筆者も自己完結型の側面を持つ人間なのでわかりますが、自己完結型の人にとって自分のリズムで働けない仕事や環境は、窮屈で息が詰まりますよね。
自己完結型は少しクセがあるので、集団の中で自分だけ浮いてしまい、厄介者扱いされてしまうことも。
自己完結型ならではの強みがあるのに、それを活かせていないのはもったいないことです。
そこで今回は、自己完結型に向いてる仕事と、向いていない仕事についても紹介します。
目次
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自己完結型とは
自己完結とは、自分自身で納得したり決着したり、何でも自己解決することです。
具体的な行動でいうと例えば、自分の中で恋人との関係に見切りをつけ、何の相談もせずに突然一方的に別れを告げる、というイメージです。
他人の意見に耳を傾けない、頑固で独りよがりな側面があるため、否定的な意味合いで用いられることが多いですが、自分自身で判断して決断できるという強みもあります。
自己完結型の人の特徴
まずは自己完結型の人の特徴を紹介します。
自分で考えて行動できる
自己完結型の仕事面で見える特徴は、自分で考えて行動できることです。
いちいち何でも聞かずに自分で調べたり、その場の状況を考えて臨機応変な対応ができたりするので、すぐに自立して、頼れる人という印象をもたれることはめずらしくありません。
早くに頭角を現す人も多い一方、管理職には向いてない傾向も。
人と違うことを恐れない
自己完結型は他人の意見に興味がなく、自分を信じているため、人と違うことを恐れません。
上の決定には同調するのが暗黙の了解、という環境では厄介者扱いされてしまいますが、自由な意見や発想が求められる環境では、強みを発揮できるでしょう。
協調性がなく頑固
自己完結型の人は、協調性がなく頑固で、融通が利かないところがあります。
他人の考えや価値観に染まりたくない、自分で決定したいという意識が強く、人に相談することは稀。
素直にわからないことが聞けなかったり、アドバイスが聞き入れられなかったり、管理者からすると手を焼く存在になってしまうことも。
押し付けられるのが嫌い
自己完結型の人は、自分は自分、他人は他人という思考が強いため、ひとつの考え方や価値観を押し付けられることを嫌います。
個人の裁量でできる仕事でも、いちいち干渉してきて、自分のやり方を押し付けてくる上司のいる環境だと、窮屈で耐えられなくなってしまいます。
逆に言えば、自分の考えや価値観を他人に押し付けることもしないため、個性が求められる環境では、上の立場になっても活躍できるでしょう。
興味のあることにしか関心を示さない
自己完結型の人は、興味のあること・ないことの関心の差が非常に大きいのも特徴です。
興味があることにはある程度こだわる反面、興味がないことは見向きもしないほど淡白です。
仕事だからと割り切らず、興味があって追求したいと思える仕事を選ぶべきでしょう。
自己完結型に向いてる仕事の特徴
次に、自己完結型に向いてる仕事の特徴を紹介します。
コミュニケーションが少ない仕事
自己完結型の人は、コミュニケーションを取ることや人を頼るのが苦手な傾向にあるため、人との関わりが少ない仕事が向いています。
度合いは人それぞれですが、1人でできる仕事であれば外さないでしょう。
裁量が大きい仕事
裁量が大きい仕事とは、自分の意志が尊重される仕事です。
- 責任のある立場を任せてもらえる
- 自分のアイデアを実現できる
- 上層部と直接意見交換ができる
といったイメージ。自由にできる分施策に対する成果など求められることは増えますが、自分で考えて行動できる自己完結型にとっては、強みを発揮できる仕事と言えます。
自分のペースで進められる仕事
仕事のやり方やその日のスケジュールを自分のやりやすいように組み立てて、自分のペースで進められる仕事も自己完結型に向きます。
自分で考えて行動できるタイプなので、何事も自己流を作りやすく、自己流を好む傾向にあるからです。
結果的に同じなのに、「マニュアルと違うから」という理由で自己流を拒否されることは嫌うため、干渉が少ない環境であることも重要です。
対等な立場で働ける仕事
対等な立場で働ける仕事とは例えば、顧客から相談されたり意見を求められたりする仕事です。
わかりやすいところで言えば、医師や弁護士のような、先生と呼ばれる仕事です。
自己完結型は誰かをサポートする縁の下の力持ちというより、アドバイスを求められて頼られる仕事の方が、自分のリズムで、裁量を持って働くことができるので向いています。
自己完結型に向いてる仕事11選
ここからは、自己完結型に向いてる仕事を紹介します。
営業
営業は数字さえあれば自己完結型にピッタリの仕事です。
数字のある営業マンは大体自己完結型の側面があり、自己流の営業スタイルを持っています。
- 自分のやりやすいやり方、スケジュールで働ける
- 年齢関係なく意見が言える
- 若くても出世しやすく、裁量ある立場になれる
数字が安定するまでは辛抱が必要ですが、営業部署は数字のある人は放任される傾向にあるので、パワハラ気質の上司がいても気になりません。
清掃
空港やオフィスのトイレや床磨き、個人宅の清掃は1人仕事が多いです。
基本的にコミュニケーションは不要で、自分のペースで黙々と働けます。体力仕事ではありますが力仕事は少ないので、体への負担はそこまでありません。
広い空間はチームプレーになりますが、それぞれ役割分担があるので、仲間と同じ空間にいても作業は1人黙々とやるイメージです。
ドライバー
ドライバーは、軽トラなどでの配達、タクシー、役員送迎といった仕事があります。
人とのコミュニケーションが少なく、配達業であれば自分でスケジュールの組み立てができるなど、自分のペースで働くこともできます。
休憩も1人なので、1人を重視する人におすすめです。
ものづくり
ものづくりは、陶芸や革製品の加工、伝統工芸品作り、日本酒などのお酒作りといった、いわゆるクリエイティブ職です。
