真面目に生きていると「もっと適当に生きたい」と思う場面も多いのではないでしょうか。
特に日本人は、規律を守りコツコツと努力する人が多く、疲れやストレスが溜まりがちです。
筆者も真面目に頑張りすぎて、メンタルがしんどくなった経験があります。
そこで今回は、人生を幸せに生きたい人向けに、適当に生きる方法をご紹介します。
目次
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適当に生きるとは
適当には「ほどよいこと」「いい加減」などの意味があります。
良い意味と悪い意味を持っていますが、適当に生きるとは「周りの要求や期待に対してほどよく対応する生き方」です。
日本人は真面目な人が多いため、適当を「いい加減」と捉えがち。しかし「ほどよく」と考えれば、肩の力を抜いて仕事に取り組めます。
良い意味として「適当に生きる」を実践すれば、より生きやすくなるはずです。
日本人は真面目が故にうつ病が多い
日本は真面目で勤勉な人が多い国です。しかし頑張りすぎるが故に、うつ病になってしまう人が多いのも事実。
厚生労働省によると「日本では100人に約6人が生涯のうちにうつ病を経験している」というデータも出ています。
これは適当に生きている人が少ない証拠です。真面目さが裏目に出ると、うつ病などの精神疾患に発展する可能性があります。だからこそ適当に生きる考え方が大切なのです。
適当に生きられない人の特徴3つ
真面目な人のデメリットを紐解けば、適当に生きるコツが見えてきます。そこで適当に生きられない人の特徴をまとめてみました。
- 完璧主義
- 神経質
- 見栄っ張り
それぞれについて解説していきます。
①完璧主義
完璧主義とは、過度に高い目標を設定し、他人からの評価を気にする人です。仕事においても
細かい部分まで詰めないと
何かミスはないか?
と常に気を張ってしまいます。
責任感があり頼りにされますが、体力的にも精神的にも疲弊する一方。また他人に対しての要求も高くなりがちなので、トラブルの元にもなりやすいです。
こういった人は自己嫌悪に陥りやすいため、適当さを身につける必要があります。
②神経質
神経質な人は、細かい部分まで気になってしまいます。例えば、周りからみたら完璧な書類でも
何かミスがあるのではないか
改行の感覚が気になる
と、過剰に気を遣うのが特徴です。
もちろん完璧に仕事をこなせるメリットはありますが、感情の起伏が激しく、周りから煙たがられることも。気にしすぎる性格だと、気持ちが休まらず、うつ病などの精神疾患に発展する場合もあります。
もっと適当に生きなければ、あれもこれも気になって、ストレスを抱えたまま生活することになるでしょう。
③見栄っ張り
見栄っ張りな人は、誰かと比較して優位に立ちたい願望を持っています。自分がいかに素晴らしい人間か周囲に見せつけたいため、生きづらさを感じてしまうことも。評価が下がらないように、常に気を張って生きなければなりません。
逆に適当に生きている人は、ありのままの自分をさらけ出し、素直な気持ちで生きています。周りからの評価は気にせず、自分がどんな気持ちになるかを優先します。
見栄っ張りのままだと、いつまで経っても素直になれず、周りからも敬遠されてしまうでしょう。
適当に生きるメリット3つ
適当に生きるとさまざまなメリットがあります。
- ストレスを抱えにくい
- 柔軟に対応できる
- ポジティブ思考になる
それぞれについて解説していきます。
①ストレスを抱えにくい
適当に生きるということは「自分らしく生きている」証拠です。周りがどう思うかではなく、自分がどう感じるかを大切にしているため、ストレスも最小限に抑えられます。
もちろん真面目に働くことは大切ですが、無理に残業したり、周りに合わせすぎたりするのは体に毒です。
仕事でストレスを抱えている人は、適当さを身につけて、ストレスを減らしてみてはいかがでしょうか。
②柔軟に対応できる
完璧主義の人は目の前のことに精一杯で、イレギュラーに上手く対応できません。一方、適当に生きると、何事にも柔軟に対応できます。
また物腰も柔らかくなるため、人から好かれやすいものポイント。職場のムードメーカーとしても重宝されるでしょう。
真面目さも大切ですが、周りの状況を考えて臨機応変に対応できる人は、会社で求められる人材となります。
③ポジティブ思考になる
適当に生きると「まあ大丈夫か」「なんとかなるさ」と楽観的に考えられます。今までストレスだったことも流せるようになり、イライラやモヤモヤも溜まりにくいでしょう。
もちろん真面目に取り組む姿勢は大切ですが、「失敗できない」「上司に怒られないようにしないと」と悲観的になっては意味がありません。少し深呼吸をし「失敗してもなんとかなる」の精神で生きてみてはいかがでしょうか。
テキトーに生きるための7つのコツ
いざ適当に生きようと思っても、どんな風に過ごせばいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。
