海外移住を考えている人は「やめとけ」という声を聞くのではないでしょうか。
- 海外移住のデメリットは?
- 海外移住してよかった人はいるの?
- 海外移住で失敗しない対策は?
このような疑問を持った人もいるはずです。
筆者は29歳のときにポーランドに移住し、わずか半年で帰国した経験を持っています。
この記事では、僕の移住経験を踏まえ、海外移住がなぜ「やめとけ」と言われるのか解説します。
目次
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海外移住は「やめとけ」「難しい」と言われる10の理由
なぜ海外移住は「やめとけ」「難しい」と言われるのでしょうか?
海外移住経験を踏まえて、その理由を解説します。
言語を覚えるのが大変
言語の壁は想像以上の大きさです。
海外に住むと、現地の言語で仕事をこなさなければなりません。仕事を覚えるだけでも大変なのに、現地の言葉を使うのは非常にハードです。
筆者は海外移住に備えて、フィリピンのセブ島で3ヶ月間の語学留学をしました。しかし全くの初心者だと、簡単な日常会話ができるレベルまでしか成長できません。
海外で働くことを踏まえると、言語の壁は想像以上にのしかかってくるでしょう。
日本の方が物価が安い
低コストで暮らせる国を求めて、海外移住する人もいるのではないでしょうか。特に東南アジアは物価が安く、多くの日本人が移住しています。
しかし現在は、東南アジアの経済レベルが上がり、日本より物価が高い国も増えています。例えばシンガポールは欧米諸国よりも物価が高く、気軽に移住できない国になりつつあります。
筆者も物価が安いといわれる、タイやマレーシア、台湾、韓国に行きましたが、物価は日本とさほど変わりませんでした。
もちろん激安の屋台フードや治安の悪い地域など、安く済ませる方法はあります。しかし、日本と同じ条件でコストを抑えるのは難しいかもしれません。
帰国後のキャリア形成が難しい
実際に永住権を取得して、海外に骨を埋める人は少数派です。ほとんどの人が帰国しています。
そのため、帰国後のキャリアについても考えておいた方がいいでしょう。
スキルを持っていればいいですが、
- 日常会話しかできません
- 簡単なアルバイトをしていました
といった経験だと、帰国後に再就職先が見つからない可能性があります。
特に日本企業は、専門スキルを持っている人や即戦力になれる人材を探しています。よって海外でどのような経験を積むかも大切な要因です。
ある程度の資金が必要
海外移住には、ある程度の資金が必要です。
- パスポート更新
- ビザ取得
- 予防接種
- 旅行券
- 家賃
- 光熱費
- 医療保険etc
特に最初は、数ヶ月分の生活費を持っておく必要があります。また仕事が見つからない場合、さらに費用はかさむでしょう。
筆者も100万円ほどの資金を持って海外移住をしました。ただし、僕の場合でも資金は少ない方だと思います。
仕事が見つかりにくい
海外移住すると現地で働かなければなりません。語学が堪能であれば問題ありませんが、そうでないなら仕事は見つかりにくいでしょう。
実際に移住したものの仕事がなく、帰国を余儀なくされた人もたくさんいます。
私の場合、フリーランスのWebライターなので、ネット上で仕事が完結します。そのため語学力がなくても問題ありません。
自分のようにWeb系フリーランスならいいですが、現地の仕事を見つけようと思うと、かなりの語学力が必要です。
海外生活に慣れてつまらなくなる
海外生活は思った以上につまらないものです。
移住前は、海外旅行のようにキラキラしてみえます。しかし実際に住んでみると、キラキラが日常になり、変わり映えのない毎日がやってきます。
私も海外生活に飽きて帰国した日本人のひとりです。
最初は何をやるにも新鮮で楽しかった覚えがあります。しかし外出も飽きて家で引きこもるように。結局、家とスーパーを往復する毎日になりました。
家族がいれば違うかもしれませんが、単身で海外移住すると「孤独」と「飽き」が押し寄せてくるかもしれません。
日本より治安の良い国が少ない
海外移住で重視すべきなのが「治安の良さ」です。
しかし日本より治安の良い国はそう多くありません。
2024年の世界平和度指数(Global Peace Index)によると、日本のランキングは世界7位。トップレベルに治安の良い国として知られています。
海外移住を考えたとき、日本より治安の良い国の選択肢は少ないのです。
しかも、日本以上に治安の良い国(シンガポール、アイスランド、ノルウェー、フィンランドなど)は物価が高く、選択肢として現実味に欠ける部分があります。
治安を重視する人は、海外移住に向いていないかもしれません。
日本より清潔感が高い国は少ない
日本より清潔感の高い国は少ないのが現実です。
筆者もさまざまな国を旅行しましたが、日本よりきれいな国は多くありませんでした。
イギリスのスカイトラックス社が発表している「World’s Cleanest Airports(世界で最も清潔な空港)」では、東京国際空港(羽田空港)が9年連続1位を獲得しています。
