社風が合わないと感じることってありますよね。
ただ新卒の人は初めての職場なので、社風が合わないのか、まだ慣れていないだけなのか、もしくは自分の感覚がズレているのか判断できず、やり場のないストレスを抱える人も多くいます。
苦労してもらった内定ですし、体裁的にもそう簡単に辞めたくない気持ちもあるでしょう。
そこで今回は、社風が合わないストレスへの対処法を紹介します。
目次
社風が合わないストレスに悩むあなたへ
ある程度の期間働いた結果、社風が合わないと感じる人は、それが答えです。
3年働いて馴染めない会社は、4年目も馴染めません。環境を変えるべきでしょう。
ポイントは同業種への転職に絞らず、新たな職種や新たな働き方も視野に入れることです。
なぜなら業界の体質が似ていて、今の仕事はどこにいっても似た雰囲気ということもあるからです。
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社風が合わないと感じている人は意外と多い
エン・ジャパンが1,515名を対象に実施した「退職理由のホンネとタテマエ」の調査結果によると、社風や風土が合わないことを理由に退職した人は11%でした。
給与や拘束時間と同水準で、全体で3番目に多い理由です。
社風が合わないことを理由に退職するのは、決してめずらしいことではありません。
社風が合わないと感じる理由
社風が合わないと感じる理由は何なのでしょうか?
結果辞めるにしても理由を明確にしておかなければ、この経験を次に活かせません。そこでまずは、合わないと感じる理由を整理しましょう。
体育会系のノリが合わない
よくある理由のひとつが、体育会系のノリが合わないことです。
- 年齢や社歴で厳しい上下関係がある
- 何事も精神論である
- 先輩や上司より先に帰れない
- 飲み会参加を拒否できない
- 新卒は宴会芸を強要される
など、体育会系のノリは性格的に合う・合わないがハッキリ出るため、合う人には天国、合わない人には地獄です。
ただ、体育会系のノリが強い会社=ブラック企業ではありません。
無茶な働き方をしている会社もありますが、健全に成長意欲の高い会社もあるので、そこで頭角を現すことができれば、どこにいっても通用する人材になれるでしょう。
仕事のやり方や考え方が合わない
仕事のやり方や考え方が合わないとは、例えば以下のようなことです。
- 労働時間が長い人ほど評価される
- 仕事は見て覚えるものとして教育がない
- 下の人間には発言の機会がない
- 裁量権がまったく与えられない
- 確認する人が多すぎて決定に時間がかかる
未だに日本では、残業が多い人=頑張っている人と見なされる傾向が強いですよね。
工夫して効率化して残業ゼロになった結果、頑張りが足りないと評価されれば、合わないと感じるのも無理はありません。
経営層の考え方が合わない
経営層の考え方が社風に色濃く反映されるので、合わないと感じる理由はここにあると言っても過言ではありません。
例えば昨今の事例で言えば、コロナでも出社のスタンスを変えない、忘年会や新年会も行うといった、従業員への配慮がないこと。
その他、副業を容認しなかったり、未だにFAXを使ったり、変化しようとする意思がないのは、将来に不安を感じる原因にもなります。
社内政治が必要な文化が合わない
社内政治がものを言う職場は存在します。
評価制度が曖昧で、上司の好みで評価に差が出るところもあれば、大企業では上司と同じ大学出身なら出世できる、いわゆる派閥があるところも。
会社内の特定の部門だけの場合もありますが、それが容認されているのは結局会社の体質でもあるわけです。
顧客ではなく上を見て働く毎日に嫌気が差す人は少なくありません。
社風が合わない会社に入社してしまう原因
社風が合わない会社に入社してしまう原因を解説します。
会社や業界の研究不足
まず考えられるのは、会社や業界の研究不足です。
このようになんとなくの感覚で決めてしまうと、ミスマッチは起こりがちです。
大手=ホワイト企業ではありませんし、求人情報はなるべく良くみせようとするので、そこだけで判断すると、ギャップを感じてしまうでしょう。
就職に焦っていた
就職が決まらなかったり、貯蓄がない中で辞めて転職活動をしたりすると、「早く決めないとヤバい」という焦りから、内定が出ればどこでもいいと決めてしまう傾向にあります。
やりたくない仕事ではなく、許容範囲の給料で、通えるエリア、あたりが優先事項になりやすく、社風までこだわれないわけです。
人の入れ替わりが激しく、常に採用をしているような会社だと、採用が決まるのは早い一方、社内は殺伐とした雰囲気であることもめずらしくありません。
