「自分探しの旅に出よう!」なんて意見をよく見かける一方、「自分探しの旅に出てはいけない!」という意見もよく見かけます。
あなたはどちらに賛同しますか?
この記事の結論は、以下の通りです。
- 「自分探しをしたい!」と思っているならするべき
- 「自分探しなんて興味ないよ」と思っているならしないべき
もしあなたが自分探しに興味があるなら、ぜひ読み進めてみてください。
自分探しとは何か?基本的なところから解説しています。
目次
自分探しとは
なんとなくイメージできている方も多いと思いますが、そもそも「自分探しとは何か?」を解説します。
1、デジタル大辞泉によると
「それまでの自分の生き方、居場所を脱出して新しい自分の生き方、居場所を求めること。」
2、大辞林 第三版によると
「自分の現状に満足できず、本来の自分の性格、人生の目的など、納得できるものを探し求めること。」
と説明されています。
- 長い人生の時間で何がしたいのか?
- 誰とどこでどのような生活がしたいのか?
- 自分の才能が活かせる仕事とは何か?
など、これらを知ろうと考え、行動することが自分探しです。
なぜ自分探しをしたくなるのか?
それは今の時代、選択肢が多く、他人の動向が容易に見えるからではないでしょうか。
個人が気軽に情報発信をしたり、副業をしたり、フリーランスになって海外で生活したり、やれることの選択肢が無数にあるために、迷子になってしまう人は多数います。
また、今からほんの20年前はスマホやSNS、現在のような通信環境もなかったので、他人の動向を知る機会は、直接会った時か噂話に聞く程度。
一方今はいつでも他人の動向がわかるので、情報に触れる度に無意識に比較して、「自分はこのままでいいのか?」と立ち止まるキッカケを無数に与えます。
便利さや自由が増えたのと同時に、隣の芝生が青く見える機会が増え、現在に大きな不満がなくても無い物ねだりをしてしまう。
他人と比較する機会が増えていることが、自分探しをしたくなる大きな要因のひとつだと考えられます。
自分探しはした方がいい?すると不幸になる?
冒頭で述べた通り、自分探しは”するべき派”と”しないべき派”で結構意見が分かれています。
- 「自分探しをしたい!」と思っているならするべき
- 「自分探しなんて興味ないよ」と思っているならしないべき
単純に、必要ないと思っていることを無理やりやる必要はなければ、必要だと思っているのにやらないのはおかしい。という話です。
「やってよかった」と思うか、「やらない方がよかった」と思うか、やってみた結果でしかわかりませんし、さらに言えば、結果は人やタイミングによって異なります。
つまり、1つの正解はないということです。
と思うかもしれません。筆者の個人的な見解を言うと、「自分探しはした方がいい」と思います。
「自分を見つめる時間を意識的に持つようにした方がいい」と言った方が良いかもしれません。
会社で過ごす時間、家族や友人・恋人と過ごす時間、InstagramやYouTubeに代表されるSNSを眺めている時間、TVを観る時間と考えていくと、自分以外の誰かのことばかり見て、自分のことを全然見ていないことに気が付きます。
夢中になれる何かがない中で、そのような日常を繰り返していては「やりたいことがわからない」「どうなりたいのかわからない」と、状況が変わらないことも頷けます。
状況を変えたければ、まずは自分を見つめることが必要です。
自分探しをするメリット・デメリット
自分探しをするメリット・デメリットを紹介します。
自分探しをするメリット
人生の方向が見える
「人生とは速度ではなく方向」
ゲーテの言葉です。
自分探しをしたい人にとって、この言葉に共感できる人は多いのではないでしょうか。
なぜなら自分探しをしたい人は、何かを達成する前の夢中になれること、人生の方向を知りたいと願っているからです。
人は目指すことが見つかった時点で幸福度が上がるとされていますが、自分探しはそのキッカケになります。
見える世界が変わる
人生の方向が見えた時、同じような日常を過ごしていても見える世界が変わります。
例えばアメリカに移住し、現地で通訳やコーディネーターとして生きることが人生の方向になったとします。
すると頭の中は、
- 英語を学ぶ方法は何がいいか?
- どのような手順を踏めば移住できるのか?
