ラウンダーの仕事に興味を持つ主婦は多くいます。
その一方で、見えづらい仕事なので実態が掴みづらく、躊躇する人も少なくありません。
そこで今回は、ラウンダーの仕事内容と、魅力や大変さについて解説します。
目次
ラウンダーとはどんな仕事?
ラウンダーとは、メーカーの営業担当者に代わり、商品の卸先であるスーパーやホームセンター、ドラッグストア、家電量販店などに訪問する人のことです。
主な仕事内容は、商品の売り上げを伸ばすべく、売り場獲得や商品の陳列、POPを作成して設置するといった、魅力的な売り場づくりをすることです。
また、新商品が出た際に、商品説明や取り扱い交渉を行うこともあります。
営業職との違いは?
fa-arrow-circle-right営業は本部担当、fa-arrow-circle-rightラウンダーは店舗担当というイメージです。
本来は営業が定期的に店舗を訪問し、フォローしたいところですが、営業は卸先本部との商談や会議、資料作成などがあるため、1つ1つの店舗を訪問する余裕がありません。
ラウンダーに店舗の巡回業務を担当してもらうことで、店舗へのフォローが行き届くわけです。
ノルマはないの?
ラウンダーのノルマ(売上目標)は、企業次第です。
ノルマを設ける企業もあれば、設けない企業もあります。
「ノルマがある仕事は怖い」と思われる方は、ノルマなしを謳う求人を探すようにしましょう。
ラウンダーの魅力
ラウンダーの仕事の魅力を解説します。
自分で自由にスケジュールして働ける仕事もある
ラウンダーの仕事には、1日何店舗回るよう指示があるものと、自分で自由にスケジュールできるものがあります。
後者は例えば、30店舗を任されて、月に1回訪問できれば、どのようなスケジュールを組んでもOKというイメージ。
1日5店舗回って月6日稼働でもいいですし、1日3店舗回って月10日稼働でもOKです。
毎回アポイントを取って訪問するわけではないので、仕事の予定を急遽キャンセルすることもできます。
なんてこともある主婦にとって、働く日を自由に調整できるのはありがたいですよね。
直行直帰OKなので時間効率がいい
ラウンダーは直行直帰が基本です。
出社・退社のためだけに、わざわざ事務所に寄る必要がないのは魅力と言えるでしょう。
月に1回程度ミーティングがありますが、今はリモート参加OKとしている企業が多いので、在宅で参加可能です。
家事・育児もある主婦にとって、時間効率がいいのは大きな魅力ですよね。
成果がわかりやすい
ラウンダーの仕事は売上に直結するので、成果がわかりやすいのも魅力と言えます。
自分なりにコツを掴み、売上に貢献できるようになれば、店舗の担当者からもメーカーからも信頼され、とても働きやすくなるでしょう。
売上が伸びれば、昇給にもつながりやすいですからね。
未経験OKの求人が多い
ラウンダーは年齢、性別、学歴不問、未経験・ブランクOKの求人が多く、採用の間口が広いのも魅力です。
正社員求人は少ないですが、パートのほか、フルタイムで働ける派遣社員や業務委託案件もあるため、その時々の自分の状況によって働き方を変えられます。
ラウンダーの大変さ
次に、ラウンダーの仕事の大変さを紹介します。
コミュニケーション能力が求められる
ラウンダーの仕事は、コミュニケーション能力がかなり求められます。
アポなしで1人で店舗に行き、自ら担当者を捕まえて関係構築し、仕事を進めるにあたり、コミュ力が必要なのは想像できますよね。
仕事でも人見知りが出てしまう人には、憂鬱な仕事になるでしょう。
担当者が捕まらないことも多々ある
ラウンダーの仕事で厄介なのは、担当者が捕まらないタイミングが多々あることです。
店舗の担当者にも接客や品出し、在庫管理、他社ラウンダーとのやりとりなど、さまざまな業務があるため、店舗に行ったタイミングで会話ができるとは限りません。
と言われてしまうこともあります。
自分のペースで働けるようで働けず、ストレスを感じる時もあるでしょう。
判断力が必要
ラウンダーは1人仕事なので、自分で判断して行動する力が求められます。
もちろん社内の人に相談はできますが、みんな仕事があるので、些細なことまで逐一相談するわけにもいきません。
言われた通りのことをこなしたいタイプの人には、向かないと感じるかもしれません。
ラウンダーに向いてる人の特徴
ラウンダーの仕事に向いてる人の特徴を解説します。
人付き合いが得意
初対面の人と関わることに抵抗がない人は、ラウンダーの素質があります。
ラウンダーの仕事は最初、常に初対面の人とのやりとりになりますし、1人で現場に行くので、誰かにフォローしてもらいながらの関係構築はできません。
月に30〜40店舗担当すれば、少なくとも30〜40人との関係構築が必要と考えると、人付き合いが苦手な人にはしんどいですよね。
打たれ強い
打たれ強い人もラウンダーに向いています。
店舗の担当者にはさまざまなタイプの人がいるので、中にはきちんと取り合ってくれない人や、配慮に欠けた言い方をしてくる人もいます。
ちょっとしたネガティブな態度や言い方をいちいち気にしない、メンタルの強さも重要です。
自発的に動ける
ラウンダーは1人仕事なので、自発的に動ける人に向いています。
✅どんなPOPにしたら買いたくなるか?
消費者目線になって、自分で考えて行動する力が欠かせません。
車を持っていて運転に抵抗がない
ラウンダーの求人のほとんどは、fa-arrow-circle-right「自家用車の持ち込み可能な方」となっています。
自分の車で店舗回りをするので直行直帰ができるわけです。
ですので、車を持っていない人や運転が苦手な人には厳しいでしょう。
パートを探している主婦
ラウンダーのパートは、週2〜3日、10〜16時、直行直帰OK、土日休みなど、子育て中の主婦でも働きやすい条件の求人が多くあります。
子育てが落ち着いて仕事の時間を増やしたい場合は、フルタイムの派遣社員に切り替える選択肢もあるので、主婦にとっては都合よく働ける仕事と言えるでしょう。
また主婦は、スーパーやドラッグストアをよく利用する消費者でもあるため、消費者目線の売り場づくりが得意な人が多く、重宝される傾向にあります。
ラウンダーはどれくらい稼げる?
ラウンダーの全国平均の時給は以下の通りです。
- 派遣社員:1,495円
- アルバイト/パート:1,098円
パートは主婦の方が多いこともあり、扶養内で収まる給与設計になっている案件も多数見られます。
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まとめ
今回はラウンダーの仕事内容と、魅力や大変さについて解説しました。
ラウンダーは主婦にとって、非常に働きやすい仕事のひとつと言えます。
ただ、向き不向きがはっきりしているので、直感的に向いてないと感じる人にはおすすめできません。
人付き合いを最小限に、通勤時間ゼロで働きたい人は、ぜひ在宅ワークも含め検討してみてください。
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