【判断力・決断力がある】と聞くと、リーダーや経営者、成功してる人など、いわゆる”デキる”に備わっているスキルというイメージがあるかと思います。
と思ったことがある人もいるでしょう。
その度に、こう思うことはありませんか?
判断力・決断力を上げる方法って、お金の稼ぎ方みたいなもので、親も学校も教えてくれません。
みんな同じスタート地点だったはずなのに、同じような環境で育ったはずなのに、一体何が影響したんだろう?
その謎を解き明かすキーワードは、「失敗、後悔、勇気」の3つ。
そこで今回は、上記の3つのポイントを踏まえつつ、判断力や決断力を上げる方法を解説していきます。
目次
そもそも判断力・決断力とは?
本題に入る前に、あなたは「判断」と「決断」の違いを説明できますか?
判断とは、「物事を理解して、考えを決めること。」
決断とは、「きっぱりと心を決めること。」
と辞書では定義されています。
僕の理解では、判断は「過去、すでに起こったこと」をベースにするもので、決断は「未来、これからのこと」に対してするもの。
例えば新商品開発というシチュエーションで考えると、過去自社で人気の商品と今市場で人気の商品から、このあたりに絞って開発しようと意思決定するのは「判断」。
その判断を基に、A・B・Cという商品を試作。予算的に1つしか出せないが、社内人気はどれも高く、甲乙つけがたい。そこから選ぶのは「決断」。
どこに絞って何を開発するか決定(判断)するのは課長や部長。最終的な決定(決断)は社長。という感じですね。
リーダーには判断力も決断力も必要ですが、役職が上がるにつれてより決断力が必要になると言えるでしょう。
日本人は判断や決断が苦手?
「世界一不安を感じやすい民族」とも言われる日本人は、判断力や決断力が低い人種です。
日本人が不安を感じやすいことは遺伝子的にも解明されており、欧米人の約2倍、アフリカの人々と比べると3倍以上も不安を感じやすいことがわかっています。
「失敗したくない。後悔したくない。」という気持ちから悩み続け、決定を先延ばしにする傾向の人が多くいます。
挑戦してみたいなと思っても、「お金がなくなるのが不安」「笑われたくない」「周りから反対されそう」と感じ、結局は何もせずに終わるのです。
私たち日本人にとって、判断力や決断力を高めることは1つの大きな強みとなります。
判断力・決断力がない人の特徴
判断力や決断力がない人の特徴は以下の通りです。
- やることを後回しにしがち、切羽詰まらないとやらない
- ネットやSNSから情報を信じすぎている
- 「どこでもいい」「なんでもいい」が口癖
- 他人の言動が気になって仕方ない
上記のような人は自分だけでなく、周りにも多いかと思います。判断力や決断力を持つメリットは大きいです。
判断力・決断力があるメリットとデメリット
判断力・決断力があるメリットとデメリットを紹介します。
判断力・決断力があるメリット
・チャンスを逃さない
・時間の無駄がない
・先行者利益が得られる
・自信がつく
・新たな発見を得られる(失敗したとしても)
判断力・決断力があるデメリット
・チャンスを逃しやすい
・時間の無駄が多い
・自信がつかない
・新たな発見を得られない
このように判断力がないと、人生を損してしまうことが多いです。
判断力・決断力を鍛える16の方法
それでは、判断力・決断力を上げる16の方法を順番に紹介していきます。
1.小さな決断を積み重ねる
小さな決断を積み重ねることで、悩みやすい体質が改善されます。簡単なものから始めてみましょう。
- ビーフカレーにするかポークカレーにするか
- 仕事終わりに30分運動をするかしないか
- 好きな人に声をかけるかかけないか
些細なことでかまいません。多くの人は、些細な決断を人にゆだねてしまうことがあります。
「運動した方がいいよね?」「好きな人に声をかけてもいいかな?」と決断する機会を逃していませんか?
