コミュ力を上げる方法11選!コミュ力が高い人・低い人の特徴も解説
考えている女性
  • コミュ力が高い人の特徴とは?
  • コミュ力を上げるには、どうしたらいいの?
  • 仕事で求められるコミュ力とは?

 

これらの疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。​

 

コミュニケーション能力、いわゆる「コミュ力」は、スキルとして磨くことができます。​

 

例えば、「相手の話を最後まで聴く」「結論から話す」など、日常生活で取り入れやすい方法があります。​これらを習得すれば、プライベートや仕事で使える一生モノのスキルになるはずです。

 

本記事では、コミュ力を上げるための具体的な方法や、コミュ力を鍛えるメリット、コミュ力の高い人・低い人の特徴などを紹介します。日々の中で、コミュ力を磨くヒントになれば幸いです。​

コミュ力を鍛えたい方へ

机の上で吹き出しが沢山ある様子
「自分がどんな人間か知れている環境で、急に自分を変えることには抵抗がある...」という方もいると思います。

 

まずは、環境から変えてみるのも、一つの方法としてありかもしれません。

 

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コミュニケーション能力とは?

オフィスで話をしている人たち
コミュニケーション能力とは、「社会生活において、他者と円滑に意思の疎通が行える能力」です。(goo 辞書より)

 

コミュニケーションは、大きく2種類に分けられます。

言語的コミュニケーション

言語的コミュニケーションとは、言葉や文字を使って相手と気持ちや情報をやり取りする方法です。 

 

日常の会話はもちろん、メールやチャット、プレゼンや会議など、あらゆる場面で活用されています。

 

言語的コミュニケーションは、大きく3つに分けられます。

  • 「伝える」は、自分の意見や感情を整理して、わかりやすく相手に届けること。
  • 「聞く(傾聴)」は、相手の話をしっかり受け止め、理解しようとする姿勢。
  • 「問いかける」は、質問を通じて相手の本音や考えを引き出すこと。

 

普段、私たちはこれらを繰り返しながら相手と意思の疎通を図っています。

非言語的コミュニケーション

非言語的コミュニケーションとは、言葉以外の手段で気持ちや意思を伝える方法です。 

 

たとえば、表情・視線・声のトーン・身振り手振り・姿勢・間(ま)などがこれにあたります。

 

「大丈夫」と言いながら暗い顔をしていれば、本心は伝わっていないと感じたことがあるかもしれません。このように、非言語の要素は言葉以上に相手に影響を与えることも。

 

特に初対面や対面でのやりとりでは、非言語的な情報が印象を大きく左右します。

 

言語と非言語の両方が合わさって、はじめて“伝わるコミュニケーション”が生まれると言えます。

コミュ力を上げる3つのメリット

商談が成立し握手をしている人
コミュ力を上げるメリットを3つ解説します。

人間関係をスムーズに築ける

コミュニケーション能力を上げる最大のメリットは、人間関係をスムーズに築けることです。

 

自分の気持ちや考えを適切に伝えられるようになると、すれ違いや誤解が減り、家族や友人など日常の人間関係が格段にスムーズになります。

 

また、相手の表情や言葉の裏にある意図を読み取るので、視野が広がり客観的な判断ができます。

 

相手からも「わかってくれる人」「話しやすい」として信頼され、関係がより深まるでしょう。

仕事の効率がアップする

コミュニケーション能力が上がると、仕事の効率が上がります。やり取りがスムーズになれば、「報告・相談・連携」がスピーディーになるでしょう。

 

結果として、商品やサービスの生産性や業務の質も向上します。

 

エン・ジャパン株式会社の調査でも、約90%の社会人が「コミュ力は仕事に影響する」と回答。コミュ力が高まれば職場の雰囲気がよくなり、ストレス軽減やアイデア創出にもつながります。

 

コミュニケーションがうまくとれていれば、チームで活動する際も業務はスムーズに進みます。コミュ力を鍛えて、さらにビジネスチャンスを広げましょう。

就活で有利になる

コミュニケーション能力は、就職活動において非常に重要視されるスキルです。

 

