将来に不安を感じている独身女性は少なくありません。
そこで今回は、アラフォー独女が将来の不安を払拭するためにやるべきことをまとめます。
目次
独身女性が抱える不安
アラフォーの独身女性は、どのようなことに不安を感じているのでしょうか。
1、貯金/老後資金がない
日本FP協会が発表する「世代別比較 くらしとお金に関する調査2018」によると、40代の72.5%もの人が「老後の生活設計」に不安を感じていることがわかっています。
日本全体で43兆円ものタンス預金があるとされるほど、貯金をする人が多い印象のある日本人ですが、そこまで不安を感じるほど本当にお金がないのでしょうか。
Woman typeが働く女性758人を対象に調査した「世代別、女性の貯蓄額をアンケート」によると、以下のような結果になっています。
①:30〜40代の年間貯金額
いずれも年間の貯金額が0円〜9万円の割合が約40%。特に40代は0円が27.3%で割合が最も高くなっています。
②:30〜40代の貯金総額
いずれも約50%が貯金額100万円未満。
貯金があればあるだけいいという話ではありませんが、仮に体調を崩して数ヶ月療養が必要となった場合などに、対応できないのは不安があるでしょう。
2、何歳まで働くのか見えない
貯蓄が少ない中で生活するには労働を継続するという選択になるわけですが、体力的な問題もあれば、特にやりたい仕事をやれていない現状だと、定年で引退して悠々自適に暮らしたいと思いますよね。
とは言え、貯蓄が少ない中で年金だけでの暮らしは難しいと考えると、働くほかありません。
好きなことをやっていて、仕事と趣味の境目がなくなっていればいいですが、ただただ労働を続けなければならない状態を想像したらどんよりするでしょう。
3、働き続けることができるのか心配
何歳まで働くのか見えないことに加え、生活様式や労働環境が日々変化していることからくる懸念もあります。
- 時代の変化で仕事自体がなくなってしまうかもしれない
- 今の会社に雇い続けてもらえるのか
- そもそも会社自体が存続し続けるか
好きな仕事や会社で働けていたとしても、今の状態をずっとキープできる保証はありません。
btrax社が発表する「現代における大企業の平均寿命は15年」によると、アメリカの企業では【1955年の企業平均寿命は75年だったのが、2015年の企業平均寿命は15年】と、60年間で60年企業寿命が縮まっていることが説明されています。
今の仕事や会社に依存している状態だと、こういった心配もあるでしょう。
4、自分と親の健康が心配
日本FP協会が発表する「世代別比較 くらしとお金に関する調査2018」によると、老後の生活設計の次に不安を感じる人が多いのが「自身の健康」です。
実際40代になると生活習慣病を発症しやすくなるとされています。女性の場合40代から乳がんの発症率が急激に増加するので、それまであまり健康を気遣っていなかった人も気を遣い始めるタイミングなのでしょう。
※参照:ソニー生命「年代別健康づくり」
また40代は「親などの介護」を不安に思う人が世代別で最も多く、総じて健康面に不安を感じている人が多くいることがわかります。
5、趣味や生きがいがない
博報堂生活総合研究所の生活定点によると、無趣味な人の割合は全体で26.2%。男性は22.8%、女性は29.7%。年代別では40代が29.5%で最も高く、3人に1人は無趣味です。
お金は貯めるためではなく使うために稼ぐものなので、お金にゆとりがあったとしても、使い道が特になければ少々悲しいですよね。
独身の最大のメリットとも言える、お金も時間も自分で自由に使い道を決められる生活を満喫できていないと、人生の充実度は大きく変わります。
独身女性がやるべき4つのこと
アラフォー独女が、老後の不安を払拭するためにやるべき4つのことを紹介します。
1、ライフプランを立てる
漠然とした将来の不安は、ライフプランが漠然としていることが原因です。
- 50歳からハワイ暮らしを始めたい!
- サーフィンしたり砂浜で読書したり、海の近くで毎日過ごしたい!
- 基本はひとりが気楽でいいけど、時には誰かと交流したい!
