朝が弱くて仕事に支障が出ている人もいるのではないでしょうか。
もともと朝が弱い人だけでなく、仕事を始めてから朝が弱くなった人もいるようです。
そこで今回は、朝が弱くなる原因と対処法、朝弱い人におすすめの仕事を紹介します。
目次
朝起きられない人は多い
朝起きられないと感じる人は多い傾向にあります。
フジ医療器が20歳以上の男女4303名に対して実施した「第5回 睡眠に関する調査」では、92.6%の人が「睡眠に不満がある」と回答しています。
また睡眠に不満がある人の中の4人に1人が「寝ても疲れが取れない」という結果に。
疲れが取れていないと、朝起きるが辛くなります。もともと弱い人もいますが、会社勤めをしていると、疲れやストレスで朝が辛くなる人も多いようです。
朝が弱い原因とは？
なぜ朝が弱くなるのでしょうか？
その原因をまとめて紹介します。
仕事でストレスを抱えている
ストレスを抱えると睡眠の質が下がります。
人間は副交感神経が働くことにより深い眠りにつけます。しかしストレスや緊張状態が続くと、交感神経の方が活発になり脳が覚醒状態に入ってしまうのです。
「仕事でミスをした」「明日も上司に怒られる」など嫌な状態が続くと寝付けませんよね。このように仕事とストレスがあると睡眠の質が下がり、朝起きられなくなります。
不規則な生活をしている
不規則な生活は、睡眠に悪影響を与えます。
不規則な生活とは
- 夜遅くまで起きている
- コンビニ弁当や外食が多い
- 日常的にお酒を飲む
などが挙げられます。
ひとつでも当てはまっている人は、睡眠の質を大きく下げているかもしれません。夜眠れなくなると体内時計が乱れ、さらに眠れないループに入ってしまうでしょう。
低血圧や起立性調節障害などの問題
もともと朝が弱い人は、低血圧や起立性調節障害の可能性があります。
低血圧の人は、めまいや頭痛、不眠、体のだるさを感じます。朝起きても体がだるく、午前中は頭がボーッとする人も多いのではないでしょうか。
起立性調節障害は、自律神経や血圧の調整力が低下することで起こる障害です。主に10代で発症し成人になると改善しますが、大人になっても治らない人もまれにいます。
このような症状が出ている場合は、医療機関を受診した方がいいでしょう。
スッキリした朝を迎えるための対策
それでは朝の目覚めを良くするための対策を紹介します。
規則正しい生活
規則正しい生活をすれば体内時計が整います。
脂っこいものやお酒を摂取すると、胃腸が休まらず睡眠の質が下がります。その結果、夜更かししたり、夜中に何度も目が覚めたりして体内時計が狂ってしまうのです。
だからこそ、規則正しい生活をして体内時計を元に戻しましょう。
- 夜更かししない
- バランスの良い食生活
- 適度な運動
この3つを心がければ、おのずと体内時計は整います。
寝る前のスマホをやめる
寝る前のスマホは睡眠の質を大きく低下させます。
スマホから発せられるブルーライトには、睡眠ホルモンのメラトニンを抑制する作用があります。すると脳が覚醒状態になり、眠れなくなったり、睡眠が浅くなったりするのです。
朝起きてだるいのは、寝る前のスマホが原因かもしれません。寝る1時間前からはスマホやPCは避け、睡眠に入る準備をしましょう。
適度な運動
運動と睡眠には深い相関関係があります。実際に、定期的に運動する人ほど不眠が少ないというデータもあります。
運動をすると適度に疲れが溜まり、深い眠りにつけます。そして、質の高い睡眠が取れれば体が元気になり、さらに体を動かせるのです。
ストレッチや軽いウォーキングでも高い効果が見込めます。ぜひ適度な運動を取り入れて、睡眠の質を上げてみてください。
職場環境を改善する
職場環境が悪いと疲れやストレスが抜けません。
まずは職場の改善すべきところを紙に書き出してみてください。そして、横に改善策を書き、ひとつひとつ実行していきましょう。
それでも改善が難しい場合は転職をおすすめします。職場環境が悪いと、どんなに規則正しい生活をしても、睡眠の質は上がりませんからね。
朝が苦手な人にしかわからない「朝弱い人あるある」
朝が弱い人にしか分からない「朝弱い人あるある」を紹介します。
朝起きなくていい仕事はある？
どんなに対策をしても、もともと朝が弱い人は辛いですよね。
特に低血圧や起立性調節障害の人は、一生付き合っていく必要があります。
そんな時は、出勤時間が遅い職種を選ぶといいでしょう。
- 飲食店
- 営業職
- 夜勤専属の介護職
- アパレル店員
これらの職種は、朝10時以降の出勤ができる可能性が高いです。
ただし退勤時間も遅いため、夜更かしには注意しましょう。
フリーランスになれば起きる時間は自由
朝が弱い人はフリーランスという働き方がおすすめです。フリーランスになれば、朝起きる時間が自由なだけでなく、体調が悪い時は休めます。
私もフリーランスのライターとして在宅勤務をしていますが、時間に融通が利くためストレスも減りました。こまめに休みながら仕事ができるのがメリットです。
フリーランスになりたい人は、今のうちからスキルを身につけておきましょう。
朝が弱くて仕事が辛いあなたへ
朝が弱くて仕事が辛い人は環境を変えましょう。
生活習慣を改善するだけでなく、自分に合った仕事をすることも大切です。
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まとめ
今回は朝が弱い原因と対処法を紹介してきました。
朝起きるのが辛い人は、環境を変えて自分らしく生きることが大切です。
ぜひ本記事を参考に、気持ちの良い朝を迎えてみてくださいね。
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