「先入観は可能を不可能にする」
メジャーリーガー大谷翔平選手の恩師、花巻東高校の佐々木監督の言葉です。
あなたは先入観によって行動できなかったり、やる気を失ったりしていませんか?
強い先入観をなくしたいと思うあなたに、先入観を捨てる方法を紹介します。
目次
先入観とは
「前もっていだいている固定的な観念。それによって自由な思考が妨げられる場合にいう。」
と説明されています。
実際行ったことはないけど、「渋谷は危ない街」と思っているようなイメージです。
先入観と固定観念の違いは?
固定観念は
「他人の意見や周囲の状況に応じて変化しない、行動を決めているような観念」
と説明されており、先入観の一種です。
例えば家族や友人に「渋谷は危なくないよ」と言われても「危ないに決まっている!」と考えを改めようとしない、頑固なイメージ。
なお、偏見も先入観の一種で
「ある対象、人、集団などに対して、十分な根拠なしにもたれるかたよった判断、意見」
と説明されています。
偏見は「話したことはないけど、あの人はきっと性格が悪いだろう」のような、ネガティブな先入観というイメージです。
先入観にとらわれるメリット・デメリット
先入観にとらわれるメリットとデメリットを紹介します。
先入観にとらわれるメリット
「先入観にとらわれる」と聞くと、ネガティブなイメージを持つかもしれませんが、先入観はネガティブな側面だけではありません。
例えば、先入観によって自己防衛になることが考えられます。
世界的に治安が良く安全と言われる日本でも、詐欺だったり、詐欺まがいの商売は横行しています。
2019年日本で起こった詐欺の件数は16,836件で、被害総額は301億5000万円。毎日46件、約8260万円の被害が出ている計算です。
うまい話にすぐに乗ってしまう人よりも、「この人怪しいかも」「この情報怪しいかも」という先入観を強く持ち、用心深く相手を見極めようとする人の方が、騙されることは少ないでしょう。
先入観にとらわれるデメリット
先入観が功を奏する場面もありますが、残念ながらデメリットの方が目立ちます。
上記メリットで取り上げたような用心深さは裏を返すと、千載一遇のチャンスを逃す可能性も大いに考えられます。
その他、
- きっと自分には才能がないからできないだろう
- みんなこうしてるから自分もこうするべきだろう
- あの人は東大卒だから信じて大丈夫だろう
など、なんとなく存在する常識や価値観から形成された「〜だろう」によって、行動力が出なかったり、逆に知らない人を信用して騙されたりすることも。
先入観は良くも悪くも偏りが強いので、誤った判断につながる傾向があります。
先入観を捨てる6つの方法
先入観を捨てる方法を6つ紹介します。
外部の情報は参考程度にする
- 海外は危険だと親が言っていた
- Aさんは嘘つきだと親友が言っていた
- B社はブラック企業だと週刊誌が報じていた
先入観はどこかで植え付けられた価値観である場合が多く、自分自身の経験則に基づく価値観ではないのが要注意ポイントです。
- 海外は危険だと親が言っていた ➡️ 自分は行って危険だと感じなかった
- Aさんは嘘つきだと親友が言っていた ➡️ 話したけど自分は正直者だと思った
- B社はブラック企業だと週刊誌が報じていた ➡️ 働いてるけど自分はホワイト企業だと思う
こういうことってありますよね。結局どう感じるかは人それぞれということ、そして実際に経験すれば先入観はなくなるということが言えます。
外部の情報を参考にはするけど、自分の経験によって最終判断する意識を持ちましょう。
価値観の違う人と過ごす
いつもの仲良しメンバーではなく、先輩や後輩など世代が違う人、異業種の人、会社員ではなく独立して働いている人など、自分とは違う人生を歩む人と交流すると、あらゆる発見があります。
自分にはそんな発想なかったとか、外見はチャラそうに見えるけどしっかりしてるなど、多くの学びや気付きを得られるでしょう。
飲み会でいつも話さない人に話しかけるような癖をつけるといいかもしれません。
読書をする
尊敬する人や憧れの生き方をする人の考え方、人生の物語を最も手軽に知れる方法です。
例えば、ケンタッキー・フライドチキンの創業者カーネル・サンダースは、65歳の時にフライドチキンのレシピ販売を始め、1,000回以上断られたことにもめげずに行動した結果、世界規模の事業を起こしています。
成功者と呼ばれる人の多くは成功してから、成功要因に対して光が当たることが多いですが、たくさんの苦労や失敗を乗り越えた経験も多く、特別な才能があるからできたわけではない、といったことがよくわかります。
「自分にはできないだろう」と決めつけがちで、行動するかどうかの選択肢すらもたない人は、本からたくさんの気付きを得られるでしょう。
海外生活をする
海外生活を経験した筆者は、価値観や考え方の幅が広がることが、海外生活を経験する最大のメリットではないかと思っています。
日本は日本人がほとんどですが、多国籍な国や都市だと、人口の約30%は外国人(ちなみに日本の外国人住民の割合は2%)ということもあり、価値観が違う人が身近にいるのは当たり前。
なので、こうじゃなければいけない、こうあるべきだ、のような感覚は、日本と比べて弱いです。
日本の常識や文化から形成された価値観は、ほんのひとつの自分の姿。違う場所で生活することによって変化する人はたくさんいます。
避けていたことに挑戦する
- 食わず嫌いしていたものを食べてみる
- スカイダイビングに挑戦してみる
- 婚活パーティーに参加してみる
例えば、みんなパクチーは美味しくないと言ってるから美味しくないに決まっている。という先入観は、実際に食べて結果がわかれば先入観ではなくなります。
先入観は「〜だろう」という予測なので、実際に経験すればなくなるからです。
先入観が強い自覚のある人は、実際に自分で経験して判断することを心がけましょう。
仕事や働き方を変える
このように自分の幅を狭めていませんか?
人生の大半の時間を占め、収入や充実感に直結する仕事選びは、先入観によるブレーキが最もかかってはいけないと言っても過言ではありません。
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本当に自分に向いてるのかな?という結果だったとしても、先入観なしに受け止めましょう。新たな自分に出会うチャンスかもしれません。
先入観を捨てて柔軟になろう
「先入観は罪。固定観念は悪。」
野村克也氏の言葉です。
大人になるにつれて自分の好き・嫌い、もしくは、好きそう・嫌いそうがある程度わかり、行動がパターン化している人はめずらしくありません。
時代の変化に合わせて柔軟に変化することが求められる時代です。今日から少しずつ先入観をなくす行動を始めましょう。
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