おばさんでも取れる資格15選|人生やり直したい50代女性におすすめの資格とは?
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50代から人生やり直せる資格がほしい!

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おばさんでも取れる資格ってなんだろう?

 

50代から資格取得を検討する女性は少なくありません。

 

ただ、今から資格を取れるのか?取れたとして未経験のおばさんに仕事はあるのか?と考えて、足踏みしてしまう人も。

 

上記に対する回答は、50代のおばさんでも取れる資格はいくらでもありますし、未経験でも資格さえあれば、年齢不問で応募できる求人は多数あります。

 

ポイントは、需要のある資格選ぶことです。

 

今回はおばさんにおすすめの資格を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

50代女性が資格選びをする際のポイント

おすすめの資格を紹介する前に、50代女性が資格選びをする際のポイントを解説します。

資格の重要度

どんな資格も、持っていてマイナスになることはありません。

 

でも、世の中には資格がなければできない仕事と、資格がなくてもできる仕事があります。

 

また、持っていると印象が良くなる資格もあれば、さほど影響力のない資格もあります。

 

資格を武器に働きたいのであれば、仕事や業界における資格の重要度を把握しましょう。

資格の将来性

せっかく資格を取得するなら、可能な限り長く活かせるものであってほしいですよね。

  • 今後も需要が見込まれる業界
  • 体力的な負担が少ない仕事
  • 独立開業が目指せる職種

定年を気にせず働きたいと考える人は、50代で経験を積んで、60代から独立開業する計画で、資格選びをするのもいいでしょう。

資格取得にかかるコスト

資格取得にかかるコストとは、勉強時間と勉強に要する費用のことです。

 

参考書を買って独学したり、数万円程度の通信教材を購入して学んだり、そこまでコストをかけずに取得を目指せる資格もあれば、専門学校の卒業が必須条件の資格もあります。

 

ここは取得したい資格への情熱と、現在どの程度自己投資ができるか、バランスを考慮して判断しましょう。

 

おばさんでも取れる資格15選

おばさんでも取れるおすすめの資格を15個紹介します。

1. ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーに必要な資料
ファイナンシャルプランナー(通称:FP)は、年金や保険、資産運用、税制、住宅ローン、相続などの知識を有する、お金の専門家です。

 

主に個人を相手に、結婚や子どもの誕生、老後生活などのライフイベントに沿った、資金計画のアドバイスをする仕事です。

 

就職先にはFP事務所、銀行、信用金庫、証券会社、保険会社などがあり、個人で独立系FPとして活躍している人もいます。

 

資格の種類 国家資格
受験資格 3級は受験資格なし。2級以上は受験資格あり
試験の頻度 3級・2級は年3回
1級は年1回
受験費用 3級:6,000円
2級:8,700円
1級:8,900円
目安の勉強時間 3級:80〜150時間
2級:150〜300時間
1級:約600時間
合格率 3級:約70%
2級:約30%
1級:約10%

 

一般的には2級以上が実務レベルとされています。3級と比較すると格段に難易度が高いように見えますが、国家資格の合格率としては高い方です。

 

2級は独学で取得可能とされていますし、年3回受験の機会があるので、比較的目指しやすい資格と言えるでしょう。

2. 宅地建物取引士

宅地建物取引士(通称:宅建)は、不動産業に欠かせない存在です

 

なぜなら不動産業を営む事業者は、従業員の5人に1人以上の宅建保有者を置くことが、法律で義務付けられているからです。

 

不動産取引に際して以下3つの業務が必要なのですが、これは宅建資格保有者だけができる独占業務。

 

  1. 重要事項の説
  2. 重要事項の説明書面への記名・押印
  3. 契約書への記名・押印

 

独占業務がある資格は、重要度が高いと言えます。

 

資格の種類 国家資格
受験資格 なし
試験の頻度 年1回
受験費用 7,000円
目安の勉強時間 300〜500時間
合格率 約15%

3. 不動産鑑定士

不動産鑑定士とは、不動産の適正な価値を鑑定する専門家です。

 

不動産の売買を希望する人に対して、土地や建物の価値を鑑定したり、土地の有効な使い方をコンサルしたりする仕事です。

 

資格の種類 国家資格
受験資格 短答式と論文式の2つの試験があり、
短答式:受験資格なし
論文式:短答式試験の合格者
試験の頻度 年1回
受験費用 13,000円(短答式、論文式の2つの試験分)
目安の勉強時間 2,000〜4,000時間
合格率 短答式:約33%
論文式:約14%

 

不動産鑑定士は、前述した宅建資格との相性が良いとされています。

 

なぜなら、宅建と不動産鑑定士の学習内容は関連しているからです。

 

