あなたは仕事をしている時、こんなこと感じていませんか?
もしそう感じていたとしたら、あなたは【燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)】に該当してるかもしれません。
燃え尽き症候群は心の病のひとつで、放っておくと大きな問題に発展することも...。
この記事では、現代社会に潜む燃え尽き症候群の恐怖と、新たな働き方を考えるキッカケになる、オススメの働き方やスキルについてもご紹介します。
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目次
燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)とは?
燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)とは、1974年アメリカの精神心理学者ハーバート・フロイデンバーガーによって名付けられたもので、
「自分が最善と信じて打ち込んできた仕事、生き方、対人関係の持ち方が、まったく期待外れに終わったことによってもたらされる疲弊状態」と定義されています。
すごく意欲を持って前向きに仕事に取り組んでいた人が、急に意欲をなくしてしまう
轟々と燃え盛っていた火が突如として消えてしまったかのような状態を表しています。
「やりたくてやってる仕事じゃないから、そもそも楽しくない」
「仕事は楽しいけど、一緒に働いてる人が好きじゃなくて気分が上がらない」
という感情とは少し違います。
燃え尽き症候群は現代社会が抱える問題のひとつとされており、これが原因で会社をやめてしまったり、うつ病になってしまったりする人も多いです。
燃え尽き症候群の症状は?
燃え尽き症候群の症状の一例を挙げると、
- 朝起きれない
- 仕事に行きたくない
- 何事にも無関心になる
- イライラする
など人によってさまざまです。
仕事だけでなく、家庭や対人関係にも影響を及ぼし、症状がひどい場合は、自殺してしまうこともあります。
うつ病は自分自身がふさぎ込んでしまう部分が強いのに対して、燃え尽き症候群は誰かに対してイライラなどの感情が向くという特徴を持っています。
また、アメリカでは、燃え尽き症候群の症状がある人は症状がない人と比べて、糖尿病になる確率が84%も高いという研究結果もあるんです。
燃え尽き症候群で生活習慣の乱れ、別の病を発症するリスクも高まるということですね。
燃え尽き症候群になりやすい人は?
燃え尽き症候群になりやすい人の特徴として、
- 仕事で成果を収めることを強く望む野心家
- 上昇思考の人
- 責任感や使命感の強い人
が挙げられます。
成果や評価を上げるために極限状態まで働き続けたのに、失敗してしまう。
もしくは、十分取り組んだのに、見返りが少なく、「こんなに頑張ったのに...。」と仕事への関心・意欲を喪失してしまう。というようなケースが多いようです。
要するに自分の思い通りにいかないことがストレスが原因です。
元々は医師や看護師、教師のような、精神的な疲労やストレスを抱えやすく、成果が得づらい職業に対して注目されていました。
しかし最近では、さまざまな職業や立場で、燃え尽き症候群になるリスクがあるとされています。
店頭やコールセンターでのクレーム対応、督促の仕事、接客の仕事など、どんな仕事もストレスがありますよね。
上昇志向の人で仕事が順調に推移していない人が発症しやすいと考えると、プロの領域にいるアスリートの発症も考えられます。
燃え尽き症候群の症状がある、または一歩手前くらいの人が上司にいれば、イライラをぶつけられ、配下の人たちまで仕事の意欲を失うような負の連鎖もあるでしょう。
どうすれば燃え尽き症候群を防ぐことができる?
燃え尽き症候群を防止するには以下の方法がおすすめです。
- セルフケアで精神面のバランスを保つ
- 働き方や生き方のスタイルを見直す
それぞれ解説をしていきます。
セルフケアで精神面のバランスを保つ
1つめはセルフケアです。
ストレス発散の方法を理解し、定期的にリフレッシュをして精神面のバランスを保つことが大切。
無趣味で交友関係も少ない人は、家にいても常に仕事のことを考えてしまい、ネガティブになりやすいです。
特に適度な運動は効果的とされています。
働き方や生き方のスタイルを見直す
2つめは、働き方や生き方そのもののスタイルを見直すことです。
こんな風に思う日が続いていたとしたら、黄色信号です。
日本社会は、最初に入社した企業1社に勤め続けることが美徳。
簡単に仕事を変えるものじゃないという風潮がありますが、昨今の大企業の大量リストラの報道をみてもらうと分かるように、もはや終身雇用制度は終了しています。
会社側から辞めてくださいと言われることもある時代に、そんな美徳を守る必要はありません。
また、精神状態が赤信号までいくと、うつ状態になってしまい、会社に戻れない状態になってしまう可能性があります。
精神面が不安定と思われると、採用を見合わせる企業も出てきて、社会復帰自体が難しくなるでしょう。
思ってるよりも周りの人たちは自分のことを見ていません。
自分でなかなか言い出せないから、誰か自分の異変に気付いて!と思っても、周りは自分の変化にそうそう気付いてくれません。
精神状態が壊れる前に、「自分の身は自分で守る」ことが必要です。
同業種で同じような働き方や社内環境の企業に移っても、変化はさほどないかもしれません。
でも、働き方をガラッと変えたらどうでしょうか?