​帝国データバンクの調査によると、企業が求める人材像として「コミュニケーション能力が高い」が42.3%で最も多く、次いで「意欲的である」が42.2%となっています 。​

 

なお、面接では、自己PRや志望動機を明確に伝える力が求められます。​また、質問意図を理解し、適切に応答する双方向のやり取りが重要です。

 

​日頃からコミュニケーション能力を磨くと効果的に自己PRでき、相手からも必要な情報を引き出すことができるでしょう。

コミュ力を上げる方法11選

3つの階段状の積み木とターゲット
コミュ力を上げる方法をご紹介します。ぜひ実践してみてください。

話すよりも聞き上手になる

コミュ力を上げるなら、まずは「話す」より「聞く」を大事にしましょう。

 

正しく話す人より、相手の話をしっかり聞ける人の方が、信頼されやすいと言えます。

 

ポイントは「アクティブリスニング(主体的に聴く)」を意識すること。

 

ただ聞くだけでなく、「うんうん」「そうなんだ」とうなずいたり、「それってどういうこと?」と質問を挟んだり、関心を持って聴く姿勢を見せることです。

 

また、「それは嬉しかったね」「それは大変だったね」と共感するだけでも、相手はより心を開いてくれます。

 

こうしたやり取りを重ねることで、自然と「この人と話すと安心するな」と思ってもらえるでしょう。

 

自分から挨拶をする

コミュ力を上げるなら、まずは「自分から挨拶」を心がけてみましょう。 

 

「こんにちは」のひと言だけで、相手との距離が縮まりやすくなります。

 

さらに、相手の名前を添えて「〇〇さん、おはようございます」と声をかけると、より親しみが伝わるでしょう。

 

挨拶は、「あなたに関心がありますよ」のシンプルなメッセージとも言えます。

 

笑顔で気持ちよく挨拶できる人は、周りからも話しかけやすいものです。

 

特に職場や学校など、毎日顔を合わせる人との関係では、挨拶ひとつでその日の雰囲気が変わることもあります。

 

人間関係の土台をつくるのに、自分から挨拶をするのは簡単で効果的な方法と言えます。

相手の真似をする(ミラーリング)

相手のしぐさや話し方を自然に真似する「ミラーリング」は、コミュ力を高めるテクニックのひとつです。

 

人は「自分に似ている」と感じる相手に安心感を持ちやすく、無意識に好意を抱きやすくなります。 

 

たとえば、相手が笑顔ならこちらも笑顔で返す、ゆっくり話す人にはペースを合わせるなど。細やかな気遣いが、信頼関係を築くきっかけになります。 

 

さりげなく取り入れて、心地いい空気をつくってみましょう。

相手の魅力を伝える

「その考え方すてきです」「今日の服、似合ってますね」など、相手の良いところに気づいて、伝えてみましょう。

 

何気ないひと言でも、相手は「見てもらえてる」「認めてもらえた」と感じて嬉しくなるものです。

 

ポイントは、お世辞ではなく、心から感じたことを素直に伝えることです。不自然な伝え方になると、不快にさせてしまうため注意が必要です。 

話をまとめるパラフレージング

パラフレージングとは、相手の話を自分の言葉でわかりやすく言い換えてまとめる技法です。

 

傾聴力を高めるトレーニングとして有効で、コミュニケーションの円滑化や信頼関係の構築に役立ちます。

 

 たとえば、「つまり、〇〇ということですね?」と返すだけでちゃんと聞いていたことが伝わり、会話に安心感が生まれます。 

 

相手の意図を正しく理解する助けにもなるので、すれ違いを防ぐ効果も。 難しく考えず、「一度まとめて返す」習慣をつけると、自然と会話の質が上がります。

会話の途中で整理する

話が広がってきたときは、「ちょっと整理すると…」と一度まとめると、会話がわかりやすくなります。 

 

