- 才能がある人がうらやましい
- なんで自分には何も才能がないんだろう?
と思っている人は多いのではないでしょうか。
「才能は誰にでもあるもの。問題はそれを見つけられるか、気付けるか、才能を磨く努力ができるか」が重要です。
あなたは自分の才能を、見つけようとしていますか?
「才能降ってこないかな〜?」「才能なんて運でしょ」と思いながら過ごしている人も少なくないでしょう。
仕事に行って退社後はお決まりのメンバーで飲みに行って、休日はダラダラ過ごすか、みんなで遊びに出かける。そんな生活では才能は見つかりません。
才能は誰にでもあるものです。まずは自分の才能を見つけるための行動が必要です。
この記事ではあなたの才能を見つけるための具体的なヒントをご紹介していますので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
自分には何も才能がないと思うあなたへ
才能の見つけ方は、この記事の後半にさまざまな方法をお伝えしますが、どれも自分と向き合う必要があるため、ある程度の時間を要します。
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才能とは?天才や秀才との違いは何?
あなたは小学生に
と聞かれたら、なんと答えますか?
才能、天才といった言葉は感覚的に使うことが多く、改めて言語化して説明しようと思うと、意外と難しく感じる人も多いのではないでしょうか。
そもそも才能とは何か?根本の共通認識がないと、この先の話が腑に落ちない人も出てきてしまうので、まずは言葉の意味を整理し、定義を明確にしましょう。
才能にまつわる言葉を辞書で調べてみました。
- 才能:「物事を巧みになしうる生まれつきの能力」
- 天才:「生まれつき備わっている、並外れて優れた才能」
- 秀才:「非常に優れた学問的才能」
- 凡才:「平凡で、特に優れたところのない才能」
- 得意:「最も手慣れていて自信があり、上手であること」
- 素質:「将来優れた能力が発揮されるもととなる性質」
才能と天才の違いが今ひとつわからないですし、才能は「物事を巧みになしうる生まれつきの能力」で、凡才が「平凡で、特に優れたところのない才能」と言われても、正直よくわかりませんよね…。
ということで、もう少しわかりやすく言葉の定義をします。
ズバリ才能とは、「利益関係なく、ある物事に積極的且つ継続的に取り組む能力」だと考えます。
もっとカンタンに言うと「好きなことにひたすら没頭、熱中して取り組み続ける能力」です。
プロ野球選手やサッカー選手など、スポーツ選手で考えてみるとわかりやすいかもしれません。
みんなプロになりたい!お金を稼ぎたい!の前に、野球やサッカーが好きだから、小学生の頃から自ら進んで毎日練習して、それを継続した結果プロになって、お金も稼げるようになっているのです。
才能について強く認識するべきは、多くの人は「才能がある人=あまり努力しなくても人より上手にできてしまう人」と捉える傾向にありますが、その考えは根本的に間違っています。
もちろん、生まれつきの能力の問題もまったく無視はできない。それでもやはり、これはおまけみたいなものだ。絶え間なく、粘り強く努力する。これこそ何よりも重要な資質であり、成功の要といえる。(トーマス・エジソン)
生まれつきの能力、つまり、特に練習や努力をしてないのにできてしまう能力は、確かに一部あると思います。
例えば、足の速さ。幼稚園の頃や小学生の頃を思い返してみると、人一倍練習したわけでもないのにズバ抜けて速い子っていますよね。
でも、生まれつき変化球が投げられる人はいませんし、生まれつきホームランが打てる人もいません。
生まれつきの能力はごく一部で、努力を継続した結果他人から認められ、気づいた時には才能がある人と言われるようになるのです。
特に練習や努力をしてないのに、人より覚えが早いとか感覚的にできてしまうのは、才能があるというより、「センスが良い」の方が自然ではないでしょうか。
才能とは「利益関係なく、ある物事に積極的且つ継続的に取り組む能力」。いくらセンスが良くても、継続して磨かなければ、才能があるとは言えません。
才能がないと嘆く人の5つの特徴
「自分には何も才能がない」と嘆く人の特徴をみていきましょう。
1.才能の正体を勘違いしている
