ストレングスファインダーの中に、「自己確信」という資質があります。
読んで字の如く、自分に確信を持つ資質ですが、それをどう仕事に活かせばいいのか気になる方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、自己確信の資質を持つ筆者が、自己確信の特徴と適職をまとめます。
目次
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「自己確信」はめずらしい資質
ストレングスファインダーの上位5つの資質の中に「自己確信」を持つ割合は、世界的には約4.5%(最も少ない資質)で、日本人は約3%(最も少ない資質)。
自己確信は34種類ある資質で最も割合が少なく、めずらしい資質とされています。
自己確信に多い組み合わせには、「戦略性」「達成欲」「親密性」「学習欲」「責任感」「最上志向」「着想」「未来志向」などが挙げられています。
ちなみに筆者の上位5つの資質は、「最上志向」「着想」「自己確信」「個別化」「未来志向」です。
ストレングスファインダー「自己確信」の特徴
ストレングスファインダーの自己確信の特徴を紹介します。
自分の判断や直感に自信を持っている
自己確信を持つ人の特徴を一言で表すと、自分の判断や直感に自信を持っている人です。
ストレングスファインダーの診断結果には、以下のように記載されています。
まるで、自分が正しい方向へ進んでいることを教えてくれる羅針盤が体内に備わっているかのようです
ただそれは多くの場合、確信があるわけではありません。なんかやれる気がすると思っているような、根拠なき自信があるイメージです。
根拠のない自信は揺るぎようがないため、結果が未知数な中でも自分を信じて行動できるのは強みと言えるでしょう。
自分の意見を言える
自己確信の人は、集団の中で意見を言ったり質問をしたりする方です。
あまり周りを気にしない傾向にあるので、素直にいいものはいい、好きでないものは好きではない、わからないことはわからないと、ニュートラルに発言できます。
いわゆる声の大きい人になりやすいため、組織内外の発信役に向くでしょう。
意見を言えるのはいいですが、自分の考えを強要しないよう注意が必要です。
他人や風潮に流されにくい
自分軸があるので、他人に流されにくいのも特徴です。また、世の中になんとなく存在する常識にも疑問を抱きやすいタイプです。
人と違うことを恐れないため、少々我が強い印象を持たれることもあるでしょう。
決して人の言うことを一切聞かなかったり、ルール無用で好き放題したりするわけではありませんが、個性の強さが図らずも他人を遠ざけている場合があります。
人によっては、もう少し親近感を意識するといいかもしれません。
主体的に動ける
自分を信じる自己確信の人は、主体的に動けるタイプです。
先頭に立って進めるので、人を牽引することもできる一方、意見の食い違いがあると、自分はこうするからあなたはそうすればいいと、協調性に欠ける部分も。
早く行きたければ1人で進め。遠くまで行きたければみんなで進め。
アフリカで伝わることわざです。
自分1人、もしくは自分と意見や価値観が合う人と物事を進めれば、摩擦が少ないため、どんどん前進はできます。
その反面、多様性は生まれなかったり、自分に足りない部分を補完できなかったり、幅は広がりません。遠くまで行きたい時は、チームワークも意識してみてください。
新しいことに挑戦できる
自己確信は、リスクを冒して新しいことに挑戦できる資質です。
デメリットよりもメリットに注目し、判断や決断ができることを強みに、突き進むことができます。
多少の失敗は気にしない精神のため、転ぶことが多くてケガしがちですが、前進はできるタイプ。
挑戦することで活きる資質なので、会社員からフリーランスに転身したり、起業したり、仕事だけでなく働き方を変える発想もいいでしょう。
「自己確信」の仕事選びのポイント
自己確信の人は、仕事選びも重要ですが、それよりも環境選びの方が重要かもしれません。
まだルールや方向性が整備されておらず、多くの意思決定が求められるときに最高の力を発揮できるので、新規プロジェクトやスタートアップ企業のような環境は合うでしょう。
また、自己確信の人は強い自信を持っているので、スキルを持っているけど、自分に自信がなくて埋もれている人を率いる立場に立ち、鼓舞する役目を担うのもおすすめです。
逆に避けた方がいいのは、ルール通り、指示通りにしか動けない環境です。これでは強みを活かすことはできません。
「自己確信」の5つの適職
次に、自己確信の適職を紹介します。
営業
営業は相手の意思決定を促す仕事です。一口に営業と言っても、さまざまな商材があり、営業スタイルがあります。
自己確信の人は、すでに認知度の高い商品やサービスをルート営業するよりも、新しい製品や住宅のような高単価商材を、新規顧客を相手に営業するのが向くでしょう。
なぜなら、そういったものを購入する際に最も必要なのは勇気だからです。
プレゼン能力なんかももちろん大切ですが、最後に力強く一押しできるかどうかが分かれ目になるケースは多くあります。
自己確信の人の自信に安心感を抱き、意思決定できる顧客は多いでしょう。
コンサルタント
コンサルタントは、課題を抱える企業などに対し、課題解決に向けた支援活動をする仕事です。
大手のコンサルティングファームに依頼する場合、3ヶ月程度のプロジェクトにかかる費用は、2,000〜3,000万と言われます。
圧倒的に成果が求められる仕事なので、そのプレッシャーは相当なもの。
時に自分よりはるか年上の経営層の人たちを相手に、手厳しい意見を言わなければいけない場面もあるなど、強いメンタルが要求されます。
自分を信じ、自分の意見を言える自己確信の強みが活かせる仕事と言えます。
弁護士
弁護士はクライアントに感情移入し過ぎず、冷静に、客観的に、物事をとらえる能力が必要です。
正義感が先走って、偏った判断をしてはいけませんからね。自己確信の他人に流されにくい特徴が活きるでしょう。
臨床心理士
臨床心理士とは、心の問題に取り組む、心の専門家です。
活動の場所は病院をはじめ、小学校や中学校といった教育機関、福祉施設、研究所、警察署など多岐にわたります。
共感力が弱い人は、人に寄り添うのは苦手かもしれませんが、勇気づけをするのは得意。
自分に自信がない人の気持ちを引き上げることが求められる環境であれば、活躍できるでしょう。
自営業
自営業は文字通り自ら事業を営むことで、Web系の仕事をやるもよし、カフェのような飲食店経営をするもよし、自分の得意を活かせる仕事ならなんでもOKです。
新しいことへの挑戦が好きで、主体的に動ける自己確信の人は、会社員よりも自営業で、その時々自分がしたいことを仕事にする方が向くかもしれませんね。
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まとめ
今回は、ストレングスファインダー「自己確信」の特徴と適職をまとめました。
自己確信の能力を最大限活かすには、自分の長所を深く理解し、資質が活きる場所にいることも非常に重要です。
仕事だけでなく、自分に合った働き方や環境も併せて検討してみてください。
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