そのうえで、「〜については、どう思いますか?」などのオープン・クエスチョンを使うと効果的。 

 

オープン・クエスチョンとは、Yes/Noでは答えられない“自由に答えられる質問”を指します。

 

相手の気持ちや考えを引き出しやすくなり、理解が深まります。「 整理+質問」で、会話の質も上がるはずです。

雑談リストを作成する​

「何を話せばいいんだろう…」と悩む方におすすめなのが、話のネタをストックしておく“雑談リスト”です。

 

天気、季節のイベント、最近見たテレビや食べ物の話など、軽い話題をいくつか用意しておくだけで、会話のハードルがぐっと下がります。 

 

雑談は、内容が濃い必要はなく、「話しかけてもらえた」「笑えた」その時間に意味があります。

 

一般社団法人日本能率協会の調査でも、雑談が「職場でプラスに働いている」と感じる人は8割以上。雑談はコミュニケーションの潤滑油となり得ます。

 

構えすぎず、気軽に雑談を始めてみましょう。

短時間で伝える練習をする

話が長くなりがちな人は、「1分で要点をまとめる」練習をしてみましょう。 

 

ビジネスでも活用される「エレベーターピッチ」というテクニックで、短い時間で印象に残る伝え方として注目されています。

 

話のテンポが良くなるため、「わかりやすい人」「話しやすい人」と思ってもらえることも。 日常のやりとりやSNSでも気軽に練習してみましょう。

 

わかりやすく伝えるPREP法

「何が言いたいの?」と思われないために役立つのが、PREP法という話し方です。

 

Point(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(再び結論)

 

の順番で話すと、伝わりやすくなります。 

 

たとえば、商品について伝えたい場合、「この商品はおすすめです。理由はコスパがいいから。実際に私は…」となります。 

 

伝えるスキルが上がると、説得力も増して、会話がスムーズになるでしょう。

鏡の前で自分を観察する

コミュ力を上げるために、自分の表情や話し方を客観的に見ることも大切です。 

 

鏡の前で話す練習をすると、笑顔のクセや声のトーン、目線などに気づけます。 無意識のうちにしている「怖い顔」や「早口」なども改善しやすくなります。 

 

また、スマホの録画機能などで自分の話を録画して確認するのもおすすめです。

 

第一印象は、ほんの数秒で決まるもの。自分を見つめ直すことで、人に与える印象はより良くなるでしょう。

自分も相手も尊重する

コミュ力を高めるうえで大切なのは、一方的な会話ではなく、「自分も相手も大事にする姿勢」です。 

 

相手の考えに耳を傾けつつ、自分の意見も素直に伝えるのが、対等で心地よい関係につながります。 

 

無理に合わせすぎたり、自分ばかり主張しすぎると、どちらかが疲れてしまいがち。 お互いを尊重し合う姿勢があると、会話も人間関係もスムーズになります。

 

コミュ力が高い人の特徴3つ

スーツ姿の男性が脳を持っている様子
コミュ力が高い人の特徴を3つご紹介します。

結論から伝える

コミュニケーション能力が高い人の特徴のひとつが、「結論から伝える」です。

 

特に ビジネスの現場ではスピードと明確さが求められるため、最初に要点を提示できると、信頼されやすくなります。

 

たとえば、「本件は対応可能です」「◯◯の件でご相談があります」など、冒頭で主旨を伝えると、相手は話の全体像を早くつかめます。

 

前置きが長いと要点が伝わらず、時間を無駄にしてしまう可能性も。

 

また、結論→理由→補足という順序で話すと説得力も高まり、情報の整理力や思考の明確さも印象づけられます。

 

相手に無駄なストレスを与えない伝え方は、信頼構築の第一歩と言えます。

適度なボディランゲージを使う

コミュ力が高い人は、言葉だけでなく「伝わり方」にも気を配っています。なかでも、体を使った自然な「ボディランゲージ」を交えたやり取りは、相手に好印象を与える要素です。

