仕事が暇すぎて辛いと感じる理由と対処法12選|暇疲れを防ぐコツとは?
やることがない...
時間が経つのが遅すぎる...
暇すぎてしんどい...

仕事が暇なのって辛いですよね。

 

ブラック企業で消耗している人からすると、「仕事が暇なんて贅沢な悩み」「こんなに苦労している自分と同じような給料なんて、世の中不公平」なんて言われがちですが、暇には暇の苦悩があるものです。

 

筆者は暇すぎる環境もブラックな環境も経験しましたが、暇すぎる環境もかなり辛いものでした。

 

仕事が暇でやることがないときは、どう乗り越えればいいのでしょうか?

 

今回は筆者が実践した取り組みを交え、仕事が暇でしんどいときの対処法を紹介します。

仕事が暇すぎて辛いあなたへ

仕事が暇すぎて辛いと感じている人は、自分に不向きな仕事をしているのかもしれません。

 

「こんな環境、絶対みんな退屈するよ」と自分では思ったとしても、それが好きな人は世の中大勢いるものです。

 

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仕事が暇すぎて辛いと感じる理由

ここでは仕事が暇で辛いと感じる理由を紹介します。

 

暇すぎて何もかもしんどい思考になっている人は、具体的に何がしんどいのかを再認識しましょう。何が辛いかによって、対処法も変わってきますからね。

時間の経過が遅い


この記事を読んでいる方の中には、1日中ほぼ何もせず過ごした経験をお持ちの方も少なくないと思いますが、暇だと時間の経過が遅く感じられますよね。仕事の時間は尚更です。

 

誰かと話せたり座ってパソコンをいじれたり、何かしら気が紛れるものがあればいいですが、自分1人で立ちっぱなしの状態なんかはかなり苦痛です。

 

ランチ後は眠気との格闘の毎日。たまに仕事がきてもなかなかエンジンがかからず、ぼーっとした状態で仕事に挑むためか、妙に疲労を感じることも。

 

暇も辛い、忙しくなっても急に体がついていかず辛く感じられます。

成長を感じられない

暇でやることがなければ、成長はありません。

 

周りは大変そうでも着々とスキルアップし、キャリアアップを目指して頑張っている中、自分は暇すぎてやることがなく、スキルアップもキャリアアップも見えないと、このままでいいのか?と焦りが出てきます。

 

終身雇用が崩壊している現代において、他所で通用する経験が蓄積されないのは、辛い上に不安も大きいでしょう。

 

最近では、ブラック企業のような過酷さはないものの、成長できないし給料も上がらないような企業を「ゆるブラック企業」と表現するようです

 

毎日が楽しくない

仕事が暇すぎると、やりがいや達成感、張り合いなどを感じることがなく、毎日が退屈です。

 

苦労やプレッシャーが少ない環境は、精神的には安定して過ごせますが、抑揚なく淡々と過ぎていく毎日はどうしても面白みに欠けるものです。

 

多少の苦労やプレッシャーがあるからこそ、乗り越えたときの喜びは一入で、それが成長にもつながりますからね。

 

人生の3分の1を占めるとされる仕事の時間を楽しめずに過ごすのは、苦行と言っても過言ではありません。

余計なことを考えてしまう

暇な時間は雑念が増え、余計なことを考えてしまいがちです。

なんでこの仕事選んだんだろう...
10年経っても給料変わらなそうだな...
人生このままでいいのかな...

 

2017年にハーバード大学が行った調査から、過去や未来のことを考える時間に比例して、幸福度が減少することがわかっています。

 

仕事が暇だとメンタルを病むことはないと思われがちですが、自分で自分を追い込んでしまう可能性があるんです。

仕事が暇すぎて辛いときの対処法12選

仕事が暇で辛いときの対処法を紹介します。

整理整頓や清掃をする


暇なときにやる作業の鉄板は、整理整頓や清掃です。

 

デスクの整理整頓をしたりパソコン内のデータを整理したり、サービス業であればガラス拭きやトイレ掃除など、自分の身の回り以外も目を向ければ、やることは何かしら見つかるものです。

 

楽しい作業とは言えないですが、暇でぼーっとしているよりは有意義に過ごせます。

仕事を前倒しで完了させる

優先度は低いけど、いずれ必要になる作業ってありますよね。急ぎやることがなければ、優先度が低いことを前倒しで完了させてしまいましょう。

 

後回しにしていると、いざ着手する時に限って忙しくて追われることもありますからね。

同僚のサポートをする

自分はやることがないけど同僚は忙しそうにしていたら、サポートを買って出ましょう。

 

自分と違う仕事を担当している人であれば、違う仕事を経験できるので、やりがいのある仕事に気付くチャンスになるかもしれません。

 

また、率先してサポートすることで、自分が忙しくて大変なときにはきっとサポートしてもらえます。

上司や先輩に仕事を教えてもらう

仕事が暇なときは、上司や先輩が担当している仕事を教えてもらうチャンスです。

 

「仕事を教えてください」「会議や商談に同行させてください」と言って、煙たがる人はそうそういませんし、上の人とコミュニケーションを取るチャンスでもあります。

 

整理整頓や清掃など、やれることがある中で頼んでも、そっちが優先と言われる可能性もあるので、まずは自分ができる限りのことをやって、その上で頼むようにしましょう。

 

仕事に役立ちそうな情報収集をする


仕事に役立ちそうな情報収集をするのも有意義な時間の使い方です。

 

