パワハラする上司の特徴7つ!原因や対処法、心構えをまとめて解説

職場の上司からのパワハラを受ける、もしくは「これってパワハラ?」と悩んでいませんか?

 

スポットライトに下で悩んでいる男性
  • パワハラする上司の心理を知りたい
  • パワハラをやめてもらいたい
  • パワハラ上司への対処法は?

 

このような悩みを抱えた人もいると思います。

 

筆者も会社員時代、上司からのパワハラでうつ病になった経験があります。

 

この記事では、私のパワハラ経験を含め、パワハラ上司の心理や被害を受けやすい人の特徴、今からできる対策を紹介します。

パワハラされやすい人へ

ハラスメントを受けている男性

 

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パワハラ(パワーハラスメント)とは

パワハラされている男性

パワハラとは、組織における優位な立場を利用して、部下や同僚に対して苦痛を与える行為です。

 

厚生労働省では、以下の要素をすべて満たすものをパワーハラスメントと定義しています。

 

パワーハラスメントと定義
  • 優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われること
  • 業務の適正な範囲を超えて行われること
  • 身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること

引用:厚生労働省 パワーハラスメントの定義について

 

これらの要素を含む、身体的な攻撃や精神的な攻撃、人間関係の切り離しなどはパワハラの対象です。

 

また過大な要求だけでなく、過小な要求もパワハラになるので注意が必要です。

 

私が経験した職場では、仕事ができない人に対して「3ヶ月間、会社へ届いた荷物の受付しかしてはいけない」という過小な要求で、精神的に追い詰めるパワハラがありました。

 

このように精神的な苦痛を与える行為は、パワハラに該当する場合があります。

パワハラ上司の特徴7つ

指をさしている怖そうなビジネスマン
パワハラ上司の特徴をまとめて紹介します。

感情のコントロールができない

パワハラ上司は、自分の感情をコントロールできていません。

 

少しでもイラっとすることがあると、怒鳴ったり叱責したりなど、感情を爆発させます。

 

部下のちょっとしたミスだけでなく、自分の機嫌が悪い時でも周りに当たり散らすため、対処のしようがありません。

 

筆者の前職では、感情のコントロールができない上司がいました。機嫌が悪いと無視され、大勢の前で叱責されることも。自分だけでなく、職場全体の雰囲気が悪くなるので、本当に苦しかったです。

態度が横柄で上から目線

パワハラする人の多くが、態度が横柄で上からものを言ってきます。

 

自分が一番偉いと勘違いしているので、部下を下僕のように扱うのです。

 

前職の上司は「俺は社内外でヤクザって呼ばれとるんや」と、意味不明なマウントを取っていました。歩く時も胸を突き出して「俺が一番偉いんだぞ」と言わんばかり。部下に対しての態度が横柄で、常に上から目線でした。

 

今考えると、意味不明すぎて面白いですが、当時は本当に辛かったです。

常に他責思考

部下に責任を押し付ける他責思考な上司もいます。

 

自分のミスや失敗を部下のせいにし、上からの評価を下げないように立ち回るのです。また責任感がなく、あらゆる業務を部下に振って「自分は楽をしよう」という人もいます。

 

私の元上司も遅れて出勤してきたり、会社の倉庫で昼寝したりと、やりたい放題でした。

 

このような考えの上司がいると、不快感しかありません。

体育会系出身

体育会系出身の上司は、根性論を押し付けてきます。

 

特に昭和気質の人は「残業こそ正義」という価値観を持っており、「どんなに仕事ができても残業しないやつは無能」だと思っています。

 

私の元上司も、残業や休日出勤を美徳としていました。

 

一番酷かったのは、私が過労で倒れて病院で点滴を打っていた時です。

 

点滴中に電話をしてきて「明日は来れるよな?」「どうせ酒でも飲んでたんだろ」と言われました。苦しんでいる部下に対して、心ない言葉を投げかけるほど性格がゆがんでいるのです。

 

その他にも、インフルエンザにかかった部下の家にパソコンを持っていき「これで仕事しろ」と労働を強要していたときもあります。

 

体育会系というより、人間として終わっていますね。

自分の出世しか考えていない

自分の出世だけを考えて部下を蔑ろにする上司もいます。

 

  • 部下に過剰な要求をする
  • 失敗を部下のせいにする
  • 上にゴマをすって自分を持ち上げようとする
  • 使えない部下を切り捨てる

 

