仕事のやる気が出ないときの原因とは?自分のやる気を出させる方法12選

月曜日の朝から「早く次の休みがきてほしい...」なんて思っていませんか?

 

1日の3分の1、人によっては半分近くの時間を費やす仕事の時間が退屈で、やる気が出ないときほどツライことはありませんよね。

 

頑張りたくないし、早く帰りたい

 

こう思いながら過ごしているときは、ツラくて自分のことしか見えなくなりがちですが、

 

  • 上司からすると、「重要な仕事は任せづらい」
  • 同僚からすると、「一緒に働きづらい」
  • 後輩からすると、「わからないことを聞きづらい」

 

など、周りに気を遣わせたり、士気を低下させてしまったり、悪影響を与えてしまうことも考えられます。

 

自分の気持ちの問題だけならまだしも、周りを巻き込んでいるとしたら、やる気が出ない状態を一刻も早く改善したいと思いますよね。

 

そこでこの記事では、仕事のやる気が出ないときの原因とその対処法を解説します。

仕事のやる気が出ないあなたへ

これから仕事のやる気が出ないときの原因や、やる気の出し方について解説していきますが、中には「仕事そのものを変える」という項目もあります。

 

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仕事のやる気が出ないときの原因

まずは仕事のやる気が出ない原因を考えてみましょう。

1. 仕事が楽しくない、飽きてしまった


根本的な話ですが、まず考えられるのは仕事そのものが楽しくない、飽きてしまったという点です。

 

世の中アルバイトで経験できる仕事は限られているので、社会人になって働いてみないと、仕事が楽しいかどうかわからないことは多くあります。

 

実際に働いてみて、想像していた仕事内容や会社と違った...と思うことはめずらしくありません。

 

 

また、最初は楽しいと思えていても、変化の少ない日々に刺激がなくなり、ほかのことがしてみたいと思うこともあるでしょう。

 

仕事は楽しいものじゃない

と言う人もいますが、楽しさややりがいを感じられなければ、やる気が出なくなるのは必然です。

2. ”合わない人”と働いている

  • 性格が合わない
  • 考え方が合わない
  • 仕事の進め方が合わない

 

など、何かしらが合わない人は職場に1人はいるもの。

 

些細なことでも自分にとって合わないことのある相手だと、一緒にいてやけに疲れたり、気を遣ったり、イライラしたり、ストレスを感じることが多々あります。

 

仕事そのもののやる気が出ないのではなく、一緒に働く人が嫌でやる気が損なわれていることもよくあります。

 

3. 仕事の意義や目的がわかっていない

先輩や上司から「これやっておいて」と、ざっくり内容だけ指示されて、任された経験がある人も多いのではないでしょうか。

筆者も就職して間もない頃、資料集めやデータの集計など、何のために、いつどのような場面で使うものかがわからず、言われるがまま機械のように雑務をこなしていた時期がありました。

 

自分のやることが、いつ、どのように、誰の役に立つかが、具体的にわかっているのとわかっていないのでは、やる気を大きく左右します。

 

目的不明で仕事をしていることが、やる気が出ない原因かもしれません。

4. マルチタスクになっている

3つも4つも仕事を引き受けて、同時進行しようとしている状態です。

 

マルチタスクになっている方が効率が良いのでは?

と思われるかもしれませんが、人の脳はマルチタスクに対応できません

 

  • 会議の最中に大事なメールの返信はできない
  • 電話の最中に大事な見積もり作成はできない

 

音楽を聞きながら歩くとか、電話をしながらタバコを吸うような、一方が意識を集中していなくてもできることでない限り、2つのことを同時にこなすことはできません。

 

マルチタスクになっていても、どれもやりたい仕事であればやる気は下がらないでしょう。しかし現実は、都合よく3つも4つもやりたい仕事に囲まれることはそうそうありません。

 

マルチタスクは頭を何度も切り替えるため、脳が疲れやすくなり、集中力を損なう原因でもあります。

頭がごちゃごちゃして、スムーズに仕事が進められていないことも、やる気が下がる原因です。

5. 燃え尽き症候群になっている

燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)という言葉をご存じでしょうか?