宅建を取得した後に不動産鑑定士の勉強に移り、ダブルライセンスを取得し、大きなアドバンテージを持って活躍する人も多くいます。

4. マンション管理士

マンションの写真

マンション管理士は、マンションの維持・管理に関するコンサル業務をするための資格です。

 

マンション管理士試験は受験者の年齢層が高く、令和2年度の合格者の平均年齢は48.5歳、最高齢はなんと85歳。

 

資格の種類 国家資格
受験資格 なし
試験の頻度 年1回
受験費用 9,400円
目安の勉強時間 500時間
合格率 7〜9%

 

受験者は男性比率が圧倒的に高く、直近のデータを見ると合格者は男性が86.1%、女性は13.9%です。

 

ただ、女性の合格者比率は年々増加しています。また、合格率は男性が9.9%、女性が10.1%で、女性の方が上。

 

マンション管理士は、女性からの注目度が少しずつ上昇している資格です。

5. 全国通訳案内士

全国通訳案内士は、外国人の日本旅行に同行し、観光地の歴史や文化を伝えるなど、旅行中の通訳をする仕事です。民間の外交とも言われています。

 

第二言語が話せる人や、コミュニケーションを大事に働きたい人には向くでしょう。

 

資格の種類 国家資格
受験資格 なし
試験の頻度 年1回
受験費用 11,700円
目安の勉強時間 150〜200時間
合格率 約15%

 

通訳案内士試験の外国語の種類は、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語及びタイ語です。

6. 行政書士

行政書士は、行政に許認可申請が必要な場合に提出する書類の作成や、官公署に提出する書類に関する相談業務などを行う、法律の専門家です。

 

業務の多くは書類を扱うため、事務処理が得意な人に向く仕事です。

 

資格の種類 国家資格
受験資格 なし
試験の頻度 年1回
受験費用 7,000円
目安の勉強時間 600〜800時間
合格率 8〜15%

 

行政書士は取得難易度が高いですが、独立開業しやすいので、60代以降定年を気にせず、自分のペースで働きたい人におすすめできる資格です。

 

開業は自宅でできるので、大きな初期コストがかからないのも魅力と言えるでしょう。

7. 歯科衛生士

歯科衛生士は、歯科予防処置、歯科診療補助、歯科保健指導をするための資格です。

 

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歯科助手のこと?

 

と思われる方もいるかもしれませんが、違います。

 

歯科助手は受付や雑務などを担当する一般事務職ですが、歯科衛生士は医療業務従事者です。

 

資格の種類 国家資格
受験資格 厚生労働省指定の養成所等を卒業(3年)
試験の頻度 年1回
受験費用 14,300円
目安の勉強時間 養成所等に通う期間
合格率 約95%

 

歯科衛生士は養成所(専門学校)を卒業する必要があるのは難点ですが、メリットは多くあります。

 

  • 人手不足で需要が高く、将来性もある
  • 就職先は全国各地にある
  • 圧倒的に女性が多い職業で、女性限定の専門学校もある
  • 専門学校は夜間コースもあるので、仕事と両立もできる
  • 合格率が非常に高いので、資格取得は手堅い

 

女性が多い環境の方が安心する人にとっては魅力でしょう。

8. 栄養士

栄養士は学校や病院、福祉施設、保育園などで、食事の計画・調理・提供をする仕事です。

 

栄養学の知識は自分や家族の健康や美容面など、私生活で料理をする上でも役立つのが魅力ですね。

 

仕事だけでなく、幅広く活用できる資格を望む人には最適でしょう。

 

資格の種類 国家資格
受験資格 厚生労働省指定の養成所等を卒業(2〜4年)
試験の頻度
受験費用
目安の勉強時間 養成所等に通う期間
合格率 100%(学校卒業と同時に資格を付与されるため)

9. 登録販売者

登録販売者はドラッグストアや薬局などで、一般用医薬品(かぜ薬や鎮痛剤など)の販売ができる専門資格です。

 

薬剤師との違いは、薬の調剤をしないことと、一部薬剤師でなければ販売できない薬があることです。

 

資格の種類 国家資格
受験資格 なし
試験の頻度 年1回
受験費用 12,800円〜18,100円(都道府県によって異なる)
目安の勉強時間 400時間
合格率 40〜50%

 

就職先は全国各地にあり、ドラッグストアや薬局によっては資格手当を支給するところも。

 

資格取得コストは低く、合格率は高い方なので、サクッと資格をとって仕事を始めたい人におすすめです。

10. 日商簿記

日商簿記の資格を取った後の会計士の仕事

日商簿記は、企業の経営活動を記録するためのスキルで、会計・税理士事務所や、企業の経理部門で役立つ資格です。

 

簿記は英語力を測る試験でお馴染みのTOEICと同程度、企業からの需要が高い資格として知られています。

 

