飲食店の正社員を辞めたい5つの理由と対処法|元飲食店勤務の筆者が語る

飲食店の正社員として働く人は、仕事に限界を感じていませんか?

飲食はきつい
正社員を辞めたい
飲食から転職を考えている

このように、飲食店を辞めたい人はたくさんいます。

 

筆者の私も飲食店で働いた経験があり、常に辞めたいと感じていました。

 

そこで今回は、飲食店の正社員を辞めたい理由と対処法を紹介します。

 

私の体験談を交えながら解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

飲食の正社員を辞める人は多い


飲食は離職率が高い業界として知られています。

 

厚生労働省が調査した「2019年(令和元年)雇用動向調査結果の概要」によると、最も離職率が高いのは「宿泊業」「飲食サービス業」。離職率は26.9 %という結果が出ています。

 

要するに、4人に1人は飲食業界から離れているということです。私も飲食店で働いていた頃も、人の入れ替わりが激しかったです。その日にバックレる人も珍しくなく、3ヶ月耐えられる人はごくわずかでした。

 

このように飲食業界は離職率が高く、人手不足に悩まされています。

飲食店を辞めたい理由

それでは飲食店を辞めたい理由をまとめてみました。

勤務時間が長い

飲食店は勤務時間が長く、多くの正社員が疲れ果てています。立ち仕事で体力的にキツく、毎日残業があるため、体力に限界を感じ始めるのです。

 

飲食店の求人を見ると「9:00〜23:00のシフト制(8時間)」と書かれていますが、この通りに勤務できるお店はほどんどないでしょう。

 

多くの正社員は9:00〜23:00を通しで働き、1日12時間以上の勤務は当たり前です。私が勤務していた飲食店も、9:00〜23:00を通し営業で、その内2時間が休憩時間でした。

 

休憩時間も拘束されているため、1日の半分以上をお店の中で過ごすことになります。そのため、体力的に疲れ果ててしまう人が多いのです。

休日が少ない


飲食店の休日は週1日がデフォルトです。労働基準法では、週1回の休みがあれば問題なく、飲食店の多くは週休1日、もしくは隔週で週休2日を採用しています。

 

1日12時間以上も働いて、休日が1日だけだと溜まった疲れも取れません。休日は疲れ果てて寝るだけになり、恋人や友達とも疎遠になっていきます。

 

私の勤務していた飲食店の休日は隔週2日でした。月に6日しか休みがないため、疲れが取れることはありませんでした。

 

このように、休日が少ないと疲れが溜まる一方で、やりたいこともできません。

給料が安い

飲食業は労働に対しての給料が安い傾向にあります。

 

dodaが全96業種の平均年収を調査した「平均年収ランキング」では、小売業と外食業は最下位の353万円という結果に。労働時間が長いのにも関わらず、給料の水準は低いままです。

 

私が勤めていた飲食店の正社員の給料は、手当込みで月給19万円でした。毎日12時間以上の労働で、休日は月6日のみ。ここまで頑張っても19万円しかもらえないのです。

 

そのため、労働に対しても給料が低いと感じ、辞めたくなってしまうのです。

人間関係が悪い

飲食店で働いていると人間関係に悩まされます。業界自体が体育会系なので、上下関係が厳しく、精神的に疲れることが多いです。

 

私が勤めていたお店は仲が良かったですが、部署によってはキツく当たる人もいて、2人に1人は3ヶ月以内に辞めていました。

 

飲食店は長時間労働で休みが少ないため、周りもストレスを抱えて働いています。そのため心に余裕がなく、人間関係がギクシャクしてしまうのです。

コロナで将来が不安


新型コロナウイルスの影響で飲食業界は大きなダメージを受けています。

 

各地でお店が廃業し、多くの人が職を失いました。

 

また飲食店で働いていると、他で通用するスキルが身に付かず、リストラ後の転職活動に難航する人もいます。

飲食店の正社員を辞めたい時の対処法

それでは飲食店の正社員を辞めたい時の対処法を紹介します。

なぜ辞めたいのか明確にする

まずは辞めたい理由を明確にしましょう。

 

なぜなら、理由が明確でないと今後の動きが曖昧になるからです。

 

  • 長時間労働がきつい
  • 給料が安い
  • 上司からパワハラで悩んでいる

このように辞めたい理由を書き出してみてください。

 

例えば、上司からパワハラに悩んでいるなら、異動すれば解決するかもしれません。辞めたい理由を明確にし、辞めるべきか判断しましょう。

休暇を取る

体力的にも精神的にもきつい時は休暇を取りましょう。

 

「休暇なんて取れない」という声もありますが、体を壊してからでは意味がありません。

 

一番大切なのは自分の体です

 

まずは有給休暇を取得し、自分の人生について考える時間を取ってみましょう。

転職する


飲食店がきついなら転職を考えてみてください。今のまま働き続けても、職場環境は改善されませんからね。

 

飲食からの転職は難しい部分もありますが、若ければ採用してくれる企業あります。だからこそ、行動は早いほうが得です。

 

まずは自分のやりたい仕事を考えてみましょう。

飲食の経験を活かせるおすすめの仕事

飲食店からの転職は難しい部分があります。

 

そんな時は、飲食店の経験が活かせる職種で働くのがおすすめです。

 

そこで飲食の経験を活かせる職種を紹介します。

食品の商品開発

食品メーカーの開発職は、飲食の経験を最大限に活かせます。商品の企画やレシピ開発、調理工程など、飲食店で学んだ知識が役に立つはずです。

 

私も大手コンビニの商品開発職に転職し、お弁当の商品開発をしていました。調理の手順やレシピのアイデアなど、飲食の経験を活かせる部分も多かったです。

 

商品開発に興味のある人は、食品メーカーをチェックしてみてはいかがでしょうか。

営業職

営業職も飲食店の経験が活かせます。営業職は人と関わる仕事なので、接客業である飲食業と近い部分があります。

 

特にホール業務をしていた人は、コミュニケーション能力があり、営業職にも向いています。人と関わるのが好きな人は、営業職にチャレンジしてみてくださいね。

 

フードライター


食を発信するフードライターという働き方もあります。

 

飲食店を取材したり、食べたものをレビューしたりと、食品に興味がある人におすすめの職種です。筆者の私はフードライターとして、お酒や食品の記事を書いています。

 

ライターは未経験でも始められる職種です。まずはクラウドソーシングなどで、食品系の案件を探してみてはいかがでしょうか。

 

飲食の仕事が辛いあなたへ

飲食店の正社員がつらいなら転職をしましょう。

 

今の職場で働いていても状況は変わらないですからね。

 

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まとめ

今回は飲食店の正社員を辞めたい理由と対処法を紹介してきました。

 

飲食店を辞めるなら今がチャンスです。年齢を重ねるごとに辞めづらいですし、転職先も限られてきます。

 

それでは本記事を参考に、自分に合った仕事を探してみてくださいね。

 

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