 

「一生懸命やったのに出世できなかった」など、期待していた評価が得られず、急に仕事の意欲をなくしてしまうことです。

 

少し前まですごくやる気を持って仕事をしていたのに、いつからか急にやる気が出なくなったという人は、燃え尽き症候群になっているかもしれません。

 

6. 生活習慣が乱れている

  • いつも眠くて頭がぼーっとしている
  • 些細なことでイライラしてしまう
  • ミスが多い

 

これらに該当していたら、睡眠不足、運動不足、日光に当たっていない、栄養が偏っているなど、生活習慣に乱れがある可能性があります。

 

仕事や職場が好きでも、慢性的に疲労を感じていたり、眠気を感じていたりすれば、やる気が出ることはありません。

仕事のやる気が出ないときの共通点

仕事のやる気が出ないときによくある共通点を紹介します。

1. 自分の自由な時間が少ない

  • 残業が多い
  • 休日出勤もある
  • 有休は取れない
  • 通勤時間が長い

 

など、生活のほとんどの時間を仕事に割いていて、自由に過ごせる時間が非常に限られている状況にありませんか。

 

オリンピックに出場するようなアスリートでさえも、1日に集中できるのはせいぜい3〜5時間とされる中、寝る時間以外仕事のような、長時間労働では生産性も上がらず、嫌気が差してくることは簡単に想像できます。

 

仕事のし過ぎでやる気がなくなっている人もたくさんいます。

 

2. プライベートで楽しみを持っていない

  • 趣味がない
  • 恋人がいない
  • 気軽に遊べる友人がいない

 

仕事終わりはいつも真っ直ぐ家に帰宅して、休日は基本的に引きこもり。たまに買い物や食事に出かけるくらい。

 

といった行動パターンだと、心がリフレッシュされて、頭がリセットされることが少ないために、

 

ふと仕事や人間関係の嫌なことを思い出してしまうことも多く、慢性的にやる気が出ない状態になっていることもあります。

 

3. ネガティブになっている

失敗してしまった、もう取り返せない
こんな仕事をやっていても出世できない
自分の頑張りを周りは正当に評価してくれない

 

実際は思い込みによる被害妄想だった、ということもありますが、失敗や上司からの叱責などによってネガティブ状態になり、やる気が出ないこともめずらしくありません。

 

4. 将来どうなりたいのか、人生のミッションが見えていない

  • 自分は将来的にどうなりたいのか?
  • 今の仕事は本当にやりたいことなのだろうか?
  • 残り20〜30年ある社会人生活、このままでいいのか?

 

人生の目標、目的、ゴール、ミッションなど、さまざまな表現がありますが、漠然と日々を過ごしていて不安になり、今現在に集中できなくなっている状態です。

 

「やりたいことがない」という人が多い今、ここが1番人口が多いかもしれません。

 

仕事のやる気を出す12個の方法

仕事のやる気を出す方法を12個紹介します。

1. 仕事の進め方を変えてみる

仕事が効率よく、自分のペースでミスなく進捗していると、やる気アップに影響します。

 

  • 簡単ですぐに終わるタスクから順番にこなす
  • 1番集中力を使いそうなタスクからこなす

 

など、人それぞれ自分に合った進め方があると思います。

 

「今日は何しないといけないんだっけ?」といちいち考えて、思いつくことから片付けるのではなく、今日やるべきこと、明日でも良いことを仕事開始前に整理して、優先順位を付けて仕事に取り掛かりましょう。

定時間際に「あれもやらないといけなかったんだ!」と急に思い出して、バタバタするようなタスク忘れも防げます。

 

また、特に決まったルールはないけど、なんとなく教わった通りにやっているだけの作業や、もっと効率化できる作業があれば、自分にとってやりやすいやり方にアレンジしてしまいましょう

2. ルーティーン、習慣を作る

1回1回やることに気合いを入れるのではなく、この時間はこれをやると決めて習慣化できると、朝歯磨きをするように、やる気に関係なく自然とできるようになっていきます。

 

