Webデザイナーに挑戦するにあたり、まず知っておくと良い内容や、そもそも自分に向いているのかどうかなど、気になることだらけではないでしょうか。
筆者もWebデザインの勉強をし、Webデザイナーとして働くこともありますが、最初に知りたいと思った内容や、必要な情報や知識を解説します!
今はまだ知識なしでも、これからWebデザイナーとして活躍したい方や、挑戦し始めたばかりで不安な初心者の方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
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目次
Webデザイナーに向いてる人
Webデザイナーに向いてる人を解説します。
Webデザイナーに向くのは興味を持てる人
Webデザイナーに向くのは、Webデザインを好きになれる人です。
性別や理系・文系などは関係ありません。実際に、Webデザイナーには男性・女性、理系・文系のどちらも半々くらいで存在します。あくまでも、興味を持って取り組めるかがポイントです。
もし、既にWebデザインに取り組んでいるけれど全然やる気がでない場合や、今後勉強をし始めても集中力があまりにも続かないのであれば、“向いていない”可能性があります。
Webデザインのセンスの必要有無とは
センスが必要かどうかに関しては、磨く必要があります。けれども、元々のセンスの有無ではありませんので、最初にセンスがないのは当たり前です。つまり、センスを磨けるかどうかが今後を左右します。
センスがないままでも、知識によって補うことができたり、仕事を得て実績を出したりすることもできます。しかし、センスがない場合は、既存のデザインから真似して取り入れるだけですので、常に遅れたものを作成することになります。
日本に存在する広告はスーパーマーケットのチラシのような、情報だけを詰め込まれたコンテンツだらけの制作物で溢れています。言葉で伝えるよりも、余白を作り、読んだ人に想像させるものの方が心を動かし残せます。そして、余白を上手く取り入れたページこそ洗練された綺麗なデザインとなります。
何が良いデザインで、何が良くないデザインなのかを判断するには、センスを磨いていかなければなりません。
センスのある日本人は数え切れないほど存在するにも関わらず、日本のWebデザイン(技術面でもデザイン性でも)は世界から見て、20年程遅れていると言われています。それゆえに、Webデザイナーになる人は、前に進むためにもセンスを磨く必要はあるでしょう。
Webデザインの学習方法
Webデザインを学習するにあたり、自分だけで勉強できるのか、それとも学校に通うべきなのか気になりますよね。
結論は“人による”ので、それぞれ解説します。
独学で学ぶ
独学に向くのは、自分で調べて学び、実践することに抵抗がなく、自分のペースで学びたいと思う人です。
また、Webの知識はWebに溢れています。だからこそ、この分野に関しては自分でWebで調べる方が多い知識や答えを得られますので、独学でも心配いりません。
筆者の場合は、他者のペースに合わせて勉強するのは性格に合わず、一講師からの意見だけでは物足りません。
自分のペースでさまざまな情報の中から、自分で取捨選択したいと思う方や、モチベーションを下げずに継続できる人は、独学で勉強するとよいでしょう。
スクール・専門学校に通う
最近ではオンラインスクールがたくさんあり、誰でも通いやすい環境が整っています。要点だけを早く人に教わりたい方や、誰かと一緒の方がモチベーションを継続できる方は、オンラインスクールなどに通うとよいでしょう。
ただ、通うのには費用がかかりますので、多少の経済力は必要となります。きちんと今後も続けられる人にとっては「投資」になりますが、飽き性の人には「浪費」になる可能性があります。
学校に通いたい方は、「投資」として使えると思えた時に挑戦してみてください。
Webデザイナーに必要な知識
Webデザインの勉強をする際、まず知っておくべき内容をお伝えします。
Webデザイナーに必要なスキル
Webデザイナーの仕事内容は、いくつかに分けられます。ここでは、フロントエンドデザイナーに特化した内容とします。
※フロントエンド:ユーザーが見える部分。バックエンドがユーザーには見えていない後ろで行われる処理のこと。
- UI設計
(User Interface/ユーザーインタフェース。ボタンの位置などをなぜそこに配置するのかや、カラースキーム(色彩設計)、読みやすさを設計。) - UX設計
