出世する人の特徴と出世したい人がやるべき7つのこと
出世する人としない人の違いはなんだろう?

会社で働いていると、こう思うことってありますよね。

 

「今の若者には出世意欲がない」というニュースを見かけることが多いですが、株式会社クロス・マーケティングが実施した「若手社員の出世・昇進意識に関する調査」をみると、出世意欲がない人が極端に多いとは言えません。

 

<出世意向の有無>
  • 出世したいと思っている:12%
  • できれば出世したいと思っている:28.8%
  • 出世にはあまりこだわっていない:43.4%
  • 出世はしたくないと思っている:15.8%

 

出世にこだわっていない人は多いものの、「出世はしたくない」と明言しているのは15.8%。一方で出世したい人は40.8%出世を望む人の方が断然多いと言えます。

 

「出世したい!」と言うのが恥ずかしいと思う人も多いですが、出世を目指すのは恥ずかしいことでもなんでもありません。


出世する人の特徴と出世に向けてやるべきこと
を知って、ぜひ出世を目指してください。

出世する人の特徴

まず出世する人の特徴を紹介します。

礼儀正しい


ひとつめは礼儀正しいことです。あまりにも普通のことで拍子抜けしたかもしれませんが、当たり前のことが当たり前にできるのは、出世の必須条件です。

 

出世すると社内で存在感が増すだけでなく、社外の人と交流する機会も増えます。つまり、会社の顔になる場面が増えるということです。

 

「この人を会社の顔にして大丈夫かな?」と上層部から思われるようではいけません。年下でも自分から笑顔でいい挨拶をする、これだけで印象は全然違います。

プラス思考

出世する人はさまざまな苦労や窮地を経験しつつも、それを乗り越えてきた自負があり、自分ならできるとプラスに考えることができます。

 

新たな挑戦や課題を目の前にしたとき、できない理由探しではなく、まず解決策を探すことができる人はプラス思考と言えます。

清潔感がある

出世する人ほど清潔感があるものです。

 

礼儀正しいに通ずる部分でもありますが、会社の顔となる人に清潔感がないのはあり得ません。自分の上司に清潔感がなかったら嫌ですよね。

 

自分自身、服、持ち物、香りなど、身だしなみ全体を気遣う意識がある人は、印象がいいものです。

コミュ力がある

単におしゃべり上手、明るいといったことではなく、仕事を円滑に進めるためのコミュ力を備えているということです。

  • 根回しがうまくて会議や提案をスムーズに進められる
  • 自分のネットワークがあって、困ったときの相談相手が他部署や外部にいる
  • 相手の悩みや要望を引き出すことができる

あとは、社内会議や営業先の打ち合わせなどで、物おじせず発言ができて場を支配できる人は、頼れる存在という印象が強く、出世傾向にあります。

周りに流されない

出世する人は周りに流されない人が多いです。他人の意見を参考にするけど、それを取り入れるかどうかは自分で決める、というスタンスです。

 

自分に合ったことを、自分に合ったやり方で進めるので、成果も出るのでしょう。

成果や意欲のアピールがうまい


成果や意欲のアピールがうまいのも出世には必要です。

 

こんなこともあんなこともやりました!と主張するのは、なんか卑しいと感じるかもしれませんが、アピールがうまくて出世する人がいるのも事実です。

 

上司は平等に、公平に評価すべきですが、評価は大体半年に1回。部下が多い人ほど1人1人の成果を事細かに記憶することはできません。

 

自分の成果や「こういう仕事に挑戦したいからチャンスがあったら教えてほしい」といった意欲を、出世する人はちゃんと伝えています

プライベートが充実している

筆者がこれまでに見てきた役職者は、大体プライベートが充実しています。家族との時間だけでなく、自分の時間を大切にしている人が多かった印象です。

 

ゴルフ、サーフィン、野球、テニス、バイクツーリングなど、外で活動してる人が多く、年齢や役職関係なく思いっきり楽しんでいました。

 

これがストレス発散であり、日々前向きに過ごす秘訣なのでしょう。

出世したい人がやるべき7つのこと

ここからは、出世したい人がやるべきことを紹介します。

当たり前のことを当たり前にやる

挨拶、報告、連絡、相談、締め切りを守る、遅刻をしない、忘れ物をしないなど、当たり前のことを当たり前にやる意識がまずは大切です。

 

筆者が営業時代、新人で入った子が成果を出そうと燃えていて、実際すごい成果を出したものの3ヶ月程度で息切れして、その後は目標に到達したりしなかったりを繰り返していました。

 

大きく目立つとデキる人の印象が得られる一方、普通に目標をクリアしても「先月より下がったね」という見方をされ、目標未達ともなれば「最初だけ」と言われます。

 

積み重ねが信頼につながるので、どこかで瞬間的に目立つよりも波が小さく安定している方が、長い目で見ると評価につながります。

 