個人的におすすめなのは、

「メールは8時、12時、16時の1日3回確認する(時間は何時でもOKです)」

のようなルールを作ること。

 

メールのポップアップを見ただけで人の集中力は途切れてしまいますし、いちいちメールを確認して作業をするのはかなり非効率で、仕事がスムーズに進まない原因となります。

 

メールを確認するけど、返信は後回しにすることが多い人は特に、こういったルール、習慣作りをおすすめします。

3. 仕事の目的を確認する

「仕事の意義や目的がわかっていない」ことが、仕事のやる気が出ない原因の1つと紹介しました。

 

あなたはイソップ寓話の3人のレンガ職人の話をご存じでしょうか。

 

3人のレンガ職人に「何をしているんですか?」と尋ねたときの返答から、仕事の捉え方がわかるという話です。

 

1人目は「レンガを積んでいるだけ(目的はない)
2人目は「壁を造っている。お金が良いからね(家族のために働いている)
3人目は「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている(社会に貢献したい)

1人目が最もモチベーションが低く、3人目が最もモチベーション高く仕事に取り組んでいるのは明らかですよね。

 

違いはなんでしょうか?

 

「これを続けて何になるんだ?退屈だなぁ」と思いながら働いているか、「これが完成したらすごい未来が待っているぞ〜!」と思いながら働いているか。

 

レンガを積むという作業自体は同じなのに、目的だけでここまでやる気が違うわけです。

学校の勉強でも、テストで良い点が取りたい!進学したい学校がある!と、勉強の目的が明確にある人は勉強し、目的がない人はなんのために勉強するの?と言って、勉強しないのと似たようなものですね。

 

目的を理解することは原動力になります

4. とりあえず行動する

行動すれば自然とやる気がついてくるという見方もあります。

 

スポーツジムでの筋トレは良い例で、やる気が出ないのは”行く前”の話で、行ってしまえばいつも通りのメニューをこなせるもの。

 

めんどくさくて後回しにしているタスクや、来月からやろうと思って放置しているようなことは、やってみると意外と順調に進むこともあります。

 

きちんと計画することも大切ですが、不確定要素がある状態からスタートしてしまうのも1つの方法です。

 

5. 生活習慣の改善

  • デスクワークで座ってばかりの生活
  • 普段ほとんど日光を浴びることがない
  • 慢性的な睡眠不足になっている

 

身体のコンディションが悪くては、一時的にやる気が出ることはあっても、やる気のある状態を継続することは難しいでしょう。

 

適度な運動、バランスの良い食事、適度な睡眠といった、健康を語る上で誰しも理解していることを愚直に実践することが結局大切です

 

また、カロリンスカ医科大学の研究結果では、

「日光を浴びない生活は、タバコを吸っているのと同じくらい体に悪影響がある」

とされています。

 

外に出て散歩したり、偏った食生活を改善したり、簡単にできることからで良いので、生活を見直してみましょう。

 

6. 気分が上がることをする


人間気分が良いとポジティブになって、仕事のやる気も上がります。

 

個人的に仕事のやる気を上げるという点では、「お気に入りのスーツを着る」など、服装に気合いを入れることがおすすめです。

 

気に入った素材やデザインのもので、ピシッとアイロンがけをしたシャツを着て、しっかり磨かれた靴を履けば、それだけでなぜか自然とモチベーションが上がり、やる気が出てきます。

 

また、お気に入りのスーツを着ると、自然と姿勢にも気を配るようになりますが、背筋を伸ばすことは集中力アップにも効果的とされています。

7. できない仕事は断る

「マルチタスクにならないようにする」という意味です。

 

仕事ができると思われたい
ライバルに差をつけたい
依頼されたことに応えたい

といった想いから、ほかに仕事を抱えているにも関わらず、終電まで残業してでも依頼された仕事はなんでも引き受けるスタンスの人もいますが、それはやめましょう。

 

  • 生活リズムが狂って、体を壊す可能性がある
  • マルチタスクは生産性が悪い
  • 上手に断れることこそ日本人に必要なスキル

 

だからです。

 

仕事ができると思われたいのであれば、あれもこれも仕事を引き受けるのではなく、自分が好きで得意な領域の仕事を重点的にこなすことが最善です。

 

もちろん手が空いていて対応できるなら話は別ですが、今引き受けるのは厳しいと思う瞬間にあれば、断りましょう。

 

これ急ぎなんだけど頼めるかな?

