感受性豊かなHSPの人は、仕事で働きづらさを感じているのではないでしょうか。
と仕事に対して不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
筆者の私もHSPであり、それが原因で転職を6回経験しました。現在は在宅ワークの仕事に転職し、ストレスのない生活を送っています。
そこでこの記事では私の経験も踏まえ、HSPの特徴や仕事探しのコツ、おすすめの職種を解説していきます。
HSPの人だけでなく、人間関係に悩んでいる人や生きづらさを感じている人は参考にしてみてください。
目次
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HSPの4つの特徴
まずはHSPの人が持つ4つの特徴について解説をします。
①Depth of processing(考え方が複雑で、深く考えてから行動する)
HSPの人は一を聞いて十のことを想像し考えられます。そのため、お世辞や嘘を見抜く力に長けているのが特徴。また調べ物が得意で、好きなことに関しては、とことん調べ上げるほど探究心が強い傾向があります。
②Overstimulation(刺激に敏感で疲れやすい)
HSPの人は刺激に敏感なため、大きな音や人混みが苦手です。また友達や家族と過ごしていても気疲れしやすく、帰宅後にぐったりすることも。人の言葉に敏感で、些細な言動に傷ついて深く反省することも珍しくありません。
③Empathy and emotional responsiveness(人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい)
HSPの人は人の気持ちに敏感で、共感力に長けています。悲しんでいる人に寄り添える反面、怒っている人を見て気分が落ち込むことも。また言葉を話せない子供や動物の気持ちを察する能力にも長けています。
④Sensitivity to subtleties(あらゆる感覚がするどい)
HSPの人は、五感が鋭くあらゆるものに敏感です。時計の音が気になったり、タバコの匂いで気持ち悪くなったりすることも。また第六感が働くため、直感力にも優れています。
HSPの仕事探しのコツ
HSPの仕事探しのコツやポイントは以下の通りです。
- 強みを活かした職業を選ぶ
- 弱みを理解しておく
- 過去の経験を活かす
それぞれについて、詳しく解説していきます。
①強みを活かした職業を選ぶ
HSPは弱みがフォーカスされがちですが仕事に活かせる強みも持っています。
- 共感力が高い
- 五感が鋭い
- 危機管理能力がある
- 芸術性に長けている
このように、HSPだからこそ活かせる能力もあるんです。
例えば、五感の鋭さを活かして料理人やアーティストになったり、共感力を活かしてカウンセラーや相談員になったりと、HSPを活かせる仕事は多いです。
②弱みを理解しておく
HSP特有の弱みを理解すれば自分に合った仕事が分かります。
HSPの弱みをまとめると、
- 周りが気になって疲れやすい
- 匂いに敏感すぎる
- 責任感が強すぎる
こういった点に注意しながら仕事を探しましょう。
周りが気になってしまうなら、ひとりでできる仕事や在宅ワークに切り替える。責任感が強すぎるなら派遣社員やバイトという選択肢もあります。
③過去の経験を活かす
過去の経験を活かして仕事を選ぶことも大切です。
例えば、オフィスで集中できなかった経験があるなら同じ仕事を選ばない。ひとりでもくもくとやる作業で集中できた経験があるなら、同じような職種を選ぶ、といった感じです。
自分が仕事をしてきた中で、得意なことや不得意なことは分かっていますよね。それを参考にしながら仕事選びをしてみてください。
HSPは弱みを克服しなくてもいい
HSPは病気ではなく生まれ持った気質です。
そのため薬やカウンセリングで治るものではありません。だからこそHSPという特性と向き合いながら生きていく必要があります。
克服をしようと思って、苦手な環境に飛び込んだり、嫌な仕事をしても改善されません。
強みと弱みを理解して、自分らしく働ける天職を探していくことが大切です。
HSPに向いてる仕事をまとめて紹介
それではHSPに向いてる仕事を紹介していきます。
人のケアやサポートをする仕事
HSPの人は、感受性が強く人の気持ちに敏感です。人の痛みや感情を読み取る力があり、その共感力を活かした仕事が向いています。
- 介護福祉士
- 生活相談員
- カウンセラー
- 臨床心理士
- 公認心理士
- 精神保健福祉士
- スクールカウンセラー
- キャリアコンサルタント
- 整体師
- 柔道整復師
- エステティシャン
- セラピスト
- 医師
- 看護師
- 保育士
- コーチング
動物や植物など自然に関わる仕事
HSPの共感力は、動物や植物にも活かせます。普通の人では気付けない動物の異変を察知し、適切に対処できるでしょう。