そこで適当に生きるためのコツをまとめてみました。
- 「適当」は悪いことではないと理解する
- 優先順位を決める
- 断る勇気を持つ
- 予定を詰め込まない
- 他人と比べない
- 周りに期待しない
- 一人の時間を作る
それぞれについて解説していきます。
①「適当」は悪いことではないと理解する
適当には良い意味と悪い意味が存在します。
- 良い意味:ほどよく、妥当
- 悪い意味:大雑把、行き当たりばったり
多くの日本人は「適当」と聞くと悪い意味を想像しがちです。もちろん大雑把で行き当たりばったりの仕事をするのはよくありません。
しかし、ほどよく妥当な仕事をする姿勢は、今の日本人に必要な要素なのではないでしょうか。悪い面だけでなく、良い面にも目を向けて、メリットとなる部分を吸収してみてください。
②優先順位を決める
適当に生きるためには、優先順位を決めることが大切です。なぜなら、完璧主義の人は全ての優先順位が高く、体力や精神力を削ってでも遂行してしまうからです。
だからこそ、やるべきことと手を抜いてもいい部分の優先順位を決めておきましょう。優先順位に沿って物事を進めれば、細かいところが気にならなくなります。
例えば、家族を最優先にするなら
残業はほどほどにして帰ろう
休日出勤はやめよう
と気持ちを切り替えられるはずです。
ぜひ仕事とプライベートの優先順を決めて、適当さを身につけてみてください。
③断る勇気を持つ
適当に生きるためには「断る勇気」を持たなければなりません。なぜなら、他人の頼みを引き受け続けてしまうと自分のペースが乱れ、心の余裕がなくなってしまうからです。
相手からの頼みを適度に断れば、時間に余裕が持て、適当に生きることができます。
しかし断れない人は「人の頼みを拒んではいけない」と思いがちです。しかし相手からすれば、しぶしぶ承諾される方が嫌な気持ちになるもの。気が進まないのであれば、
ちょっと今忙しくて、余裕ができたらお声がけします
などと、相手を尊重した上で断りましょう。
④予定を詰め込まない
「適当に生きる=時間に余裕がある」と捉えられます。よって予定の詰め込み過ぎは厳禁です。もちろん予定を立てると効率化になりますが、詰め込みすぎると心に余裕がなくなってしまうでしょう。
例えば、仕事の予定を立てるなら残業ありきで考えるのではなく、定時で帰れる計画を立てることが大切。プライベートの充実も考えた上で、仕事の段取りを決めてみてください。
⑤他人と比べない
適当に生きたい人は、他人と比べない癖をつけましょう。なぜなら他人と比べると、「自分をよく見せたい」という気持ちになり、頑張りすぎてしまうからです。
とはいえ、他人と比べる行為を止めるのは簡単なことではありません。
そんな時は過去の自分と比べるのがおすすめです。比較対象を自分にすれば、周りと比べて落ち込むこともありません。
ぜひ他人と比べない習慣をつけて、適当に生きてみてはいかがでしょうか。
⑥周りに期待しない
完璧主義の人は、どうしても周りに期待しがちです。しかし、大きな期待をすると相手に失望する場面が多くなり、自分も相手も嫌な思いをしてしまいます。気持ちにも余裕がなくなり、適当に生きることはできません。
―ではどうやって期待をやめればいいのか?
それは「他人は変えられない」と理解することです。自分が変えられるのは「自分」と「未来」だけ。どんなに他人に期待しても、思った成果が得られないのは当たり前です。
だからこそ、他人に期待せず「自分に変えられることはないか?」を考えてみてください。
⑦一人の時間を作る
適当に生きている人は一人の時間を大切にしています。いつも人と一緒だと気疲れし、心の余裕がなくなってしまうからです。
どこか適当な人はフラッと一人になり、自由気ままに過ごしているイメージはありませんか?
一人の時間を持つことで、心に余裕が生まれ周りにも優しく接することができます。1日10分でもかまいません。少しの一人の時間が、適当になれるきっかけを作ってくれますよ。
適当に生きたくなる名言・格言
適当に生きたくなる名言や格言を紹介します。
「適当」って辞書で調べると適材適所という意味なんだよ
―高田純次―
お金がないから遊べないんじゃなくて遊ぼうとしないから遊べないんだ
―所ジョージ―
迷ったら楽しい方を選んで、迷ったら明るい方を選んで、迷ったら好きな方を選んで。その方が長続きするし成功する確率が高くなるから
―ローラ―
満点なんか取らんでええねん。満天は星空だけで十分や
―明石家さんま―
自分のペースは周りとは違う
―村上信五―
なんにもやる気がねえならのんびりゴロゴロ過ごしたって地球が綺麗だから空でも見てろ、いつか何か欲しくなっから
―武井壮―
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人生適当が一番
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