HSPの人は、周りから「甘えなのでは?」と思われることがあります。
自分自身は辛い思いをしているのに、周りの理解が得られないと悲しいですよね。
このように悩んでいるHSPの人もいるのではないでしょうか。
筆者の私もHSPで、生きづらさを感じることがあります。
この記事では、HSPが甘えだと言われる理由や対処法を紹介します。
もう甘えられないと悩んでいる繊細さんは、ぜひ参考にしてみてください。
目次
周りの理解が得られない繊細さんへ
HSPが原因で生きづらさを感じる人も多いと思います。
特に人生の1/3を占める仕事は、上手くいかないことだらけです。
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HSPの特徴
HSPとは「Highiy Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略で
「とても敏感な人」を意味しています。
HSPには4つの特性があります。
- Depth of processing
(考え方が複雑で、深く考えてから行動する)- Overstimulation
(刺激に敏感で疲れやすい)- Empathy and emotional responsiveness
(人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい)- Sensitivity to subtleties
(あらゆる感覚がするどい)
このように、周りに敏感で些細なことに過剰に反応してしまいます。
私も人と関わることが苦手で、会社員時代はかなり消耗していました。
その頃はHSPという言葉も浸透しておらず、「自分はダメ人間だ」と深く落ち込んでいました。
HSPは甘えなのか?治し方はある?
結論からお話しすると、HSPは甘えではありません。実際に専門家が定義付けているものですし、世間に広まりつつあります。
お笑いやタレントとして活躍する、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんもSNSで自身がHSPであることを公表しています。
昔は発達障害という概念がなかったように、HSPも今の時点では「甘え」と思われているのかもしれません。そして「HSPの症状を改善したい」と感じている人もいるでしょう。
しかしHSPに治し方はありません。なぜならHSPは「生まれ持った気質」だからです。病気や障害ではないため、一生付き合っていかなければなりません。
とはいえ、環境さえ選べばストレスの少ない生活を送れます。
例えば、高圧的な人が少ない職場に異動する、ひとりでできる仕事に転職するなど、自分の特性を活かして仕事を選ぶことが大切です。
HSPは甘えだと思われる理由
なぜ HSPは「甘え」だと思われるのでしょうか?
その理由は、精神疾患などの病気ではないからです。
ADHDなどの発達障害であれば、病気と診断されます。しかし、HSPは気質であるため病気と判断できません。ただ単に「打たれ弱くて繊細な人」と思われるのです。
またHSPの認知度が低いのも原因です。徐々に浸透してきてはいますが、中高年の人は「自分たちの年代にはそんな病気なかった」と受け入れてくれないでしょう。
このように、HSPを理解しない人によって「甘え」だと思われているのです。
HSPは「甘え」「めんどくさい」と言われないためには?
まだまだ認知度の低いHSPは、世間から受け入れられていない部分があります。
それでは、どうすれば甘えだと言われずに済むのでしょうか?対策や対処法をまとめてみました。
伝える人を選ぶ
HSPは、理解してくれる人にだけ伝えましょう。
相手の立場になって考えられない人にカミングアウトすると「鍛えれば治るよ」「俺はこう思うから甘えるな」と聞く耳を持ってくれません。このように、主観でしか物事を考えられない人には伝えるのはNGです。
HSPを伝えていいのは以下のような人です。
- HSPの人
- 多様性を認められる人
- 相手の立場になって考えらえる人
- 仲の良い友人
相手の気持ちを理解できる人、もしくは理解しようとしてくれる人なら問題ないでしょう。
カミングアウトしない
あえてカミングアウトしないという選択もありです。
非HSPの人に伝えても、知らなかったり怪しまれたりして、理解されないことがあります。特に会社という組織では、「HSPです」と伝えても対応してくれない場合が多いです。
むしろ「何を言ってるんだ」と思われ、関係を悪化させてしまうでしょう。
理解を得られそうにない場合は、黙って自分にできることをするか、転職を考えてみてください。
HSP以外の理由を作る
HSPを理解してくれる人はそう多くありません。
そんな時は、HSPという言葉を使わずに伝えてみてはいかがでしょうか。
「昔パワハラを受けていて大きな声が苦手なんです」
「会話が苦手でご迷惑をかけるかもしれません」
「両親が怖くて怒っている人をみると萎縮してしまいます」
このように、内向的な部分を伝えれば相手も理解してくれるはずです。
HSPではなく、「そういう人なんだ」と思ってくれればこっちのものです。
向いてる仕事に転職する
HSPで生きづらさを感じているなら、向いてる仕事に転職しましょう。
弱みがフォーカスされがちなHSPですが、他の人にはない強みも持っています。
- 共感力が高い
- 五感が鋭い
- 芸術性に長けている
このように、HSPならではの強みがあります。
例えば、共感力を活かしてカウンセラーになったり、五感を活かして料理人やアーティストになったりと、活躍できる職種はたくさんあります。
繊細さん人が多いコミュニティに属す
HSPを一番理解してくれるのはHSPの人です。
自分の悩みや不安を打ち明けたいなら、HSPのコミュニティに属しましょう。
最近はSNSなどでHSPのコミュニティも活発になってきています。相談相手がいれば、きっと心が軽くなるはずです。
繊細さんがメンタルを回復する方法
繊細さんは、人間関係で疲れてしまう場面が多いかと思います。
そこでHSPにおすすめのメンタル回復術を紹介します。
ひとりの時間を作る
HSPの人は、ひとりの時間を大切にしています。
誰とも関わらず過ごす時間は、心と体を回復してくれるでしょう。
- コミュニケーションは最小限
- 会社でひとりになれる場所を作る
- 自宅でゆっくり過ごす
このように、ひとりの時間を増やす工夫をしてみてください。
よく寝る
睡眠とメンタルは深い関わりがあるといわれています。十分な睡眠が取れていないと、体はだるいですし集中力も続きませんよね。
睡眠を取ると、体力が回復するのはもちろんのこと、不安やストレスが減ることもわかっています。
落ち込んだ時や不安な時こそ、十分な睡眠を取ってメンタルを回復させましょう。
仲の良い友人と話す
落ち込んだ時は、仲の良い友人と話しましょう。
「人間の悩みは話すだけで9割が解決する」といわれているため、積極的に話す機会を設けてみてください。
悩みを話せば頭の中が整理され、気持ちもスッキリしますよ。
趣味に没頭する
趣味に没頭している時間は、嫌なことも忘れられます。好きなことや趣味がある人は、没頭する時間を作ってみてはいかがでしょうか。
例えば、仕事終わりに趣味の時間を設ければ、嫌な気持ちをリフレッシュできます。趣味がない人は、友達や家族の趣味を聞いてみてください。
HSPの人は環境を変えることが大切
HSPが原因で生きづらさを感じる人も多いと思います。
特に人生の1/3を占める仕事は、上手くいかないことだらけです。
そんな人は働き方を変えてみてはいかがでしょうか?
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まとめ
今回はHSPが「甘え」と言われる理由や対処法を紹介してきました。
HSPは甘えではありませんが、周りの理解を得られない場合があります。
カミングアウトすべきか、しっかりと見極めて人間関係を構築していってくださいね。
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