- 嫌な仕事は続けるべき?
- どこまで我慢すればいい?
- 仕事が耐えられないから逃げたい
ことわざに「石の上にも三年」とありますが、本当に最低三年は我慢すべきなのでしょうか?
結論は、我慢しなくていい種類の我慢からは離れて大丈夫です。ですが、我慢を続けないと成長できない部類の我慢もあります。
そこで、「必要のない我慢」と「必要な我慢」にはどのような種類があるのかと、我慢しないで働く方法を紹介します。ぜひ判断軸の参考にしていただければと思います。
目次
我慢しやすい人の特徴
まずは、根本的に我慢しやすい人の特徴を紹介します。我慢しやすい人は、より我慢のしすぎに気をつけてくださいね。
自分に自信がない
自分に自信がないと、つらい状況から抜け出す行動を起こせず、我慢をしがちです。
つらいと感じる状況になったら、その状況を周りに伝えたり、手助けしてもらったり、その場を離れたりできます。
ですが、自信がない人は「つらいと言ったら評価が落ちる」「言ったら迷惑がかかる」「言うのが恥ずかしい」などと感じてしまい、発言ができません。
自分に自信を持つと、発言すべきことは発言し、行動すべきことは自分の意志で行動できるようになりますよ。
空気を読むことが正しいと思ってる
日本の文化では空気を読み、周りに合わせる習慣がありますよね。ですが、過剰に波風を立てすぎないようにすると、我慢のしすぎになってしまいます。
空気を読むことで、お互いを気遣ったり、進行をスムーズにしたりできます。だからと言って、自分の意志を押し殺して行動しないことは本当のコミュニケーションとは言えません。
空気を読んで周りの意に反さないように行動するのではなく、まずは自分の意見を大切にする必要があります。
目標がない
目標がないと、今どんな行動を起こすべきなのかがわかりません。そのため、つらい状況にいても、行動を起こせずに我慢しがちになってしまいます。
目標は、小さな目先のことでも、大きな指標となるものでも何でも構いません。道筋があれば、どのような行動をとるべきか判断できます。
ですが、判断基準がなければ、自分の考えが正しいと自信が持てず、その場に留まるばかりになってしまいます。
必要ない我慢とは
逃げてもいい、必要のない我慢を紹介します。
感情的な人からの叱責
感情的な人からの理不尽な叱責や、当たり散らしを我慢する必要はありません。
嫌な上司や、クレーマーなどからは、基本的に何も得ることはできません。気づきを得られるような言葉をくれる人は、理不尽なことを感情的に話さないからです。
感情的になっている人から与えられるのはストレスばかりで、精神的に大きなダメージを受ける場合もあります。周りを攻撃するような人に付き合う必要はありません。
無駄な残業・休日出勤
何となく居残る残業やサービス残業、労働基準法に則っていない休日出勤などに応じる必要はありません。
働き過ぎは体を壊しますし、何となくだらだらと残業する時間は無駄なので、受け入れなくてもよいものです。
残業をする場合は、賃金がしっかりと発生し、働く理由が明確であり、体に負担のない範囲内である限りにしましょう。
成長できない職場
成長できない職場にいつまでも居続ける必要はありません。成長も何もなく、ただ静かに自分の気持ちを抑えて我慢してその場にとどまっていても、時間が流れ行くばかりで何も変わりません。
筆者は以前「ゆるブラック企業」という、何となく時が流れるだけの成長できない職場に勤めていました。何も問題がないように思えても、実はゆるやかに腐っていっています。ただ時間だけ経つのはこわいものです。
また、いつまでも簡単な仕事しか任せてもらえないなど、成長の機会が回ってこない場合も、ぜひそこからは抜け出すことを考えましょう。
好きでも得意でもない仕事
好きな仕事でもなく、得意とも言えないような仕事を惰性で続けるのはやめましょう。それは、あなたにとっての適職ではありませんので、疲労感が溜まるばかりです。
嫌な仕事を我慢しても何も得られませんし、嫌だという空気感は周りに良い影響を与えません。せめて「得意」か「好き」のどちらかの要素を含む仕事を見つけてみてくださいね。
必要な我慢とは
時には必要な我慢もありますので、いくつか紹介します。
成長できる過程
スキルを身につけたり、仕事を覚えたりという成長過程で、すぐには結果がでないので辛く思うこともありますよね。
ですが、成長するにはどうしてもその我慢は必要になります。ストレスを抱えて精神的に潰れてしまうほどでない限りは、成長過程の我慢は受け入れましょう。
いずれは、それがあなた自身のため、社会貢献などのためになりますよ。
社会や他者への貢献
世のため人のためになることであれば、その我慢は必要なことかもしれません。
例えば、町をきれいにするためにボランティア活動するとしたら、ゴミの清掃に汚さを感じたり、捨てる人に嫌気が差したりすることもありますよね。
ですが、町や地球をきれいにする運動は欠かせません。そのような我慢であれば、受け入れられるようにしたいものですね。
自分の失敗による責任感
何かに失敗やミスをしてしまった場合、そこから逃げ出したくなることはありますよね。
ですが、そのような責任感からは逃げ出さずに、きちんと向き合いましょう。あなたが逃げれば、残った人が負担を負うことになり、あなた自信も成長できず同じ過ちを繰り返します。
自分の行動には最後まで責任を果たすことを目指しましょう。
結論:必要ない我慢はしなくてよい
必要のない我慢と、必要な我慢を解説しました。つまり、自分や周りを傷つける我慢はしなくてよくて、為になる我慢は何かしらの結果がでるので受け入れようということです。
今、自分の置かれている状況が必要のない我慢だと判断できれば、そこからは離脱してしまいましょう。
「これくらいの疲れやストレスなら大丈夫」と思って我慢しすぎていると、いつか倒れてしまうかもしれませんので、よく見極めてくださいね。
我慢しないで働く方法
それでは、必要のない我慢をせずに働く方法を紹介します。
いい人になりすぎない
我慢しすぎている人は、いい人になりすぎている場合があります。既に忙しいのに、さらに業務を請け負ったり、反撃しないのをいいことに攻撃的な人から理不尽な叱責を受けたりしていませんか?
