先輩や上司からの叱責、取引先からのクレームなど、仕事をしていれば怒られることもあります。
時に怒られることがあるとわかっていても、いざ怒られると怯えてしまったり凹んでしまったり、中には1ヶ月近く引きずってしまうという人も。
怒られる度にそこまで沈んでいたら、それがまた怒られる原因を生み、負のループに入ってしまいます。
気質的に怒られるのが苦手な人は、どう対処すればいいのでしょうか?
今回は怒られるのが怖いを克服する方法と、怒られにくい人の特徴を紹介します。
目次
仕事で理不尽に怒られるなら辞めていい
仕事で怒られる理由はさまざまありますが、もし自分のミスや態度が原因ではなく、理不尽に怒られる場合は辞めましょう。
他人は変わらないので、耐え続けるか離れるしかありません。耐え続ければ、いつかメンタルを病むリスクがあるので危険です。
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仕事で怒られるのが怖いと感じる理由
ここでは怒られるのが怖いと感じる理由を紹介します。
相手の迫力がただただ怖い
厳しくて怖い部活の顧問のような、存在から迫力がすごい人ってたまにいますよね。
雰囲気だけでも怖い人が近くにいたら、誰しも戦々恐々とするものです。
厳しくて怖い先生や両親の下で育った人なら免疫がありますが、怒られ慣れてない人だと、恐怖で怯えてしまうでしょう。
トラウマがある
過去に誰かを怒らせてしまった結果、見捨てられたり嫌われたりしたような、大きなトラウマがある人は、怒られる度にそれを思い出してしまいます。
など、ネガティブに考えてしまいがちです。
自分が否定されたと感じてしまう
怒られて凹みやすい人は、何で怒られたのかよりも、怒られたこと自体に注目してしまう傾向があります。
例えば
と怒られたとしたら、それは確認不足という行動に対しての怒りですが、それを通り越して自分を否定されたと解釈するわけです。
自分の人格を否定されると思ったら、怒られるのが怖いと感じるのも無理はありません。
HSP(繊細さん)である
あなたはHSPという言葉をご存知でしょうか?
Highly Sensitive Personの頭文字をとったもので、非常に感受性が強く、敏感な気質の持ち主を表す言葉です。
HSPの人は些細なことにも傷つきやすいため、怒られると人一倍落ち込んでしまうことも。
日本人の5人に1人がHSPと言われているので、あなたももしかしたら、HSP気質なのかもしれません。
怒られたら恥ずかしいと思っている
周りの目を気にしがちな人や、怒られ慣れていない人は、怒られることは恥ずかしいと思っている人が多いです。
日本人は恥を恐れる人種と言われていますからね。
と感じる人も多いのではないでしょうか。
人前で怒られるのが特に辛いと感じる人は、この傾向が強いと言えます。
仕事で怒られるのが怖いを克服する方法7選
次に、怒られるのが怖いを克服する方法を紹介します。
1. 怒られることは恥ずかしいことではないと理解する
怒られる=恥ずかしいことだと思っている人は、考えを改めましょう。
今怒っている本人も、怒られた経験はいくらでもあります。1度も怒られずに育った人なんてそういません。
また、怒られるうちが華と言いますが、何を言っても無駄、見込みがないと思われた人は、怒られることすらされなくなります。
と思うかもしれませんが、本当に危険なのは、相手にされなくなった時です。
2. 相手をよく観察する
怒られている時に「早く終わってほしい」と願うばかりになっている人は、相手をよく観察してみてください。なぜ怒られているのかを理解することが大切だからです。
- 自分のことが嫌いで目の敵にしている
- 気分で八つ当たり的に怒られている
- 自分のためを思ってあえて厳しく言っている
- 自分を叱ることで周りを引き締めている
など、意図はさまざまあります。ちなみに「怒る」と「叱る」は違います。
怒るは目的なく感情的になること。叱るは相手の成長のためにあえて言うような、目的があります。
厳しい口調で言われたことすべて「怒られた」として処理するのではなく、相手の意図を考えましょう。期待の表れかもしれませんよ。
3. 怒られた内容をメモして再発防止に努める
よく怒られる人は、次から気をつけようと心に留めるだけで、怒られた内容をメモして振り返りをしません。
人は1日経つと67%のことを忘れると言われるほど、忘れる生き物です。
ちゃんとメモして再発防止に努めないと、同じことを聞いたり同じミスを繰り返したりしてしまいます。
それでは最初は叱っていた人も、だんだん怒りに変わるのも無理はありません。