次の項目では、現在注目を集める働き方で、今後需要が伸びていくとされる、2つの働き方についてご紹介します。
今の働き方を変えたい!と思う人におすすめの働き方
現状を変えたいと思っている人は、以下の働き方がおすすめです。
- フリーランス
- リモートワーク
順番に説明していきます。
①フリーランス
「フリーランス」という言葉はここ最近、よく聞く言葉ですが、どういった働き方なのか、市場規模など含めてご説明します。
フリーランスは自由業とも言われますが、いわゆる個人事業主です。特定の企業に所属せず、案件単位で企業や個人と契約して仕事をします。
もちろん特定の企業から継続して仕事を振ってもらえることもありますが、雇用契約はありません。
テレビタレントをイメージすると少しわかりやすいでしょうか。
タレントは所属事務所はありますけど、そこに決められた時間に出社して事務仕事とかはしませんよね。
今日はテレビ局、明日は地方ロケ、明後日は雑誌の取材みたいな感じで、案件ごとに契約して、仕事をした分の報酬を得るというスタンス。
フリーランスもこんな感じです。
日本では現在、国内労働人口の約6分の1にあたる約1,000万人余りのフリーランスがいるとされています。
年齢は30代が最も多く、男女比はどの世代も同じくらいです。
現在国内で自社の社員以外のフリーランス人材を活用している企業は約19%ですが、33.5%の企業が今後の活用を検討していると回答しています。
フリーランスを積極的に採用する企業の増加が進めば、定年退職後のセカンドキャリアとしてフリーランスを選ぶ人や、個人の働き方改革としてフリーランスを選ぶ人が増加し、今後さらに大きな市場になっていくでしょう。
ちなみにアメリカでは現在、国内の約3分の1がフリーランスで、2027年にはフリーランス人口が過半数になるという予測が出ています。
欧米の成功事例を採用する日本社会も、フリーランスという働き方が当たり前になる時代は意外と近いかもしれません。
②リモートワーク
テレワークや在宅ワークといった言葉もありますが、この3つはほぼ同じ意味と考えて問題ありません。
フリーランスとの違いは、「企業との雇用契約がある」という点。
イメージとしては雇用契約がありますが、会社に出社しなくても良い、遠隔地から働ける働き方です。
ちなみに僕は今ドイツで生活しているのですが、日本の企業にリモートで採用していただいており、海外で日本の仕事をしています。
ノマドワークやノマドワーカーという言葉を聞くこともあると思いますが、ノマドは雇用の話ではなく、働く場所がポイントです。
ノマドには遊牧民という意味があって、ノマドワーカーはその言葉通り、働く場所が一定ではない人のことを指します。
一般的な正社員でも自分のデスク以外の場所やカフェなど、働く場所が自由な人や、フリーランス、リモートワーカーで、家で仕事することもあれば、コワーキングスペースや旅行先でも仕事するような人は、ノマドワーカーでもあるということですね。
フリーランスのメリットとデメリット
・自分で仕事を決めることができる
・出社する必要がないので、自分の好きな時間・場所で働ける
・仕事をこなした分だけ収入になる
・いろいろな人と関わるので、人脈が増える
・会社によくある人間関係のしがらみ(セクハラ、パワハラ、イジメなど)から離れられる
・収入が一定ではない
・福利厚生が受けられない
・社会的信用が受けづらい(車や住宅ローンを組むときなど)
・孤独を感じることがある
強いメリットがある一方、強いデメリットも存在するという感じでしょうか。
と思われる方も多いと思います。
ここで、フリーランス白書2018に興味深いデータがあったので、ひとつご紹介します。
上のグラフは、会社員として働いていた時と現在のフリーランス生活を6つの項目で比較したものです。
このグラフで最も注目すべきポイントは、「満足度」です。
収入の増減はほぼ半数に分かれている中、会社員の時よりもフリーランス生活に満足を感じている人が84.3%もいます。
満足度が変わらない人が12.1%。満足度が下がった人はたったの3.6%のみ。
これってすごいことだと思いませんか??
