ちゃんとやれてるのに、なんで評価されないんだろう?と思うことってありますよね。
評価されない理由は自分にあることもあれば、会社の評価制度自体に問題があるケースもめずらしくありません。
今回は従業員5,000人程度のそれなり規模の企業で会社員をしていた筆者の体験も踏まえ、評価されない理由と正しい評価を得る方法をまとめます。
仕事で評価されないと悩むあなたへ
まずはじめに、評価制度とは名ばかりの会社にいる場合、正当な評価はされません。
仕事が好きで向上心のある人が、そんな環境にいてはもったいないです。
転職するか、もしくはフリーランスとして活動し、やった分の評価を存分に受けられる環境に身を置くことをオススメします。
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実力があるのに評価されないと感じる人は多い
厚生労働省が調査した仕事をやめた者の退職理由によると、男女ともに20%程度の人が「能力・実績が正当に評価されない」と回答していました。
男性 | 女性 |
1位:給料が低い | 1位:会社の経営方針に不満を感じた |
2位:会社の将来性が不安 | 2位:給料が低い |
3位:労働時間が長い | 3位:労働時間が長い |
4位:会社の経営方針に不満を感じた | 4位:会社の将来性が不安 |
5位:能力・実績が正当に評価されない | 5位:能力・実績が正当に評価されない |
6位:新しい仕事が見つかった | 6位:人間関係がうまくいかなかった |
7位:自分の希望する仕事ではなかった | 7位:新しい仕事が見つかった |
8位:通勤時間が長い | 8位:自分の希望する仕事ではなかった |
9位:健康がすぐれなかった | 9位:通勤時間が長い |
10位:会社が倒産した | 10位:健康がすぐれなかった |
筆者もそうでしたが、記録として残らないサービス残業やみなし残業、家での仕事や休日出勤をしている人は相当数います。
残業時間は少なかったとしても、忙しくて休憩がロクに取れないで働いてる人も少なくありません。
そんな中で正当に評価してもらえず、立場も給料も低いままでは気持ちは続きませんよね。
仕事で評価されない理由
仕事で評価されない理由は何があるのでしょうか?よくある10の理由を紹介します。
成果を数字で表現できていない
評価は一般的に、定量評価と定性評価の2つの軸で行われます。
- 定量評価:営業の獲得実績のような数字を元にした評価
- 定性評価:チャレンジ精神のような数字で測れないことにする評価
定量評価は良くも悪くも成果がわかりやすく、他者との比較もしやすいですが、定性評価は成果が測りづらく、他者との比較が難しい特徴があります。
そのため、定性評価主体だと可もなく不可もなくの評価に着地しやすいです。
業務量が伝わっていない
人事評価は半年に1回、年2回行われるのが一般的です。
さまざまなタスクをこなす人では、自分でもこの半年何したっけ?と思い出そうとしないと思い出せないことってありますよね。
と思うかもしれませんが、残念ながらそれだと、評価されないで見過ごされる努力が出てしまうこともあります。
なぜなら上司には上司の仕事があり、あなた含め部下が10人20人といたら、1人1人の半年の行動は覚えていられないからです。
業務量が伝わっておらず、評価されていない可能性もあるでしょう。
仕事はできるけど周囲に迷惑をかけている
お客様の要望を優先するあまり、仲間への配慮が欠ける人はめずらしくありません。
急な割り込み案件を持ってきて残業に付き合わせたり、休みの日でも電話をしたり、自分さえ良ければいいという発想の人は、必ずしも成果に見合った評価になりません。
こういう人はサポートは求める割にサポートしない傾向があるため、問題児扱いされてしまうことも。
仕事を選り好みしている
やりたい仕事は率先してやってそれ以外は手をつけず、翌日別の人に引き継ぐ、こんな動きをしていませんか?
