突然ですが、あなたは”成功者”とはどんな人のことだと思いますか?
- 成功者の習慣
- 成功者の考え方
- 成功者の時間術
などなど、成功者というワードはよく見かけますが、成功者とは具体的にどのような人のことなのでしょうか?
おそらく多くの人がまず、「経済的に豊かな人」を思い浮かべると思いますが、果たしてそうなのでしょうか?
また、経済的に豊かな人たちは、どのような人を成功者だと思っているのか?
この記事では成功の定義と、成功したい人が成功するために知っておくべきことについてまとめます。
目次
そもそも成功とは?
BUSINESS INSIDERが発表する「”成功”とは何か?ゲイツ、バフェット、オバマなど12人の伝説的人物の定義」で、世界の名だたる成功者が「成功の定義」について、以下のように語っています。
1、ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
社会に影響を与えること。新しいものを生み出したと実感できるのもいい。何かを発明したり、子育てをしたり、困っている人を助けたり。
2、ウォーレン・バフェット(投資家)
人間関係が何よりも重要。どれだけの人に愛されているかで、私は成功を測る。
ちなみにビル・ゲイツは長者番付で世界2位、ウォーレン・バフェットは世界4位の超大富豪です。
3、バラク・オバマ(元アメリカ合衆国大統領)
成功はどれだけお金を稼いだかではない。人々の生活に変化を生み出すこと。
4、マーク・キューバン(投資家)
私にとって、成功の定義とは、朝、笑顔で起きて、今日もいい1日になるだろうと思うこと。お金がなかった頃も幸せだったし、成功していると感じていた。3部屋のアパートに6人で暮らし、床に寝ていたけれど。
上記以外にも、著名なCEOや著名な作家の成功の定義が掲載されていますが、1人たりとも「成功=富を築いたこと」と答える人はいませんでした。
ビル・ゲイツの資産は、ギリシャやデンマークの国家予算に匹敵し、1人で1億人を養えるとも言われるほどの大富豪。
確かに一般人とは感覚がまったく違うと思うので、「お金じゃない」と言われても納得感に欠けるように感じます。でも、成功はお金じゃないと感じられる研究データもあります。
米プリンストン大学の心理学者、ダニエル・カーネマン教授の研究によると、年収900万円までは年収と幸福度は比例して上がるが、その後は比例しなくなるされています。
と思われるかもしれませんが、限界効用逓減(ていげん)の法則という言葉をご存じでしょうか?カンタンに言うと、消費量が増えると得られる満足度は減るという考え方です。
例えば初めて車を購入した時に得られる満足度や生活の便利さも、2台、3台と所有すれば、所有の全体数が増えることで全体的な満足度は底上げされるけど、1台目>2台目、2台目>3台目といった具合に、追加所有する時に得られる満足度は次第に薄れていく。
喉が乾いてる時に飲むビールも1口目、1杯目が1番満足度が高く、2杯3杯と飲み進めていくうちに、1杯目ほどの満足度は得られなくなるというイメージです。
収入が増え、所有できるものや体験できることが増えるにつれて、得られる満足度は徐々に減り、結果人とのコミュニケーションや社会貢献が大切という意見に行き着くなら、成功はお金じゃないと言うことに納得感はあるのではないでしょうか。
結局のところ成功の定義は人それぞれですが、「今生きてて幸せであると感じられること」が共通点ではないかと思います。
- 家族や恋人、友人、同僚との交友関係が良好
- やりたい仕事や趣味に熱中できている
- たくさんお金を稼ぐことができている
- 慈善活動を通じて社会貢献ができている
お金持ちが「成功はお金じゃない」と言ったとしても、もしあなたが今現在、お金持ちになれれば幸せになれるだろうと心で思っているのであれば、たくさんお金を稼ぐことを成功と定義すれば良い。
自分にとっての幸せとは何か。これを元に、あなたの成功を定義しましょう。
成功する人の5つの特徴と共通点
成功者と呼ばれる人たちに共通する特徴をご紹介します。
1. 人生の目的と目標が明確
成功者と呼ばれる経営者、起業家、スポーツ選手にしても、目的も目標もなく過ごしてる人ってなかなか見ないと思います。
目的と目標が明確な状態は例えば、「お金持ちになりたい!」と思っていたとして、その理由は?そして、いくら稼げるようになればお金持ちになったと満足できるのか?といったことがハッキリしているイメージです。
「お金持ちになって、贅沢な暮らしを満喫したい!」と思う人もいれば、「お金持ちになって、貧困を寄付で救いたい!」と思う人もいるもの。
また、「お金持ちは年収1億円くらいでしょ!」と思う人もいれば、「年収1000万円もあれば十分お金持ちでしょ」と思う人もいるもの。
世間の声や他人の軸はさておき、あなたの目指すところはどこでしょうか?
