あなたは残業が多過ぎて、仕事のモチベーションが下がっていませんか?
残業が多いことを理由に、仕事を辞めるか悩む人も少なくありません。
一方でfa-arrow-circle-right「若いうちから残業したくないなんてわがまま。甘えだよ」と言う声もあります。
残業したくないと考えるのは、甘えなのでしょうか?
今回は、月に100時間以上の残業をしたこともある筆者が自身の経験も踏まえ、残業が甘えではない理由と、残業したくない人が取るべき行動を解説します。
目次
残業時間の平均はどれくらい?
日本人は毎月、どの程度の残業をこなしているのでしょうか?
厚生労働省が発表する「毎月勤労統計調査」のデータを見ると、残業は平均約9時間となっています。
一方、社員による口コミをまとめるOpenWorkの調査を見ると、残業は平均約47時間となっています。
厚労省の調査は雇用主を対象に、OpenWorkの調査は労働者を対象に行われていることが、乖離の原因と考えられます。
会社による労働時間の改ざんは当たり前のように行われているので、後者の平均約47時間の方が、リアルな数字と言えるでしょう。
残業したくないと考えるのは甘えではない
残業したくないと考えるのは、甘えではありません。
なぜなら残業は本来不要なものですし、私たちは仕事のためだけに生きてるわけではないからです。
また、過度な長時間労働は心身に支障をきたす恐れがあるため、危険でもあります。
筆者は20代半ばの頃、同期が過労で倒れるのを目の当たりにしましたが、過労に年齢は関係ありませんし、倒れるまで働いたからといって評価も給料も上がりません。
自分の価値観や心身のSOSを無視してまで働いても、しんどいばかりです。
残業をしないメリット3つ
残業をしないメリットを解説します。
1. 心身にゆとりができる
残業が多いと集中力が切れて仕事が捗らなかったり、食生活が適当になったり、睡眠時間が少なくてイライラしやすくなるなど、少しずつ心が荒んでいきます。
ストレスを感じやすくなり、些細なことで他人と衝突する場面もあるでしょう。
一方残業がなければ心身にゆとりができるため、負のループに陥りづらく、不毛なストレスや争いに時間を費やすこともありません。
2. プライベートを充実させられる
残業がなくなれば、平日でも飲みに行ったりジムに通ったり、子育てや家事の比率を増やしたり、プライベートを充実させられます。
これによりワークライフバランスが実現されると、仕事のモチベーションも上がると言われています。
内閣府の調査でも
既婚・独身問わず、男女ともに、ワーク・ライフ・バランスが図られていると考える人の方が、仕事への意欲が高い傾向にある
という結果が出ています。
プライベートが充実して、さらに仕事のモチベーションも上がるなら、残業はしない方が良さそうですね。
3. スキルアップできる
残業がなければ時間的に余裕があるので、勉強したり副業に挑戦したり、スキルアップすることもできます。
終身雇用の崩壊やAI化が話題となる今の時代、正社員と言えど生涯安泰ではありません。
ひとつの会社や仕事に依存せず、いろいろ挑戦して自分の可能性を模索していれば、いざという時のリスクヘッジになります。
残業したくない人が取るべき行動4つ
残業したくない人が取るべき行動を解説します。
1. 残業の原因を分析する
まずは、残業の原因を分析しましょう。
原因は会社なのか、それとも自分なのかで、取るべき対応が変わるからです。
- 慢性的な人手不足で1人あたりの仕事量が多すぎる
- 定時以降にミーティングが設定される
- 上司が残業していると帰りづらい
- 自分の仕事が早く片付いたら他者を手伝わないといけない
- まだ仕事に不慣れで要領が悪い
など、残業になる原因はさまざまあると思います。
会社や部署の体質的に、残業が常態化している場合は、fa-arrow-circle-right自分が出世してやり方を変える、もしくは部署異動や転職が考えられます。
自分の能力に問題があれば、fa-arrow-circle-rightやり方を工夫する、もしくは合う部署への異動や転職が考えられます。
できる対応を考えた時に、しっくりくるものを選ぶといいでしょう。
2. 残業したくない理由を考える
次に、残業したくない理由を考えてみましょう。
- そもそも仕事内容が好きじゃない
- 残業してもスキルアップできない
- 人間関係が悪くて居心地が悪い
- 残業代が出ないのが嫌
- 残業しても評価されないから無駄に感じる
- もっとプライベートを大切にしたい
など、こちらもさまざまあると思います。
残業の時間が嫌なのか、職場の雰囲気や仕事内容が嫌なのか、残業したくない本質的な理由がわかると、次の仕事選びの参考になります。
3. 作業効率を上げて残業を減らす
自分の能力的な問題で残業になっている場合は、作業効率を上げて残業を減らす努力が必要です。
不向きな仕事をしているなら、見切りをつけて転職した方がいいかもしれませんが、そうでなければ、今転職してもまた同じ状況に陥る可能性があるからです。
毎朝タスクとスケジュールを確認してから仕事に取り組むなど、工夫してみましょう。
4. 残業がない仕事や会社に転職する
人手不足や会社のやり方的に、残業を減らすのが難しい場合は、残業がない仕事や会社に転職するほかありません。
自分1人で組織に立ち向かっても簡単には変わりませんし、余計に疲弊してしまいます。
受付や事務、工場勤務など、残業がない、もしくは限りなくゼロに近い仕事はいくらでもあるので、探してみましょう。
残業したくないなら働き方を変えるのもおすすめ
残業したくない人は、働き方をフリーランスに変えるのもおすすめです。
フリーランスは自分で仕事量をコントロールできるので、労働時間も自分でコントロールできます。
筆者は会社員からフリーランスになって、残業したくないという感覚を持ったことはありません。
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まとめ
今回は残業が甘えではない理由と、残業したくない人が取るべき行動を解説しました。
残業することで仕事を早く覚えられたり、残業代が稼げたり、残業時間の方がコミュニケーションをとりやすい人がいたり、残業にもメリットはあります。
ただ、メリットよりデメリットが大きく感じられるのであれば、無理せず仕事や働き方を変えましょう。
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