世間に認知され始めたHSPですが、「めんどくさい」「嫌い」と感じている人もいるようです。
なぜ周囲の人は、HSPに対して嫌悪感を抱いてしまうのでしょうか?
私もHSPとして生きてきましたが、理解されないことが多かったです。
今回は私の経験も踏まえつつ、なぜHSPを苦手な人が多いのか解説します。
目次
人との付き合い方に悩むHSPの人へ
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HSPの特徴
HSPとは「Highiy Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略で「とても敏感な人」を意味しています。
HSPは「DOES」と呼ばれる4つの特性を持っています。
- Depth of processing
(考え方が複雑で、深く考えてから行動する) - Overstimulation
(刺激に敏感で疲れやすい) - Empathy and emotional responsiveness
(人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい) - Sensitivity to subtleties
(あらゆる感覚がするどい)
あらゆることに敏感で、人付き合いだけでなく、環境の変化にもストレスを感じるのが特徴です。
そのため世間では「繊細さん」と呼ばれ、徐々に浸透しつつあります。
HSPはなぜ嫌われている?
なぜHSPは嫌われているのでしょうか?その理由をまとめて紹介します。
人付き合いが悪い
HSPは、人付き合いが苦手な人が多い傾向があります。人の気持ちに敏感なので、なるべくコミュニケーションを避けようとするからです。
しかし人と関わらないと、周りの人は違和感を感じ始めます。その結果「人付き合いが悪い」と感じられてしまうのです。
繊細すぎてうざい
HSPの繊細さに嫌気がさしている人もいます。
すぐに落ち込んだり傷ついたりして「限界サイン」を出すため、周りはどう接していいのか分かりません。HSPじゃない人の感覚からすれば「なぜ落ち込む必要があるの?」と疑問に感じてしまいます。
その結果、周りの人は必要以上に気を遣ってしまうのです。
また最近は、ネット上で「繊細チンピラ」という言葉もささやかれるようになりました。
繊細チンピラとは、他人の言動や行動に対して「傷ついた」「HSPの人に言ってはいけない言葉をかけた」と騒ぎ立てる人を指します。
夫婦でランチに行っただけなのに「結婚してる自慢なの?」「独身の人を傷つけている」などと批判するのです。
HSPとは違う属性の人ですが、周囲の人は同じような人だと勘違いする場合もあります。
誰でも当てはまるから
HSPの気質は、みんな当てはまる部分があります。誰しもナーバスになる時や、人との関係に疲れることもあるでしょう。
実際に、心理学には「バーナム効果」というものがあります。
バーナム効果とは、誰にでも当てはまることを自分に当てはめて信じ込む現象です。例えば、A型の人が「几帳面」と言われると「そうかもしれない」と感じるのと同じです。
ネットでHSPの簡易診断を検索すると「他人と数時間いると疲れる」「涙もろい」などのチェック項目があります。よく考えると誰にでも当てはまりそうな質問ですよね。
そのため、自称HSPという人が増え不信感が高まっているのです。
HSP自体が嘘くさい
HSPは、精神疾患ではなく心理学に基づいた定義です。医学的には認められていないため、「嘘くさい」「胡散臭い」と感じる人がいます。
またHSPの人は、スピリチュアルな部分を持っています。未来予知ができたり人の気持ちが分かったりする人も一定数いるようです。
しかし、世間にはスピリチュアルを嫌う人が大勢います。そのため、スピリチュアルと密接な関係にあるHSPに嘘くささを感じてしまうのです。
HSPを自慢してくる
HSPの人の中には、「繊細アピール」する人がいます。
「こんなに傷ついている」「敏感すぎて疲れました」など、聞いてもないのに周りにアピールするのです。また自分がHSPであることを棚に上げて、人を見下す人もいます。
最近はSNSで「#HSPあるある」というハッシュタグが人気で、自分の繊細さや傷ついた体験をアピールする人が増えています。
HSP自体は問題ではありませんが、自慢したり人を見下したりするのはおすすめしません。
HSPが良好な人間関係を築くコツ
敬遠されがちなHSPですが、どうすれば周りと良好な人間関係が築けるのでしょうか?
そこで、よい人間関係の築き方と対処法を紹介します。
HSPをカミングアウトしない
あえてHSPをカミングアウトしないのも手です。
HSPを知らない人や嫌悪感を持っている人に伝えても、逆効果になる場合があるからです。私たちが思うほど、HSPのことを理解してくれる人は多くありません。
今でも「うつ病は甘え」という人がいるくらいなので、HSPはなおさらです。
そのため本当に信用している人や、理解してくれそうな人にだけカミングアウトしましょう。
付き合う人を選ぶ
HSPに批判的な人と一緒にいても、ストレスが溜まるだけです。
付き合う人を選べば、HSPを恥じることなく生活ができます。上司との関わり方を考えたり転職したりと、付き合う人は自分で決められます。
できれば、HSPの人が多い職種や多様性を認めている会社に勤めるのがおすすめです。
適度にストレス発散する
周りの理解が得られないとストレスが溜まります。そんな時は、適度にストレス発散をしましょう。
HSPにおすすめのストレス発散は以下の通りです。
- ひとりで過ごす
- 趣味に没頭する
- よく寝る
- 友達と話す
個人的には、友達に愚痴や悩みを聞いてもらうのが効果的です。またひとりで、スーパー銭湯や外食に行くとリフレッシュできますよ。
HSPに向いてる仕事に転職する
HSPの人は、仕事での悩みを抱えがちです。
そんな時は、HSPに向いてる仕事に転職しましょう。HSPは弱みにフォーカスされがちですが、強みも存在します。
- 共感力が高い
- 五感が鋭い
- 危機管理能力がある
- 芸術性に長けている
例えば、共感力を活かしてカウンセラーになったり、芸術性を活かしてクリエイターになったりと、HSPを活かせる仕事はいくらでもあります。
めんどくさいと思われたくない人へ
人付き合いで悩んでいるHSPの人は、ストレスの少ない仕事へ転職をしましょう。
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HSPは信頼できる人にだけ話すのがおすすめ
今回は、HSPの人がめんどくさいと思われる理由について解説してきました。
認知度の低さだけでなく、本人の態度によっても嫌われることがあります。
ぜひ本記事を参考に、周りと良好な人間関係を構築してみてくださいね。
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