まずは自分自身で決めることを習慣化してみてください。すると徐々に決断力がつきます。
2.決定する回数を減らす
決定をする回数を減らすことにより、大切な決定がスパッとできるようになります。
フェイスブックのCEOマークザッカーバーグ氏やAppleのスティーブ・ジョブズが、同じ服装を続けているのは「意思決定することを減らしたいから」です。
意思決定を減らしたい理由は、脳のエネルギーを節約するため。
人は毎日70回以上の意思決定をしています。トイレに行ったり朝ごはんを食べたり、テレビのスイッチを入れたりするもの意思決定です。その回数を減らすことができれば、重要な決断に力を振ることができます。
同じ服装が難しいという人は、平日の朝ごはんを固定したり、電車で立つ位置を決めておいたりするだけでも、効果があります。
また悩まないために、自分の中でのルールを設けておくのもひとつの手です。
例えば、いつも使っている定価500円のシャンプーがタイムセールで350円になっているとします。でも、まだ十分残ってるから今すぐ買う必要はない時、あなたは購入しますか?
僕なら迷わず買います。単純明快に、「消耗品は安くなってるのを見つけたら買う」とルールを定めているからです。
購入するかしないか迷うことが少なくなるので、脳が疲れることもありません。
3.優先順位を決める
優先順位を決めることで、決断するスピードが上がります。
例えば引越し。賃貸の家を決める時、場所、家賃、広さ、設備、周辺環境など、さまざまな要素を加味して決めるわけですが、優先順位が決まってる人と決まってない人では、決断のスピードが全然違います。
まずは紙に優先順位を書いて視覚化をし、頭を整理してみましょう。
あなたは「ジャムの法則」をご存じでしょうか?
これはジャムを24種類並べて販売した時と6種類並べて販売した時に、売上げにどのような差が出るかを検証したものです。
結果は、24種類の方が人は集まったが、購入した割合は6種類の方が多かったのです。
この実験結果でも示されていますが、人は選択肢が増えれば増えるほど、判断力が鈍り、選択しなくなります。
心理学の世界では、選択のパラドックス(人は選択肢が増えると、不幸を感じやすくなる)として知られ、決定ができずに不幸になってしまうとされています。
優先順位を明確にして、悩む時間を減らしてみてください。
4.曖昧な決定をしない
「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざの通り、中途半端な決定は後悔を引き寄せます。
引越しの話に戻りますが、優先順位を決めずに、家賃や広さ、駅までの距離を平均値で決めてしまうと、物件の全てに満足ができず、不満を感じながら生活をすることになります。
それなら家賃は高いけど駅近の物件、狭い物件だけど家賃が格安など、どちらかに振れていた方が後悔はしないでしょう。
曖昧な決定はせず、キッパリと決めることも大切です。
5.決定するタイミングを見極める
目覚めスッキリの午前中と、仕事でクタクタになって帰宅した夜と、どちらが判断力・決断力があるでしょう?
頭がスッキリしている時に重要な決定をした方が良い結果が得られるでしょう。
実際に人間は1日あたり35,000回以上も決断をすると言われています。時間が進むほど精神的に疲れ、夜になると判断力が鈍ります。
フロリダ州立大学の社会心理学教授、ロイ・バウマイスター氏の研究でも「人間の全ての決断はウィルパワー(意志の力)を使う」という結果が出ています。だからこそ大事な決断は、朝の時間帯にしなければなりません。
疲れた時に決断をしてしまうと、時間がかかったり、誤った判断をしてしまったりするでしょう。
6.キリがよい時に始めるのはNG
物事をキリがよい時に始めようとしても上手くいきません。
- 9時になったら風呂に入ろう→面白そうなテレビが始まって、明日の朝に入ることにした
- 来週からジムに行こう→未だに行ってない
- 今の仕事が落ち着いたら勉強を始めよう→別の仕事で忙しくなって何もしてない
こんな経験ありませんか?