 

(今ちょっと厳しいな...)なんとかやってみます。
わかりました。今対応しなければならないものがあるので、明日からの着手になり、明後日には完了できると思いますがよろしいですか?

 

断るにはハッキリ「NO」と言う必要があると思われるかもしれませんが、現状を正直に伝えればいいだけです。

 

頼むべきタイミングではないことが納得できれば、怒られることはありません。

 

8. 自分じゃなくてもできる仕事は人に任せる


雑務を他人に押し付けるという意味ではありません。

 

自分がいつでもやりたい仕事ができるよう、余白を作る意識を持とうという意味です。

 

「本当は誰でもできる自分しかできない仕事」を持ちたがり、手放さない人もいますが、マンネリ化してやる気がなくなる原因にもなります。

 

次のステップにいつでも進めるよう、まずは自分の容量を空けることから始めましょう。

9. 瞑想をする


最近では「マインドフルネス」というワードをよく見かけるようになりましたが、その意味をご存じでしょうか。

 

カンタンに言うと「瞑想をして、今に集中しよう」ということです。

 

え?瞑想...?

と思われる方もいるかもしれませんが、瞑想をして今に集中することによって、やる気の低下を防ぐどころか、幸福感を高めることができます

 

2017年にハーバード大学が行った調査結果から、人は起きてる時間の46.9%もの時間を「今」ではなく、過去や未来を考えていることがわかっています。

 

そして、過去や未来を考えている時間に比例して、幸福感が減少することもわかっています。

 

無意識にふと、昨日のミスや将来への不安、誰かへのイライラが頭を支配しているときってありませんか?

 

昨日のミス最悪だったな。本当に恥ずかしい思いをした...
将来結婚できるのかな?貯金は大丈夫かな?出世できるかな?
昨日のAの発言は本当に気に食わなかった!

といったことです。こんな思いが頭を支配しているときって、幸せではありませんよね。

 

考えても仕方がないことに時間を使うのをやめて、今、この瞬間に集中することができれば、不毛にやる気を失うことはありません

 

10リトリートする

リトリートもマインドフルネス同様、最近よく見かけるワードになってきました。

 

リトリートには「隠居」といった意味があり、普段の生活環境から離れて、自分の時間を過ごすことです。

都会の喧騒から離れ、スマホの電源を切り、SNSやネガティブな情報からも離れ、仕事のことも考えない、読書やヨガ、瞑想をしながら、ただただゆったりした時間を過ごすようなイメージです。

 

これで仕事のやる気が出るの?

と思う方もいるでしょう。モヤモヤ溜まっているものを1度リセットするだけで、結構モチベーションは変わるものです。

 

イライラしていたことやクヨクヨ悩んでいたことが、小さなことだったと気付き、「そんなこと忘れよう!」と前向きになれるイメージです。

 

にわかに信じがたいかもしれませんが、手軽にできるのでおすすめです。

11仕事以外で楽しみを見つける

  • 恋人ができた
  • 新たな趣味ができた
  • 副業が順調

 

など、人生が充実していると、自然と仕事のやる気にもつながることってありますよね。

 

仕事以外で楽しみを見つけて、そのモチベーションを仕事に持っていくという発想も効果的です。

 

現在モチベーションが上がることが特にない方は、自己投資して、さまざまな経験や学びを得ることをおすすめします。

 

12. 仕事や働き方を変えてみる

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仕事のやる気を出すには行動あるのみ

仕事のやる気が出ない原因もその対処法も、意外とシンプルなものばかりでしたね。

 

やる気が出ない状態が続くと深刻に考えてしまうこともあると思いますが、行動すればすぐにでも改善する可能性もありますので、ぜひ試しやすいところから実践してみてください。

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