技術を身につけるまでは時間がかかりますが、希少価値の高い仕事をしたい、黙々とひとつの道を突き詰めたい人には向くでしょう。
手先の器用さや自分の感覚を活かす仕事であれば、定年なく働けるのも魅力です。
修理
修理は電化製品から装飾品、住宅に至るまで、かなり幅が広いですが、個人的には時計や靴の修理のような、こぢんまりとしていて、体力的にも長くできる仕事がおすすめ。
筆者の友人に靴修理の勉強をして、田舎の靴修理屋として開業した人がいますが、都会を離れてゆったりとした暮らしを満喫しています。
修理のスキルを身につけると、独立・開業しやすいのも魅力です。
コンサルタント
コンサルタントとは、何かに課題を抱えた企業などから依頼を受け、課題解決に向けた支援を行う仕事です。
- Webコンサル
- 人事コンサル
- 経営コンサル
など、ジャンルはさまざまあります。
コンサルタントはまさに、自分で考えて行動しなければ仕事になりません。求められるものが大きい一方、自己完結型の強みが活かせる仕事と言えます。
アドバイザー
アドバイザーとは、知見をもとに助言、アドバイスをする仕事です。
- ファッションアドバイザー
- キャリアアドバイザー
- 消費生活アドバイザー
といったジャンルがあります。
自己完結型の人は言われたことだけを忠実に再現する仕事よりも、自分のアイデアを実現できる仕事に向くので、アドバイザーも合うでしょう。
ネットショップの運営
ネットショップの運営は、Amazonや楽天、自社サイトといった、通信販売サイトの管理をする仕事です。
商品撮影やアップ、販売管理、梱包といった、黙々とする仕事もあれば、ネットショップ用の商品企画やイベント企画のような、自分の考えを活かす場面もあります。
自分で何か仕入れてショップ運営する場合は、仕入れる物から当然自分で決められるので、裁量は大きく、自由度高くできるでしょう。
Webライター
Webライターは、この記事のようなWeb上にある記事の制作をする仕事です。
テーマと構成を決めるとき、納品をするときにはコミュニケーションが必要ですが、基本テキストコミュニケーションで済むので、直接的なやりとりはなくても成り立ちます。
内容さえ決まっていれば自己完結できるため、自分のペースで進めやすい仕事です。
Webデザイナー
Webデザインは、Webサイトやバナー、LPなどのデザインをする仕事です。
Webライター同様、イメージが決まっていれば自己完結できるため、自分のペースで進めやすい仕事です。
「デザインのことは全然わからない」という人も多いため、ライティングに比べるとアドバイスを求められる機会が多くあります。
データサイエンティスト
データサイエンティストは、システムのログやWebサイトのデータなどを収集し、蓄積できる仕組みを作ったり、そのデータを分析して課題の発見や解決策を考えたりする仕事です。
膨大なデータから導き出される可能性は多岐にわたるため、データを読み解く論理的な思考だけでなく、物事を多角的に見る柔軟さも求められます。
データの整理はコツコツと取り組み、分析では自分の考えも取り入れられる、自分のペース且つ自分で考えて行動できる仕事です。
自己完結型に向いてない仕事
チームワークが重視される仕事や、自分でペースをコントロールできない仕事は、自己完結型には向きません。
- 接客
- 受付
- 保育士
- 介護士
- 教員
- 公務員
- 人事
また、仕事は向いていても、細かく行動ややり方に口出しする会社や上司によって、制限がかかる環境も不向きと言えます。
自己完結型に向いてる働き方
次に自己完結型に向いてる働き方ですが、それはフリーランスです。
フリーランスをご存知の方も多いと思いますが、会社と雇用契約をせず、案件ごとに契約をして仕事を請け負うイメージです。
筆者は現在フリーランスとして活動していますが、自分の興味のある仕事を、自分のペースで、自分の好きな場所で、コミュニケーションは最小限に働くことができています。
自己完結型の人は、仕事だけでなく、働き方を変えることも視野に入れると、より自分に合った生活を実現できるでしょう。
自己完結型に関するよくある質問
自己完結型に関するよくある質問と回答をまとめます。
自己完結型の人間って印象悪いですか?
結論、印象が悪いと思われてしまう場合もあります。
例えば自己完結型の人の中には、他者から教えられたりアドバイスされたりするのを露骨に嫌がる人もいます。なぜなら、自分1人で完結できると思っているからです。
よかれと思ってサポートした結果、余計なことしないで的な扱いをされたら、印象が悪くなるのも無理はありません。
なんでも自己完結しようとするのはよくないのでしょうか?
結論、なんでも自己完結しようとするのはおすすめしません。
山奥に1人で、自給自足の生活をするなら、なんでも自己完結で生きればいいと思います。
しかし職場でも家庭でも、少なからず人と関わりながら生きるのであれば、我を押し通すばかりではいけません。
信頼があれば任される領域が増えて、もっと自己完結できる領域が増えます。一方信頼がないと、ある一定のレベルのことしか自己完結ができません。
なんでも自己完結したいのであれば、コミュニケーションを大事にして、信頼を築くことも大切です。
まずは自分の適性を知ろう
いくつか職業を紹介しましたが、自分に合う職業が決めきれなかったり、やりたい職業のスキルの身につけ方が分からなかったりしますよね。
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自己完結型は自分のペースで働ける仕事がおすすめ
今回は自己完結型の人に向いてる仕事を紹介しました。
生まれ持った気質に合わない環境では、どうしても強みを発揮することはできません。
今は副業がしやすく、まずはお試しで経験できる仕事も多いので、気になるものは副業から挑戦し、自分に合った仕事や働き方を見つけるのもおすすめです。
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