セクハラにパワハラ、残業が多い、給料が安い、有給が取れないなど、ストレス社会とも言われる日本社会でも、働き方が変わるだけでこれだけ満足度が上がるんです。
会社で働くことが苦痛で、燃え尽き症候群になりそうな人は、働き方を変えてみてはいかがでしょうか。
会社勤めがシンドイと感じている人以外にも、僕のように海外在住の人、子育てや介護があってなかなか自宅を離れられない人にとっても有効な働き方であると言えます。
ちなみに、フリーランスとリモートワークのどちらが良いかは人それぞれです。
フリーランスは仕事をするのと同時に仕事探しをすることも必要ですが、リモートは雇用契約があるので、継続的に仕事をもらえるという面ではリモートの方が安定感はあると言えます。
フリーランスは安定感には少々欠けますが、常に自分のやりたい仕事を選べるという強みを持っています。
収入面がどうしても不安という人はいると思いますが、フリーランス求人を扱う「CrowdWorks(クラウドワークス)」によると、現在クラウドワークス経由の仕事だけで、年収2,000万円を突破する人も出てきているよう。
がっつり働くトップレベルのフリーランスになると、中小企業の社長並みの稼ぎになるということです。
ただ、何の仕事でもそこまで稼げるというわけではなりません。
次の項目では、
・未経験からでも始められて
・需要が高い(仕事がたくさんある)
・フリーランスやリモートワークがしやすい
・高収入が狙える
の4つの要素が揃っててこれからのAI時代にAIに代替されにくい職種でもある、将来性を考えてもオススメな3つのスキルをご紹介します。
未経験から習得できる、フリーランスやリモートワークにおすすめのスキル3選
フリーランスやリモートワークにおすすめのスキルは以下の3つ。
- Webデザイナー
- プログラミング
- ネット物販
それぞれ解説をしていきます。
①Webデザイナー
ホームページやランディングページ、バナーなど、Web上にあるさまざまなものをデザインし、ページをつくり上げていく仕事です。
よくデザインの専門学校を出た人や、デザインセンスがある人じゃないとできない仕事と思われていますが、実は初心者からでも挑戦できて、最近では高齢の方が始めるケースも珍しくありません。
特に女性からの人気が高く、働きながらや、家事・育児をしながらデザインを学んで、在宅で働ける環境構築をしている人も多いです。
時間給ではなく、納品物に対してお金が払われるので、納期さえ守れば働く時間は自由。収入面も良いので、本業としても副業としてもおすすめのスキルです。
またWebデザイナーを求めるのは企業だけでなく、個人が多いこともポイント。
個人で飲食店や整体院などをやってる人からの需要もあるので、友だちや知り合い伝いで仕事が回ってくることもあります。
②プログラミング
Webサイトやアプリ、システムなどの構築をする仕事です。
IT化が進んでいる背景もあり、非常に需要が高く、さらに人材不足が深刻な業界(2030年には日本国内だけで約59万人の人材不足になると予測が出ている)とあって、仕事もあれば給与面の待遇が良いことでも知られています。
理系の人に向いてる仕事と思われがちですが、実は理系・文系の割合は約半々です。
営業マンや銀行マンが仕事の合間に勉強して、家ではプログラマーをやってるようなケースも増えてきています。
2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されますが、プログラミングスキルは実践で活用するだけでなく、ある程度実績ができれば教える側になれるので、スキルが活かせる幅は広いでしょう。
小学生や中学生へのプログラミングの家庭教師の需要も出てきそうですね。
③ネット物販
Amazonや楽天、ヤフオクやメルカリといった、ネット上のプラットフォームを利用して、何かしらの商品を販売することです。
中国から安く仕入れて国内で販売する、中国輸入ビジネスもそのひとつ。
”輸入”と聞くと、難しそうなイメージがありますが、実際はシンプルで、一個人が少額投資でスタートできるビジネスとして注目されています。
老若男女問わず、手軽に始められるビジネスとしてオススメです。
売れる商品の見極めさえできるようになれば、ほぼ時間をかけない、不労所得のような状態を作ることも可能です。
いずれにせよ、いきなり今やってることをすべて辞めて転身する必要はなく、まずは勉強しながら副業として始めてみて、やっていけそうな自信がついてから完全に切り替えるというスタンスでOKです。
最近では本業、副業と言わず、複数の仕事を並行してすることを「パラレルワーク、パラレルワーカー」と呼ぶ人も増えています。
仕事を1つに選択するのではなく、やりたいことはいくつもやれば良いという考え方です。
まとめ
今回は燃え尽き症候群をテーマにしましたが、世の中にはうつ病やサンドイッチ症候群(中間管理職のストレス症候群)、荷下ろしうつ病(大きな仕事など何か達成して、急に無気力感に襲われる状態)など、燃え尽き症候群以外にもさまざまな心の病が存在しており、大きな社会問題となっています。
やる気と責任感のある人ほど陥りやすいというのは驚きでしたし、そういう人たちが社会から離脱してしまうのって本当にもったいないです。
働き方や生活スタイルを変える方法として、フリーランスとリモートワークという働き方をご紹介しましたが、これらは少子高齢化で人手不足が深刻な日本社会の助けとなる働き方としても注目を集めており、確実に市場は拡大していきます。
「特別スキルも無いし、個人で働くのは不安...」という人も、何か行動を起こして少しずつキャリアを積んでいけば、1年後には今とガラッと違うライフスタイルを掴んでる人はたくさんいるはず。
今の仕事や働き方、職場環境に違和感を感じている人は、ぜひ何か新しいことへ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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- 専門スキル以外、マーケティングや集客スキルもしっかり学べる
- 横のつながりがあるので、仲間が増える
異業種・未経験で学習を始めた初心者の方が、学習後に現場で即戦力として活躍できる、スキルやノウハウが学べるカリキュラムに定評があります。
学習後に働けるのはもちろんのこと、学習段階で案件を受注して収入を上げる人も多数。
- 転職、独立のためのスキルが欲しい会社員の方
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