そんな場合は、いい人になりすぎるのはやめましょう。
忙しいなら「忙しい」ときっぱり断り、嫌なら「嫌」とはっきり伝えましょう。断る時は代替え案があると、なお良しです。「この期間までは忙しいけれど、◯◯日以降であれば対応可能です」のように。
それで離れていくものは、もともとあなたに合う環境ではなかったと思えばいいのです。我慢しなくても働ける環境はいくらでもありますから。
頼れる人に相談する
我慢していることから抜け出すのが難しい場合は、頼れる人に相談しましょう。
話すだけで解決することもあれば、話した相手によってはそこから抜け出す方法を手伝ってくれるかもしれません。
「相談されたら迷惑かもしれない」と思うかもしれませんが、案外相談してもらった方が嬉しいと感じてくれるものです。1人で抱え込みすぎないよう、周りの味方を頼ってみてくださいね。
部署異動する
今いる部署に問題があるだけの場合は、部署異動することによって解決するかもしれません。部署によって雰囲気も働く人も変わりますからね。
手をつけやすい方法ですので、部署が複数ある会社で働いている方は、部署異動について考えてみてください。
転職する
部署異動が叶わない場合や、そもそも業界自体が合わない場合は、転職を検討しましょう。人間関係で我慢している場合は、次の会社でも似たような問題が起こるかもしれません。
ですが、職種が合わなくて我慢しているのであれば、適性のある業種への転職によって解決されます。
独立する
独立して起業したり、フリーランスになったりする方法もあります。
人間関係で我慢している場合は、最も解決の見込みがある方法です。また、働き方が自由になるので、全体的にストレスが緩和されますよ。
フリーランスを目指す方はスキルが求められますので、まずは学んで副業で始めるところから始めてみてください。
我慢しないで働くなら、まずは適職診断
我慢しないで働くには、自分に合った環境と職業を選びましょう。まずは適職診断を受けて、スキルを身に着けてみてください。
下記ボタンからオープンイノベーション大学にLINE登録すると、適職診断が受けられます。
私たちが運営するオープンイノベーション大学は、起業やフリーランスに必要なスキルを無料で身につけられる学校です。用意しているコンテンツは全て無料で学び放題。あなたのペースで学習を進められます。
ぜひ自分に自信を持って働けるよう、学習を始めてみてくださいね。
まとめ
今回は「我慢すべき種類」と「我慢すべきではない種類」、我慢しないで働く方法を紹介しました。
自分や周りが傷ついてしまうような我慢は、くれぐれもそのまま放置しないよう、解決のために行動しましょう。
成長のために必要な我慢は、投げ出さずに継続してみてください。その継続があなたを成長させますよ。
この記事は、起業家やフリーランスの新しい生き方を支援する「オープンイノベーション大学」が提供しています。
オープンイノベーション大学とは、Webデザインやプログラミング、動画制作など、フリーで働けるさまざまなスキルが学べる学校で、総計24万6千人の方が学んできました。
私たちの強みは、
- オンラインで自宅学習が可能(海外在住でもOK)
- 各業界の”現役で活躍する講師”から実践的なノウハウが学べる
- 専門スキル以外、マーケティングや集客スキルもしっかり学べる
- 横のつながりがあるので、仲間が増える
異業種・未経験で学習を始めた初心者の方が、学習後に現場で即戦力として活躍できる、スキルやノウハウが学べるカリキュラムに定評があります。
学習後に働けるのはもちろんのこと、学習段階で案件を受注して収入を上げる人も多数。
- 転職、独立のためのスキルが欲しい会社員の方
- 隙間時間で副業がしたい個人事業主、主婦、定年を迎えた方
といった、老若男女問わず、幅広い受講生の方々にご参加いただいています。
もしあなたが、
- 働き方や生き方を変えたい!
- 新たなスキルが欲しい!
- 収入の柱を増やしたい!
と思っていたら、ぜひLINE登録(無料)していただき、私たちが発信する情報をチェックしてみてください。
「何か行動したいけど、なにをすればいいのかわからない...」という方には、適性診断(無料)もご用意しています。
LINE登録後、3分程度で回答できる内容ですので、ぜひ試してみてくださいね。きっとこれまで知らなかった自分に気が付くヒントになると思います。