筆者は過去、暇な時期に業務効率化につながる便利なツールを探して、結果導入に至り、やることが増えた経験があります。

  • 便利なツールを探す
  • 上司にプレゼンする
  • 興味があると言われたので担当者に具体的な話を聞く
  • 導入する
  • 導入後の操作方法をみんなにレクチャーする

といったイメージです。

 

その後企業がサービス紹介をするイベントや、セミナーへの参加を承認され、やることはどんどん増えていきました。

 

みんなの負担を減らすことができれば、会社全体の生産性アップに貢献できて、評価にもつながります。

PCスキルを上げる

やることがなく暇であれば、PCスキルを上げるべく、勉強するのもひとつです。

 

Excelの関数を覚えたりAccessの操作を学んだり、パワポの資料作りのノウハウを学びながら作るなど、時間があるならいろいろできますよね。

 

PCスキルはどこで働くにも役立ちますし、Excelの関数やAccessは意外と使いこなせる人が少なく、パワポを上手に作れる人も少ないので、十分強みになりますよ。

やりたい仕事を提案してみる

やりたい仕事を提案して、自分で仕事を作るという発想もいいでしょう。

 

例えば自分の担当業務をマニュアル化して、いつ誰が引き継ぐことになってもわかりやすい状態を整えるのは、職場にとってかなりプラスです。

 

年齢層の高い職場であれば、自分が主導してSNSの運用を始めるのもいいかもしれません。趣味感覚でできる仕事が増えたら楽しそうですよね。

 

自分の得意が活かせることや、自分が入社したときにもっとこうだったら仕事がしやすかったと感じたことはないか、さまざまな視点で考えてみると、思い付くことがあるでしょう。

新しい取り組みを始める


職場で過ごす時間を少しでも充実させるべく、新たな取り組みを始めるのもおすすめです。

 

例えば筆者が過去同僚とやったのは、椅子をバランスボールに変えるとか、骨盤矯正の椅子を設置してみるといった、健康施策です。

 

そのほか英語や資格取得に向けた勉強をするのもいいですね。仕事以外で、その場にいることが充実する取り組みを始めるのも面白いですよ。

 

身近な人に相談する

仕事が暇で辛いことを、身近な人に相談してみるのもアリです。

羨ましい
暇で給料もらえるなんて最高だね

といった意見も多いと思いますが、同じ境遇の人に聞けば暇を改善するヒントが得られたり、ブラック企業に勤める人に聞けば恵まれていると気付けたり、自分目線だけでは気づけない発見があるものです。

部署異動を相談する

今の部署は暇すぎてしんどいけど、他部署に興味があれば、異動を相談してみましょう。

 

完全に異動とはならなくても、兼務させてもらえる可能性はあります。転職よりも慣れた環境で新しいことを始める方が、精神的に楽ですからね。

副業をする

今は副業時代です。暇な時間にさっと副業に取り組んではいかがでしょうか。

 

ガッツリ副業の時間に使うのは難しいと思いますが、メールを書くフリをして案件に応募するとか、家で商品撮影だけ済ませておいて出品作業をするとか、カンタンな作業であればできますからね。

 

自由に動ける環境であれば、副業でやりたいことをするのがおすすめです。

 

今後の予定や目標を考える

今後の予定や目標を考える時間に充てるのも有意義です。

  • 次の連休の過ごし方
  • 今月中に達成すること
  • 人生の目標設定

など、時間があれば自分を見つめる時間を作れます。

 

世の中日常に忙殺されていて自分を見つめる時間がなく、自分が何をしたいのかがわからないという人も少なくありません。

 

暇な時間を自分と向き合う時間にしてみてはいかがでしょうか。

 

仕事が暇すぎてもやってはいけないこと

次に、仕事が暇すぎてもやってはいけないことを紹介します。

何もしないで思考停止で過ごす

仕事が暇でやることがない時間を、有意義な時間に変換する発想を持ちましょう。

 

何もしないで思考停止で過ごすほど時間がもったいないことはありませんし、職場で何もせず過ごしている人がいい印象を受けることはありません。

 

お荷物的な存在と位置付けられてしまえば、居心地が悪くなって、最悪辞めざるを得なくなるかもしれません。

適当な姿勢で仕事に臨む

いくら暇だからと言って、適当な姿勢で仕事に臨んではいけません。

  • 二日酔いで出社する
  • スマホばかり見て過ごす
  • お喋りばかりして過ごす

給料をもらっている以上、いいコンディションで、仕事優先で臨むのがあるべき姿なのは言うまでもありません。

 

また、仕事は適当に過ごすものと体が覚えてしまうと、暇な環境でしか生きていけなくなってしまいます。自己管理を徹底しましょう。

 

めんどくさいことから逃げる

暇で辛いけど、めんどくさいことはしたくない、というのはわがままです。興味のある仕事にだけ手を挙げて、それ以外は見て見ぬフリを決め込むのはやめましょう。

 

めんどくさいことも引き受ける人だからこそ、信頼されて次のチャンスが舞い込むものです。

暇がどうしてもストレスで苦痛なら

今の仕事が暇すぎて、毎日が苦痛でたまらない人は、仕事を変えましょう。

 

辛い状況を我慢していると、ストレスでメンタルをやられてしまうかもしれません。

 

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まとめ

今回は仕事が暇すぎてしんどいときの対処法を解説しました。

 

暇な環境は逆にとらえれば、新しいことを始めるチャンスと言えます。

 

まずは暇だと考えるばかりの思考停止状態をやめて、今何ができるかを考えてみましょう

 

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