こうなれたらいいなと思う理想の自分の姿があれば、ハワイに移住するための方法は何か、現地での生活は月々どの程度お金が必要なのか、コミュニティや仕事は何があるのかなど、さまざま調べることができます。
調べた内容を基に、計画して行動することができますよね。
同じような毎日を過ごしていても、理想の将来のために前進していると感じられると、驚くほど前向きになれるものです。
2、無理しないでできる仕事や働き方を見つける
- 時間や場所にとらわれない働き方
- 生活を豊かに、安定感をもたらすための副業、兼業
- 人と交流するための仕事
仕事やお世話になる会社を1つに限定する必要https://maneql.co.jp/blog/wp-admin/plugins.phpはありません。むしろ、限定は危険です。自分の望むライフスタイルに適したことを、やりたいだけやりましょう。
やりたいことが特にない人はやりたいことを探すのではなく、ライフスタイルに適した仕事や働き方を探すのがおすすめです。
筆者はドイツで生活していた時、世界を旅しながら働ける自分になりたいと思って、今のフリーランス、リモートワークという働き方を選択しました。やりたいことよりも、働き方優先でした。
実際に1年以上、世界を旅する生活をしていましたが、自分の理想のライフスタイルで生きられていると、すごくやりたい仕事をしていなくても充実度は非常に高かったです。
と言う人も多いですが、筆者もまったくの未経験から独学で始めたことです。
そつなく会社員をこなす人であれば、大半の人ができます。興味がある人はぜひトライしてみてください。
3、お金の管理
以下は「2017年賃金構造基本統計調査」を基にした平均年収の表です。
単位(千円)
女性 |
大企業 | 中企業 | 小企業 | |
20〜24歳 | 215.9 | 200.1 | 188.4 |
25〜29 | 243.6 | 221.2 | 207.2 |
30〜34 | 262 | 237.5 | 217.7 |
35〜39 | 280.7 | 247.7 | 228.7 |
40〜44 | 290.8 | 258.3 | 232.2 |
45〜49 | 299.8 | 263.6 | 235.4 |
50〜54 | 304 | 264.1 | 240.9 |
55〜59 | 295.5 | 257.9 | 240.1 |
60〜64 | 242.3 | 219.9 | 215.9 |
65〜69 | 249.7 | 210 | 214.6 |
アラフォー女性の平均は約255万円。
総務省統計局「平成26年全国消費実態調査」によると、単身女性の生活費平均は16万7,163円で、年間約200万円です。
旅行や友人の結婚・出産祝いといった出費も加味すれば、なかなか貯金に回らないことも頷けますが、あなたは日々何にいくら使っているか把握できていますか?
- 買ったけど着てない服
- 本質よりも見た目やブランド重視で買ったモノ
- 入会して通ってないスポーツジム
など、浪費になっていることはありませんか?
月収を1万円増やすのは難しいですが、支出を見直して月に1万円捻出するのは意外とカンタンです。自己管理を徹底しましょう。
4、健康の管理
日本は世界一の長寿国であり、特に女性の寿命が長いです。
厚生労働省の「簡易生命表(令和元年)」によると、2019年の日本人の平均寿命は男性が81.41歳、女性が87.45歳。女性の方が6年も長いことがわかります。
また、女性は7年連続で平均寿命が伸びており、内閣府が発表する「平均寿命の推移」によると、2050年には女性の平均寿命は90歳を超えると見込まれています。
なお、女性の健康寿命(日常生活を制限されることなく、健康に過ごせる寿命)は72〜74歳となっており、厚労省は77歳以上を目標に設定しています。
筆者の祖母は88歳の今、自分のことはなんでも自分でこなす元気な人ですが、以下のような健康的な生活を積み重ねてきたからだろうと思います。
アラフォーともなると健康不安も出てくるので危機感を持って意識を高めてトライしていこうと思います! https://t.co/wrSo3SAclC
— ちりつも医 (@chiritsumo_dr) December 20, 2020
健康寿命まで働いて、それまでに築いた資産が介護費用に消えることにならないためには、健康でいることが欠かせません。
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彼氏にプロポーズされウエディングドレスを着て結婚式を挙げ、子宝に恵まれて子育てしている女性と、未婚独身子なしでずっと一人で家に引きこもり仕事して誰とも会っていない干物アラフォー独女の私。人生のキラキラ度は違うかもしれないけど幸福度は大して変わらないのかもしれない気がしてきた。自由
— ACO (@ACO82945949) August 9, 2020
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