(User Experience/ユーザーエクスペリエンス。メニューや問い合わせなどの場所が分かりやすい等、使いやすさを設計。) - グラフィック制作
(ロゴなど、テキスト以外で表示させるデザインを制作) - コーディング
(Webデザイナーが制作したデザインを、Web上で閲覧や動作させられるよう作成。HTMLやCSSなどの言語を使用し、専門で行う人をコーダーと言う。)
それぞれの分野を専門で対応する人もいますので、1人のWebデザイナーが行わないこともあります。
ですが、UI設計〜コーディングまで全て行うWebデザイナーもいますので、自分はどのように仕事をしたいかで学ぶ範囲が異なります。
大きいプロジェクトであれば、狭い分野で深い知識が求められます。逆に小さいプロジェクトであれば、幅広い知識が求められるでしょう。
何から勉強すべきか分からない場合は、全て一通り体験してみてください。
その中で自分がやりたいことを見つけ、そこからどんな仕事を得られるのか調べていきましょう。
レスポンシブデザイン・モバイルファースト
Webデザインをする上でのポイントに、レスポンシブデザインとモバイルファーストがあります。
レスポンシブデザインはスマートフォンやタブレット、PCなど異なる画面サイズに応じて、ページのデザインを最適に表示させることです。
モバイルファーストとは、PC版よりも先にモバイル版(スマホやタブレットなど、画面サイズが小さいもの)から作成することです。
それぞれ、今のユーザーが必要とする設計が必要となります。
アクセシビリティの大切さ
アクセシビリティとは、視力が弱い人(目が見えない人)や、色が識別できない人にも向けてデザインすることです。
自分に視力がある人は、つい視力が弱い場合のことを忘れてしまいがちですが、さまざまな方がWebサイトを閲覧します。
目が見えなくても、スクリーンリーダー(読み上げ機能)を使い閲覧しますので、製作時に正しい表示順になるようなUX設計が必要となります。(HTMLでの作成順に読み上げられます)
また、色の識別が難しい方(お年寄りも含め)にとっては、コントラスト(明暗の差)が重要になります。
アクセシビリティは難しいことではありませんので、ぜひ設計に取り入れていきましょう。
ベクターとラスターとは
ベクターとは、点の座標とそれを結ぶ線をベクターなどの数値データをもとに、演算によって画像を表現する形式です。拡大縮小しても、滑らかな線になるのが特徴です。
ラスターとは、ピクセル(画素)の集合体で表現する形式で、色彩が鮮明に表せます。写真などはラスター形式で、元の画像サイズより拡大はしないことが前提です。
使用アプリは、ベクター用とラスター用に分かれますので、それぞれのアプリが必要となります。
資格の必要はない
Webデザイナーになるために資格はなくても問題ありません。
もちろん資格があれば、その資格の知識があることの証明になります。
けれども、資格がなくてもポートフォリオや実績があれば、むしろ資格より重宝されるでしょう。
おすすめアプリ
Webデザインの勉強や仕事を始める前に、作成用アプリをインストールする必要があります。そこで、おすすめのアプリをご紹介します。
「このアプリだけがいい」ということはありませんので、自分に合うアプリを選んでみてください。
UIデザインアプリ
UIデザイン用のアプリ紹介です。
- Figma
(ブラウザ上で利用可能なデザインアプリ。UI設計を簡単に素早く作れるのが特徴。) - InVision Studio
(Webページのプロトタイプ(試作品)を作成し、複数人で確認やフィードバックを行えるプロトタイピングツール。) - Webflow
(ノーコード(コーディング不要)で作成できるアプリ。たくさんのテンプレートも存在し、使い方説明も充実している。) - Sketch
(動作が軽く、直感的に使いやすいアプリ。) - penpot
(オープンソース(アプリのソースコードが開示されている)の高性能アプリ。)
ラスターグラフィックデザインアプリ
ラスター用のアプリ紹介です。
- Photoshop
(日本では必ずというほど取り上げられる一般的なアプリ。)
※現在は、世界的に見るともう使われなくなってきているようです。レスポンシブデザインに向かず、互換性もあまり高くないためです。 - Krita
(オープンソースの高性能アプリ。) - GIMP
(オープンソースで多機能なアプリ。) - Affinity Photo
