「生まれてこなければよかった」と思った時にするべき5つのこと

自分の人生に価値を見出せず、生き続けることに苦痛を感じていませんか？

 

 

このような状況に陥っている人も多いと思います。

 

筆者も仕事とプライベートでどん底に落ち「消えたい」と思っている時期がありました。しかし現在は、生きる気力が戻り、心身共に落ち着いた生活を取り戻しています。

 

そこでこの記事では、生まれてこなければよかったと感じる人の特徴やするべきことを解説します。

 

人生に苦しみを覚えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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世間に広がる「反出生主義」とは

反出生主義とは、「生まれてこなければよかった」「人間は生まれない方がよい」などと考える思想です。

 

反出生主義と聞くと「怖そう」「宗教っぽい」と感じるかもしれません。しかし、苦痛を感じている人のために考えられた思想であり、世界でもさまざまな哲学者や思想家が議論を交わしています。

 

誰しも人生で一度は「消えたい」「苦しい」などの感情を持ったことがあるはずです。そのため、誰でも反出生主義になりうる可能性はあるといえます。

「生まれてこなければよかった」と感じる人の心理

「生まれてこなければよかった」と感じる人の心理や特徴を解説します。

消えたい理由を言語化できていない

多くの人は、自分がなぜ「消えたい」と思うのか言語化できていません。

 

原因が分からないと解決策が見つからず、モヤモヤとした気持ちで生き続けることになります。すると「苦しいから消えたい」と感じてしまうのです。

 

もちろん原因がわかっている人もいますが、深く掘り下げて考える人は少ないでしょう。

自己肯定感が低い

生きる意味を失っている人は、自己肯定感の低さが目立ちます。

 

自己肯定感が低くなる原因は、以下の通りです。

 

このように、家庭環境や挫折からくるトラウマが挙げられます。

 

自信がない人は、「自分のことが嫌い」「何をやってもダメ」と思い込むため、生まれてきた意味を見いだせません。

 

負の連鎖にも陥りやすく、生きづらさを感じてしまうのです。

趣味や生きがいがない

反出生主義者は、趣味や生きがいを持っていない人が多い傾向にあります。

 

好きなことがないと、何を楽しみに生きればいいのかわかりません。

 

例えば、

といった人は、「生まれてこなければよかった」とは考えないはずです。

 

人間は熱中できるものがあると、ネガティブな考え方にはなりません。充実感につながり、人生が楽しくなります。

 

生まれてこなければよかったと感じている人は、趣味や生きがいを見つける必要があるのかもしれません。

 

強い固定観念を持っている

反出生主義者は、強い固定観念を持っている可能性があります。

 

 

このように、ネガティブに考えている人が多いです。

 

これは自己肯定感の低さからくるもので、ネガティブな感情から生み出されています。

 

人生で満たされた経験がないため、「世の中とは辛いものだ」という固定観念が強いのです。

 

筆者も悪いことが続いたときに「人生は苦しいことばかり、このまま生きていくんだ」と悲観的になったことがあります。

 

このようにネガティブな固定観念を持っていると、今の状態から抜け出せないでしょう。

不幸に敏感すぎる

生まれてこなければよかったと思う人は、「不幸に敏感」で「幸せに鈍感」な傾向があります。

 

ちょっと苦しいことがあると「自分だけ不幸だ」と感じてしまうのです。しかし他人から見ると、そこまで大した出来事ではないかもしれません。

 

実際に私たちは、国の制度が整った日本で暮らしています。多くの人は衣食住が保証されており、仮に苦しくなっても生活保護などの保証があります。

 

衣食住のままならない発展途上国から見ると、幸せな環境のはずです。

 

恵まれた環境にもかかわらず、小さな不幸を見つけることに必死で、今ある幸せを実感できていないのです。

 

日常の幸せに着目しなければ、不幸な思い込みからは脱出できないでしょう。

苦しまないためにやるべきこと5つ

「生まれてこなければよかった」と苦しんでいる人向けに、今すぐできる対処法を紹介します。

 

それぞれについて、詳しく解説していきます。

苦しんでいる理由を明確にする

まずは苦しんでいる理由を明確にしましょう。理由がわかれば対処法が立てられ、解決に向けて進めるはずです。

 

仮に解決できない問題でも、受け入れることで生きやすさが格段に変わります。

 

例えば、

という悩みがあるとします。

 

すると

などの対策を考えられるはずです。

 

もちろん病気や怪我など、解決が難しい問題もありますが、言語化することで気持ちの整理がつくこともあります。

 

ぜひ原因を明確にして、何をするべきか考えてみてください。

休息をとって規則正しい生活を送る

「生まれてこなければよかった」と感じている人の精神状態は良いものではありません。中には、うつ病や統合失調症などの精神疾患を抱えるケースもあります。

 

だからこそ休息をとって、規則正しい生活を送ることを心がけましょう。

 

実際に、うつ病の治療では「休息」が重要視されています。

 

できるだけストレスを抑えた生活を送れば、精神状態が回復に向かっていきます。

 

当たり前のことですが、今一度、自分の生活を見直してみてください。

小さな幸せに目を向ける

反出生主義者の多くは、不幸に敏感な性質を持っています。

 

だからこそ、小さな幸せに目を向ける癖をつけてみてはいかがでしょうか。

 

幸せはどんなに小さなものでもかまいません。

 

小さな幸せが積み重なると、自分に自信がつき、自己肯定感も上がっていきます。

 

33歳の筆者は、「地方在住」「家賃3万円台」「車なし」で生活しています。同世代の人からみると「地方で車なし、結婚もしていないのはかわいそう」と思われるかもしれません。

 

しかし私は「家があってシャワーが浴びられるだけで幸せ」と日々感じています。これは海外での生活経験があり、より苦しい環境を経験したからです。

 

苦しい環境にいるからこそ、小さな幸せにも気付ける人になってみてはいかがでしょうか。

心のよりどころを見つける

「心のよりどころ」とは、支えてくれる人やモノを意味します。

 

どんな人でも、誰かに支えられて生きています。

 

例えば、信頼できる友人がいれば、心が折れたときに話し相手になってくれたり、壊れる前に手を差し伸べてくれたりするはずです。

 

仮に信頼できる友達や家族がいない人は、今から人間関係を作っていく努力をしましょう。待っていても、心の支えは現れてくれませんからね。

このように、相性の良さそうな人と出会える行動を起こしてみてください。

 

筆者はフリーランスのライターなので、同じ職種の人が集まるセミナーやイベントに顔を出しています。同じ志や悩みを持つ人が集まるので、意気投合しやすく、仲の良い友人もできました。

 

ぜひ心のよりどころを見つけて、メンタルの安定に努めましょう。

自立した生活を目指す

自立とは、周りからの援助を受けずに生活できる状態を指します。

 

特に実家暮らしの人は、金銭的にも精神的にも自立できていない場合が多いです。

 

自立ができれば、精神的な余裕が生まれ、自己肯定感アップにもつながります。

 

まずは自分の力で稼いで一人暮らしをするところから始めましょう。

 

一人暮らしのメリットは以下の通りです。

 

一人暮らしは、精神的に良い影響を与えてくれます。ぜひ自立した生活を目指して、行動を起こしてみてはいかがでしょうか。

 

生き方を変えたいあなたへ

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考え方次第で幸せに生きられる

今回は「生まれてこなければよかった」と感じる原因と対処法について解説してきました。現時点で苦しいと感じている人も、考え方次第で良い方向に進むかもしれません。ぜひ本記事を参考に、自分の人生を歩んでみてはいかがでしょうか。

 

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