響きの良いクリエイティブ職に、興味や憧れを抱く人はたくさんいます。
その一方で、具体的にどんな職業があり、どうすればなれるのかを知らない人は少なくありません。
そこで今回は、クリエイティブな仕事一覧と、仕事の魅力や向いてる人の特徴をまとめて解説します。
目次
クリエイティブな仕事とは?どんな種類がある?
クリエイティブな仕事とは、何かを創造する仕事全般を指します。
ミュージシャンや画家のような芸術家と呼ばれる職業もそうですし、デザイン系、映像系、ライティング系、企画系などもクリエイティブ職に含まれます。
具体的な職業は次で解説していきます。
クリエイティブな仕事一覧
クリエイティブな仕事一覧を紹介します。
Webデザイナー
Webデザイナーは主に、Webサイトのビジュアルデザインや制作を行う仕事です。
Illustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)などのデザインツールを使ってデザインをして、HTMLやCSSといった言語を使ってサイト構築を行います。
かっこいい職業のひとつとして、女性から人気を博しています。
グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーは、雑誌の表紙やポスター、CDジャケット、ロゴ、名刺など、さまざまなもののデザインをする仕事です。
Webに掲載する用のデザインから、紙媒体で印刷する用のデザインまで、幅広く対応しています。
グラフィックデザイナーも、IllustratorやPhotoshopなどのツールを使い、デザインを行います。
イラストレーター
イラストレーターは、自分の感性に従って作品を作る画家とは違い、商業用にイラスト制作をする仕事です。
具体的には、書籍の表紙や挿絵、商品パッケージに使うイラストを制作します。
オリジナリティだけでなく、コンセプトや商品のカラーに合った描き方が求められます。
ゲームデザイナー
ゲームデザイナーは、ゲームの登場キャラクターや背景、アイテムなど、ゲームにおけるあらゆるビジュアルをデザインする仕事です。
ディレクターやシナリオライターと共に、ゲームの企画段階から参画するケースが多く、作品の世界観や演出の決定にも関与します。
デザインができるだけでなく、柔軟な発想力や企画力が求められる職業です。
ディレクター
ディレクターは、クリエイター集団をまとめる司令塔ポジションの人を指します。
- Webディレクター
- コンテンツディレクター
- 開発ディレクター
- クリエイティブディレクター
- アートディレクター
など、各領域に存在する役割です。
コミュニケーション能力やスケジュール管理能力、マネジメント力が求められます。
動画クリエイター
動画クリエイターは、撮影した映像のカットやテロップ・BGMの挿入をするなど、動画を編集する仕事です。
YouTubeの誕生をキッカケに、ここ数年で大きく需要を伸ばした職業です。
もちろんYouTube以外にも、広告動画、PR動画、研修用動画、アニメーションなど、スキルが活かせる領域は多数あります。
フォトグラファー
フォトグラファーは、新聞や雑誌に掲載する報道用の写真を撮ったり、ポスターやカタログなど広告用に使う写真を撮ったり、ブライダル用の撮影をしたりする仕事です。
写真撮影のほか、IllustratorやPhotoshopなどのツールを使い、写真の加工も行います。
と思われる方もいるでしょう。
一般的にカメラマンは、映像撮影まで行う人を指します。つまり、写真撮影に特化している人をフォトグラファーと呼びます。
建築デザイナー
建築デザイナーは、建築の見た目や空間をデザインする仕事で、建築意匠設計士とも呼ばれます。
商業ビルや店舗、公共施設、住宅など、手がける建築物は多岐にわたります。
外見だけでなく、人の流れや明かりなど機能性も含め、総合的にデザインする能力が求められる職業です。
Webライター
Webライターはこの記事のように、Web上にある記事制作を行う仕事です。
SEO記事、対談・インタビュー記事、体験談記事、コラムなど、記事の種類や書き方はさまざまあります。ちなみに本記事は、SEO記事です。
ライティングのみを担当する人もいますが、記事のテーマや構成づくりから担当する人も少なくありません。
コピーライター
コピーライターは、商品やサービスのキャッチコピー、広告用の宣伝文章などを書く仕事です。
ただ魅力やメリットを羅列するのではなく、印象に残り、感情が動くようなコピー(広告文)の作成が求められます。
キャッチコピーをほんの少し変えるだけで、売り上げに雲泥の差が出るほどコピーの力は大きいため、コピーライターは売り上げを左右する重要な役割を担っています。
Lステップの構築代行
Lステップとは、ビジネス用のLINE(LINE公式アカウント)に紐づけて使う、マーケティングツールのことです。
Lステップは構築する上で、導線のプランニングから文章作成、画像や動画制作など、あらゆるクリエイティブが必要になります。
非常に便利なツールである一方、使いこなせる人が少ないため、昨今構築を代行する仕事の需要が急速に増えています。
興味がある人はぜひ以下より詳細を確認してみてください。
クリエイティブな仕事の魅力
クリエイティブな仕事の魅力を解説します。
自分の仕事が形として残る
クリエイティブな仕事は、自分や仲間と制作した物が、形として残るのがひとつの魅力です。
CMやWeb広告は一定期間で切り替わってしまいますが、記事やイラスト、ロゴ、写真、動画、建築物など、残り続けるクリエイティブはたくさんあります。
バズれば何百万人もの目に留まる、スケールの大きさも魅力と言えるでしょう。
替えがきかない存在になれる
クリエイティブ職は、替えがきかない存在になりやすいのも魅力です。
