ストレングスファインダー「着想」の適職5つ｜自分の資質の活かし方を知ろう

 

ストレングスファインダーを試したのであれば、そのデータを最大限に活用したいと思いますよね。

 

そこで今回は、着想を上位資質に持つ筆者の感覚や経験も踏まえ、着想の特徴や適職を解説します。

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「着想」を持つ人の割合

ストレングスファインダーの上位5つの資質の中に着想を持つ人の割合は、世界的には約13%（34資質の上から14番目）ですが、日本人は約20%（34資質の上から8番目）。

 

日本人には比較的多い資質と言えます。着想は女性よりも男性に多い資質で、世界的に見ると女性は34資質の上から26番目ですが、男性は8番目です。

 

着想に多い組み合わせには、「戦略性」「学習欲」「収集」「達成欲」「適応性」などが挙げられています。

 

ちなみに筆者の上位5つの資質は、「最上志向」「着想」「自己確信」「個別化」「未来志向」です。

ストレングスファインダー「着想」の特徴

次に着想の特徴をみていきましょう。

独創的なアイデアマン

着想の特徴を一言で表すと、独創的なアイデアマンです。

 

そもそも「着想」という言葉の意味は「ある物事を遂行するための工夫や考え。思いつき。アイデア」です。良いアイデアが浮かんだ時に「着想を得る」と使います。

 

着想の資質を持つ人は、ユニークなアイデアに魅力を感じる傾向が強く、自分の知らない新しい考え方や奇抜な発想に触れるのが大好き。

 

ユニークな発想にアンテナがあり、それらを自然と収集するため、自身も型にはまらない独創的なアイデアを生み出すことができるわけです。

関連性を見出すのが得意

着想の人は、普段からあらゆる視点で物事を観察しているため、多角的に物事をとらえるのが得意です。

 

一見共通点のないものから関連性を見出したり、既存の何かを組み合わせて新しい何かを生み出したり、つながりを探すことに長けています。

 

アイデア出しのブレインストーミングでは、パワフルで独創的な力を発揮するでしょう。

 

その反面、全体像が整理できていない不完全な段階で突飛なアイデアを伝え、周囲を困惑させてしまう側面もあるので注意が必要です。

飽きっぽい

着想の人は、目新しさや変化を好むため、いつも通り、定番、無難といった言葉にはあまり魅力を感じません。

 

同じ毎日には飽き飽きしやすく、モチベーションのキープが課題となることが多いでしょう。

 

筆者もずっと同じ環境にいると飽き飽きして、モチベーションが上がらないため、定期的にワーケーションするようにしています。

 

「着想」の仕事選びのポイント

着想を仕事に活かすヒントは以下の通り。仕事内容だけでなく環境選びも重要です。

 

体を動かす仕事よりも、頭を使う仕事に向いてると言えます。

 

逆に着想の人が避けるべき仕事や環境は、以下のようなものです。

着想のアイデアは、受け入れられない環境では異物扱いされてしまうこともあります。

 

昔ながらの考えが根付く日本企業や役所仕事より、個人の裁量が大きい中小企業やベンチャー企業の方が向くでしょう。

「着想」の適職5つ

ここでは着想の適職を紹介します。

マーケター

マーケターは世の中のニーズを探り、ニーズに合った商品やサービスを開発したり、既存商品の改良をしたり、商品が売れる仕組みづくりをする仕事です。

 

アイデアひとつで新商品を作るスタンスもありますが、売ったら面白そうなモノではなく、売れる見込みのあるモノを作るのが基本です。

 

ただ、すでに世の中にある商品やサービスと同じモノを作っても、結果は知れています。

 

そこで求められるスキルは、他社の商品に足りないものや、売れている商品に自社の良さを掛け合わせられないかといった視点です。

 

筆者は以前マーケティングの仕事をしていましたが、着想の特徴に合う仕事と言えます。

データサイエンティスト

データサイエンティストは、システムのログやWebサイトのデータなどを収集し、蓄積できる仕組みを作ったり、そのデータを分析して課題の発見や解決策を考えたりする仕事です。

 

膨大なデータから導き出される可能性は多岐にわたるため、物事を多角的に見る柔軟さが求められます。

 

あまり聞き慣れない職業ですが、近年需要が高まっていると注目されています。1人黙々と、コツコツできる仕事が好きな人に向くでしょう。

広告プランナー

広告はなんといっても、まずは注目を集めることが重要です。

 

人目を引くような広告アイデアの立案は、着想の得意分野。

 

安パイな企画しか通らない環境では埋もれてしまう可能性もありますが、自由な発想で勝負できる環境では、才能を発揮できるでしょう。

構成作家

構成作家は、TV番組全体の構成や、コーナーの企画を考案する仕事です。

 

構成や企画の検討だけでなく、台本制作やお笑い芸人のネタ作りに参加する人も。

 

構成作家は変化が大きい仕事で、フリーランスとして働く人がほとんどなので、波のある生活が許容できる人におすすめです。

 

デザイン関連

デザイン関連の仕事には、Webデザイン、ファッションデザイン、インテリアデザインなどがあります。どれも創造力が強みとして活かせるため、着想向きの仕事と言えます。

 

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まとめ

今回はストレングスファインダー「着想」の特徴と適職をまとめました。

 

前述しましたが、着想を仕事に活かす場合、仕事内容だけでなく環境選びも重要です。

 

独自性や個性が尊重されない環境では、その才能を活かすことは難しいからです。

 

ぜひ仕事内容だけでなく、環境や働き方にも注目してみてください。

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