社風が合わないストレスへの対処法5つ
ここからは、社風が合わないストレスへの対処法を紹介します。
1. 何でも社風のせいにしていないか考える
ひとつめは、何でも社風のせいにしていないかを考えることです。
- 自分だけ馴染めないのは社風のせい
- 仕事がうまく進められないのは社風のせい
- 評価されないのは社風のせい
自分のことは棚に上げ、何でも他責にしているとしたら、それは転職をしても同じような未来が待っています。
実際社風の問題が大きいのかもしれませんが、1度客観的に状況をみてみましょう。自分にも改善点が見つかるかもしれません。
2. 時間や成果によって解決しないか考える
次に、時間や成果によって解決しないかを考えましょう。
職場での信頼関係やそれに伴う発言力は、ある程度時間が必要だったり、成果によって生まれたりするので、入社して間もない頃は距離を感じやすいものです。
また、現在の上司による影響が大きい場合、上司や自分が異動をすることでガラッと環境が変わる場合もあります。
同じ会社でも部署や上司によって雰囲気は大きく変わりますからね。
合わないけど耐えられるレベルの場合は、もう少し様子見した方がいいかもしれません。
3. 身近な人に相談する
友人や同期、頼れる先輩など、身近な人に相談するのもおすすめです。
相談するだけで悩みは軽くなりますし、客観的な意見を聞くこと、他の人はどういう気持ちで働いているのかを知ることで、考えが改まる場合もあります。
どんなに人気で有名な企業に勤めても、自分の感覚と合わないことは絶対にありますからね。自分のストレスはまだマシだと思えるかもしれません。
4. 転職する
諸々考えた結果、働き続けるのは難しいと判断した場合は、転職しましょう。
自分は変えられても社風は変えられませんからね。見切りをつけるのも大切です。
社風が合わないことを理由に転職する場合は、以下3点を意識しましょう。
- まずは自己分析をする
- 転職したい企業の社風を見極める
- 面接時に社風が合わなかったとそのまま伝えるのはNG
ひとつずつ解説します。
まずは自己分析をする
また社風が合わないことで悩まないためには、自己分析をすることが欠かせません。
- 好ましいこと
- 耐えられること
- 耐えられないこと
上記を1度書き出してみてください。頭の中だけで考えるとごちゃごちゃするので、書き出すことをおすすめします。
好ましいことが多い環境を優先するか、耐えられないことがない環境を優先するかは人それぞれです。経験から優先順位をつけてみてください。
転職したい企業の社風を見極める
次に、できる限りの方法で転職したい企業の社風を見極めます。</span
- 転職の口コミサイトをみる
- 離職率をチェックする
- 会社やお店に足を運ぶ
- 従業員の表情をみる
入社しないとわからない部分も多々ありますが、これだけやればミスマッチになる確率は下げられます。
成功率を高めるには吟味する時間が必要なので、焦りで次を決めないよう、転職活動は退職前に始めるのがおすすめです。
面接時に社風が合わなかったとそのまま伝えるのはNG
希望の転職先が決まり、晴れて面接にこぎ着けたら、ほぼ確実に聞かれるのが退職(転職)理由です。
この時
とそのまま伝えるのは避けましょう。
なぜなら社風は、入社しないとわからない側面が大きいからです。
と思われてしまえば、高確率で採用は見送られます。
命取りになりかねない一言なので、言い方は工夫しましょう。
5. 働き方を変える
転職する以外、働き方をフリーランスに変える選択もおすすめです。
理由は、フリーランスなら働く相手を選ぶことができるからです。
フルリモートの仕事なら、出社したり飲み会に参加したりする必要はありませんし、出世という概念もないので、社内政治をする必要もありません。
社風が合わないストレスから離れるための最善策と言ってもいいでしょう。
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まとめ
今回は社風が合わないストレスへの対処法を紹介しました。
何でも社風のせいにするのはよくないですが、自分に問題があると言い聞かせて、我慢し続けるのもよくありません。価値観が合わない環境は誰にでもあります。
時間が解決する可能性もあるので、耐えられるレベルであれば、耐えながらスキルを身につけたり副業したりして、逃げ道づくりを進めましょう。
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