あなたもこのようなことを思っていませんか?
クラウドソーシング仕事依頼サイト「ランサーズ」が実施した「在宅勤務推奨時における副業・複業者のサービス利用状況調査」によると、回答者の30.8%もの人が、コロナの感染拡大によって在宅勤務が推奨された2020年2月以降に、副業・複業を開始したと回答しています。
また、2020年2月以降に副業・複業を開始した30.4%の人は、本業で役職を持つ人たち。単に収入の補填を目的として仕事を増やす人ばかりではありません。
フリーランスやリモートワークといった働き方が浸透し、隙間時間に在宅で仕事ができる今、「仕事は本業1つに集中すべき」という考え方はかなり薄れてきているように感じます。
と思われる人もいるかもしれませんが、「複業」も存在します。この記事では、複業とは何か?という基本的な解説から、複業のメリット・デメリット、そしておすすめの複業をご紹介します。
目次
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複業とは?副業とは違う?
複業と副業、同じ「ふくぎょう」という言葉ですが、実は意味が違います。
複業とは
副業のように複数の仕事を持つのは同じですが、そのどれもが本業であるイメージです。
収入アップももちろんですが、自分のやりたいことや、今やっていることの幅を広げたい目的が強く、スキルアップ・キャリアアップの意識が強い人が選ぶ傾向にある働き方です。
複業を「パラレルキャリア」と呼ぶ人もいます。
副業とは
副業は多くの方がご存じの通り、主に収入アップを目的とした、本業のサブとしての位置づけにある仕事です。
やりたいことをするというよりも、無理なく都合よく稼げる仕事をしたい人に適しています。
複業のメリット・デメリット
複業のメリット・デメリットをまとめます。
収入を増やせる
仕事をするので当然収入は増えますよね。
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2020」によると、年収別の取引社数は以下の通り。
収入は何をどの程度やるかによるので、かなり個人差はあると思いますが、仕組み化できれば短時間でも安定した収入を得ることが可能です。
リスク分散できる
例えば実店舗を持っているとした場合、流行りの感染症や自然災害など、何か不測の事態があった時に、お店を開けたくても開けられない、もしくは開けても通常通り人が来ないリスクがあります。
そんな時に、お店運営をしながらでもネットでできる仕事を別に持っていたらどうでしょう?当然大きな支えになりますよね。
会社員でも倒産リスクだけでなく、リストラも当たり前にある今の時代、複業していることはいざという時の収入面はもちろんのこと、ほかに仕事があることが精神的な安定にも大きく影響するでしょう。
人との繋がりを増やせる
どのような仕事をするにしても、新たな人との出会いはありますよね。
今はパソコンとネットさえあればできる仕事も豊富なので、出社できないエリアの企業と繋がることも簡単にできます。
個人的にここは、今の時代ならではの大きなメリットだと思います。
筆者は海外生活中にフリーランスになりましたが、どこにいても働けることを身をもって理解できましたし、また、知り合いの幅がすごく広がったと感じています。
スキルアップ・キャリアップできる
普段やっている仕事とは畑違いの仕事を経験できる側面もありますし、現在の仕事を横展開して、違うポジションを経験することによってスキルアップできる側面もあります。
例えば、1つの企業ではプログラマーとして働き、2つめの企業ではプログラマーの採用や管理、育成を担当するようなイメージです。
都心の企業で働いている人では、現在の企業は上が詰まっていて立場もやることも変化がないから、地方の企業で違うポジションや役割の経験を積む人もめずらしくありません。
スキルアップ、キャリアアップだけでなく、いろんな企業の文化や価値観、働き方が知れることもメリットと言えるでしょう。
働き方を変えられる
会社員ではなくフリーランスとして、または法人設立して働くことになれば、働き方は大きく変わります。
自分で仕事を作らなければいけませんし、自己管理など大変な面もありますが、会社員とは違い、やる仕事、関わる人、働く場所と時間を選択できるようになります。
と思われるかもしれませんが、最初の不安さえ乗り切れば、なってみると満足度は意外とみんな高いです。
以下の表は、フリーランスの働き方の満足度を調査したもの。
引用:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2020」
「社会的地位」や「収入」は満足度が高いとは言えませんが、全体的な満足度は非常に高いことがわかります。
「社会的地位」については、フリーランスで働く人が増えるにつれて、自然と世の中変化していくでしょうし、「収入」は低く見えますが、会社員の満足度も似たようなものです。
- 働く時間を選べる
- 働く場所を選べる
- 関わる人を選べる
会社員のように、会社に行けば仕事がある、給料が保証されているといった安心感はない一方、「選択の自由」があります。
自分で選択できることは、私たちの「幸福度」に与える影響がとても大きいことをご存じでしょうか?