 

たとえば、相手の話にうなずく、姿勢を少し前に傾ける、穏やかな目線を向けるなど。こうした動作は「あなたの話をしっかり聞いていますよ」といった非言語メッセージになります。

 

特にビジネスシーンでは、言葉以上に“態度”が信頼感を左右することも。適度なジェスチャーや視線の配り方ができる人は、「一緒に仕事しやすそう」という印象を持たれやすくなります。

 

ただし、過剰な動きや不自然な仕草は逆効果。自然体で、落ち着いた所作を心がけましょう。

自然体でリラックスしている​

コミュニケーション能力が高い人に共通するのが、自然体でリラックスしている点です。

 

完璧に話そうとすると、かえって緊張が伝わってしまい、相手も身構えてしまいます。

 

特にビジネスの場では、「話しやすさ」や「信頼感」が相手との関係性を大きく左右することも。自然体で接すれば、相手の緊張もほぐれ、円滑な対話が生まれやすくなります。

 

必要以上に自分をよく見せようとせず、等身大でコミュニケーションを取る方が、好印象へとつながります。

 

緊張しやすい方は、「深呼吸をしてから話す」「緊張していることを正直に伝える」など、自分なりの方法を持つのがおすすめです。

 

コミュ力が低い人の特徴とは?

 

コミュニケーション力が低い人には、いくつかの特徴があります。

 

たとえば、

  • 話を最後まで聞けない
  • 要点が曖昧で伝わりにくい
  • 相手に関心を示さない

といった点です。

 

これらは対話のズレを生み、信頼関係の構築を妨げる原因にもなります。

 

「結局、何が言いたいのか分からない」と感じさせてしまうと、仕事をスムーズに進めるうえで支障が出る可能性も。

 

コミュニケーションは情報のキャッチボールです。相手の意図をくみ取り、自分の考えを的確に伝える姿勢が求められます。

 

コミュ力を上げるマインドセット

コミュニケーション力を高めるには、まず「自分も相手も大切にする」という基本姿勢が欠かせません。相手を尊重しながら、率直に気持ちを伝える姿勢が、信頼関係を築く土台になります。

 

次に意識したいのが、「対話は一緒に作るもの」の考え方です。自分だけで完結するのではなく、「私たち」という視点を持つと、協調的なやり取りが生まれやすくなります。

 

最後に、多様性を受け入れる柔軟な心です。「みんなちがって、みんないい」(金子みすゞ 代表作)と心得ることで、価値観の違いも前向きに受け止められるようになるでしょう。

 

コミュ力を鍛える方法(筆者の場合)

パソコンを持ってガッツポーズしている女性
私が普段の生活で心がけていることは以下の通りです。

  • できる限り見た目に気を遣う
  • 自分が言われたくない、されたくないことはしない
  • まず自分のことを紹介してから相手のことを聞く
  • 人がやりたくないことをやる

 

シンプルなことばかりかと思います。

 

 因果応報、自業自得、身から出た錆という言葉に共通するように、自分の行いは必ず返ってくると感じているんです。

 

そのため、相手の立場や意見を尊重し、丁寧なコミュニケーションを心がけています。

まとめ

コミュ力は特別な才能ではなく、意識と習慣で伸ばせるスキルです。

 

相手を尊重し、自分の気持ちも大切にする姿勢が信頼を生みます。小さな工夫を積み重ねて、より良い人間関係を築いていきましょう。

 

本記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

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<参考文献>

・ゆうき ゆう監修:マンガでわかる!心理学超入門・ゆうき ゆう監修:「なるほど!」とわかるマンガ はじめての他人の心理学

・箱田 忠昭著:「できる人」の話し方&コミュニケーション術

・苫米地 英人著:一瞬で相手を落とす洗脳術

・和気 香子著:人間関係の整理術

・デール・カーネギー著:こうすれば人は動く

・岸見一郎、古賀史健著:嫌われる勇気