営業事務の仕事と聞くと、どんなイメージがありますか?
- 1日中デスクに座ってのんびりしていそう
- 雑用をたくさん頼まれそう
と思われている方は多いかもしれません。
でもちょっと待って!
営業事務は他の事務職の中でも、マルチなスキルが必要とされる仕事なのです。
今回は営業事務の仕事内容や、あるあるなこと、やりがい、向いている人などについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
営業事務とはどんな仕事?
営業事務は、ひと言でいうと
です。
営業担当者は日中は社外にいることが多いので、顧客対応を円滑に進められるように、営業事務が代わりにサポートをします。
例えば見積書や請求書の書類作成、顧客との電話応対、受注・発注管理、データ入力、プレゼン資料作成など多岐に渡ります。
淡々と事務処理をするというよりは、社内外の人とコミュニケーションをとりながら、スピード感と正確性が求められるポジションです。
ここがしんどい!営業事務あるある7選
では、営業事務の仕事はどのようなことが大変!しんどい!となるのでしょうか?ここでは、営業事務あるあるを7つ紹介します。
1.スピードと正確さを求められる
営業担当者から突然連絡がきて、「この書類を〇時までに作成してお客様に送っておいて!」なんていう指示は日常茶飯事です。
営業はスピードが重要な仕事ですので、サポートする営業事務もスピード感を持って仕事しなければいけません。
また、売上の数字に直接関わる資料を作成するので、金額の間違えは命取りになります。場合によっては、会社の信用問題に発展することもあります。
営業や顧客とコミュニケーションをとりながら、ミスなく正確に業務を行うスキルが必要になります。
2.営業とお客様との板挟みに苦しむ
営業事務は顧客と営業担当者、さらに現場との板挟みになり、調整役を任されるのも業務の一環です。
顧客からの要望と現場との要望が合わないときは、本来は営業担当者が調整するのですが、不在の際には営業事務が代わりに調整をし、折り合いをつけなければいけません。
そのため、ストレスが非常に溜まりやすく、つらい!と嘆く理由のひとつとして挙げられます。
外回りこそないけれど、営業と匹敵するくらいのコミュニケーション力が必要になります。
3.クレーム対応が多い
営業事務の仕事の中で、クレーム対応は切っても切り離せません。
本来は営業担当者が窓口になり、顧客とやり取りをするのですが、会社の電話受付は営業事務の業務になるため、どうしてもクレーム対応を任されがちです。
時には理不尽に怒られることや、無理な納期要望など、営業に代わって話を聞かなければいけません。
営業と同じような大変さを味わう経験が、辞めたいと思う原因にもなるようです。
4.業務量が多く残業になりやすい
営業事務の仕事は、営業職と事務職のどちらも担っているため、どうしても仕事量が多くなりがちです。
加えて、顧客対応はお客様ありきの業務なので、勤務時間が過ぎたとしても連絡があれば対応する必要があります。
月末月初や年末年始、年度末には、残業は当たり前になります。タスクが多い中でも、業務に優先順位をつけて効率よく進めていくスキルが求められます。
5.営業との相性次第なところがある
業務を円滑に進めるためには、営業担当者と円滑なコミュニケーションを取ることは必須です。
しかし、人間なので相性の合う合わないが発生し、仕事にも影響してしまう場合があります。
- いくら言っても社内の重要書類を提出してくれない
- 営業とのコミュニケーションがうまく取れず、仕事が滞ってしまう
という悩みはあるあるです。
6.同時進行でタスクをこなさないといけない
4の項目でもお伝えしたように、1人で受ける1日の業務量が多いため、同時進行でタスクを進めていくスキルが求められます。
その上でミスなく正確さを求められるので、ストレスが溜まります。
突発的に発生する業務も多々あるため、1つずつ業務をこなしたい人には苦痛かもしれません。
7.成果を認めてもらいにくい
こんなに日々頑張っているのに、評価されにくいのが営業事務の仕事。
営業部の評価基準が「受注を取ること」にフォーカスされているため、直接受注を取らない営業事務は評価できない、という仕組みが往々にしてあるようです。
最近では事務スタッフ用の評価シートがあり、それに沿って営業サポートの成果を可視化している企業も増えてきています。
評価がすべてではないですが、モチベーションが上がりませんよね。
営業事務に向いてる人・向いていない人
ここでは、どんな人が営業事務に向いているのか、向いていないのかをご紹介します。
向いている人の特徴
まずは営業事務に向いている人の特徴から解説します。
●サポートが得意な人
円滑に業務が進むように営業担当者の動きを把握し、縁の下の力持ちとして動くのが好きな人は、やりがいを感じながら仕事に取り組めるでしょう。
●チームで働くのが好きな人
企業によっては、営業と共にチームの一員として、売上目標に向かって団結しながら仕事を進めていきます。
目標に届かない時は営業と一緒に改善したり、達成したときには営業と一緒にお祝いしたりと、チームに所属しながら一体感を持って仕事するのが好きな人には向いています。
●コミュニケーション能力が高い人
営業事務は、担当の営業以外にも、営業代理として他部署と円滑なやり取りをしなければいけません。
営業の仕事には受注を取る以外にも、受注後の発注や納品管理などもあるので、営業事務が代理で各部署とやり取りをすることが多いです。
日頃から社内外問わず、円滑にコミュニケーションを図れる人は働きやすいと思います。
向いていない人の特徴
次に、営業事務の仕事に不向きな人の特徴を解説します。
●パソコン操作が苦手な人
仕事をする上で、資料作成に必要なExcelやWordを使えるスキルが求められます。
最近では社内システムで受発注を管理する企業が多いので、パソコンに苦手意識があると業務にも支障が出てしまい難しくなります。
●人のサポートが苦手な人
営業事務の仕事は、営業担当者の業務を円滑に進めていけるようサポートすることです。
相手を思いやる気持ちが持てない人や、先回りして物事を考えられない人は難しいでしょう。
●人と関わりながら仕事をするのが苦手な人
社内外問わず、毎日たくさんの人と密に連絡を取りながら仕事をするので、人とコミュニケーションを取ることが苦手な人には苦痛になるかと思います。
営業事務の魅力ってどんなところ?
いやなことばかりではありません!次は、営業事務の魅力についてご紹介します。
臨機応変に対応できるスキルが身につく
ルーティン業務のほかに、突発的に発生する仕事を頼まれることが多いです。
そのため、自分で優先順位をつけてこなしていく必要があるので、自然と臨機応変に対応する力が養われます。
周りとコミュニケ―ションをとり、相手が何を求めているのか常に把握しながら動くスキルは、営業事務の仕事だけでなく、他の職種に就いたときにも大いに役立ちます。
キャリアアップしやすい
営業事務は、資料作成で必要なパソコン操作のほか、顧客対応などのビジネスマナーや営業の知識、従事する業界の知識など幅広く身につけられる仕事です。
各部署との調整業務や営業サポ―ト業務は、マネージメント能力にも繋がっています。
自分はただの事務職だから……と思わず、営業事務に従事しているからこそ身についたスキルに自信を持ってくださいね。
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まとめ
今回は、従事している人が一度は悩んでいる営業事務あるあると、仕事の魅力などについてご紹介しました。
経験に無駄なことはありません。ぜひ自分の仕事に誇りを持って働いてもらえたらうれしいです。
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