コミュニケーションが苦手な人の特徴と克服する7つの方法
コミュニケーションが取れない...
何を話せばいいかわからなくて、会話が続かない
コミュニケーションが苦手なのを克服したい!

これから身につけたいスキルの中で、常に上位にあるコミュニケーション能力。

 

コミュニケーションを取るのは苦手だけど、人との関わりは好きだし、もっと上手に関われるようになりたい人は多くいます。

 

そこで今回は、コミュニケーションに苦手意識を持つあなたに向けて、コミュニケーションが上達するコツを紹介します。

コミュニケーションが苦手な人は多い

JTBコミュニケーションデザインの「コミュニケーション総合調査<第3報>」によると、過半数の57.6%の人が、「コミュニケーションが苦手」と感じていることがわかりました。

 

また、77%もの人が「人の話を聞くことは得意」と回答した一方、初めての人との会話や自分の意見を口に出すなど、主体的なコミュニケーションは苦手意識をもつ人の方が多くいました。

 

コミュニケーションを取ることに苦手意識をもつのは、あなただけではありません。

 

コミュニケーションを取るのが苦手な理由と克服方法を知って、自分の強みに変えていきましょう。

コミュニケーションが苦手な人の特徴

コミュニケーションを取るのが苦手な人の特徴を紹介します。自分に当てはまるものがないか、確認してみましょう。

人と目を合わせるのが苦手

コミュニケーションが苦手な人のわかりやすい特徴のひとつが、人と目を合わせるのが苦手なことです。

 

恥ずかしさや緊張から、正面を向いているようで目線は斜め下だったり泳いでいたり、目が合うことはなかなかありません。

 

たまに目が合うと動揺して赤面したり、声が小さくなってしまったりすることも。ぱっと見でわかる特徴ですね。

人見知りで自分から話しかけられない

コミュニケーションが苦手な人の多くは人見知りで、明確な用事がない限り、初対面の人に自分から話しかけることはしません。

 

何を話せばいいのかわからないという人もいれば、自分に自信がなく、自分の話なんて誰も興味がないだろうと思い、話しかけられないタイプもいます。

 

しかし実際は話すのが好きで、1度打ち解けると堰を切ったように話し出す人も少なくありません。

自己主張が苦手

前段の調査結果にもありますが、コミュニケーションが苦手な人は、自分の思いや意見を言うことを苦手としています。

 

自分の意見を否定されたり、変な人だと思われて傷つくのが怖かったりするため、長い物には巻かれろ精神で、多数派の主張に合わせる傾向があります

 

次第に人に合わせるのが窮屈で息苦しくなり、卒業後などにパタリと連絡が取れなくなる人も。

引きこもりがち

人と関わる時間が窮屈でしんどいと感じるため、1人で過ごすことを選び、引きこもりになりがちです。

 

自分が引きこもっている間に、周りはどんどんコミュニケーションをとって仲良くなっていくため、余計に関わりづらく、尚更コミュニケーションに苦手意識が出てしまいます。

空気が読めない

コミュニケーションが苦手な人=会話や自己主張が苦手な人ではありません。

 

場にそぐわない発言をしがちだったり、自分の話ばかりしてしまったり、空気が読めない人も該当します。

 

そもそもコミュニケーションの意味は、「意思疎通」「分かち合う」です。一方通行で会話のキャッチボールができない人は、コミュニケーション能力があるとは言えません。

 

空気が読めない人は、自分ではコミュニケーション能力があると思っているのが厄介なところです。

先入観が強い

先入観が強い人もコミュニケーションが苦手と言える場合があります。

 

見た目や噂話など、直接話す前情報で自分には合わないと一線を引き、壁を作ってしまう人もいるからです。

 

そういう人は後になって、印象と違うことがわかれば普通に会話できるようになりますが、印象を引きずったままになった場合は、最後まで打ち解けようとしません。

コミュニケーションを取るのが苦手な原因

次に、コミュニケーションを取るのが苦手な原因を紹介します。

もともとおとなしい性格

もともとの性格がおとなしく、自ら人間関係を開拓していくのが苦手な人もいます。

 

目立ちたくない、注目されたくないと思っているので、集団から一歩距離をとって、遠くから眺めていることが多く、積極的にコミュニケーションを取ることはしません。

 

感情表現などリアクションも控えめなため、何を考えているのかわからない、楽しくなさそうと思われて、逆に周りから距離を置かれてしまうことも。

 

三つ子の魂百までと言いますが、性格はそう簡単に変えられません

人間関係にトラウマがある

人間関係にトラウマがあり、コミュニケーションに苦手意識を持つようになってしまった人もいます。

  • 話しかけたら訛りをバカにされた
  • 感じが悪いと嫌悪感を示された
  • 人前でオドオドして笑われて恥をかいた

また嫌な思いをしたくない/させたくないと思い、人と距離をとってしまうわけです。

 

昔はよく喋る子だったのに、成長して大人しくなった人もめずらしくありません。

警戒心が強い

警戒心が強く、なかなか他人に心を開けないため、コミュニケーションがうまく取れないケースもあります。

 