(買いきりで利用可能なアプリ。軽くて高機能で、直感的に使いやすいのが特徴。)
ベクターグラフィックデザインアプリ
ベクター用のアプリ紹介です。
- Illustrator
(Photoshop同様、日本では必ず取り上げられるアプリ。高額なアプリの為、特に初心者にはおすすめし難い。) - Inkscape
(オープンソースの、シンプルなアプリ。) - Affinity Designer
(買いきりで利用可能なアプリ。軽くて高機能で、直感的に使いやすいのが特徴。)
以上のアプリがそれぞれありますが、使い勝手は自分で使ってみて選別するとよいでしょう。有料のアプリでも、無料版で試してから使用してみてくださいね。
Webデザイナーになる為のステップ
仕事を始めるのに必要な準備内容を解説します。
機材環境を用意する
まずは、仕事をする為のパソコンやアプリ、ネットワーク環境を用意する必要があります。
パソコンの必要スペックは、業務内容や、Webデザイン以外の仕事もする場合は、その仕事にも合わせて用意しましょう。
機材はただ用意するだけでなく、セキュリティ環境も合わせて考慮してみてくださいね。
業務に当たる時間管理
正社員として働く場合は、就業時間が定まっている場合が多いですが、副業やフリーランスとして働く場合は、自分の裁量で働く時間が決まります。
自分で決められるとなると、ついつい時間管理が疎かになってしまいがちです。Webデザインには締切がつきものですので、しっかり業務に取り組める時間を確保しましょう。
ただ、ワークライフバランスが大切となりますので、仕事以外に確保したい時間(睡眠時間や趣味の時間等々)まで削らないよう気をつけてくださいね。
ポートフォリオを用意する
就職するにも、個別で案件をもらうにも「まずはポートフォリオを提出してください」と言われる場合がほとんどです。
ポートフォリオとは、具体的な作成例です。「自分はこんな作品が作れますよ」というアピールになります。
ポートフォリオの作り方は、実際にHPやLPなどを作成してみるだけです。勉強を始める方は、ぜひ魅力的なポートフォリオの作成を目指しましょう。
Webデザイナーの働き方
Webデザイナーの仕事場所は色々なところにありますが、自分のやりたいことによって異なります。それぞれ特徴を説明します。
企業勤めで働く
「映画やゲームなどの紹介ページを作りたい!」など、大規模なWebページを作成したい方は、正社員やアルバイトとしてWeb制作の専門会社に勤めましょう。在宅勤務もしやすい職種ですので、転職サイトなどで探してみてください。
フリーランスでも経験値があれば、大きいプロジェクトに参加できることもあるでしょうが、初心者の場合は仕事の受注が難しくなりますので、最初は専門会社に勤める方が仕事の機会を得やすいでしょう。
また、UI設計やコーディングなどはやらずに、その間のデザインのみを専門的に担当したい方も、Web制作専門会社に勤めると希望が通りやすいです。
フリーランスとして働く
フリーランスとして個人で業務を請け負う働き方もあります。
案件ごとに自分がやりたい業務を探していきます。大変そうに思うかもしれませんが、自分のペースで、好きな場所(地方や海外でも)、好きな時間に作業できる自由度の高い働き方です。
求人は、クラウドソーシングを利用する方が多く、
などがおすすめです。
フリーランスで小さい案件(LPやバナー制作など)を行う場合は、案件内容にもよりますが、UI設計からコーディングまで全て一人で行うこともあります。
ですので、自分がやりたい仕事によって、学ぶ範囲も選定していきましょう。
フリーランスを目指す方へ
- 何から勉強すればいいか分からない
- ポートフォリオの作り方が分からない
- 一人で学ぶのは不安
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まとめ
今回はWebデザイナーに必要な情報をご紹介しました。筆者は全て独学で学びましたが、好きで調べたことなので大変ではありませんでした。
最初は情報が多く難しいように思うかもしれませんが、案外挑戦していけばすぐ作成に慣れていきます。
挫折せずに継続できるだけでも、もっと知りたいと思えるだけでも、あなたに向いているのかもしれませんので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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