目的と目標が明確でないことへの取り組みは、ゴールのないマラソンを走るようなもの。向かう方向が合ってるのかもわからなければ、今達成率がどの程度なのかもわかりません。
その状態で努力を続けるのってかなり難しいですよね。成功者は自分にとっての目的と目標が明確にあります。
2. 勉強熱心
成功者は成功者と呼ばれるようになってからも、日々勉強している人が多いと言います。
特に読書習慣を持つ人は多く、成功者として前述したビル・ゲイツは毎週1冊本を読み、年に2回1週間程度の休みを取り、別荘にこもって読書に没頭する習慣を持つとされています。
ウォーレン・バフェットは毎日500ページもの読書をし、オバマ元大統領は毎日1時間の読書時間を設けているそう。
やることや決めるべきことに追われる大企業の経営者や大統領が、どんなに忙しくても読書の時間を確保しているのは、やはりすごさを感じるところです。
なんて目標を立てるも、数日して「今日は疲れたからまた明日...」となり、気付けば数ヶ月が過ぎている、なんて経験がある人も多いのではないでしょうか。
前段でご紹介した目的と目標の話に関連することですが、継続できるかどうかは、勉強の目的と目標が腹落ちしているかが重要なポイントです。
なんとなく役に立ちそうだから勉強しなくちゃ!と思っているとなかなか続きませんが、自分にとって本当に必要なことだと納得していると、自然と勉強できるもの。
特に男性は、分厚い攻略本を片手にRPGゲームをやった経験のある人も多いと思いますが、客観的に見たらすごいことをしていたと思いませんか?
興味がない人からしたら、あんな分厚い攻略本を熱心に読むなんて考えられませんからね。
目的と目標が明確だと自然と今やるべきことが見つかり、自己研鑽(けんさん)できるようになります。
3. 失敗を恐れない
ユニクロの柳井社長の著書「一勝九敗」をご存じでしょうか?
タイトルだけでなんとなくイメージができると思いますが、ユニクロを業界トップに成長させるまでに、数多くの失敗をしてきた歴史を綴った本です。
成功したところだけが注目されやすいので、成功者は圧倒的な才能で成功街道を歩み続けたと思われがちですが、実は日本一の資産家でさえ、挑戦してきたことの勝敗はわずか10%程度。
「失敗を恐れてはいけない。失敗にこそ成功の芽は潜んでいる」
成功者には不屈の精神でどんどん挑戦する人が多いことも共通しています。
4. 決断力がある
一流と呼ばれる人たちは、大きなことでも素早く決断できると言います。
決断力がない、決断が遅いと言われがちな日本人にとって、どうすれば決断力は鍛えられるのか?多くの人が課題に感じていることではないでしょうか。
決断力がある人には2つの共通点があります。
1つは目的と目標が明確で、自分の判断基準がしっかりあるから迷いにくいこと。もう1つは、決断に良い習慣を持っていること。
決断に良い習慣とは、決断するべきことを絞って、決断するべきタイミングに決断しているということです。
人は些細なことを含め、1日に70回以上何かを決定しているとされています。目に見えないことなのでわかりづらいですが、決定をする度に脳はスタミナが少しずつ減っていきます。
1日の始まりが1番脳のスタミナが高く、昼、夕方、夜と時間が経つにつれて、徐々に脳が疲れて、決断力が鈍くなっていくイメージです。
成功者の多くは、1番脳が元気な朝に1番考えるべきことを持ってきます。そして、決める必要がないことはあらかじめ決めてしまって、毎日改めて決めない、いわゆるルーティーン化している人も多い。
例えば、イチローさんが毎日カレーを食べているとか、フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏が毎日同じ服で働いているといったことです。
