「早起きは三文の徳」
「朝の1時間は夜の3時間に匹敵する」
「優秀な経営者はみんな朝活している」
スキルアップしたい、生産性を上げたいなど、自分を高めたいと思う人は特に、1度は「朝活」や「早起き」というワードを見かけて興味を持たれたと思います。
ただ、忙しい社会人生活の中で早起きするのって結構大変ですよね。

こんな経験がある人もいるでしょう。
この記事では、早起きして朝活をすることには本当にメリットがあるのか?といった根本的な話から、おすすめの朝活や早起きの方法について紹介します。
朝活とは
読んで字の如くですが、朝に活動をすることです。
- 何時に起きて活動するか
- 具体的になんの活動をするか
この辺に明確な決まりはありません。
朝4時〜5時に起きて活動開始する人もいますし、6時に起きる人もいます。勉強する人もいれば、軽く運動をする人もいます。
会社や学校に行く前の時間で何か活動すれば、それは朝活と言えるでしょう。
朝活をするメリット・デメリット
朝活をするメリット・デメリットを紹介します。
朝活をするメリット
朝活をするメリットは以下2つです。
集中して取り組める
「朝の1時間は夜の3時間に匹敵する」
と表現する人がいますが、これは朝の方が集中力のスタミナがある状態で且つ、邪魔が入りづらいことがポイントです。
集中力は朝から夜にかけて消耗していくものなので、朝の時間の方が集中力が高いとされています。
また、出社前の早い時間から連絡してくる人やSNSに投稿する人は少ないので、気が散る要素が少なく、集中しやすいということですね。
実際、生産性が3倍アップするかはその人次第ですが、残業してクタクタになりながら作業するのと、スッキリ目覚めた朝に作業するのでは、朝の方が効率が良さそうと想像できるのではないでしょうか。
「優秀な経営者はみんな早起きしている」と言われるのは、誰にも邪魔されない1番良い時間を自分のために過ごしたいからです。
時間を捻出できる


と思われる人は多いと思いますが、仕事終わりのクタクタな状態では、なかなかやる気が起きないですよね。
気持ちはあるけどついついYouTubeなど観て、変わらない毎日を過ごしている人も多いでしょう。
そういった人は、仕事終わりに何かするのではなく、仕事に行く前に何かする発想を持つことがおすすめです。
朝1時間でも時間を作れれば、年間365時間(約15日分)の時間が捻出できます。

