社会人におすすめの勉強内容7選|メリットや継続するコツも解説
社会人になってから勉強してないな〜
勉強した方がいいとは思ってるんだけど
いつ何を勉強すればいいのかわからない

将来を見据えて、何か勉強しようと考える人は少なくありません。

 

一方で、今勉強すべきことがわからなかったり、始めてみたものの三日坊主で終わったり、思いと行動が伴っていない人は多くいます。

 

今は何を勉強するにもスマホがあれば、オンラインでいつでも手軽に勉強ができる時代。時間がある人は勉強しないともったいないです。

 

そこで今回は勉強したい社会人のあなたに向けて、おすすめの勉強内容や勉強するメリットを紹介します。

勉強していない社会人は多い

日本は世界的に見ても、勉強していない社会人が多いことで知られています。

 

以下はアジア諸国の人々と日本人の、勤務先以外での学習や自己啓発活動を比較した表です。日本人は「何もしていない」割合が突出しています。

 

※参照:経済産業省「イノベーション創出のためのリカレント教育

 

上記以外、総務省統計局の「平成28年社会生活基本調査」によると、有業者が「学習・自己啓発・訓練」に充てる時間は、1日当たり平均6分というデータもあります。

 

いずれにせよ、勉強していない社会人は多いことがわかります。

社会人が勉強しないワケ

なぜ日本の社会人は勉強している人が少ないのでしょうか?社会人が勉強しないワケをみてみましょう。

仕事が忙しい

まず考えられるのは、仕事が忙しくて残業も多いため、そもそも勉強の時間を確保することが難しいパターンです。

 

筆者も連日朝から終電近くまで働いていた時期がありましたが、それだけ仕事漬けになっていると隙間時間は息抜きをしたくて、勉強を差し込むのはなかなか難しいですよね。

 

仕事があまりに多くの時間を占めていると、勉強できないのも無理はありません。

自由時間がほしい

勉強に使える時間はあるけど、自由時間としてスマホゲームやSNSチェック、ヨガなどしたくて、勉強する暇がない人もいます。

 

仕事や家事、育児が落ち着いた時間は好きなことをして過ごしたい、という気持ちはみんな同じですよね。

 

ストレス社会と言われる現代、楽しいことやリフレッシュできることをしないと、体がもたない気持ちもわかります。

 

ただし、リフレッシュの時間として有意義に使えているならいいですが、ダラダラと時間を浪費しがちな人は、時間の使い方を見直すべきでしょう。

 

差し迫って勉強すべきことがない

社会人が勉強しない理由で最も多いのは、差し迫って必要な勉強がないことでしょう。

 

学生時代は必須科目があるので勉強する内容は決まっていて、中間テストや期末テスト、受験など、集中する時期も明確にありました。

 

周りがみんな勉強モードだったので、自然と自分も勉強モードになっていました。ところが社会人になると、何を勉強するかは自由で、そもそも勉強するかどうかは自己判断。

 

何を勉強すればいいのか悩む時点で、先延ばしにして脱落する人は多いでしょう。

 

会社的に何か資格がないと昇進できなかったり、社内試験があったりすれば、勉強する人がほとんどだと思いますが、それでも常時勉強が必要なわけではありません。

 

勉強しなくても仕事はできるし、勉強しなければ遊べるとなれば、勉強を優先できませんよね。

 

やる気がないというより、勉強を優先する理由がない人が多いのでしょう。

社会人が勉強するメリット

次に、社会人が勉強するメリットを紹介します。

自分の市場価値を高められる

勉強をすることで自分の市場価値を高められます。

 

例えば営業をやっている人が中国語を話せるようになれば、同じレベルで営業ができる人より、希少性がありますよね。

 

それぞれのスキルは平凡でも、掛け合わせれば自分の存在は際立っていきます

収入アップにつながることもある

PRESIDENTの「年収2000万VS年収500万学習法比較」によると、1日1時間以上の勉強時間を確保している人は、年収500万円で29.9%、年収2000万円で48.0%と1.6倍の差があります。

 

資格を持っていると資格手当がもらえる場合があったり、資格がないと昇進試験を受けられないケースもあったりしますからね。

 

勉強すれば必ずしも収入アップするわけではありませんが、相関はあると言えるでしょう。

 

人生の選択肢が広がる


勉強によって人生の選択肢を広げることもできます。

 

例えば中国語を話せるようになると、海外転勤の可能性も出れば、在宅で中国語の通訳の副業をするなど、選択肢が増えますよね。

 

日本でも副業、複業が当たり前になってきたので、スキルを活かすチャンスは無限です。勉強が生きる場所や働き方を変えるキッカケになることもあるでしょう。

自信が出る

勉強を継続できたこと、試験に合格して資格が取れたこと、それを活かして過ごせること、どれをとっても自信につながります。

 

勉強は成功体験を積み、内面から自分を強くできるという意味でもおすすめです。

信頼される

「仕事終わりや休日は勉強をしている」と聞いたら、すごいなぁと思いませんか?