煩わしい関係になるくらいなら1人がいいと思い、歩み寄れなかったり、避けてしまったり、距離を詰めることができません。

 

1度打ち解ければすごく親しくなれますが、警戒心を超えて仲良くなろうと歩み寄ってくれる相手ではないと、なかなかうまくいきません。

コミュニケーションが苦手を克服するメリット

ここからは、コミュニケーションが苦手を克服するメリットを紹介します。

ストレスや疲れが減る

コミュニケーションが苦手を克服すると、自己主張ができるようになります

 

自分の思いや意見を言わず、ただ相手に合わせていれば、楽で揉めることもありませんが、モヤモヤした気持ちは蓄積されていきます。

 

思ってもいないことに同意しながら話を合わせるのって、疲れますよね。だから人付き合いを避けたくなってしまうんです。

 

しかし主張できるようになると、たとえその主張が通らなくても、言えないで終わるよりはるかにスッキリするので、格段にストレスや疲れは減ります。

 

自己主張ができるようになると、人付き合いが楽しいと感じる瞬間は増えますよ。

自然体で生きられるようになる

コミュニケーションがうまい人は、自分のスタンスを崩しません。人によって態度を変えることもなく、乗らない誘いはキッパリ断るなど、自然体で生きやすくなります。

 

自然体で生きられるようになると、目立たないように無難にしていた髪型や服装を好きに表現するといった、見た目に変化が出る人も。

 

自分らしく生きられるようになるのは、大きなメリットですよね。

 

すぐ仲良くなれる

コミュニケーションに苦手意識がなくなると、新たな人付き合いは増えやすくなります。

 

職場の人との交流が増えて、働きやすい環境づくりができるようになったり、行きつけのカフェや飲み屋の人と友達になれたり、どこにいても楽しく過ごせるでしょう。

 

特に職場の人間関係が円滑になると、仕事のストレスが全然違いますからね。

他人の違和感に気付ける

コミュニケーションが上手な人は、周りをよく観察しているので、他人の些細な変化に気付くことができます。

 

いつもより元気そう/元気がなさそうと感じたときに、そっと一言「何かあった?」と聞いて気遣えると、周囲から信頼される存在になるでしょう。

コミュニケーションが苦手を克服する7つの方法

さてここからは、コミュニケーションが苦手を克服する方法を紹介します。

自分から挨拶をする


コミュニケーションの始まりは、いつも挨拶です。

 

挨拶をするか、それともしないでスルーするかによって、その後のコミュニケーションの取りやすさは大きく変わります。

 

コミュニケーションは最初が肝心です。自分から挨拶をすると、一気に会話しやすくなるので、まずは挨拶を意識しましょう。知らない人だったとしても、挨拶をされて不快に感じる人はいません。

 

「挨拶の後なにを話せばいいかわからない...」と思うかもしれませんが、その先の会話は考えなくてOKです。

 

別に挨拶だけで終わってもいいですし、相手がコミュ力のある人であれば、勝手に話を展開してくれます。話しかけづらいオーラを出さないことが肝心です。

堂々と話す

次に、堂々と話すことを意識しましょう。急に堂々と話すように切り替えるのが難しいと感じる人は、見た目を変えるのがおすすめです。

 

高校デビューや大学デビューという言葉もありますが、見た目に引っ張られて、内面が自然と変わることはあります。

  • 髪型を変える
  • 服装を変える
  • 体型を変える

など、まずは理想の自分になりきって、演じるつもりでコミュニケーションを取ってみるといいかもしれません。

 

相手に興味をもつ

コミュニケーションがうまい人は、相手に興味をもち、話を引き出すことに長けています。

 

「口ひとつに耳ふたつ」と言いますが、自分が話す倍、人の話を聞くことを心がけましょう。相手に興味を持てるかは、自分の気持ち次第です。

 

何事も興味を持とうと意識して接すれば、自然と聞きたいことは出てくるものです。

 

ここは相手が話さない人であれば、自分が少し多めに話すなど調整できると尚良しです。尋問のように質問攻めなると、それはそれでしんどいですからね。

 

出身地や趣味など、共通点を探すと話を広げやすいのでおすすめです。

 

自己開示をする

円滑なコミュニケーションには自己開示が重要です。

 

たまに人の話を聞くだけ聞いて、自分のことは明かさない人がいますが、それはコミュニケーションを放棄しているようなものです。

 

人に名前を尋ねるときは、まず自分から名乗るのがマナーであるように、聞きたいことがあるなら、まずは自分から話すようにしましょう。

 

「趣味はなんですか?」のような定番の質問に、「えーっと、なんだろう...」とならないよう、1度自分の棚卸しをしておくと、スムーズに会話ができるのでおすすめです。

 

無理に合わせない

コミュニケーションを取る上で、相手の話や意見に共感するのはすごく大事なことですが、なんでもイエスと言えばいいというものではありません。

 

自分の感覚とは違うことにまで同意してしまうと、その後のコミュニケーションが苦しくなってしまいます。

 

個人的なおすすめは、嫌われたら仕方ない精神で、ある程度自分のスタンスを貫くことです。

 

あなたは2:7:1の法則をご存知でしょうか?