- 農業
- 林業
- 漁業
- 花屋
- 造園士
- 植物園スタッフ
- フラワーコーディネーター
- トリマー
- ブリーダー
- ペットシッター
- ペットショップ店員
- 動物園スタッフ
- 水族館スタッフ
- 獣医師
- 動物保護センタースタッフ
几帳面さが求められる仕事
HSPの人は、五感が鋭くあらゆるものに敏感です。よって几帳面さが求められる仕事で力を発揮できます。
- 公務員
- 品質検査
- 管理栄養士
- 工場作業員
- 自動車整備士
- バス運転手
- タクシー運転手
- データ入力
- 事務員
- 経理
- 税理士
- 公認会計士
- 行政書士
- 測量士
- 秘書
- 清掃員
- 料理人
- 翻訳家
- エンジニア
人と関わりの少ない仕事
HSPの人は、あらゆる刺激に弱いため人付き合いが苦手です。よって人との関わりが少ない仕事を選ぶと、働きやすい環境を整えられます。
- 新聞配達
- トラック運転手
- フードデリバリー
- 電気・ガス検針員
- 倉庫作業
- 警備員
- 自販機の補充スタッフ
- 在宅勤務のデスクワーク
- 投資家
- Webライター
クリエイティブ系の仕事
HSPは、深く考える能力を持っています。五感も鋭く、新しいひらめきや気づきもあるので、クリエイティブの分野で活躍できるでしょう。
- YouTuber
- イラストレーター
- Webデザイナー
- インテリアデザイナー
- CGデザイナー
- 建築デザイナー
- ゲームデザイナー
- Lステップ構築代行
- 動画編集者
- カメラマン
- 脚本家
- 編集者
HSPに向いていない仕事
HSPに向いていない仕事は以下の3つです。
- 営業職
- 飲食業
- 学校の先生
①営業職
営業職は、自社の商品を売り込んで契約を結んでくる仕事です。人と接する機会が多いだけでなく、厳しいノルマも課されます。また体育会系でスピード感が求められるため、HSPの人は体力的にも精神的にも追い込まれてしまうでしょう。
②飲食業
飲食業は、人と関わる機会が多く長時間労働が常態化している業界です。作業量も多くスピード感を求められるため、HSPの人のみならず、体力や精神力に不安がある人は避けた方が良い業界といえます。
③学校の先生
学校の先生は、勉強を教えるだけでなく、保護者の対応や書類作成、部活の指導など、無限に仕事が降ってきます。そのためHSPの人は、体力的にも精神的にも疲弊してしまうでしょう。
繊細さんが仕事を続ける3つのコツ
最後にHSPの人が仕事を続けるコツを紹介します。
- 自分を責めすぎない
- 周りに伝えておく
- 自分なりのストレス解消法を覚える
それぞれについて、詳しく解説していきます。
自分を責めすぎない
HSPの人は、周りの環境に適応できず仕事でミスをしがちです。
そのため、
- 自分はダメな人間だ
- なんでできないのだろう
- もっと根性があれば
と自分を責めてしまいます。
しかしHSPは生まれ持った特性なので変えることができません。だからこそ、考えすぎず「自分はこんな人間なんだ」と受け入れる心を持ってください。
私も昔は「自分は本当にダメな人間」だと思っていました。しかし現在は、自分に合った仕事を見つけたことで「働く場所が違っていたんだな」と感じています。
HSPの人は自分を責めすぎず、自分を認めることから始めてみましょう。
周りに伝えておく
HSPの人はあらかじめ周りの人に伝えておくのも手です。
最近はHSPの認知度も高まり、理解してくれる人も増えました。
まだまだ知らない人も多いですが
ちょっと落ち込みやすい体質なんで
疲れやすいんで
と一言言っておくだけでも違います。
もし職場に信頼できる人がいるなら、HSPのことを伝えてみてはいかがでしょうか。
自分なりのストレス解消法を覚える
HSPの人はストレスを溜め込みやすいので、自分なりのストレス解消法を覚えておきましょう。
特にHSPの人は、周りの環境に疲れてしまうことが多いので、
- 家でゆっくりと休む
- 読書や映画を楽しむ
- 自然と触れ合う
などひとりで楽しめるものがおすすめです。
ただしひとりであっても、お酒を飲みすぎたり暴飲暴食をしたりするのは、かえってストレスを溜めてしまう原因になるので注意してください。
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まとめ
今回はHSPの特徴や仕事探しのコツ、おすすめの職種を解説してきました。
HSPの人は、まず自分にどんな特性があるのか知ることが大切です。
それを突き詰めていけばきっとあなたに合った仕事が見つかるでしょう。それでは本記事を参考に、自分らしく働ける仕事を見つけてみてくださいね。
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