


自分に自信がないと、余計な心配をしたり不安を感じたり、頭の中がモヤモヤすることが多くて辛いですよね。
自信のなさは生まれ持った気質で、治せないと思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
今回は自分に自信がない人の特徴と原因、そして克服方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
自分に自信がない人の8つの特徴
まずは自分に自信がない人にありがちな特徴から紹介します。自分の棚卸しをする意味で、当てはまるものがないか確認してみてください。
1. 人目を気にしやすい
自分に自信がない人は、周りとズレて不安になったり否定されたりするのが嫌で、過剰に人目を気にする傾向があります。
- 自分の意見が言えない
- 素の自分をさらけ出すのが苦手
- 目立つのが怖い
自然体で自分らしくいたいけど、無難にする意識が勝ってしまうという人は多いのではないでしょうか。
2. マイナス思考でネガティブ
自分に自信がない人は、マイナス思考でネガティブが強めです。



など、自分を信じていないため否定から入りがち。
使う言葉だけでなく、表情や声も曇っている人が目立ちます。
3. 完璧主義で理想が高い
自分に自信がない人は、自分を過大評価しているために、自信をなくしているという考え方もあります。
以下は韓国の仏教僧である、法輪和尚(ポンニュンおしょう)の言葉です。
人は自身を評価する時、たいてい良い方向に評価しようとする。そして、自尊感が低い人ほど好評価を与え、自身を過大評価する傾向にある。
fa-arrow-circle-right自尊感が低い人たちは、自身を過大評価し、素晴らしい人間だという幻想を持っている。
この幻想と現実のギャップが大きいほど、悩みも大きくなるのです。
「もっと自信を持っていいのに」と周りから言われる人は、理想が高すぎるのかもしれません。
4. 優柔不断で決断力がない
自分の直感やセンスを信じられないので、優柔不断で決断力がありません。
誰かに聞いたり調べたり、正解を探そうとしてしまうため、洋服選びやお店選びなど、決定には何かと時間がかかります。
何事も誰かに決定してもらいたい上にNOと言うのが苦手なので、周りに振り回されてしまうことも。
5. 依存しがち
自分に自信がない人は、条件の悪い労働環境や、わがまま放題の恋人にも依存してしまう人が少なくありません。
なぜなら


と思ってしまうからです。
6. 打たれ弱い
仕事での失敗や失恋などに、人一倍ダメージを受けてしまう打たれ弱さも目立ちます。
「もっとこうしておけばよかった」
といつまでも過去を引きずってしまい、激痩せしたり数日寝込んでしまったり、普段通りの生活が送れなくなるほど沈んでしまう人も。
7. 失敗が怖くて行動できない
マイナス思考で心配性な性質に加え、失敗してこれ以上自信をなくすのが怖いため、行動力は弱めです。
挑戦してみたいと思うことはたくさんあって、想像や計画をしてみるけど、なかなか行動には至りません。
8. 何かの力を頼る
「虎の威を借る狐」ということわざがありますが、これは他の権勢に頼って威張る小者を意味しています。
肩書きや有名人と知り合いであることを強調したり、全身ブランド品を身につけたり、何かで武装する人も自信がない人の場合があります。
自分に自信が持てない原因
次に、自分に自信が持てない原因も紹介します。
褒められた経験が少ない
これまでに褒められた経験が少ないために、自分に自信が持てなくなっている人は多いでしょう。
fa-arrow-circle-right「三つ子の魂百まで」と言いますが、幼少期に形成された性質は、大人になってもそう変わるものではないと言われています。
叱られたり否定されたりすることが多い、厳しい教育方針の下で育った人は、自己評価も低くなってしまいます。
大きなコンプレックスがある
大きなコンプレックスが原因で、自分に自信を持てない人も多いです。
特に多いのは容姿のコンプレックス。目鼻立ちや肌質、歯並び、身長など、許容できないところがあり、そんな自分が好きになれず、自信が持てないことにつながるわけです。
学歴や収入に対してコンプレックスがあり、自分は底辺の人間だと思い込んでしまう人も少なくありません。
何かをやり遂げた経験がない
自信にはこれまでの経験や実績から得た根拠のある自信と、実績はないけどなんとなくできる気がすると思えるような、根拠なき自信の2パターンあるとされています。
勉強でもスポーツでも何かをやり遂げた経験、いわゆる成功体験があると、やり遂げた内容に対する自信と、自分も頑張ればできるという感覚が養われます。
つまり、何かをやり遂げた経験と自信の有無は比例するわけです。自信がない人は自信がある人と比べて、成功体験が少ないのでしょう。
自信のなさを克服する方法13選
ここからは、自信のなさを克服する方法を紹介します。
1. 他人は自分に興味がないことを理解する
まずはじめに、考え方を改めることをおすすめします。
あなた以上にあなたのことを考え、観察している人はいません。
fa-caret-rightあなたも身近な人が髪を切ったのに気付かなかったことや、実は悩んでいることに気付かなかったような経験はありませんか?
fa-caret-rightまたは誰かが、この服とこの服どっちがいいかな?と悩んでいるのをみて、どっちでもいいでしょと思ったことはありませんか?
あなたが思うほど、人は他人に興味がないです。過剰に人目を気にする必要はありません。
2. 自分のいいところを知る
fa-caret-rightあなたは自分のいいところをいくつ答えられますか?
おそらく
「いいところなんて1つもないよ」
と答える人がほとんどでしょう。
でも、いいところが1つもない人なんていません。例えば自分に自信がないのも、言い換えれば慎重さや謙虚さがあると言えます。
長所と短所は表裏一体なので、いいところが思いつかない場合は、まず短所をできる限り羅列して、そこから長所を導き出すのがおすすめです。
自分のいいところを知ることは、自信につながりますからね。ぜひやってみてください。
3. 見た目を変える
見た目を変えると内面も変わるので、見た目を変えてみるのもおすすめです。
- 姿勢を良くする
- 髪型を変える
- 服の色を明るくする
これらを実行するだけでもかなり変化を感じられるでしょう。
容姿に自信がない人は女性の方が多く、中でもお腹や太もも、二の腕の太さ、歯並びや歯の黄ばみ、肌のシミが気になる人が多いよう。
お金がかかるものもありますが、物理的に改善できる悩みなので、自己投資をしてみるのもいいでしょう。
見た目に自信が出れば、表情や声の明るさなどすべて変わるので、投資価値はとても高いと言えます。
4. 何か目標を決めて継続する
何か目標を決めて継続することによって、成功体験を積むことができます。
何かをやり遂げた経験と自信の有無は比例すると前述した通り、自信には成功体験が大きく影響します。
成功体験と言っても、大きな目標を掲げる必要はありません。むしろやること自体は簡単なことでOKです。
- 毎日早起きをする
- 週に3回ジョギングをする
- 週に1冊本を読む
など、1度やること自体は簡単だけど、継続するのは少々ハードルがあるものを選ぶといいでしょう。
小さな目標でも達成し続けることで自信につながります。
5. 自分軸を大切にする
過剰に他人の目を気にするのはやめて、自分軸を大切にしましょう。
自分軸とは、生き方や目標を自分の視点で決めることです。
例えば世の中には、以下のような価値観を持つ人がいます。
- 正社員であるべき
- 1つの会社で長く働くべき
- 早めに結婚して落ち着くべき
- 家や車を買うべき
これらはあくまで1つの価値観です。価値観は人それぞれあって、不正解はありません。
自分の価値観が少数派だとしても、それは間違っているわけではないので、気にせず自分軸で生きましょう。
6. 完璧主義をやめる
完璧主義で理想が高い自覚のある人は、少し考え方を変えるといいでしょう。
常に100点を目指す姿勢は素晴らしいことですが、100点以外は認めないようだと、息苦しくなってしまうからです。