資格の種類 公的資格
受験資格 なし
試験の頻度 3級・2級は年3回
1級は年2回
受験費用 3級:2,850円
2級:4,720円
1級:7,850円
目安の勉強時間 3級:約130時間
2級:250〜350時間
1級:500〜700時間
合格率 3級:約45%
2級:約25%
1級:約10%

 

求人をみると、多くの企業が日商簿記2級以上を応募資格としていることから実務レベルは2級以上と考えた方がいいでしょう。

11. 日本語教師

日本語教師はその名の通り、外国人に日本語を教えるための資格です。

 

言葉だけでなく、日本のマナーや文化を教えるのも仕事です。

 

資格の種類 民間資格
受験資格 なし
試験の頻度 年1回
受験費用 14,500円
目安の勉強時間 300時間
合格率 約25%

 

日本語教師の資格があり、英語や中国語などの第二言語も使えると、国内だけでなく海外で働くチャンスもあります。

12. 医療事務

医療事務は、就職・転職・再就職に有利で、女性人気の高い資格のひとつです。

 

主な仕事内容は、医療機関での受付や会計、レセプト(診療報酬明細書)作成など。

 

医療事務資格は4つあり、本記事では中でも有名な「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)」の情報を紹介します。

 

資格の種類 民間資格
受験資格 なし
試験の頻度 毎月1回
受験費用 7,700円
目安の勉強時間 200時間
合格率 約60%

 

独学で合格する人も多いので、資格取得コストを抑えたい人におすすめです。

13. 介護職員初任者研修

介護の仕事をしている女性
介護職員初任者研修は、以前はヘルパー2級と呼ばれていた資格で、介護の基礎から応用までを学び、介護職員として働くための資格です。

 

超高齢化社会になる日本において、介護職の需要は高まるばかり。資格を取得して仕事に困ることはないでしょう。

 

資格の種類 民間資格
受験資格 厚生労働省指定の養成所で、130時間の講習を受けた人
試験の頻度 年2〜4回
受験費用 4〜8万円程度(養成所の費用)
目安の勉強時間 130時間
合格率 ほぼ100%

 

合格率は公表されていませんが、試験は養成所で学んだことの確認の意味合いが強く、ほぼ100%合格と言われています。

14. ケアマネージャー

ケアマネージャー(介護支援専門員)は、介護を必要とする方が介護サービスを受けられるように、ケアプランの作成やサービス事業者と調整を行う、介護サービスの専門家です。

 

ケアマネージャーは介護現場で直接介護を行う、介護福祉士や実務者研修修了者などをまとめる立場で、介護の実務は本来業務ではありません。

 

資格の種類 公的資格
受験資格 特定の国家資格保有者、もしくは介護施設従事者
(実務経験が通算5年以上あり、従事した日数が900日以上)
試験の頻度 年1回
受験費用 7,800円~14,400円(※都道府県によって異なる)
目安の勉強時間 100〜200時間
合格率 10〜20%

 

ケアマネージャーは介護職の中で給与水準が高いため、介護業界でキャリアアップを目指す人におすすめの資格です。

15. 終活アドバイザー

終活アドバイザーは、人生の後半期にあるさまざまな課題に対し、総合的なライフプランの設計をサポートする専門家です。

 

エンディングノートの作成サポートや、弁護士や行政書士などの専門家への橋渡しといった仕事内容です。

 

資格の種類 民間資格
受験資格 なし。通信講座の受講が必須
試験の頻度 随時
受験費用 35,000円
目安の勉強時間 100時間
合格率 ほぼ100%

 

終活アドバイザーは単独で仕事にするより、FPのような金融系資格や介護系資格のプラスαとしてあると、より活動の幅が広がります。

50代女性は資格を取って好きなことを仕事にするのもアリ

もし好きなことや得意なことがある人は、それが活かせる資格を取得して、仕事にするのもいいでしょう。

  • ワインエキスパート
  • ネイリスト
  • ヨガインストラクター

など、好きなことを仕事にしている未来を想像した方がモチベーションが上がる人は、やりがいを重視して資格選びをするのがおすすめです。

 

資格がなくてもできる仕事はたくさんある

女性の生き方パソコン用

世の中には資格がなくてもできる仕事はたくさんあります。

  • プログラマー
  • Webデザイナー
  • Webライター
  • Web広告運用
  • Lステップの構築代行

これらは資格不要で、スキルとパソコンとネット環境があればできる仕事です。

 

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まとめ:おばさんでも取れる資格はたくさんある

今回はおばさんでも取れる資格をまとめました。

 

50代から取れる資格はたくさんありますが、資格がなくてもできる仕事もたくさんあります。

 

資格取得のコストや将来的なワークライフバランスを考え、最適なものを選んでくださいね。

 

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