


「石の上にも三年」ということわざもありますが、本当に最低三年は我慢すべきなのか、疑問に思ったことはないでしょうか?
結論は、我慢しなくていい種類の我慢からは、すぐに離脱してしまって大丈夫です。ですが、我慢を続けないと成長できないというのも一理あります。
では、必要のない我慢と、必要な我慢にはどのような種類があるのか解説しますね。ぜひ判断軸の参考にしていただければと思います。
目次
必要のない我慢
逃げてもいい、必要のない我慢をご紹介します。
感情的な人からの叱責
感情的な人からの理不尽な叱責や、当たり散らしを我慢する必要はありません。
嫌な上司や、クレーマーなどからは、基本的に何も得ることはできません。あなたのストレスが溜まるばかりで、精神的に大きなダメージを受ける場合もあります。
周りを攻撃するような人に付き合う必要はありません。
無駄な残業・休日出勤
何となく居残る残業やサービス残業、労働基準法に則っていない休日出勤などに応じる必要はありません。
働き過ぎは体を壊しますし、何となくだらだらと残業する時間は無駄なので、受け入れなくてもよいものです。
残業をする場合は、賃金がしっかりと発生し、働く理由が明確であり、体に負担のない範囲内である限りにしましょう。
成長できない職場
成長できない職場にいつまでも居続ける必要はありません。成長も何もなく、ただ静かに自分の気持ちを抑えて我慢してその場にとどまっていても、時間が流れ行くばかりで何も変わりません。
筆者は以前「ゆるブラック企業」という、何となく時が流れるだけの成長できない職場に勤めていました。何も問題がないように思えても、実はゆるやかに腐っていっています。ただ時間だけ経つのがこわく感じ、私はそこからフリーランスへと転身しました。
また、いつまでも簡単な仕事しか任せてもらえないなど、成長の機会が回ってこない場合も、ぜひそこからは抜け出すことを考えましょう。
好きでも得意でもない仕事
好きな仕事でもなく、得意とも言えないような仕事を惰性で続けるのはやめましょう。それは、あなたにとっての適職ではありませんので、疲労感が溜まるばかりです。
嫌な仕事を我慢しても何も得られませんし、嫌だという空気感は周りに良い影響を与えません。せめて「得意」か「好き」のどちらかの要素を含む仕事を見つけてみてくださいね。
必要な我慢
時には必要な我慢もありますので、いくつかご紹介します。
成長できる過程
スキルを身につけたり、仕事を覚えたりという成長過程で、すぐには結果がでないので辛く思うこともありますよね。
ですが、成長するにはどうしてもその我慢は必要になります。ストレスを抱えて精神的に潰れてしまうほどでない限りは、成長過程の我慢は受け入れましょう。
いずれは、それがあなた自身のため、社会貢献などのためになりますよ。
社会や他者への貢献
世のため人のためになることであれば、その我慢は必要なことかもしれません。
例えば、町をきれいにするためにボランティア活動するとしたら、ゴミの清掃に汚さを感じたり、捨てる人に嫌気が差したりすることもありますよね。
ですが、町や地球をきれいにする運動は欠かせません。そのような我慢であれば、受け入れられるようにしたいものですね。
自分の失敗による責任感
何かに失敗やミスをしてしまった場合、そこから逃げ出したくなることはありますよね。
ですが、そのような責任感からは逃げ出さずに、きちんと向き合いましょう。あなたが逃げれば、残った人が負担を負うことになります。
自分の行動には最後まで責任を果たすことを目指しましょう。
必要のない我慢はしなくてよい
必要のない我慢と、必要な我慢をご案内しました。つまり、自分や周りを傷つける我慢はしなくてもよくて、為になる我慢は何かしらの結果がでるので受け入れようということです。
今、自分の置かれている状況が必要のない我慢だと判断できれば、そこからは離脱してしまいましょう。
「これくらいの疲れやストレスなら大丈夫」と思って我慢しすぎていると、いつか倒れてしまうかもしれませんので、よく見極めてくださいね。
我慢から脱出して働く方法
それでは、必要のない我慢から脱出して働く方法をご紹介します。
いい人になりすぎない
我慢しすぎている人は、いい人になりすぎている場合があります。既に忙しいのに、さらに業務を請け負ったり、反撃しないのをいいことに攻撃的な人から理不尽な叱責を受けたりしていませんか?
そんな場合は、いい人になりすぎるのはやめましょう。
忙しいなら「忙しい」ときっぱり断り、嫌なら「嫌」とはっきり伝えましょう。断る時は代替え案があると、なお良しです。「この期間までは忙しいけれど、◯◯日以降であれば対応可能です」のように。
それで離れていくものは、元々あなたに合う環境ではなかったと思えばいいのです。我慢しなくても働ける環境はいくらでもありますから。
頼れる人に相談する
我慢していることから抜け出すのが難しい場合は、頼れる人に相談しましょう。
話すだけで解決することもあれば、話した相手によってはそこから抜け出す方法を手伝ってくれるかもしれません。
1人で抱え込みすぎないよう、周りの味方を頼ってみてくださいね。
部署異動する
今いる部署に問題があるだけの場合は、部署異動することによって解決するかもしれません。
手をつけやすい方法ですので、まず最初に部署異動について考えてみてください。
転職する
部署異動が叶わない場合や、そもそも業界自体が合わない場合は、転職を検討しましょう。人間関係で我慢している場合は、次の会社でも似たような問題が起こるかもしれません。
ですが、職種が合わなくて我慢しているのであれば、適性のある業種への転職によって解決されますよ。
独立する
独立して起業したり、フリーランスになったりする方法もありますので、検討してみてください。
人間関係で我慢している場合は、最も解決の見込みがある方法です。また、働き方が自由になるので、全体的にストレスが緩和されますよ。
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まとめ
今回は、我慢すべきものと、我慢すべきではないものをご紹介しました。
自分や周りが傷ついてしまうような我慢は、くれぐれもそのままにしないよう、解決のために行動しましょうね。
成長のために必要な我慢は、投げ出さずに継続してみてください。
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