といったことを考えるようになります。
すると、これまでは素通りしていた英会話教室が目に入ったり、本屋で海外移住の方法が特集されている雑誌が目に入ったり、その瞬間英語や移住のことを考えていなくても、情報をキャッチできるようになります。
脳は無意識に必要な情報をキャッチしに行こうとするからです。
人生の方向が見えると情報取得のアンテナが立ち、チャンスを掴む確率も高まります。
行動力が高まる
と思われている人は多いと思いますが、自分がやりたいこと、目指すことが明確にあれば、行動力はついてきます。
例えば、
- 新発売のゲームやスマホがとにかく早く欲しい
- 新入荷するパチンコを初日に絶対やりたい
- 応援しているアイドルのライブはどこにでも行く
など、心から情熱を注げる何かがあれば、徹夜してでも、少々体調が優れなくても、天候が悪くても、人間自然と行動します。
人生の方向がわかれば、行動せずにはいられなくなります。
自分探しをするデメリット
自分探しをするデメリットは以下の通りです。
自分のことが余計わからなくなる場合もある
自分探しをしようと思い立ち、いろいろ悩んでみたけど結局よくわからず、迷宮に迷い込んでしまう。
とりあえず行動しよう!と思い立ち、闇雲にあれこれ手をつけて、どれも中途半端に終わり、何をやってもできない人間なんだと落ち込む。
上記のようになってしまう人もいるようですが、これでは「自分探しなんてやらない方がよかった」と思うでしょう。
このようにならないためには、どのように自分探しをすればいいのか?アプローチする方法を理解する必要があります。
自分探しの方法
ここでは、自分探しをしたい人がやるべき5つのことを紹介します。
自分に嘘をつかない
何がしたいか?という側面だけで考えようとすると、なかなか結論にたどり着かないと思います。
そんな時は、どうなりたいか?の側面で考えてみることがおすすめです。
その時のポイントは、自分に嘘をつかないこと。
例えば「お金持ちになりたい」というと、「人生はお金じゃない」とか「お金では買えないものはたくさんある」のような、金の亡者は卑しいイメージを持つ人も少なくないのでつい、「お金は困らない程度にあればいい」といった表現をしてしまいがちです。
ほかにも、
- モテたい
- 地位がほしい
- 出社しないで働きたい
- 海外に移住したい
など、こういった欲は少なからず誰しも持っているもの。
これらを「現実的ではない」「恥ずかしい」と心に閉まって違う自分を探そうとしても、それは無理があります。
まずは自分の心に正直になりましょう。
憧れの人を見つける
自分の理想の人生を生きる人を見つけ、その人の考えや辿った道を知るのはひとつの有効な手段です。
自分にとっての成功事例ですからね。参考にしない手はありません。
自分の人生は自分で見つけ、切り開いていくものですが、誰かの考えや行動を参考にするのはもちろんOKです。
先人たちが未来のために切り開いてくれた道があるかもしれないですからね。憧れの人、師匠と呼べる人が身近にいると、目標を達成する確率はグンと上がります。
身近な人に聞いてみる
- 自分は何をするのが向いていると思うか?
- 自分の特技や長所は何だと思うか?
自分のことを身近な人に聞いてみるのも良いでしょう。
自分では大したことじゃないと思っていたことが実はすごく評価されているなど、客観的に見てどう思われているのかを知ることは、自分探しのヒントになります。
自分を見つめる時間を持つ
パソコンやスマホ、テレビから離れて、自分を見つめる時間を持つことは、現代人にとってとても重要なことです。
暇ができる度に、無意識に何か画面を見ている人がほとんどですからね。意識しなければ自分を見つめる時間は作れません。
と思われる方におすすめなのは、その時考えていることを書くことです。
悩み、アイデア、やりたいこと、買いたいもの、行きたいところなどなど、その瞬間頭の中にあるテーマを書きましょう。
書くことで頭の中が整理されて、良いアイデアが生まれたり、自分の興味が見つかったり、自分探しに効果的です。
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自分探しをする時に気を付けること
それは、現在の自分と理想の自分の距離を認識することです。
大きな夢や目標を持つのは良いことですが、そこに至るまでにどのようなステップをクリアする必要があるかを認識できていないと、高確率で挫折してしまうからです。
例えば、孫正義さんのような起業家になりたい!と思ったとしても、今現在の孫さんと自分を照らし合わせるのは無理がありますよね。
孫さんがおすすめする本を読んだり、考えを知ることも大切ですが、自分の現在地に合った取り組みをしなければ、なかなか近づくことはできません。
起業する前の人であれば、孫さんが起業する前にどのような考えで、どのような行動をしていたのか、どのようなステップをクリアして今に至るのか。
いきなり理想にたどり着くことはないので、小さなステップからクリアする必要があることを念頭におきましょう。
自分探しの旅に出よう
人生の方向を見つけようと思考し、行動することは、人生をより良くするための前向きな取り組みです。
即日見つかる人もいれば、数ヶ月、数年かかる人もいるでしょう。また、道中で失敗があったり、自己投資したけど期待した成果が出なかったりするようなこともあると思います。
でも、それらの経験がすべて無駄になることはありません。必ず自分の糧になります。
興味のある方はぜひ、今この瞬間から自分探しを始めてみてはいかがでしょうか。
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