神戸大学と同志社大学が国内2万人を対象に実施した調査結果によると、学歴や所得よりも「自己決定」が幸福度に影響を与えることがわかっています。
フリーランスの満足度をみても、収入は満足できていない人が過半数ですが、自分で選び、決定できることが多いため、トータルの満足度は非常に高いことがわかります。
自分で自分の人生をコントロールできていることが幸せな人生とするならば、複業は幸せの第一歩になり得ると言えるでしょう。
自由な時間が減る
デメリットはこれに尽きると思います。
仕事にどの程度時間を使うか、どのような働き方をするかで大きく変わってくるところではありますが、仕事を増やせば働く時間が増えるのは自然なことです。
フリーランスは基本、働く時間や休みの調整も自分次第ではありますが、緊急性の高い納期の案件が同時に発生するような、忙しい瞬間が重なってしまうことはどうしてもあります。
なんでも仕事を受ける、なんでも自分がやる、というスタンスだと、仕事はあって収入は安定するかもしれませんが、働く相手、仕事内容、時間を選択することができなくなり、結局満足度は下がってしまいます。
あくまで筆者の周りのフリーランス仲間の話ですが、最初は仕事を得るためにかなり仕事に時間を割いていましたが、落ち着くと仕事量や収入よりも、自分の時間やペースを大事にする人が多い傾向にあります(筆者を含め)。
仕事も収入も大切ですが、働くためだけに生きてるわけではないので、バランスを保つ意識が大切です。
複業が向いている人
ここでは複業が向いている人の特徴を5つ紹介します。
スキルアップ・キャリアアップしたい人
副業は主に収入アップが目的の人に向いていて、複業はただ収入が増えれば良いという発想ではなく、自分の好きなことや挑戦したいこと、得意なことを伸ばしたい意欲が強い人に向いています。
- 新しく挑戦したいことがある
- 自分のスキルを活かして地方創生に貢献したい
- 自分でビジネスを起こしたい
こういった意欲のある人は複業向きと言えるでしょう。
人との繋がりを増やしたい人
- もっといろんな人と出会いたい
- いろんな価値観に触れて成長したい
こういった思いを持つ人も複業に向いています。
副業をしたい人には、職場の人間関係ですっかり疲れているため、副業ではその反動から家で1人でできることや、警備員、夜間のコンビニでのバイトのような、あまり人と関わらずに過ごせる仕事を選ぶ人も多い。
あくまでも仕事、収入の補填、と割り切っていて、希薄な人間関係の方がむしろ良いと考える人もめずらしくありません。
人との関わりを増やしたいという想いもあって、仕事の領域を増やしたい人は、複業向きと考えられます。
自己管理ができる人
例えば仕事を3つ掛け持ちする場合、当然ですが3社に正社員としてフルタイム勤務はできません。
1社は正社員でフルタイム勤務、残りの2社は業務委託、または3社とも業務委託で働くような姿が一般的です。もしくは自分で起業して経営者になる方向もありますが。
企業に正社員で働くのであれば就業時間は決まっていて、仕事は与えられ、進捗管理もしてもらえて、進捗が芳しくなければ先輩や上司にフォローしてもらえるといった環境がありますが、フリーランスで働く場合、まったく同じとはいきません。
仕事は自分で獲得しに動かなければ何も始まりませんし、仕事はチームでフォローしながら進める環境はありますが、各自が明確に役割を持ち、仕事をこなしていくので、個人の力がより求められます。
納期に対してのスケジュール立て、優先順位決め、日々の進捗管理、モチベーション管理をしながらも、案件探しをするといった自己管理ができなければ、複業をこなすことは難しいです。
納期の前日になるまでやる気が起きないような、やることを後回しにしがちな人は複業向きではないかもしれません。
当たり前のことを当たり前にできる人
- 報連相ができる
- 納期を守れる
- 敬語が使える
といった、ごく普通のことができればOKです。
と思うかもしれませんが、衝動的に何かやりたい!と思い立って、とりあえず応募してみましたみたいな人は、敬語が使えないとか、返信がなく音信不通になるような、デタラメな人も意外といます。
複業をやる人、フリーランスになる人を「何か特別なスキルを持ってる人」とイメージする人も多いですが、当たり前のことを当たり前にできることの方が重要です。
継続力のある人
複業とは「副業のように複数の仕事を持つのは同じですが、そのどれもが本業であるイメージです」と解説した通りで、働ける時だけ働く日雇いのバイトとは性質が違います。
行動力があってさまざまなことを始めるのは良いと思いますが、どれも長続きせず、中途半端な結果しか得られないと、スキル、人脈、収入のどれもあまり実りのないものになってしまいます。
コツコツと継続する力のある人も、複業に向いていると思います。
複業でできる仕事
- YouTuber
- コンサルティング
- Webライター
- Webデザイン
- プログラミング
- カメラマン
- モデル
- イラストレーター
- マーケティング
- キッチンカーでの販売
などなど、やれることはいくらでもあります。もし、上記のようなよく見る職種以外を知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。複業のアイデアになるかもしれません。