また、文字にすることで、怒られた内容に注目することができます。
怒られると自分が否定されたと感じてしまう人も、メモを心がけましょう。
4. 仕事で成果を出す
職場では仕事ができないから怒られることはあっても、仕事ができるのに怒られることはそうありません。
つまり、仕事で認められれば怒られる機会は減るということです。
恐怖心から怒られないような言動を探してしまうかもしれませんが、怒られない最短ルートは、一人前に仕事ができるようになることです。
仕事を早く覚えること、成果を出すことに集中しましょう。
5. 身近な人に相談する
同じようなポジションにいるのに、全然怒られない人も中にはいます。
相性の問題もありますが、こうすれば機嫌が良くなるとか、こう言えば怒りはすぐに静まるとか、対処法が見えている可能性もあります。
うまくやっている人に相談してみると、ヒントが得られるかもしれません。
6. 部署異動を申し出る
仕事や部内の人間関係の相性が悪い場合は、部署異動を申し出るのもひとつの手です。
同じ会社内でも部署が変わると、雰囲気はガラッと変わりますからね。
自分の適性に合った仕事を、自分を認めてくれる人とすることで、褒められることが増えて少しずつ自信がつき、前向きに仕事ができるようになります。
転職もいいですが、転職先の人間関係はなかなか見えないもの。どうしても運の要素が出てしまいます。
ですので、異動したい部署や一緒に働いてみたい上司がいる人はまず、部署異動を検討されるといいでしょう。
7. 副業を始める
怒られるのが怖いと感じている人は、副業を始めるのもおすすめです。
ここで言う副業は、お金を稼ぐことより、自分に向いてる仕事や働き方を模索し、逃げ道作りをするのが目的です。
副業がうまくいって心にゆとりができると、本業は嫌になったらいつ辞めてもいいと思えるようになります。この心のゆとりを作れると最強です。
同じように怒られても不思議とやり過ごせたり、少し肩の力が抜けて本業もうまく回るようになったり、副業が全体の質を向上させるキッカケになることもあります。
職場で怒られにくい人の特徴
職場で怒られにくい人にはいくつか特徴があります。それを意識して、そもそも怒られにくい人を目指しましょう。
いい挨拶・返事・お礼を心がける
上下関係に厳しい人は特に、いい挨拶・返事・お礼ができればそれでOK、と言う人さえいるほど、これらを改善するだけで変わる場合もあります。
いい挨拶や返事とは何か?という話ですが、ポイントは以下の通りです。
- 自分から挨拶をする
- きちんと聞こえるボリュームで言う
- 明るい声で言う
- 相手の目を見て言う
- 笑顔で言う
決して難しいことではありませんよね。いい挨拶や返事、お礼ができて損することはまずないので、ぜひ今一度意識みてください。
マイナスを減らす
人は欠けているところに注目する性質があるため、マイナスを減らすことで余計なイメージダウンを防げます。
- 寝癖を直す
- シャツやスーツのシワを伸ばす
- 口臭や体臭のケアをする
- かかとのすり減った靴を履かない
- デスクの上をキレイに整頓する
- 遅刻、忘れ物などの些細なミスをしない
だらしない人という印象があると、無意識に仕事もそういう面があるのだろうと紐づいて、ミスが人一倍目立ってしまうこともあります。
おしゃれをしたり完璧を目指そうとしたりする必要はありません。マイナスに思われそうな部分を減らせばOKです。
報連相は早めにする
報連相は社会人の基本です。早めにするに越したことはありません。
報連相が遅たり忘れたりして怒られることはあっても、早く言って怒られることはありません。怒られる内容だったとしても、早く言えば傷は浅く済みます。
少しでも報告の余地があると感じたことは、何でも伝えるようにしましょう。
どうしても怒られるのが怖い場合は
どうしても怒られるのが怖くて、自分らしくいることができない場合は、環境を変えるほか解決策はありません。
どこにいても先輩や上司という存在に構えてしまう人は、働き方をフリーランスにして、個人で働くことをおすすめします。
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まとめ
今回は怒られるのが怖いを克服する方法と、怒られにくい人の特徴を紹介しました。
みていただいてわかる通り、ほんの少し考え方と行動を変えるだけでも、状況は変えられます。ぜひできることから始めてみてください。
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