 

勉強熱心でしょうもない奴という印象をもたれることは基本ありません。前述しましたが、特に日本は勉強している社会人が少ないからです。

 

習慣的に勉強をしているというだけでも、圧倒的少数派。向上心のある人、意志の強い人と思われて、信頼度は増します。

社会人におすすめの勉強内容7選

ここからは、社会人におすすめの勉強内容を紹介します。

 

勉強と聞くと、仕事に役立つことや資格につながるものを想像するかもしれませんが、決してそれらに限りません。

 

趣味やプライベートが充実する勉強も当然対象です。さまざまなジャンルを紹介しますので、参考にしてみてください。

語学

定番中の定番は、語学の勉強ではないでしょうか。英語や中国語、スペイン語、フランス語など、どの言語を学んでも活かせる場面はたくさんあります。

 

世界で最も使われる言語である英語は、ネイティブに加え第二言語として実用レベルで使える人を含めると、話者人口は15億人とも言われています。

 

プラス1言語扱えるようになるだけで、関われる人の数がこれだけ増えると考えると、やはり習得するメリットは大きいですよね。

プログラミング

今最も注目を集めるスキルのひとつは、プログラミングです。

 

今後長く活躍が期待できるスキルであり、フリーランスとして独立しやすく、資格不要で弁護士のような難関資格が必要な仕事並みに稼げる、コスパの良いスキルとして人気です。

 

将来的に長く安定して働けるスキルを習得したい人におすすめです。

 

マーケティング

マーケティングは簡単に言うと、商品やサービスが売れる仕組みづくりをすることです。

 

マーケティングは行動経済学の別称とも言われており、人の行動の傾向を理解することはビジネスで大いに役立ちます。

 

今後自分で何かビジネスをやりたいと考えている人は、学ぶとかなり強みになるでしょう。

Web広告運用

Web広告運用とは、Google広告やSNS広告などインターネット上に広告を出稿し、数値分析や改善をすることです。

 

昨今Web広告市場は右肩上がりで成長しています。その一方で、広告運用、集客に手をこまねいている企業は無数にあります。

 

Web広告運用に精通する人材はまだまだ限られており、引くて数多の状態。Webデザインや動画編集をしていて、掛け合わせられるスキルを検討している人にもおすすめです。

対人スキル

対人スキルとは、コミュニケーションやマネジメント、プレゼンテーションスキルなどのことです。

 

アメリカの経済誌が社長・副社長1,500人に調査したデータによると、「コミュニケーションに関する勉強が1番役に立った」と回答した人が72%もいたそう。

 

仕事でもプライベートでも、対人スキルは常に活きるものなので、人付き合いが苦手な人は学んでみてはいかがでしょうか。

 

一般教養を高める勉強

一般教養を高める勉強は非常におすすめです。

  • 歴史
  • 政治/経済
  • 語彙力
  • 最新テクノロジー

など、ニュースで当たり前に目にするけど、理解してないことって意外とたくさんありますよね。

 

今さら聞けない話を勉強するのもいいでしょう。知識があやふやな状態の人はたくさんいるので、雑談力が上がりますよ。

プライベートが充実する勉強

プライベートや趣味の時間を豊かにする勉強も有意義です。

  • 動画編集
  • SNS運用
  • お金の節約術
  • トレーニング方法
  • 正しい睡眠の知識
  • 服のコーディネート

など、ここは挙げればキリがありませんが、今の自分の生活に役立つ勉強であれば、なんでもOK。学ぶ意欲があるものは吸収力が高いですからね。

 

「仕事や収入に直結するものでないと、時間がもったいない気がする」という人もいますが、趣味が高じて仕事につながることもめずらしくない世の中です。

 

自分の興味関心に逆らわないことをおすすめします。ちょっと変わった資格の勉強をしてみるのもいいでしょう。

 

社会人におすすめの勉強タイミング

次に、社会人におすすめの勉強タイミングを紹介します。

早起きして朝勉強する

仕事終わりは勉強する気にならない、集中できないという人は、少し早起きして朝勉強するのがおすすめです。

 

慣れないうちは起きるだけで精一杯かもしれませんが、朝目覚めてからの3時間は脳が最も効率よく働く「ゴールデンタイム」と呼ばれる時間。勉強に最適のタイミングなんです

 

慣れれば効率の良さを実感できるでしょう。

通勤時間に勉強する


通勤時間も勉強にうってつけです。特に朝の通勤時間は、脳のゴールデンタイムにかぶっている人も多いでしょう。

 

やれることは限られていますが、読書やオンライン学習を通じてインプットはしやすいですよね。

 

音楽を聞いたりゲームをしたり、リラックスするのも大切ですが、通勤時間も勉強のチャンスです。

 

隙間時間に勉強する

隙間時間とは以下のようなイメージです。

  • 飲食店でオーダーを待つ時間
  • ランチ後の休憩時間
  • 待ち合わせで誰かを待っている時間
  • 湯船に浸かっている時間

などのちょっとしたフリータイムです。

 