目立つことよりも、目の前にある当たり前のことをコツコツ積み重ねましょう。

見た目に清潔感を心がける


見た目に清潔感を心がけるのは超重要です。

 

人には初対面で受けた印象が強く残り、それがその後の評価にも影響を与える初頭効果、また、自分の正しさを確かめる情報ばかりを集める確証バイアスという心理があります。

 

第一印象が良ければ自然と良いところを探してもらえて、悪ければ悪いところに注目されるということ。これが第一印象がすごく大事だと言われる所以です。

 

第一印象は見た目に限ったことではないですが、初見はどうしても判断材料が少ないため、見た目の印象が大きくなりがちです。

 

結局は中身が大事でも、見た目の時点で距離を置かれたら中身を見てもらえません。ではどうすればいいかというと、見た目に清潔感を心がけることです。

 

オシャレをする必要はなくて、髪型を整えるとか、かかとの擦り減った靴を履かないとか、ツッコミどころをなくせばOKです。

 

他人の悪口やネガティブな発言をしない

職場の人の悪口や仕事内容、方針に関するネガティブ発言は避けましょう。筆者の前職の先輩に1人、悪口がひどくて出世が見送りになった人がいました。

 

昇進するための研修に進み、いよいよ昇進のほんの手前まで進んだところで、部内の人たちから人事へ「この人が上司になったらやってられない」とこれまでの悪事の報告が入り、一定期間は昇進不可扱いになっていました。

 

言った側はすぐ忘れてしまうことも、言われた側はずっと覚えているものです。気をつけましょう。

上司とコミュニケーションを取る


上司に苦手意識があって距離を置いているような人は、コミュニケーションをとってみることをおすすめします。

 

仕事中は厳しくてとっつきにくい人でも、仕事を離れれば別人のように穏やかになる人もたくさんいますからね。

 

自分の評価をして、出世を決めるのは結局上司です。上司から「この人にいろいろ任せたい」と思われないと、なかなか先には進めません。

 

「どうしたら出世できますか?」とダイレクトに聞くのも全然アリです。出世意欲があることを認識してもらうと、理解のある人ならチャンスをくれますよ。

 

同僚や後輩のサポートをする

自分に余力があれば、同僚や後輩のサポートは率先してやりましょう。出世したらマネジメントする立場になるので、自分のことだけキッチリやれていればいい今とは違います。

 

ほかの人がどんなところで悩み、つまずくかを知り、どうすればうまくできるようになるのかを観察するのは絶対に役立ちます。

 

また、サポートしたことによって相手が好印象を持てば、その評価が自分の知らないところで他の人や上司に届くこともあります。

 

見返りを求めたりマウンティングしたりすると逆効果なので、その点は注意しましょう。

プライベートを充実させる

仕事と直接関係ないように思えるかもしれませんが、趣味などを通じてプライベートを充実させるのもおすすめです。

  • ストレス発散になる
  • 話題が増える
  • 職場の人と趣味を通じて仲良くなることもある

趣味や生きがいとなるものがないと、仕事終わりや休日に悶々としてしまい、イライラしたりネガティブになりやすかったり、お酒やギャンブルに依存してしまうなど、マイナスに進む傾向にあります。

 

仕事のことを一切考えない時間も大切です。

 

出世につながる資格を取得する

以前筆者がいた企業では、英語力を示すTOEICのスコアを持っていることが昇進の条件にありましたが、何か出世につながる資格があれば、勉強して資格取得をめざしましょう。

 

もし特になかったとしても、資格取得は日々何か勉強をしている姿勢のアピールになりますし、同レベルの人が複数人出世候補に上がったときの加点材料になります。

 

資格は持っていて損することはないので、もし暇を持て余しているようであれば、勉強してみてはいかがでしょうか。

 

出世が難しい場合は転職もアリ

出世する人の特徴や、出世するためにやるべきことを紹介しましたが、管理職(課長以上)になれる人は企業あたり10%程度。

 

人が少ない部署であれば、エスカレーター式に年功序列で上がっていきますが、競合が多い部署ではどうしても運もあります。

 

一生平社員のままは嫌だと思う人は転職するか、もしくはフリーランスになって、出世競争から抜け出すのもいいでしょう。

 

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まとめ

年功序列で出世した人は、能力や人柄よりも順番が回ってきただけの話なので、今回紹介した特徴にまったく該当しない人が多くいます。

 

しかし最近は年功序列も徐々に薄れ、実力評価を基準にするところが増えてきています。

 

今の会社では上が詰まっていて出世が見えなくても、出世する人の要素を満たしていれば、転職したときに重宝される人材になることは間違いありません。

 

出世する人になるための行動は今から実践できるものばかりなので、ぜひできることから取り入れてみてください。

 

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