と思われるかもしれませんが、毎朝の1時間はかなり貴重です。
勉強するにも集中力があって良いですし、例えば時給1,000円の在宅ワークをすれば、年間36万5千円収入を増やせますからね。
夜の1時間ではできないことが、朝の1時間だと実現可能な人は多いはずです。
朝活をするデメリット
朝活をするデメリットは以下2つです。
慣れないうちは日中眠たくなる
仮にいつもより1時間早く起きるだけだとしても、勉強や運動など活動をすれば、それなりに消耗します。
最初体が慣れるまでの間は、ランチ後に強い眠気がきたり、急な残業になった時にパフォーマンスが低下したり、飲み会中に眠たくなったり、慣れるまでの苦労はあるでしょう。
パートナーとの生活リズムが狂う可能性がある
ひとり暮らしであれば全く問題ないですが、同棲していたり、結婚して共働きだったりして、自分が突如早起き生活に変えたら、パートナーとの生活リズムが狂うことはあるでしょう。
パートナーは早起きに興味がないとか、シフト制の仕事で決まった時間に起きる概念がなければ尚更です。
早起きするのを止める人はいないと思いますが、自分の早起きによって相手を起こしてしまう、早く寝るから夜中の行動に気を遣わせるなどあれば、それがストレスと感じられてしまうことはあるでしょう。
朝活に向いている人
ここでは、朝活に向いている人を紹介します。
生活リズムが一定
- 残業が多い
- 飲み会が多い
- 朝、昼、夜のシフト制で働いている
など、生活リズムが日によってバラバラの人は、毎朝早く起きて活動するのは難しいですよね。
毎日同じような生活リズムの中で過ごしている人の方が、朝活は定着・継続しやすいです。
早起きしてやりたいことが明確にある
目的のない行動はなかなか続きません。
例えば、
- なんとなく貯金する
- なんとなく筋トレする
- なんとなく英語を勉強する
といったことは、挫折する人だらけです。
夜は可能な限りダラダラ過ごして、朝は可能な限りゆっくり寝ていたい中で、それらの欲に打ち勝てる目的がある人は、朝活に向いています。
パートナーに配慮できる
「朝活は良いこと」というイメージがありますが、それは人それぞれです。朝が苦手な遺伝子の人もいますから。
パートナーや家族に早く寝ること、早く起きることを強要したり、自分の生活リズムに合わせた動きを求めるのはナンセンス。
また、誰かが寝ている中で物音を立てるなど、配慮に欠けるのはよくありません。自分1人でやり遂げる意思のある人も朝活に向いていると言えるでしょう。
おすすめの朝活
どのような朝活が良いのか?おすすめの朝活を8つ紹介します。
運動をする
運動といっても激しい運動は必要なくて、散歩や軽くジョギングする程度でOKです。特に外に出てやれることがおすすめです。
太陽の光を浴びたり、リズム運動をすることによって活性化される「セロトニン」という物質があり、セロトニンには脳の状態を明晰にする働きがあるからです。
運動中、運動後は脳が活性化されるので、アイデアを考える時や、判断が必要なことの前には、軽く運動をすると良いとされています。
デキるビジネスマンはこれを理解しているので、仕事効率化のために、朝早く起きて太陽を浴びながら散歩やジョギングをしている人が多くいます。
読書をする
小説やビジネス書に限らず、新聞を読むでも良いでしょう。
読書によって知識が増えると、会話の幅が広がったり、文章の表現方法の参考になったり、学べることが多くあっておすすめです。
普段読書をされない人で読書に興味がある人は、まずはベストセラーになっている書籍から選ぶか、単純に興味のあるジャンルを読むことをおすすめします。
いきなり分厚くて小難しそうな書籍に手を出すと、眠くなってしまいますからね。
勉強をする
- 語学を勉強したい
- 資格の勉強をしたい
- 経済の勉強をしたい
といった、勉強をするのも有意義な朝活です。
軽く運動をして脳を活性化させてから勉強すると、より効率的に勉強できるでしょう。
趣味でやるブログの作り方とか、動画編集の方法など、今の自分にとって必要な勉強であればなんでもOKです。面白い資格の勉強をしてみてもいいかもしれません。
仕事(副業/兼業)をする
今は在宅ワークの求人も豊富なので、朝の時間を活用してできる仕事を見つけて、副業をするのも良いでしょう。
私たちは起業やフリーランスに必要なスキルを無料で身に付けられる、オープンイノベーション大学という学校を運営しています。
用意しているコンテンツは全て無料でLINE上で学び放題。あなたのペースで学習を進められます。
どんな職業が向いているのか診断もできますので、ぜひLINE登録(無料)して学習を始めてみてくださいね。
趣味をする
- 釣り
- サーフィン
- ブログ
など、趣味の時間に充てるのも良いでしょう。
自分のやりたいことをやる時間ですからね。勉強や仕事など、”意識高いこと”に捉われる必要はありません。
趣味がない人は、新たな趣味探しの時間に費やしても良いでしょう。
イベントやセミナーに参加する
異業種交流会、投資セミナー、読書会など、さまざまな企画があるので、調べてみると面白いですよ。
Zoomでオンライン参加できるものも多いので、地方や海外に住む人でも問題ありません。人との交流のために時間を使うのも非常に有意義ですね。
オンライン朝活もおすすめです。
瞑想をする
「怪しい話!?」と思われるかもしれませんが、心配不要です。
「マインドフルネス」という言葉を聞いたことはありますか?
簡単に言うと瞑想をして、今この瞬間に集中することを意味しています。Googleが火付け役となり、ブームになったものです。
Google以外にも、Facebook、Amazon、Twitter、NIKE、マッキンゼー、インテルなど、名だたる大企業がマインドフルネスを導入しています。
なぜ瞑想がおすすめかと言うと、自分のことを見つめる時間になるからです。
「やりたいことがわからない」という人の多くは、ネットやSNSを見る時間が長く、自分ではなく他人を見ている時間ばかりになっていることが原因にあります。
そもそも自分は何がしたいのか知りたいと思う方は、まず瞑想(マインドフルネス)を実践するのもおすすめです。
筆者はカフェで朝活がイチオシ
- コーヒーが好き
- 近くに好きなカフェがある
- 家だと集中できない
そういった人にはカフェでの朝活がおすすめです。
その場に行くだけで気分が上がるので、何をするにも良い時間になること間違いなしです。店員さんや常連さんと仲良くなって、コミュニティが広がることもありますからね。
早起きをする方法とコツ
ここでは早起きする方法とコツを紹介します。
生活リズムを一気に大幅変化させない