5〜10分程度の短い時間の場合も多いですが、サクッとインプットしたり、学んだことをSNS上にアウトプットしたりするくらいの時間はあるでしょう。

 

場面場面を切り取ってみるとたかだか5分〜10分ですが、モンデリーズ・ジャパン株式会社の「すきま時間に関する意識調査」によると、1日の平均隙間時間は72.7分という結果が出ています。

 

隙間時間の学習でも、毎日続ければいずれ大きな差になります。

 

休日に勉強する

まとまった勉強時間はやはり、休日が確保しやすいですよね。

 

休日は家族行事や友人との予定があって、忙しい日も多いと思いますが、特に予定がなく暇な1日は、思いっきり勉強の日に充ててはいかがでしょうか。

 

その週に学んだことを復習する日にしてもいいかもしれません。

忙しい社会人が勉強を継続させるコツ

あなたも承知の通り、勉強は継続が大切です。そこでここでは、忙しい社会人が勉強を継続させるコツを紹介します。

今の自分に必要な勉強を選ぶ

何を学ぶかによって継続率は変わります。

 

例えば語学の勉強は鉄板ですが、今の仕事は日本語のみで十分、海外に興味はない、外国人と話す機会はないしいらない、という人にとってはどうでしょう?

 

勉強して損することはありませんが、優先するべき勉強内容とは言えませんよね。

  • 在宅ワークができるスキルを身につけたいから、Web広告を学ぶ
  • チーム管理を任されるから、マネジメントの勉強をする
  • 子どもの成長を記録して親族に共有したいから、動画編集を学ぶ
  • もっと貯金できるようになりたいから、節約術を勉強する
  • 自分や家族の健康のために、料理や栄養学について学ぶ

のように、差し迫って必要なことや自分の人生を豊かにするものでないと、モチベーションが続きません。

 

繰り返しになりますが、仕事や収入アップにつながるジャンルだけが、勉強の対象ではありません

 

社会人の勉強は自己実現のためにするので、今の自分に必要なものを選びましょう。

勉強が必要な目安期間を把握する


個人差はありますが、勉強が必要な期間には目安があります。例えば資格の勉強でいうと、以下のイメージです。

  • 簿記3級:150〜200時間
  • 宅建:300〜400時間
  • TOEIC800点:1000時間

1日あたり、1週間あたりで捻出できる勉強時間が見えれば、おおよその達成時期を設定できます。

 

ゴールが見えている状態と見えない状態では、継続率に雲泥の差が出るので、まずは勉強が必要な目安期間を把握しましょう。

自分に合った目標設定をする

勉強を継続させるには、自分に合った目標設定をすることも欠かせません。

 

3級だとインパクトに欠ける
TOEIC500点だと弱いよなぁ

なんて思って、飛び級を考えるのは失敗のもと。

 

今の自分のレベルより1段階上を学ぶ「i+1」の勉強方法がおすすめです。

 

習慣化する

勉強を継続し、習慣化させることを目指しましょう。習慣化すれば、今日は勉強するかどうかなど、いちいち悩むことなく取り組めるようになります。

 

勉強は「行動習慣」と呼ばれるジャンルに位置し、1ヶ月程度の継続によって習慣化されると言われています。

 

適切な目標設定をして、毎日5分でもいいので勉強するといった、習慣化するコツを実践すれば、あなたも勉強が習慣になりますよ。

 

誰かから学ぶ

例えばプログラミングのような、専門知識が必要なジャンルを未経験から勉強する場合は特に、スクールに通うなりして、プロから教わることをおすすめします。

 

プロから学んだ方が成果が見えるのは圧倒的に早いですし、仲間がいた方がモチベーションキープもしやすいからです。

 

身銭を切ったからにはやる、という気持ちにもなるので、意欲向上にも効果的。

 

今はオンライン学習で隙間時間でも学べる仕様になっていますからね。とても便利ですよ。

社会人は勉強するべき

人生100年時代と言われる現代、健康寿命は伸び続け、定年制度がなくなることも囁かれています。

 

その一方で、企業寿命は短命化しています。ちなみに、2020年に倒産した企業の平均寿命は23.3年。

 

新陳代謝の激しいアメリカでは、1955年の企業平均寿命が75年だったのに対し、2015年では15年と、60年間で60年寿命が縮まっています。

 

つまり、会社や仕事を変えることは当たり前にある時代ということです。

 

今の会社でのみ通用する知識やスキル、人脈しかない人は特に、幅を広げるべく勉強すべきでしょう。

 

何を勉強すべきかわからないときは

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まとめ

今回は何か勉強した方がいいかな?と考える社会人のあなたに向けて、おすすめの勉強内容や勉強するメリットを紹介しました。

 

「もう少し落ち着いて、ある程度まとまった時間が取れるようになったら始めよう!」と考える人は、結局やらずじまいになる可能性大です。

 

「学生時代にもっと勉強しておけばよかった...」と思った経験がある人は、同じ後悔をしないよう、まずは1日5分でもいいので先延ばしにせずスタートしましょう。

 

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