前述しましたが、多くの人は「才能がある人=あまり努力しなくても人より上手にできてしまう人」と捉える傾向にあります。
あなたが生まれながらにして持つ才能、能力は、練習の積み重ねでしか開花しない(ウサイン・ボルト)
天才とは、努力する凡才である(アインシュタイン)
誰もが才能を持っている。でも、能力を得るには努力が必要だ(マイケル・ジョーダン)
努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。(イチロー)
「才能を開花させる」という言葉がある通り、持っている才能は努力によってのみ開花させることができます。努力なく一流になっている人は、どの世界にも存在しません。
メディアで注目を集めるような人は、努力してる部分がどうしても見えづらいので、才能だけでやってるように思われがちですが、それは大きな誤解です。
自分の才能は何か?と考える時、いきなりハイレベルな状態を想像してはいけません。なぜなら、まだ自分も気付いていない、開花してない状態であることがほとんどだからです。
2.自分に向き合う時間が少ない
自分の才能ってなんだろう?と考えるように、自分のことは理解できてるようで理解できていない人が多いです。
その理由はシンプルで、自分に向き合う時間が少ないからです。
現代人は1日に平均115回スマホをチェックし、その利用時間は約3時間。テレビなどの視聴時間も合わせると、約4時間もの時間をメディア視聴に費やしていると言われています。
今日1日どうだったか、良かったこと、楽しかったこと、反省すべきことなどは考えず、振り返りがないまま毎日が過ぎ去っています。
メディアにそれだけ膨大な時間を奪われていては、才能を開花させる時間が足りません。
急に大きな時間を確保するのは難しいかもしれませんが、隙間時間を活用することは誰にでも可能です。
1日のうちのほんの少しの時間で良いので、自分に向き合う時間を確保しましょう。
3.職業としてあって、収入が得られるもの以外ムダと考えている
タレントとしても有名な「さかなクン」。彼は魚好きで有名な人物です。
小さい時から魚が大好きで、小学生の頃の卒業文集に将来の夢を「水産大学の先生になること」と書いていたそうです。
そんな彼は現在、東京海洋大学名誉博士、農林水産省お魚大使など18もの役職を持っており、2012年には「海洋立国推進功労者」として、総理大臣官邸で内閣総理大臣賞まで受賞しています。
あなたが小学生の頃、自分の友人にさかなクンがいたとして、将来ここまで世界が広がることを想像したでしょうか?
想像の域を出ない話ですが、「変わった子だな〜」くらいにしか思わない人も多いでしょう。
しかし、テレビゲーム、漫画、アニメ、映画、イラスト、写真など、その全てが将来仕事になって、収入に変わる可能性があるわけです。
突き抜けられるまで熱中し、継続できるかどうか。ただの趣味だったことも1回道が開ければ、その後大きく変わることはあります。
根本的な才能とは、自分に何かができると信じること(ジョン・レノン)
多くの人は「こんなことやってても仕方ない」と、才能を捨ててしまっているのかもしれません。
4.年齢的に遅いと考えてしまう
30歳、40歳になって、1から何か新しいことを始めるのは遅いと思いますか?
例えば30歳で脱サラして海外留学して英語を勉強し始めたり、40歳から弁護士目指して司法試験の勉強を始めたり、50歳からソムリエ目指したりするのはどうでしょうか?
朝日新聞Reライフプロジェクトが207人の読者会議メンバーを対象にした「意識を探る調査」では、全体の95%が学びたいことがあるという結果に。
しかし、学び直しする計画があるという質問には、28%の人は「いいえ」と答えてます。
その理由を探ると「学ぶのはもう遅い」「学ぶ時間がない」などの意見が出てきたそうです。
人生100年時代と言われる今、50歳は折り返し地点です。
30歳、40歳で諦めるなんて早すぎます。そもそもの話、何事もやってみないと自分に合うのかすら分かりません。行動しないことも、才能が見つからない原因のひとつです。
5.せっかちですぐに結果を求めてしまう
目移りしやすいために才能が見つからない人もいます。
やろう!と決めてゴルフグッズを揃えたけど、結局それっきりやっていない。なんてことはありませんか?