要するに日本は、世界トップレベルにきれいな国なんです。
清潔感は生活をする上で重要な指標です。快適に暮らせる国を探したとき、日本の水準を上回る国はそう多くないでしょう。
結局、日本人コミュニティに属す
日本の古い考え方や慣習にしがらみを感じ、海外移住を決意する人も少なくありません。
しかし海外移住しても、最終的に日本人コミュニティに属し、同じことの繰り返しになる人もいます。
海外移住は苦難の連続です。簡単に友達ができるわけでもなく、相談する相手もいません。そうなると、現地に住む日本人のサポートを受ける必要があります。
もちろん日本人コミュニティに属するメリットも多いです。
しかし、狭いコミュニティなのでしがらみを感じやすく、日本に住んでいたときと同じような悩みを抱えるかもしれません。
日本の方が稼ぎやすい
日本の賃金が上がらず、時給の高い海外で働く人が増えています。
しかし、海外で高時給の仕事にありつくのは簡単なことではありません。
2024年のYahoo!ニュース”「日本人はいらない」豪州ワーホリ利用者の惨状「求人1人に50人殺到」「ホームレス化」「“夜の世界”に踏み込む女性も」”においても、仕事が見つからず、苦しい思いをしている日本人が多くいることがわかります。
これは英語が堪能なフィリピン人や韓国人、中国人と競争になり、語学力が劣る日本人が採用されないのが原因です。
海外移住で高収入を望んでいる人は、本当に稼げるのか見極めた方がいいでしょう。
海外移住で失敗する人の思考・特徴
海外移住で失敗する人の特徴を紹介します。
漠然と「日本やばい」と思っている
海外移住を考える人の中には「日本やばい」「日本はオワコン」と感じている人も多いと思います。
もちろん日本が低迷しているのは事実ですが、ネットやSNSの情報だけを鵜呑みにして、海外移住するのは危険です。
私の場合、海外移住を経験して「日本が一番暮らしやすい」と感じました。実際に、住む前と住んだ後のギャップがあるのは事実です。
そのため、漠然と「日本やばい」と思っている人は、移住先で理想と現実のギャップに悩んでしまうかもしれません。
スキルを持っていない
スキルを持っていないと、移住先で仕事を見つけるのが難しくなります。
語学だけでなく、コミュニケーション能力や問題解決能力などのポータブルスキル、資格や専門的な知識なども重要です。
特に最近は、海外移住者が増えているため、語学力だけでは通用しないかもしれません。
日本においても、日本語ができるだけでは良い仕事を得られないですよね。語学にプラスして、何らかのスキルを持っていないと仕事が見つからない可能性があります。
海外移住で失敗しないための対策3つ
海外移住で失敗しないための対策は以下の通りです。
- まずは短期滞在してみる
- 最低限の語学力を身につける
- Webスキルを身につける
それぞれについて、詳しく解説していきます。
①まずは短期滞在してみる
海外移住前に、短期間でもいいので現地に滞在してみることをおすすめします。
なぜなら、実際に住んでみないとわからない部分がたくさんあるからです。
例えるなら、希望する企業でインターンをして、良いと思ったら入社するイメージです。
私は現地で暮らす中で退屈さを感じて帰国しました。自分と同じようにならないためにも、短期滞在して移住のイメージを掴んでおきましょう。
②最低限の語学力を身につける
海外移住前に、最低限の語学力を身につけておいてください。
現地でコミュニケーションが取れないと、何も楽しめません。結局、日本人コミュニティに属して、海外移住した意味がなくなります。
筆者は英語の学習をしていたのにも関わらず、ポーランド語が必要なポーランドに移住しました。そのため移住先でも知り合いができず、日本人コミュニティに連絡した経験があります。
語学力に不安がある人は、まず留学ビザを取って現地の語学学校に通いつつ、移住すべきか見極めた方がいいでしょう。
③Webスキルを身につける
Webスキルがあれば、海外移住における多くの問題を解決できます。
その理由は、海外にいながら日本の仕事ができるからです。
筆者もWebライターをしているため、現地の仕事は一切せず、自宅で働いていました。
- 現地で仕事を探す必要がない
- 語学力がなくても移住できる
- 時間と場所を問わない
このように、海外移住のハードルを一気に下げてくれます。
海外移住を検討する際、現地の仕事が見つからなかったときの保険として、Webスキルを身につけておくのもひとつの手です。
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まとめ:海外移住は入念な下準備を
今回は「海外移住やめとけ」と言われる理由を解説してきました。
海外移住はそう簡単なものではありません。もちろん向いている人もいるので、自分が本当に海外に住めるのかじっくり考えてみてください。
まずは気になる国に短期滞在して、移住のイメージを掴んでみてくださいね。
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