 

あなたの周りに10人いたとき、人間関係は以下の割合になるとされています。

  • 2人は、自分の言動に無条件で肯定的な人(気の合う人)
  • 7人は、そのときの状況は気分で変わる人(どちらでもない人)
  • 1人は、自分の言動に無条件で否定的な人(気が合わない人)

どう無難に振る舞っても、うまくいかない人付き合いもあるということです。であれば、自分らしく接してうまくいかない方がいいですよね。

 

共感しつつも、自分はこう思うと自分の主張は伝えて、無理に合わせないよう心がけましょう。

目を見て笑顔で接する


目を見て笑顔で接するだけで、印象はかなり良くなります。

 

逆に目を合わせず表情が硬いと、それだけで話しかけることを躊躇してしまう人もいたり、話していて面白くないのかなと思われたり、コミュニケーションがうまく取れません。

 

会話や説明が苦手でも、愛嬌さえあればなんとかなります。

非言語コミュニケーションも意識する

非言語コミュニケーションとは、言語以外のコミュニケーションのことです。

  • 見た目や表情
  • 身振り手振りなどの仕草
  • 声のトーン

など、人は言語情報よりも、非言語情報からより多くの情報を得ているという研究結果があるほど、非言語コミュニケーションが発信者の印象を左右すると言われています。

 

見た目や表情、声のトーンを明るくしてみたり、相槌を打つときにジェスチャーを入れてみたり、腕を組んで話を聞かないのも効果的です。

 

コミュニケーションは会話の中身に気を取られがちですが、視覚情報もすごく重要と覚えておきましょう。

コミュ力が高い人を観察する

身近にいるコミュ力が高い人を観察するのもおすすめです。

 

「コミュ力高いな〜」と眺めるだけでなく、どういう風に人と接しているのか、声のトーンやジェスチャーをどうしているかを観察して、マネから入るとやりやすいですよね。

 

理想のコミュ力を持つ人を探して、参考にしてみるのもいいでしょう。

コミュニケーションを取る上で気を付けること

次に、コミュニケーションを取る上で気を付けることを紹介します。

相手の話に割り込まない

話をしているところに割り込まれて、いい気がする人はいません。何回も遮られたら、話す気がなくなってしまいますよね。人の話は最後まで聞くのがマナーです。

 

割り込みがちな人は自分は楽しく話せているので気付いていませんが、周りの気分を害しているときが往々にしてあるので気をつけましょう。

相手の意見をすぐ否定しない

相手の意見をすぐ否定して、自分の価値観を押し付けるのもやめましょう。

 

よほど偏った思考ではない限り、大体のことが人それぞれで、正解はないからです。

 

でも」「だけどが口癖の人は、使わないように意識することをおすすめします。

 

「普通こうじゃない?」のような、普通〜だと言いがちな人も、自分の感覚に合わないことを否定する傾向にあるので、注意した方がいいかもしれません。

相手のいいところに注目する

人は欠けていることや、ネガティブなことに反応しやすい生き物です。

 

なので意識的にいいところに注目しないと、悪いところが目についてしまう傾向にあります。

 

悪いところばかり注目してしまうと、どうしてもその先コミュニケーションを取る気がなくなってしまうので、いいところを探しましょう。

  • 言葉遣いが嫌いだけど説明は上手
  • 考え方が偏ってるけど人の意見は素直に聞く
  • 一見無愛想だけど笑顔がいい

そして、自分が感じたいいところを伝えられると、コミュニケーションはより円滑になります。些細なことでも、いいところを伝えられたら嬉しいですからね。

 

むしろ些細なところの方が褒められて嬉しいと感じる人も多いので、本当にいいと思ったことは伝えるようにしましょう。

 

噂話など外部情報は参考までにする

良くも悪くも噂で聞いていた話と、実際の印象が違うことはよくあるので、外部情報は参考までに聞く程度に留めましょう。

人それぞれ受ける印象は違うので、先入観で壁をつくらず、あくまでも自分がどう感じるかが大切です。

 

コミュニケーションはフラットな状態で取るのが1番ですからね。

コミュニケーションが苦手で仕事がつらい人は

職場でのコミュニケーションがうまくいかず、仕事がつらいと感じている人は、仕事を変えて、1度環境をリセットした方がいいかもしれません。

 

今の環境で急にキャラ変更しようと思っても難しいですが、新たな環境であれば、新たな自分でスタートできますからね。

 

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まとめ:コミュニケーションが苦手は克服できる

今回は、コミュニケーションが苦手を克服する方法を紹介しました。

 

コミュニケーションが苦手なのは、単純に場数もあります。初対面の人が苦手だからと避け続けていれば苦手なままですし、接する人数が増えれば少しずつレベルアップします。

 

コミュニケーションを避けないことが、1番大切です。今身近で最も関わりやすそうな人から、コミュニケーションをとってみましょう。

 

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