才能を発揮できる何かを見つけたくて、いろいろ挑戦はしてみる。しかし、せっかちですぐに結果を求めるため長続きせず、体験レベルの段階で終わってしまうわけです。
一朝一夕で才能に気づけるケースは稀。視野を広げすぎには注意が必要です。
才能の見つけ方5選
自分の才能の見つけ方を5つ紹介します。
1.これまでの自分を振り返る
自分の才能を見つけるために、まずやるべきことです。
- 好き・嫌い
- 得意・不得意
- 向き・不向き
- 満足した経験
- 嬉しかった経験
- 達成感を感じた経験
- 時間とお金を費やしたこと
など、興味関心があることを具体的に言語化して書き出してみましょう。
なぜなら、これまでの膨大な経験や感覚を、頭の中だけでキレイに整理するのは難しいからです。
とりあえず書き出したら、なぜ好きでなぜ嫌いなのかのように、自分なりに理由を付け足します。やることになったキッカケも書くと尚良しです。
考えていくと、答えは出ないかもしれませんが傾向は掴めるでしょう。
傾向を頼りに新しく何か始めてみるのも良いですし、やめてしまったことがあれば、もう1度やってみるのも良いかもしれません。
2.感情で探す
「ユダヤ人大富豪の教え」で知られるベストセラー作家、本田健さんが説明する才能の見つけ方が興味深いものだったので、ご紹介します。
①心がワクワクしてる時
舞台やコンサートを観て自分もこうなりたい!と思った時、美味しい料理を食べて自分もこんなの作りたい!と思った時のような、心がワクワクすることには才能が隠れていると説明されています。
②イライラした時
レストランでスープがぬるいとかサービスが悪いとか、もっとこうしたら良いのに!と思えるということは、そこにパッションがあるとも考えられ、イライラには才能が隠れてる可能性があると説明されています。
③落ち込んだ時
ある俳優が誰かの演技をみて、自分にはあんなことできないと落ち込んでいた。普通の人は演技をみて感動することがあっても、落ち込むことはありません。それはその人の才能じゃないから。負けた〜と思うような比較してしまうことにも、才能が隠れていると説明されています。
④悲しくなった時
例えば誰かのセミナーを聞きに行って、話し方が下手でがっかりだなと感じたような、残念だなと思った時。自分ならもっとこうするのに、と思えることにも才能が隠れていると説明されています。
どれもなかなか発想にない面白い視点ですよね。また、本田さんは以下のように続けています。
才能は誰にでもあるもの。才能に気付けず、すっきりしないままの人生を送ることが普通の人にとって、才能の呪い。
才能を開花させるには、ちょっとリスクを犯してでも、苦しいところに飛び込まなければいけないこともある。
自身の才能に気付き、努力して才能を開花させ、才能の責任を果たす人の考え方だと思います。
3.才能があると思う人の過去を知る
あなたが「この人才能あるな〜」と感じる人は誰ですか?
有名人だけでなく家族や友人でも、誰かしらいると思います。
その人たちが才能を開花させるまでの道のりを追ってみると、才能がある人がいかに努力をしてきたのかを認識できます。
例えば筆者の場合、個人的に好きで才能がある人だと思うのは、元メジャーリーガーのイチローさん。
イチローが活躍してる姿しか知らない人からすると、きっと幼少期からズバ抜けた才能に溢れた人だったんだろうと想像してると思います。
でも、イチローのドラフトは第4位。高校時代はピッチャーだったイチローを「体が出来上がっていないし、プロ野球の投手としてはちょっと物足りない」と評価する人もいたようです。
プロに入ってからも最初は2軍スタート。余談ですが、元巨人の上原浩治氏、元西武の松坂大輔選手、元楽天の田中将大選手など、同じくメジャーで活躍した選手たちはみなドラフト1位の1軍スタート。
小学生時代から年間360日練習し、地元で有名選手だったイチローほどの人材でも、高校を卒業するタイミングになってもまだ、群を抜いた能力があるとプロの目には写っていなかったということです。
小学生の頃、将来は日本どころかメジャーリーグでもトッププレイヤーになると予測してた人なんてまずいなかったでしょう。
イチローはプロ3年目から1軍で大躍進して、その後はご存知の通り、チームの主軸となり、オールスター、日本代表、メジャーで活躍するスター選手になりました。
プロ時代も1日9時間練習したり、みんなが休養してるオフにもトレーニングしたり、「イチローは天才だから」の一言ではとても語れない、努力を積み重ねた結果です。