何かを決める回数を減らすことによって、重要なことに集中できる脳のスタミナをキープすることにつながっています。
と思われるかもしれませんが、優柔不断でなかなか決められない人や、決定を先送りにしがち、他人任せにしがちな人は、決断力向上を意識するべきです。
なぜなら、神戸大学と同志社大学が国内2万人を対象に実施した調査結果から、学歴や所得よりも「自己決定」が幸福度に影響を与えることがわかっているからです。
成功者の成功の定義に共通することは、「今生きてて幸せであると感じられること」と述べましたが、自分で決定できているかが幸福感を高める因子だとしたら、見事につながります。
成功者は自分のやる仕事、働く時間、仕事で関わる人、経営判断など、自分主体で決定できることが多いですし、お金のある人も多いので、住む場所、住む家のグレード、休暇の過ごし方など、自由に決定できる。
成功=人生の幸福度を上げること、とするならば、自分で決定できる人生にする必要があると考えられます。
成功するためには、今の生活を一変させる大きな決断が必要かもしれません。
5. 健康管理ができる
「健康は第一の富である」という言葉がありますが、健康なくして成功はありません。
成功者の多くは、適度な運動、バランスの良い食事、そして十分な睡眠に気を遣っています。ここまでは特別なことはないと思いますが、もう1つ共通するのが「歯のメンテナンス」です。
成功者の多くは、一般人よりも「歯」の資産価値を高く感じています。
・日本人の一般の人が思う歯1本の価値
約35万円。口の中全部(28本)で973万円
・歯科医師が思う歯1本の価値
約104万円・口の中全部(28本)で2,913万円
・アメリカ人の一般の人が思う歯1本の価値
500万円。口の中全部(28本)で1億4,000万円
※参考)医療法人わたなべ歯科クリニック「知っていますか?歯の資産価値」
日本と世界とでは、歯に対する意識の違いが顕著。
プレジデントが50代〜70代を対象に行った「健康の後悔」に関する調査データによると、
- 位:歯の定期検診を受ければよかった
- 位:スポーツなどで体を鍛えればよかった
- 位:日頃からよく歩けばよかった
と、運動よりも「歯」についての後悔が上回っています。
「意外だな...」と感じた人も多いのではないでしょうか。
歯が健康であることは、食事はもちろんのこと、会話、表情にも影響するもので、幸せな人生には欠かせないもの。ぜひ、たまにメンテナンスをする機会を設けましょう。
成功したい人がやるべきこと
経営コンサルタントで起業家の大前研一さんは以下のように述べています。
人が変わる方法は3つしかない。
- 1番目は時間配分を変える
- 2番目は住む場所を変える
- 3番目はつきあう人を変える
「何か始めたいけど、時間がない」という人は多いのではないでしょうか?
日本全国の平均通勤時間は往復1時間19分。東京近郊の平均通勤時間は往復1時間41分とされていますが、筆者が東京で会社員をしていた時の同僚には、往復3時間という人も結構いました。それでは時間がないのも頷けます。
筆者は3年前にフリーランスになり、パソコンとネットがあればどこでも、好きな時間に働けるようになって、海外を転々と生活しながら過ごしていたので、【時間配分・住む場所・つきあう人】のすべてを自然と変えることができていました。
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まとめ
自分の判断基準をしっかり持ち、自分でやるべきことを決め、人生をコントロールできるようになることが成功者への第一歩です。
今この瞬間が人生で最も若い時です。ぜひ先延ばしせず、少しでもいいので前進しましょう。
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