エニアグラム9つの性格別の適職まとめ｜タイプごとに向いている仕事紹介

エニアグラムには9つのタイプがあり、それぞれ性格や向いている仕事が異なります。できれば、自分の性格を理解し、仕事に活かしていきたいですよね。

 

 

そんな疑問に答えるべく、本記事ではエニアグラムごとの性格や適職について紹介いたします。

 

自分の性格を理解すると、生活がしやすくなったり、仕事でストレスが溜まらなくなったりしますので、ぜひ参考にしてみてください。

エニアグラムとは？

エニアグラムとは、生まれながらにして持つ性格を、9つの類型でとらえた性格論のことです。

 

ギリシャ語で「エニア：9」「グラム：図」を意味します。

 

一般的な性格診断より、もっと本質的で深い部分にある「人間の気質」を表していると言われています。

 

自分の気質を理解することによって、普段の過ごし方から仕事の仕方まで、自分に合ったスタイルが分かるのです。

 

また、自分を理解する他に、他者を理解する指標にもなります。他者を理解できれば、円滑なコミュニケーションが取れるようになるでしょう。

タイプ別の特徴と適職一覧

エニアグラムのタイプ別に、性格の特徴と向いている仕事をそれぞれ紹介いたします。

 

※参考：日本エニアグラム学会

タイプ1（改革する人）の性格

タイプ1の人のニックネームは「改革する人」で、いつでも努力を惜しまず、目標に向かえる性格の持ち主です。

 

タイプ1の強みは以下の通りです。

 

 

ただし、自分の中の正義に沿っていないと、ストレスが溜まってしまう傾向があります。

 

ですが、その思いを前向きなエネルギーに変える力も備わっているので、より良い人生に向けて歩めるでしょう。

タイプ1（改革する人）の向いている仕事

タイプ1の人に向いている仕事は、規則やマニュアルに沿って行えて、専門分野を極められる職業です。

 

 

計画通りに進めたり、細かい作業が必要になったりする仕事では、より性格を活かせるはずです。また、持ち前の礼儀正しさにより、人とのコミュニケーションが多い仕事でも良い評価が得られるでしょう。

 

タイプ2（人を助ける人）の性格

タイプ2の人のニックネームは「人を助ける人」で、困っている人にすぐ手を差し伸べる性格の持ち主です。

 

タイプ2の強みは以下の通りです。

 

 

しかし、人を助けたり面倒を見たりする代わりに、感謝を求める傾向があります。ただ、それほどに人との繋がりを大切にできる性質でもあります。

 

規則や秩序などを意識するよりも「人の役に立ちたい」という願望が大きいため、人の気持ちを最優先に行動するでしょう。

タイプ2（人を助ける人）の向いている仕事

タイプ2の人に向いている仕事は、補佐業務やサービス精神を活かせる業務です。

 

 

人から喜んでもらえることにやりがいを感じるため、頻繁に人と交流できる仕事が向いています。仲間の能力を開花したり発揮させたりする、サポーターとしての業務でも活躍できるでしょう。

 

タイプ3（達成する人）の性格

タイプ3の人のニックネームは「達成する人」で、成功に重きを置き、目標達成するための手段をひたすらに考えられます。

 

タイプ3の強みは以下の通りです。

 

 

失敗を恐れてしまう傾向がありますが、リスク回避が得意ともいえるでしょう。

 

自分の周りにいる人の才能を見抜き、目標へと導けるので、チームで動くのに向いている性質です。

タイプ3（達成する人）の向いている仕事

タイプ3の人に向いている仕事は、自分の裁量で動けて目標が明確になっている業務です。

 

 

ただ、目標達成に気を取られて、過程が雑になったりメンバーを粗末に扱ったりする場合があります。そのため、縁の下の力持ちになってくれる人と相性が良いです。

 

また、人から評価されやすい仕事を選ぶと能力を発揮できるでしょう。

 

タイプ4（個性的な人）の性格

タイプ4の人のニックネームは「個性的な人」で、独創的な考えを持っており、感覚的な部分を大切にする性格の持ち主です。

 

タイプ4の強みは以下の通りです。

 

 

芸術的なため、人と同じような行動はしません。団体行動よりも、個人での活動を好むでしょう。

 

また、感覚が鋭いので、他者の気持ちにも敏感です。共感力が高く、人の心に寄り添える点も大きな強みです。

タイプ4（個性的な人）の向いている仕事

タイプ4の人に向いている仕事は、新しい表現や価値を創造できるクリエイティブな業務です。

 

 

感受性が鋭く、深く感情移入できる繊細さがあるため、心理関係の仕事もおすすめです。

 

また、好奇心旺盛なので、さまざまな問題を試行錯誤し、解決することに魅力を感じます。そのため、1人で黙々と作業に没頭できる仕事が向くでしょう。

 