ちなみにイチローは練習の意味について、「仕事の責任のために練習してるわけじゃないんですよ。野球が好きだから練習してるんです。それだけです」と答えています。
「一念天に通ず」やり遂げようとする堅い決意があれば、その意思は不可能だといわれるものでも実現できることを意味することわざです。
自分もやればできるかも!と自信を持つことも、すごく大切です。
4.自分の才能を他人に聞いてみる
自分では「才能ではない」と感じるものでも、他人からすると「すごい」と思われる能力はあるのもです。
例えば趣味もそうですが、相談した時のアドバイスが的確とか、初対面の人とのコミュニケーションの取り方が上手とか、何気ないところにもヒントが潜んでいます。
他人の方が自分の才能に気付いてることはめずらしくありません。
いきなり聞くの恥ずかしいかもしれませんが、一言質問するだけです。カンタンな方法なので、ぜひ試してみてください。
5.才能を見つける診断を受ける
才能を見つけるには、診断を通じて違う角度から自分を見るのも有効です。
本記事では、あなたの才能を見つけるための適性診断(無料)をご用意しました。
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才能を見つけたらやるべきこと
前段の才能の見つけ方を実行し、才能になり得る何かを見つけたら、その先どうするべきかお伝えします。
とりあえずやってみるorやってる人に会ってみる
まずはやってみるのが1番です。
準備してからスタートするのも良いですが、試行錯誤しながら、トライアンドエラーを繰り返す方法がおすすめです。
なぜなら、念入りに調べる途中に難題を見つけると、人は自然とやらない理由を探して、結局挑戦しないからです。
でも、やっていくうちに楽しさを感じたり、小さな成功を掴んで自信が出たりすると、その難題は超えることができます。案ずるより産むが易し。
それでも慎重派の人は、すでにやってる人に会って話を聞いてみるといいでしょう。
知り合いがいなかったとしても、誰かに紹介してもらったり、イベントやセミナーに行ってみたり、オンラインサロンに加入してみたり、アクセス方法はいくらでもあります。
待ってても何も始まらないので、積極的に行動しましょう。
継続する
やり始めたことがすぐに上達したり、成功したりするとは限りません。
ドラクエやポケモンなどのRPGゲームもすべて、レベル1からスタートして、少しずつ成長して強い相手や難しいステージを攻略できるようになっていきます。誰しも地道なステップアップが必要なんです。
少しずつ成長し、少しずつ難題をクリアしていく達成感を感じられることが継続の秘訣。
仮にいきなり高いレベルで挑戦するチャンスを与えられても、経験値がなければ活躍はできません。レベル1の段階でラスボスにチャレンジしても勝てるわけがありませんから。
少しずつ経験値をためて、目標をクリアして、それでもやりがいや楽しさを感じられないならやめても構いませんが、ほんの数時間やって投げ出すのはダメです。
1ヶ月は続けるとか、何か目標をクリアするまでは続けるような、目標を立てて取り組むことをおすすめします。習慣化する意識を持つといいかもしれません。
誰かに教えてもらう
本気で挑戦したいことがあり、投資できるお金があれば、迷わず誰かに教えてもらいましょう。
プログラミングでもデザインでも、ゴルフでもテニスでも、なんでも共通して、独学より教えてもらった方が効率が良いです。
独学よりもプロに教えてもらった方が当然得られる知識は多いですし、同じ失敗を繰り返さずに済みます。お金がかかる分、得られるものは大きいでしょう。
プロの選手に監督やコーチ、専属のトレーナーがついているのを想像すればイメージしやすいと思いますが、活躍してる人こそ誰かに教わって成長しています。
まとめ:誰にでも何か才能はある
誰もがうらやむような派手な才能でなくても、「この分野ではこの人しかいない」というレベルまで才能を磨けば、必ずお金はついてきます。作家の本田健さんの言葉です。
生活していくためにはお金が必要なので、現実的に考えて、やりたいことよりもお金を優先しがちですが、そもそも私たちは働くために生まれてきたわけではありません。
やりたいことにどんどん挑戦して、いろんな才能を見つけて、楽しい人生を過ごしましょう。
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