自分の強みを活かせる仕事に注力するのは大切ですが、仕事はやりたくないこともつきものです。
めんどくさいことはやらないと思われてしまえば、怠慢な人と評価されてしまいます。
態度に問題がある
成果が上がって自信がついてくると、態度が変わる人もいます。
筆者が営業をしていた頃の先輩に、優秀だけど言い方がとにかくキツく、他人の意見を受け入れないパワハラ気質な人がいました。
他部署の人と度々イザコザがあり、人事部に通報され、管理職への昇進は見合わせとなっていました。立場が上がったら厄介と思われたら出世はできません。
自分に求められていることを勘違いしている
努力の方向性が違い、評価されない人もいます。
まずは目の前の仕事をキッチリこなしてほしいと思われている中、いろんな仕事ができた方がいいと思って、あれもこれも首を突っ込んで空回りしてしまうイメージです。
いくら頑張ってても、求められていることができていないと評価されません。
期待値を満たしていない
次のステップに進む基準値をクリアできておらず、評価が上がらない場合もあります。
新人の頃は言われたことをその通りにできればOKですが、慣れてきたら求められるレベルは徐々に変わります。
自発的に先回りして仕事を進めたり、後輩に教えたり、言われたことプラスαがないと、評価は上がりづらくなっていきます。
同じミスを繰り返す
人は相手に対して1度もった印象が長期にわたって継続する心理があります。
「よくミスする人」と認識されてしまうと、あなたのミスに敏感になり、ほんの些細なミスでも「またやった。危なっかしいな」と思われてしまいます。
ミスしている印象が大きいのかもしれません。
報連相ができていない
社会人の基本である報連相ができていないと、評価はされません。相談が遅れたことによって問題に発展すれば、かなりのマイナス評価になります。
報連相できていないということは、上司との間に距離がある人が多いと思いますが、評価をするのは上司。コミュニケーションが取れていないと、そもそも評価はされづらいでしょう。
会社に問題がある
評価されない理由には、会社に問題がある場合もあります。
- 評価制度が整っていない
- 管理者が評価する時間がない
筆者は会社員時代、業務拡大や新規事業の立ち上げと評価時期が重なり、管理者が面談する時間が取れず、評価を行ったテイになったときがありました。
その会社は実力主義と謳っていながらも、昇進は2年に1回という暗黙の了解があり、よほど突出した成果を出さない限り評価は形だけで終わるため、ないがしろにされたわけです。
これでは正当な評価が得られませんよね。
仕事で正当に評価される5つの方法
ここからは、仕事で正当に評価されるための対策を5つ紹介します。
成果を数字で表す
仕事で評価されるためには、評価しやすくするために、目標と結果をなるべく数字で表すようにしましょう。
事務や経理などの間接部門だと、数字で表すことが難しいところもあると思いますが、例えば社内の備品の無駄を見直して毎月◯%経費削減したというのは数字で表せます。
また、社内の煩雑な手続きを簡素化して、みんなの事務処理にかかる時間を◯時間短縮したといったことも数字で表せます。
具体的に数字で表現すると、成果は疑いようのないものになります。
業務量を可視化する
業務量を可視化して、しっかりアピールするのも大切です。
日本は察する文化なので主張しない人も多いですが、評価されたければアピールするべきです。
自己主張や交渉しない人は後回しにされ、声が大きい人が評価されることってありますからね。
自分に求められていることを考える
筆者は会社員時代に上司から「2つ上のポジションになったつもりで考えて行動しなさい」と言われていました。
今見えている範囲とは別の視点で考えることで、上司だったらどう判断するか、今の自分に何を求めているかが掴めるようになります。
求められていることを実践できれば、おのずと評価は上がるでしょう。
印象を良くする
人には自分が支持する情報を無意識に集め、反証する情報は無視する「確証バイアス」と呼ばれる心理があります。
- 良い人・デキる人と思われれば、良い情報ばかりが目につく
- 嫌な人・デキない人と思われれば、悪い情報ばかりが目につく
印象によって受け取り方が変わるんです。
愚痴ばかり言わない、明るく親切に接する、挨拶がいい、整理整頓など見た目をキレイにするなど、印象を良くするのも効果的です。
転職するか働き方を変える
冒頭でも述べましたが、評価制度とは名ばかりの会社にいる場合、正当な評価はされません。仕事が好きで向上心のある人が、そんな環境にいてはもったいないです。
転職するか、もしくはフリーランスとして活動し、やった分の評価を存分に受けられる環境に身を置くことをオススメします。
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まとめ
仕事が評価されない理由と正しい評価を得る方法をまとめました。
会社は人件費とポジションの兼ね合いから、絶対評価ではなく相対評価を採用するところも多いため、成果がいい人が他にもたくさんいると、無難な評価に着地してしまいます。
あと日本企業は特に、結局社歴や年齢も加味されるので、正当な評価ってなかなか難しいと感じます。
実際筆者も「次回必ず上げるから今回は見送りで」と、調整されたことはありました。
「頑張っても評価変わらないから、そこそこの力でやろう」と脱力社員になってしまう前に、早めに転職するかフリーランスになることをオススメします。
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