おすすめの複業スキル
ここでは私たちがおすすめする複業スキルを2つ紹介します。
まず、2つのスキルをピックアップした理由は以下の通りです。
- 性別不問
- 経験がなくても、スキル習得がしやすい
- 在宅でできる
- 仕事の需要がある
- 不労所得形成も狙える
- 教える側にもなれる
1つずつ解説しますね。
動画制作
動画制作と見て、YouTubeを思い浮かべた人も多いのではないでしょうか。
YouTubeは動画制作スキルが活かせる大きな市場のひとつです。YouTubeの月間アクティブユーザー数は国内で6,200万人以上。最近では有名人の参入も相次ぎ、市場はどんどん盛り上がっています。
13歳のハローワークによると、2020年7月の人気職業ランキング8位がYouTuber。根強い人気です。
「動画時代」と言われ、YouTuberになりたい人がまだまだいる一方、動画制作や動画編集ができる人、それらをやりたいと思う人の数は比例していません。
つまり、動画制作ができる人の需要はかなり高い状態です。
動画制作スキルがあれば、誰かの動画制作をするのはもちろんのこと、自分がYouTuberとなって出演する動画を制作することもできますし、子どもの成長を記録して動画にするなど、自分用としても活きるスキルであることもおすすめの理由です。
と思われる人もいるようですが、女性も増えてきています。女性は女性に動画制作を依頼したい人も多いので、女性需要もしっかりあります。
これからの時代に良い複業スキルと言えます。
ネット物販
ネット物販とは、ネット上で何かを販売することの総称です。
Amazon、楽天、メルカリ、ヤフオクなどで、新品で仕入れたものから手作りのもの、不用品販売まで、すべてネット物販です。
ネット物販が良い理由は、
- ネットで買い物する人が増えているので売れやすい
- 簡単に出品登録できるプラットフォームがたくさんある
- 出品したら売れるのを待つだけなので、複業として両立しやすい
ネット物販未経験でも、スマホで不用品販売からスタートすることができるので、入り口が手軽で良いと思います。
ネット物販も先に紹介した動画制作も、やりたいけど難しそうと思って足踏みしてる人も多いですが、ある程度経験して実績を積めば、その後初心者のコンサルとして幅を広げることも可能です。
下の表を見ると、複業者で年収800万円を超える人は、800万円以下の人と比べて、断然コンサル比率が高いことがわかります。
経験したことを教える領域にいくことができるとレバレッジが効くので、収入の幅がそれに伴って大きくなっていきます。
引用:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2020」
と思われるかもしれませんが、上級者までいかなくても、中級者レベルで初級者に初級編を教えることはできるはずです。
スキルと実績が伴えば、その先にさらなる展開があると考えると、魅力的なスキルと言えます。
複業の始め方
最後に「複業はどう始めればいいの?」と思う方に向けて、複業の始め方のポイントを2つ紹介します。
- まずは何をやるか決める
- スキル取得が必要であれば、誰かに教わる
1つずつ解説します。
まずは何をやるか決める
今本業でやっていることをほかで展開したい!という人であれば悩むことはないと思いますが、新しいことに挑戦してみたい気持ちがある人も多いと思います。
その場合まずは、何をやるか考えましょう。どうなりたいか?自分を棚卸して考えるのが良いと思いますが、意外とやりたいことが出てこなかったりしますよね。
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新たなスキルが必要であれば、誰かに教わる
勉強に使う時間やお金がもったいないからと、とりあえずやってみようで始めようとする人が多いですが、独学で習得し、継続していく自信が本当にある人以外は、誰かに教わりましょう。
なぜなら、その方が圧倒的に早く、正しくスキルが得られるからです。それはモチベーション維持にもつながります。
これまで私たちは、勉強は教師や塾の先生、部活ではコーチ、会社では先輩や上司に教わることが当たり前で育ってきたのに、年齢を重ねてある程度経験値ができると「学ばなくてもできるだろう」と、学びをスキップする傾向にある人もいます。
これまでの経験値が活かせる領域ならまだしも、まったく新しいことへの挑戦の場合、うまくいかない可能性が非常に高いです。
自分1人で試行錯誤してる中でうまくいかないことがあり、調べても解決策がわからないけど聞ける人もいない、となったら、やめてしまいますよね。
「成功は準備が9割」。ぜひ準備を大切にしてください。
早速複業を始めよう!
これまでの歴史の中で、現代ほど複業がやりやすい時代はありません。
と思っているようでは、きっといつまで経っても始められません。
複業に興味があるなら、この記事で紹介した適性診断を受けるレベルのほんの少しの行動でも良いので、何か1つでも行動を起こしてみてください。
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