のように、急にゴール地点を目指す人が多いですが、人間染み付いたリズムを明日から急に変えられるほどの適応力はありません。
急に2時間早めるのはかなり無理があるので、まずは30分、次に1時間、と徐々に体に慣らしていくと良いでしょう。
寝る時間ではなく起きる時間を固定する

と思われるかもしれませんが、毎日午前0時に寝ていたのを急に22時に変えられますか?
実際やってみると、おそらく難しいと感じる方が多いでしょう。
「人は通常就寝する時間の直前から2時間前あたりまでがもっとも眠りにくい」
ことが実験でわかっています。入眠の直前には脳が眠りを拒否する「睡眠禁止ゾーン」があるんです。
※参考:西野精治著「スタンフォード式 最高の睡眠」
つまり、毎日午前0時に寝ていた人にとって、22時〜0時までの間はもっとも入眠しづらい時間帯ということです。
無理やり早く寝ようとしても難しく、逆に睡眠の質を低下させてしまう恐れもあるので、早く寝ればいいという発想はおすすめできません。
寝る時間を調整しようとせず、起きる時間を固定するのがおすすめです。
人は起床時間の16時間後に自然と眠くなるとされているので、起きる時間を変えれば、寝る時間も自然と変化していきます。
毎日0時に寝て7時に起きていたのであれば、いつも通り0時に寝て6時に起きる。というイメージです。
最初は眠たくて何もやる気が起きないかもしれませんが、徐々にリズムが合ってきて、23時に寝るのが通常となるでしょう。
早起きして朝活でやることを明確にする
「とりあえず早起きしてからやることを決める」というスタンスはおすすめしません。
「あとちょっとだけ寝よう...」と思って二度寝すれば、いつも通りの時間に起床することになり、ちょっと時が経てば、早起きしようと思っていたことすら忘れるでしょう。
早起きする理由が明確に感じられてないと、早起きはできません。
朝の時間で何がしたいのか?ぜひしっかりと考えてみてください。
早起きが良くない人もいる?
メンタリストのDaiGoさんは自身のYouTubeチャンネルの中で、「早起きが得意な人でも、朝7時よりも早く起きるのは良くない」という研究データを紹介していますが、
- 朝活動する方が合っている人
- 夜活動する方が合っている人
- 8時間睡眠がちょうどいい人
- 6時間睡眠がちょうどいい人
など、年齢や遺伝子によってバラバラです。
早起き生活を数ヶ月試してみたけど、朝も日中もパフォーマンスが良くない。と感じる場合、継続は禁物かもしれません。
自分の体に聞きながら、自分に合った時間設計を心がけましょう。
早速朝活を始めてみよう
集中して取り組みたいことが明確なのであれば、朝活は非常に有効だと思います。
ただ、あなたにとって朝活が価値あるものなのかは、目的を持ってやってみない限り、結局のところわかりません。
明日から行動できる人は、いち早く価値の有無に気がつくでしょう。興味がある人はぜひ行動してみてください。
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