このようにいいところに注目した方が前向きでいられますよね。
大人になって褒められることってあんまりないので、せめて自分は自分のことを褒める意識を持ちましょう。
7. 毎日日記をつける
自分に自信がない人はマイナス思考なので、運がないとか不幸であるとも感じやすいです。
そう感じる傾向が強い人は、毎日日記をつけることをおすすめします。
ポイントはその日あったいいことや、ラッキーな出来事を書くことです。
「たまたまセールで日用品が10%オフで買えた」くらいのことでもOK。
それによって、運がいい出来事にも結構遭遇していることに気付くでしょう。
小さな幸せを拾えるようになると、少しずつポジティブ思考になっていきます。
8. コミュ力を鍛える
相手のことを考えすぎて、自分の意見や本音が言えなかったり、乗らない誘いを断れなかったりする人は、コミュ力を鍛えるといいでしょう。
「こんなこと言ったら嫌われてしまうかも...」
と思うようなことも、伝え方や伝えるタイミングに気をつければ、嫌われることはありません。
9. 決断力を鍛える
優柔不断な人は決断力を鍛えましょう。
他人に決めてもらった方がラクかもしれませんが、自分のことを自分で決定できる人は、幸福度が高いと言われています。
自分らしく自分軸で生きるために、決断力は欠かせません。
10. 没頭できるものを見つける
ネガティブなことを考えてしまいがちな人も、何かに没頭している時に余計なことは考えられません。
つまり、暇を減らし、何かに没頭できる時間を増やせれば、ネガティブなことを考える時間を減らせるわけです。
ゲームでも筋トレでも映画鑑賞でも何でもいいので、没頭できるものを見つけましょう。
11. 日常に少し変化を加える
新しいことに挑戦できるようになりたい人は、日常に少し変化を加えるのがおすすめです。
よく行く定食屋さんで違うメニューを頼んでみるくらいのことでOKです。
些細な変化が準備運動的な役割になり、大きな挑戦が目の前にきた時に対応できるようになります。
12. SNSをやめる
SNSをみると人と比べてしまい、悲観的になることが多い人は、SNSを見るのをやめましょう。
筆者はInstagramを開くことが習慣になって見ているだけで、あまり楽しいと感じてなかったので、開くことをやめてみました。
アプリを目立たない場所に移動するだけで全然気にならなくなり、1週間ですっかり見る習慣がなくなりました。
見なくても不都合は一切ありませんし、むしろ余計な情報に触れることが減って、健康的になったように感じます。
13. 環境を変える
以下は経営コンサルタント、大前研一さんの言葉です。
人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は、fa-arrow-circle-right時間配分を変える
2番目は、fa-arrow-circle-right住む場所を変える
3番目は、fa-arrow-circle-right付き合う人を変える
この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なことは「新たに決意すること」だ。
個人的には海外生活を経験するのはおすすめです。
上記3つの要素が叶いますし、異国で生活した経験そのものが自信になるからです。
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まとめ
今回は自分に自信がない人の特徴と原因、そして克服方法を紹介しました。
今日明日で急に自分を変えることは難しいですが、少しずつ変えていくことはできます。
ぜひできることから実行してみてくださいね。
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