タイプ5（調べる人）の性格

タイプ5の人のニックネームは「調べる人」で、物事をよく調べて熟考する、慎重な性格の持ち主です。

 

タイプ5の強みは以下の通りです。

 

 

物事の計画を立てるのが得意です。ただし実行力は低いため、行動後の道筋まで立てておく必要があるでしょう。

 

一つのことに集中し専門的になれる能力があるため、時には独創的な着想を持てます。

タイプ5（調べる人）の向いている仕事

タイプ5の人に向いている仕事は、専門的に行えて慎重に進められる業務です。

 

 

情報を集めて客観的に分析し、そこから仮説を立てて真理に迫っていく職業が合うでしょう。

 

上記のような仕事に就くと、状況や物事をよく観察し、冷静で客観的な判断を下せるはずです。

 

タイプ6（忠実な人）の性格

タイプ6の人のニックネームは「忠実な人」で、真面目で周りとの調和を大切にする性格の持ち主です。

 

タイプ6の強みは以下の通りです。

 

 

お人好し過ぎる一面もありますが、協調性を重視し、組織や家庭においても潤滑剤的な役割を果たします。

 

分析や調査が得意で、論理的に計画を立てられるため、チームでは参謀のポジションが適任です。

タイプ6（忠実な人）の向いている仕事

タイプ6の人に向いている仕事は、安定的に行えて、周りの人と支え合える業務です。

 

 

堅実さが重視される環境を好むため、公務員や大企業の会社員が向いています。

 

伝統や安定を守れて、周囲と信頼関係を築ける仕事をするのが良いでしょう。腰を据えて取り組むことで強みを発揮できるはずです。

 

タイプ7（熱中する人）の性格

タイプ7の人のニックネームは「熱中する人」で、人生を明るく過ごし、多様性を求める性格の持ち主です。

 

タイプ7の強みは以下の通りです。

 

 

細かいことや失敗を気にせず、楽しそうな方向にどんどん進めるのが強みです。

 

仲間とわいわい過ごすのが好きですが、しがらみや束縛は苦手で、嫌なことは避けようとするでしょう。個人主義の自由人とも表現されます。

タイプ7（熱中する人）の向いている仕事

タイプ7の人に向いている仕事は、人前で話したり、常に変化があったりする業務です。

 

 

権威や支配への関心が薄いので、企業で出世を目指すより、個人で自由にやれる環境の方が向いています。

 

そのため、自由度が高いフリーランスとしての活動がおすすめです。規則に従順な企業は避けるのが無難でしょう。

 

タイプ8（挑戦する人）の性格

タイプ8の人のニックネームは「挑戦する人」で、自己主張が強く、一人で率先して行動できます。

 

タイプ8の強みは以下の通りです。

 

 

他者に頼ることなく、自分が正しいと思ったことにはひたすらに突き進める努力家です。

 

対抗心が強いので、自分の弱さを見せるのは苦手でしょう。裏表はないため、自分の強みを把握して関係を深めていけば、魅力を感じてもらえるはずです。

タイプ8（挑戦する人）の向いている仕事

タイプ8の人に向いている仕事は、リーダーシップを発揮できて、パワフルさを活かせる業務です。

 

 

冷静に周りを見ることができるため、組織の顔となる役割が適任です。

 

また、相手の意見や気持ちを汲み取り、それを踏まえて説得力のある発言ができます。そのため、人に指導する立場になると、頼りがいがあり、周囲に楽しい印象を与えられるでしょう。

 

タイプ9（平和をもたらす人）の性格

タイプ9の人のニックネームは「平和をもたらす人」で、いつでも落ち着いていて、感情に波が少ない性格の持ち主です。

 

タイプ9の強みは以下の通りです。

 

 

穏やかさを大切にするため、問題がおきたら解決できることはすぐに解決しようとします。ただ、難しいと感じると避けようと逃げるだけの場合もあるでしょう。

 

基本的には消極的ですが、一度動き出せば、創造性に長けて大きな力を発揮できます。

タイプ9（平和をもたらす人）の向いている仕事

タイプ9の人に向いている仕事は、一人でコツコツと行えて、創造力を活かせる業務です。

 

 

闘争心が強い体育会系な雰囲気は苦手なため、個人で進められたり、リモートワークできたりする仕事が向きます。

 

また、癒やし系で穏やかさが求められる聞き役の仕事もおすすめです。

 

性格に合った職業を知るには適職診断もおすすめ！

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まとめ：自分をよく知って仕事を見つけよう

本記事では、エニアグラムのタイプ別に性格と適職を紹介いたしました。

 

ぜひ自分の本質についてよく理解し、ストレスなく働いて、快適な日々をお過ごしください。

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