自分のことしか考えていない上司のもとで働くと、精神的に疲弊します。特に部下に責任を押し付けたり、過剰な要求をしたりする上司には要注意です。

昭和気質で根性論を押し付ける

昭和気質の人は、根性論で部下を押さえつけようとします。

 

  • 残業・休日出勤するのが当たり前
  • 部下は上司より早く帰ってはいけない
  • 飲み会を強要
  • 男尊女卑が激しい
  • 言葉の暴力が当たり前

私の上司も昭和気質というより、今も昭和を生きている人でした。そのため、「残業しないやつは悪」「なんで会社に泊まらないんだ?」と言ってくるほど、価値観がバグっていました。

 

休日に映画館で映画を観ていて、電話に出られなかった時「社会人として失格」「お前のせいで会社が潰れるぞ」と言われたこともあります。

常にイライラしている

パワハラ上司は常にイライラを撒き散らします。

 

パワハラされている人ならわかりますが、「いつ機嫌がいいんだ?」と思うほど、イライラしていますよね。

 

私のありえないほど理不尽だと思った体験をお話しします。

 

ある日、会社でトラブルが起こって上司たちが、バタバタしていました。

 

自分は空気を読みつつ「何があったんですか?」と聞くと「今こんなにバタバタしているのに質問してくる神経どうかしてるわ」と言われました。

 

たしかに自分にも非があったので、同じようなことが起こった場合は、状況が落ち着いてから聞こうと思いました。

 

そして後日、またトラブルが起こって上司が落ち着くまで待っていたら「こんなにバタバタしているのに、何があったか聞かないのは社会人としての責任感がなさすぎる」と言われたのです。

 

ここで、私に当たるためにイライラしているのだと理解しました。こんなイライラを撒き散らす上司のもとでは絶対に働きたくないですね。

パワハラ上司になった原因や心理

モヤモヤしたオーラが出ているビジネスマン

 

なぜパワハラする人が生まれるのでしょうか?

 

パワハラ上司になる原因や心理を解説します。

自分も過去にパワハラを受けていた

私の経験で一番多かったのが、「自分も過去にパワハラを受けていた」というケースです。

 

上司から過去に「どれだけ苦労したか」「どれだけパワハラされたか」を聞かされていました。そして、同じ行為を部下にしているのです。

 

おそらく「自分は苦労したのだから、部下が楽をするのは許せない」という気持ちがあるのでしょう。

 

気持ちはわからなくもないですが同じ行為をしていると、その部下もパワハラ行為に走り、悪循環から抜け出せなくなります。

実は小心者で臆病

パワハラは「自分を強く見せたい」という行動です。

裏を返せば、「弱さを隠したい」「小心者がバレたくない」などの理由が隠れています。

 

弱さを悟られなくないがために、高圧的な態度を取っているのです。

 

「弱い犬ほどよく吠える」という言葉もあるように、小心者で臆病な人ほどパワハラに走りがちです。

 

筆者の上司も、何も仕事をしていないのに横柄な態度を取っていました。今思うと、自分の立場を守るために、わざと威嚇していたのだと思います。

孤独を抱えて生きている

パワハラ上司は、どんなときでも孤独です。

 

基本的にパワハラをする人間からは、人が離れていきます。パワハラの被害者だけでなく、それを見ている人たちもです。

 

もちろんパワハラ上司に媚びる人もいますが、それは健全な関係ではなく、ただの浅い関係です。

 

そのためパワハラ上司は、常に孤独を抱えています。孤独が故に、部下に厳しく当たったり暴言を吐いたりしているのかもしれません。

パワハラされたときの対処法

止めようとしている手

上司からパワハラを受けたときの対処法について解説します。

まずは自分に悪い部分があれば謝罪する

パワハラ上司に対して、いきなり反論しても逆上されるだけです。

 

まずは自分に悪いところがあれば、その部分に対して謝罪をしましょう。その上で、上司に対して意見を伝えると、話し合いもしやすくなります。

 

パワハラ上司は、自分の考えを正当化したいので、正面からぶつかるのは逆効果です。まずは冷静に対処し、話し合える環境を作りましょう。

自分の健康を最優先に考える

パワハラへの対処法はたくさんあります。しかし、何より大切なのは自分の健康です。

 

うつ病や統合失調症などになれば、仕事に復帰できず、社会生活を送れなくなる可能性があります。

 

まずは自分の健康を優先した上で、上司への対処法を考えてみてください。特に上司から暴言を吐かれ、残業や休日出勤でボロボロになっている人は、一旦休職するのもひとつの手です。

