会社の上司や先輩が怖くて、日々ストレスを抱える人は大勢います。
筆者もこれまで怖い上司を多数間近で見てきましたが、職場が天国か地獄か、上司1人との関係次第と言っても過言ではないほど、影響力は絶大です。
どんなに条件の良い環境でも、上司が怖いの1点あれば退職につながりますからね。
ただ、怖い上司にあたったから終わりかというと、そんなこともありません。なぜなら、自分次第で上司との関係性は変えられるからです。
そこで今回は、上司が怖い時の対処法を解説します。
目次
上司が怖いと感じる原因
まずは上司が怖いと感じる原因をみていきましょう。
とにかく厳しい
自分の配下の人間に対しては特に、とにかく厳しい人っていますよね。
仕事の出来に限らず、挨拶や身だしなみなど、一挙手一投足を見逃さない、中学や高校に1人はいる運動部顧問のようなタイプ。
些細な間違いも許されない緊張感は、ピリッとした空気になります。
見た目や態度が怖い
筆者は過去、見た目や態度が強烈に怖い上司の下で働いた経験があります。
怖い人特有の近寄り難いオーラ、鋭い目つき、大きなガタイと声、怒る時には机をバンと叩いてビクっとさせるような挙動もあり、部内にはまともに会話ができない人もいたほど。
このように、存在そのものが怖い場合もあります。
何を考えているのかわからなくて怖い
感情の変化や言葉数が少なく、何を考えているのかがよくわからない上司には、また違った怖さがあります。
接し方が掴みづらく、どう思われているのかわからない上、そういう人に限って意外と他人を見透かしていて、ごまかしがきかないからです。
声を荒げることは少ないものの、グサッと刺さる一撃もあるため、感情的な人より怖い場合もあります。
上司が怖い時の対処法8つ
上司が怖い時の対処法を紹介します。
1.自分から歩み寄る
その距離感ではいつまで経っても今感じている怖さのままです。距離を縮めるべく、自分から少しずつ歩み寄りましょう。
怖い上司は距離を取られがちで、職場に親しい人や寄ってくる部下が少ないため、意外と寂しさを感じている人もいます。
会議で近くに座ったり手伝いを買ってでたり、敬遠していない姿勢を見せるのは、距離を縮めるのに効果的です。距離が縮まると、次第に優しさを見せてくるものです。
2.上司の好みに合わせる
仕事の進め方や報連相の頻度など、上司の好みに合わせるのも重要です。
自分のやりやすいやり方があったとしても、まずは上司の方針を尊重し、ある程度自由にやることを認められてから自分を出す、この流れが基本です。
言われたことを愚直に守ることに加え、上司の仕事のスタンスを観察し、好みに合わせれば目をつけられることはありません。
3.自分にできることは完璧にする
仕事の結果が芳しくなくて怒られたとしたら、それは仕方がありません。
ただ、それ以外で不毛な怒りを買わないように、自分にできることは完璧にしましょう。
例えば、挨拶やお礼、報連相をする、5分前行動、忘れ物をしないといったことです。
当たり前のことを当たり前にやることが、上司との信頼構築につながります。
4.仕事以外の時間で上司とコミュニケーションを取る
怖い上司には、オンオフが切り替わると別人のように優しくなる人も多々います。
仕事終わりに飲みに誘ってみたり、ゴルフのような共通の趣味がある人は、休日に誘ってみたりしてはいかがでしょうか。
1度ざっくばらんに話せると、一気に良い印象に変わることもありますからね。
5.スキルアップする
スキルアップして仕事ができるようになり、頼られる存在になれば、上司が怖いと感じる機会は大幅に減ります。
なぜなら、怒られることも詰められることもほぼなくなるからです。怖い上司は基本、仕事ができない人にとって怖い存在なだけですからね。
これが最も効果的な対処法かもしれません。
6.上司とうまく関われている人に相談する
特別仕事ができるわけではないのに、やけに上司と仲良しな人もいます。
どうやってそんなに距離を縮めたのか?直接聞いてみるのもひとつの手です。
なんて思うかもしれませんが、良くしてもらえるようになると良く思えるもの。筆者自身そういう上司もいました。人間そんなものです。
7.同僚とのコミュニケーションを強化する
部門内に関わらず、社内の人全般とコミュニケーションを強化することも、上司との関係が良好になる可能性を秘めています。
頼れる人が増えて仕事が円滑に進められる側面もあれば、上司が他部署の人から自分のいい評判を聞いて、印象が良くなることもあるからです。
打算的な上司だと、これまで目をつけていたとしても、仲良くした方が得だと思えばコロッと態度を変えるケースも。周りを固めるのもひとつの手です。
8.パラレルキャリアを始める
パラレルキャリアとは、本業を持ちながら第2のキャリアを築くことです。
パラレルキャリアを始める理由は、リフレッシュやストレス発散になること、そして、結果的に怖い上司に耐えられなくなった時の逃げ道作りです。
という状況になると、精神的にかなりラクになり、多少のしんどさは不思議とあまり気にならなくなります。
今は新たなキャリアが築きやすいですからね。何か始めてみてはいかがでしょうか。
怖い上司はマイナスとは限らない
ひどいパワハラやイジメをしたり、感情任せにキレてきたりする人は論外ですが、仕事に厳しく、叱るべきことはきちんと叱れる上司は、自分の成長につながる存在です。
怖い、怒られるのが嫌、といった理由で、仕事を辞めることはおすすめしません。最初のうちは厳しくするようにしているだけの人もいますからね。
怖いけど学びがあると感じられる人は貴重な存在なので、ぜひ前述した対処法を実践し、状況改善を試みてください。
上司が怖すぎてどうしても辛い場合は
上司の怖さがどうしても受け付けず、ビクビクして本来の力を発揮できない場合は、今の職場を離れた方がいいでしょう。
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フリーランスなら上司はいませんし、人間関係は自由に選べるので、嫌な人との関わりを続ける必要がありませんからね。
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まとめ
今回は怖い上司への対処法を解説しました。
最初は怖くて近寄りがたかった人も、打ちとければ最終的に1番信頼できる人になっていたなんてこともありますからね。
ぜひ最初からうまくいかないと決めつけず、自分にできる行動を起こしてみてください。
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