとは言い難いでしょう。

そのため、気候の過ごしやすさを重要視する人には向かないかもしれません。

筆者の体感としては、東京とはさほど変わらない印象なので、東京で問題なく過ごせる人は大丈夫なはずです。

気候が気になる人は、旅行などで事前に訪れてみるのがおすすめです。

京都移住に向いてる人の特徴

京都移住に向いている人の特徴を解説します。

日本文化・歴史が好きな人

日本文化や歴史が好きな方には、京都移住が向いてます。

京都には古くからの建物や行事が残っているため、文化や歴史を感じやすいです。

また、お寺や神社を見て、どんな歴史があったのか知る興味を持つこともあるでしょう。

調べるだけでなく、文化や歴史を体感したいと思っている方には楽しめる地域となるはずです。

街に住みたいけど自然が好きな人

住む場所は駅やスーパーマーケット、コンビニが近い場所が良いけれども、自然も求めているという方には京都がおすすめです。

京都市内は住むのに便利な商業施設が揃っています。その上、山や川などの自然も多く、綺麗な場所です。

街も自然も楽しみたい人には向いている地域となるでしょう。

リモートワークできる人

京都は物価が安くないですが、東京の都心に比べて給料が高い仕事や、仕事の選択肢は限られています。

そのため、東京や大阪などにある会社に就職して、リモートワークできれば生活にストレスが出づらくなるはずです。

もしくは、フリーランスとして自由に働けばリモートワークもしやすくなるでしょう。

仕事や働き方には向き不向きがあるので、在宅勤務が楽だと感じられて、パフォーマンスが上がる方は検討してみてください。

京都移住に関するよくある質問

京都移住に関するよくある質問に回答します。

Q. 京都移住に失敗しないポイントは？

京都移住に失敗しないためにも、まずは自分が望む仕事が見つかりそうか確認してみてください。

移住場所によって、今住んでいる地域との待遇は異なります。その分、物価や家賃も変わるので、合わせて自分の理想とするライフスタイルとかけ離れていないか調べてみましょう。

また、気候に関しても向き不向きがあるはずです。住んでいるうちに慣れる場合もありますが、今住んでいる地域と比較してみることをおすすめします。

このように、事前調査をすることが移住に失敗しないためのポイントとなります。

Q. 京都では仕事を見つけやすい？

京都市内の中心部であれば、比較的仕事は見つけやすいでしょう。

逆に京都市外や街から離れた場所ではなかなか仕事が見つからない可能性があります。

ただし、中心部であっても就職のしやすさは個人のスキルや経験により変わるものです。

就職活動に不安がある場合は、今からスキルを身につけたり、リモートワークできる会社で働いたりして心配を減らしてみることをおすすめします。

Q. 京都の住みやすい地域はどこ？

京都市内の「1K/1DK」の家賃相場は下記の通りです。

京都市外であれば、もっと費用を抑えられます。京都市外はかなり自然豊かになり、人も少なくなります。ゆったりと生活したい方にはおすすめです。

また、人気エリアは下記の通りです。

人気エリアは街並みがきれいだったり、便利であったりするので、生活に不便することなく心地よく暮らせるでしょう。

※参考：SUUMO

Q. 補助金や移住支援はある？

京都には「京都府移住支援事業」があり、東京23区から京都府の対象地域への移住支援の制度となります。

テレワーク移住も対象となるため、在宅勤務されている方はぜひ確認してみてください。

また、「京都市移住ポータルサイト」もありますので、移住の参考にしてみることをおすすめします。

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まとめ：まずは京都を体感してみるのがおすすめ

今回は京都移住のメリットやデメリットについて紹介しました。

合うかどうかは人それぞれの性格や状況によるので、まずは体感してみるのがおすすめです。

また「住めば都」という言葉があるように、暮らしているうちに愛着が湧いてくる場合もあります。ぜひ自分に合う土地を見つけてみてくださいね。

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