自分のスキルや発想力、感性がハマると、クライアントにとって唯一無二の存在になるからです。
また近い将来、多くの仕事がAIに奪われると言われますが、AIも創造的な仕事に関しては、代替が難しいと言われています。
クリエイティブ職はポジションを確立しやすく、将来性があるジャンルなわけです。
フリーランスとして活動しやすい
クリエイティブな仕事は、フリーランスとして活動しやすいです。
今回仕事一覧で取り上げた職業すべて、フリーランスで活躍する人はたくさんいます。
独立志向のある人や、副業で幅を広げたいといった、ひとつの会社に依存しない働き方を目指す人にとっても、クリエイティブ職は魅力と言えます。
クリエイティブな仕事に向いてる人の特徴
次に、クリエイティブな仕事に向いてる人の特徴を解説します。
細かい作業を黙々と進めるのが得意な人
クリエイティブな仕事の多くは華やかなイメージと裏腹に、地味な作業を黙々とこなす時間が長いです。
例えば動画編集で言えば、素材動画のカットやテロップ出しなど、細かい作業の繰り返しです。
どのような内容に仕上げるかによりますが、10分の動画を編集するのに丸1日かかるケースもめずらしくありません。根気強く作品と向き合う忍耐力は必須です。
じっとしているのが苦手な人や、接客のような人との関わりの中で仕事をしたい人には、難しいかもしれません。
スケジュール管理ができる人
クリエイティブな仕事はどれも納期と向き合うため、スケジュール管理能力も必須です。
会社や事務所に所属しているうちは、先輩なり上司がスケジュールを組んでくれて、それ通りに進めていれば問題ないかもしれません。
しかしフリーで活動するようになれば、スケジュールを組むのも調整するのも、すべて自分で行うのが基本です。
いくら能力が高くても、納期を守れない人に重要な仕事は回ってこないですし、ディレクターになるといったキャリアアップは難しいでしょう。
コミュニケーション能力がある人
クリエイティブな仕事は、黙々と作業する時間が長いと説明しましたが、クライアントやチームメンバーなど、人との関わりも当然あります。
クリエイティブ職はチームでの仕事も多いため、周囲に配慮した働き方や気配りができることも、ひとつの重要な能力です。
要望を汲み取る力がある人
作品づくりをする上で最も重要な能力のひとつが、クライアントの要望を汲み取る力です。
なぜなら、自分的に満点と言える作品ができたとしても、発注者であるクライアントにとって0点であれば0点だからです。
方向性を間違えず、クライアントが言語化できない要望まで汲み取れたら、まず外すことはありません。
そのためには、相手を理解しようと観察したり、積極的に質問したりする姿勢が重要です。
自分をアップデートできる人
クリエイティブな仕事は、日々新しい情報やトレンドを取り入れ、自分をアップデートできる人にも向いています。
ライターであれば、トレンドワードや社会情勢をテーマに記事を書いたり、検索エンジンの仕様変更があれば書き方を変えたりする、といったイメージです。
デザインや動画など、どのジャンルにもその時々の流行りがあり、デバイスやツールは常に進化するので、クリエイターにアップデートは付きものと言えます。
流行に敏感で、新しいもの好きな人には向くでしょう。
自分のアイデアや発想を活かして仕事がしたい人
クリエイティブな仕事の醍醐味は、自分のアイデアや発想を活かせることです。
もちろんクライアントありきなので、なんでも思い通りにはできません。中には事細かに指示があり、独自性を反映できない場合もあるでしょう。
一方で、まるっきりアイデアがなく、1から提案がほしいと言うクライアントも少なくありません。
アイデア出しから参画できることにやりがいを感じられる人は、クリエイティブ職に向いてると言えます。
逆に1から10まで指示をもらい、指示通りに作業したい人には難しいかもしれません。
クリエイティブな仕事に関するよくある質問
クリエイティブな仕事に関する、よくある質問と回答を紹介します。
Q. クリエイティブな仕事にセンスは必要?
クリエイティブな仕事にセンスは必要です。
ただし、生まれ持ったセンスがなければできないという意味ではありません。
多くの場合、勉強して知識を増やし、あらゆるパターンの作品づくりを経験する中で、自然とセンスは磨かれていくからです。
Q. クリエイティブな仕事に資格は必要?
クリエイティブな仕事はほとんど、資格不要でできます。
本記事の「クリエイティブな仕事一覧」でご紹介した職業の中で、資格が必要なのは建築デザイナーだけです。
WebデザイナーやWebライターなどに関連する資格はありますが、資格を重視する企業及びクライアントはほぼありません。
資格が無意味とは言いませんが、影響力は低いと考えた方がいいでしょう。
Q. クリエイティブな仕事は未経験でも就職できる?
クリエイティブな仕事は、未経験で就職できる企業もあります。
しかし、完全に未経験だと間口は狭まります。
少しでも間口を広げるためには、IllustratorやPhotoshop、動画編集ツールなどを契約して勉強し、基礎的なスキルだけでも身に付けておくといいでしょう。
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まとめ
今回はクリエイティブな仕事一覧と、仕事の魅力や向いてる人の特徴を解説しました。
クリエイティブ職はやりがいがあるだけでなく、AIに代替されづらい、フリーランスになりやすい、資格不要でできるなど、さまざまなメリットがあります。
興味がある人はぜひ、オープンイノベーション大学で学び、知識やスキルを身に付けてみてくださいね。
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