パワハラの内容を細かく記録に残す

証拠があると、人事部や労働基準監督署は積極的に動いてくれます。

 

だからこそ、パワハラの内容を細かく記録に残すことが大切です。

 

  • 暴言や過剰な要求などの発言は録音する
  • 身体的な暴力を受けたら病院に行き診断書をもらう
  • サービス残業はノートに記録をつける
  • 証拠になりそうな写真を撮影する

このように、あらゆる内容を細かく記録しておきましょう。

 

証拠が足りず泣き寝入りが多いのも事実です。しっかりと証拠を記録し、パワハラ上司に立ち向かえるようにしておきましょう。

上司より上の立場の人に相談

少しでも「これパワハラかも」と思ったら、上司よりも上の立場の人に相談しましょう。

 

パワハラ上司は、部下に対しては強いですが、上には弱い傾向があります。

 

ただし、パワハラ行為がエスカレートする可能性もあるので、信頼できる人に相談するのがポイントです。

 

もし誰に相談していいのかわからない場合は、人事部に相談しましょう。

基本的に人事部、労働基準監督署に相談するのがマスト

パワハラが確定している場合、人事部もしくは労働基準監督署に相談するのがマストです。

 

2022年より中小企業においても「ハラスメント窓口」の設置が義務化されました。

 

集めた証拠を人事部に提出し、パワハラの確認ができれば、加害者に対して処分が下ります。

 

また人事部でも解決できない場合は、労働基準監督署に相談するのがおすすめです。

身体的な攻撃を受けた場合は警察へ相談

身体的な攻撃を受けた場合は、警察へ相談することをおすすめします。

 

なぜなら、暴行などの刑事事件に該当するケースがあるからです。

 

まずは暴力を受けた箇所の写真を撮影し、病院へ行きましょう。診断書があれば、警察も対処してくれやすく、パワハラ上司は確実に処分されます。

 

ただし職場の雰囲気を乱す可能性がありますので、まずは人事部や労働基準監督署に相談し、それでも解決しない場合、警察へ相談してみてください。

改善されない場合は転職を考える

各所に相談し、パワハラが改善されない場合は転職を考えましょう。

 

このまま職場に居続けても、精神的な苦痛が溜まり、うつ病や統合失調症などのリスクが上がるだけです。

 

筆者も上司のパワハラが原因で、軽いうつ病になりました。軽度だったので完治しましたが、さらに追い込まれていたら、仕事に復帰できていたかわかりません。

 

自分の健康が第一ですので、身体が壊れる前に転職を考えてみてください。

 

パワハラを受けないための心構え

いろんな手が伸びている様子
最後にパワハラを受けないための心構えを紹介します。

毅然とした態度を取る

毅然とした態度を取ることもパワハラ防止につながります。

 

パワハラの加害者は、相手が弱気な態度を見せるたびに、行為がエスカレートしていきます。

 

私は上司に対して、謝ってばかりで言い返したことがありませんでした。上司は何も言い返さない私をサンドバッグにして、さらに攻撃を加えていたのです。

 

そうならないためにも、弱気な顔を見せずに、毅然とした態度を取りましょう。

無理なことはきちんと伝える

パワハラ上司は、なんでも思い通りになると思っています。

 

だからこそ、無理なことはきちんと伝え、言いなりにならないようにしましょう。

 

なんでも要求を受け入れていると、エスカレートし、とんでもない要求を課してくる場合があります。

 

もし無理な要求をされたら、言葉を選んで上司に伝えてみてください。最初は抵抗されるかもしれませんが、何度も断り続けていると「言っても無駄」と思われ、要求が減っていきます。

スキルを身につける

スキルを身につけると選択肢が増え、パワハラに臆することなく対処できます。

 

多くの人は「転職するほどスキルを持っていないからパワハラに耐える」という思考になりがちです。

 

スキルが身につけば「パワハラされても転職できる」「選択肢が多いので上司に臆することがない」など、考え方も変わってきます。

 

スキルや資格は自分の身を守ってくれるものです。自分のキャリアにプラスになるスキルを身につけて、パワハラに負けない自分づくりをしてみましょう。

 

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まとめ:パワハラ上司には正しく対処しよう

今回はパワハラする人の特徴や対処法について解説してきました。

 

一番大切なのは、自分自身の健康です。病気になってからでは取り返しがつきません。

 

パワハラ上司に対して適切な対処をし、心地よく働ける環境を取り戻しましょう。

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