憧れの大企業に就職できたものの、いざ働いてみると理想と現実のギャップが大きく、入社早々辞めたいと悩む人は少なくありません。
とは言え、転職にはリスクもあるため、そう簡単に決断できないですよね。こんな状態の時はどう考えればいいのでしょうか?
今回は大企業を辞めた筆者の経験も踏まえ、辞めて失うものや、辞める前にやるべきことを解説します。
目次
大企業を辞める勇気が出ないあなたへ
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大企業を辞めたいと思う理由
大企業を辞めたいと思うよくある理由を紹介します。
希望の部署に配属されなかった
新卒の場合特に、希望の部署に配属されないケースはめずらしくありません。
採用側で本人の意向と違う部署に適性があると判断したら、それが優先されるからです。
と言い聞かせて就職してみたものの、結局やりがいを感じられず、辞めたいと感じるパターンは割とあります。
裁量権がなくてやりがいや成長を感じられない
大企業は役割が細かく分かれているため、自分の持ち場は限定的です。
また、役職者も多いので、なんでも確認・相談して決めるのが基本。自分の判断で行動できる範囲はごくわずかです。
自分で意思決定する必要がないので失敗は少ない反面、行動範囲が狭すぎて、やりがいや成長を感じられないことに疑問を持つ人は少なくありません。
無駄が多い
大企業はとにかく無駄が多いです。筆者が個人的に感じていたのは、以下3つです。
- メールやチャットで済ませられる内容も会議にしがち
- 会議用の資料作成に時間を取られがち
- 残業する人=頑張ってる人と捉えがち
メールより直接伝えた方が印象がいい、といった理由で確認や相談が会議になり、参加者の都合が合わなくて今決められることが来週になる。こんな展開は多々ありました。
このような無駄な時間が多かったり、仕事が遅い人の方が評価されたりすれば、付き合いきれないと感じるのも無理はないでしょう。
個人利益主義の役職者が多くてうんざりする
大企業は個人利益主義の役職者が多い印象です。
会社にとってメリットがあるか?より、自分にとってメリットがあるか?の軸で判断・行動する、部下の手柄は自分の手柄、自分のミスは部下になすりつける、といった具合です。
こんな上司から指示を受けて働きたくないですよね。
上が詰まりすぎていて出世が見えない
ある程度の裁量権を持ち、自由度高く働くには、出世がひとつの手段です。
しかし大企業は、人が多い割に離職率が低い傾向にあるため、上が詰まりやすく、スムーズな出世はそう叶いません。
ベンチャー企業であれば、20代で役職(課長級)がつく人も少なくありませんが、大企業は30代で役職がつけばかなり早い方。多くの場合40代以降です。
もっと自由度高く、あるいは大きなスケールで働きたいと思う人は、大体転職します。
人が多い分イベントも多くて大変
大企業は人が多い分、歓送迎会、誕生日会、結婚式など、イベントも多くあります。
筆者がいた部署は比較的人の入れ替わりがあり、20〜30代も多かったので、歓送迎会と結婚式はしょっちゅうありました。結婚式は3ヶ月連続で続いたことも。
嬉しい反面、休日が潰れたり出費がかさんだり、しんどいと感じる時も多かったです。
辞めると失う大企業の強み
次に、辞めると失う大企業の強みを解説します。
多種多様な人付き合い
大企業は新卒・中途採用に積極的なので、次々と新たな人との出会いがあります。
また、大手や有名企業との取引も多いため、優秀な人を間近でみて勉強できる機会も少なくありません。
企業の看板があるから近づける人がいたり、逆に近づいてくる人がいたりするのは事実。
と辞めてから気付く人はたくさんいます。
充実した研修制度
大企業には社内の人材開発を専門としたチームがあり、充実した研修制度を整えています。
クレーム対処法やマネジメント、TOEICの試験対策、外部講師を招いたセミナーなど、あらゆる内容が用意されていて、当然参加は無料です。
大企業並みに人材開発に投資する中小・ベンチャー企業は少ないので、かなり差を感じるでしょう。
手厚い福利厚生
大企業は福利厚生が手厚いのも強みです。
- 出産、育児休暇
- リフレッシュ休暇
- ランチ無料
- 家賃補助
- 業務に関連するスキル習得のためなら学習費用を支給
筆者の友人には、1ヶ月海外留学の費用を全額支給され、留学に行った人もいました。
福利厚生が充実しているだけでなく、ちゃんと活用できるのが大企業の強みと言えます。
高水準のボーナスや退職金
大企業は必ずしも基本給が高いわけではありません。
ただ、安定して高水準のボーナスが支給されたり、退職金が高額だったりします。
例えば退職金は、大企業は平均2,489万円、中小企業は平均約1,277万円と、倍程度の差があります。※参照:厚生労働省「退職給付(一時金・年金)の支給実態」
社会的信用・ステータス
勤めている段階では、大企業の看板による社会的信用や、ステータスの高さを実感できていない人もいるかもしれません。
辞めて知名度の低い企業に転職したり、フリーランスになったりすると、違いを実感できます。
- 営業で相手にされないことが多い
- ローンで組める額や通りやすさが変わる
- すごい人扱いをされる機会がなくなる
大企業から外れた途端、無力さを感じるものです。
大企業を辞めるのはもったいないのでは?と悩む人が知っておくべきこと
失うものをみると
と思う人もいるでしょう。
でも、大企業だからといって、生涯安泰と言える時代ではありません。
事実、大企業でも早期・希望退職という名の人員整理は度々行われています。
例えば2022年は富士通が、50歳以上の幹部社員を対象に、3,000人の早期退職を募り話題となりました。
定年退職する時まで会社が今と同等、もしくはそれ以上の業績を上げ続ければ、雇用は守られる公算が大きいですが、未来は誰にもわかりません。
定年まで勤められない可能性も念頭に置き、後悔しない選択を心がけましょう。
大企業を辞める前にやるべきこと3つ
大企業を辞める前にやるべきことを解説します。
なぜ辞めたいのか?理由を明確にする
辞めたい理由が曖昧な人は
を明確にしましょう。
これが不明確なまま転職をしても、同じ理由で辞めたくなる可能性があるからです。
場合によっては、辞めない解決策が浮かぶかもしれないので、1度しっかり言語化してみてください。
身近な友人に相談してみる
辞めたい理由が明確になったら、1度身近な友人に相談してみることをおすすめします。
友人との会話の中で、自分が求める環境は外部にあるのか、それとも今の会社で頑張るべきかなど、何か気付ける可能性があるからです。
自分と似た理由で転職した人がいれば、より参考になるでしょう。
辞めた後のビジョンを明確にする
辞める意思が固まったら、辞めた後のビジョンを明確にする必要があります。
- 大企業に転職する
- 中小企業、もしくはベンチャー企業に転職する
- フリーランスとして活動する
- 同じ職種を続ける/新しい職種に挑戦する
- 留学など一旦仕事から離れる
など、選択肢はさまざまです。
ちなみに筆者は、海外留学に行き、その後フリーランスになりました。
大企業を辞めたいけどビジョンが明確でない場合は
もしあなたが、辞めた後のビジョンが不透明なため、大企業を辞める勇気が出ないのだとしたら、オープンイノベーション大学への参加をおすすめします。
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まとめ:大企業を辞めたい理由が明確なら辞めてOK
今回は大企業を辞めて失うものや、辞める前にやるべきことを解説しました。
大企業にいれば生涯安泰ではないですし、幸せになれるわけでもありません。
人生の1/3もの時間を費やす仕事ですので、ぜひ後悔しない選択をしてください。
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