判断力・決断力で大事なのは、決めたらすぐに行動に移すこと。行動するまで含めて1セットです。
人のモチベーションは思い立ってから48時間がピークとされています。
つまり、意思決定した時に近ければ近いほど行動できる可能性が高いんです。
だから決めたらなるべくすぐ行動に移す!思い立ったが吉日です。
「決定して実行する」ができないと、この決定を定期的に繰り返すだけで、時間の無駄になってしまいます。
7.自分に投資する
自分に投資することで、経験値が上がり、決断力や判断力もついてきます。
投資と聞くと高額なものを購入するイメージがあるかと思いますが、小さなことでも問題ありません。
- 毎週本を買う
- 少しいいシャンプーを買ってみる
- 毎週新しいカフェに行ってみる
など、すぐにできることから始めてみてください。
株式会社レボがテレワークをしている20〜40代男女を対象に「自由な時間とその使い方」に関する調査をしたところ、テレワークで時間が増えて自己投資をするようになった人の割合は23.7%という結果に。コロナの影響で時間が増え、自己投資をする人が増加傾向にあります。
「判断力・決断力は経験値に比例して上がる」ので、自己投資の機会を設けてみましょう。
8.お金と時間のバランスを考える
お金だけで価値を考えず、時間とのバランスを意識しましょう。
例えば、航空券を予約する際、以下のようなケースがよくあります。
A:直行便で片道8時間、費用8万円
B:乗り継ぎ便で片道16時間、費用5万円
あなたならどちらを選びますか?
僕は迷わずAを選択します。「8時間の差で3万円違うならBでしょ!」と思う気持ちもわかりますが、細かいことをいうと、乗り継ぎの手間もありますし、乗り継ぎが入る分遅延する確率も上がり、到着時刻の選択肢も少ない。
さらに、フライトは座ってるだけと言えど、片道8時間程度になってくると、到着した時には結構疲労感があるもの。8時間なら到着してまだ動く気になりますが、16時間の後はホテルで休憩しないとシンドイと感じる人が多いと思います。
そう考えると、現地で使える時間にも差が出てしまいます。数字では見えない差があるんです。
「安く行けて良かったけど、すごい疲れたからしばらく旅行はいいや」と思うか、「すごいお金使っちゃったけど、本当に楽しかった。また行きたい!」と思うか、全然違いますよね。
今目に見えている情報だけでなく、未来を想像して考えると、よりよい決定ができるでしょう。
9.成功事例を真似してみる
成功事例を真似することも大切です。
例えば、
- 経営者の習慣を取り入れてみる
- 決断力がある友人の真似をしてみる
このように真似をしてみると、考え方が変わり、決断力だけでなく行動力もついてきます。
「学ぶ(まなぶ)」は「真似る(まねる)」と同じ語源であると言われるように、何かを身につけたい時は、真似る行為が大切です。
10.先入観や思い込みをなくす
強い先入観や思い込みは、判断力・決断力を鈍らせる原因になりかねません。
- 30歳を超えてからの留学は遅い
- 頭の良い人しか起業できない
- 才能がある人しか成功できない
このような思い込みがあると、チャレンジする気持ちを失ってしまいます。
逆に先入観や思い込みを無くすと、どんなことにも挑戦できるようになるでしょう。
ケンタッキーの創業者であるカーネルサンダースは65歳で起業し、フランチャイズを1009回断られた経験があります。
「65歳で起業は遅すぎる」と思い込む人であれば、挑戦することを決定できないでしょう。
しかしカーネルサンダースは、思い込みや先入観に囚われることなく、挑戦を続け、成功をしたのです。
11.他人と比較しない
- 収入
- 友達の数
- 住んでいる家
自分の判断ではなく、他人の基準で仕事を選んだり家を決めたりしていては、自分で決定する力が育ちません。
アメリカのヒューストン大学の研究では、「他人と比べがちな人はうつ症状がみられる」という結果が分かっています。主にSNSなどで友達の投稿と自分を比べ、孤独感や寂しさを感じてしまう人が多いようです。
他人と比較するのをやめ、自分の意思で決定できる環境を作ってみてください。影響されやすい人は、SNSを遮断しましょう。
12.客観的に考えてみる
客観的に考えることで、素早い決断ができるようになります。
何かに悩んでいる時、自分の頭では解決できないことがありますよね。
しかし「その悩みを友達から相談されたとすれば、自分はどんな回答をするだろう?」と考えてみてください。
他人の悩みならスパッと意見が出てきませんか?
自分を客観的に見ることにより、思わぬ解決策が浮かぶものです。この方法を実践すれば、難しい問題でも決断ができるようになるでしょう。
13.判断力・決断力がある人と行動を共にする
判断力や決断力がある人と行動を共にすることで、自分も決定できる人間になれます。
人の脳には「ミラーニューロン」と呼ばれる神経細胞があり、人は知らず知らずの間に、誰かの言動や行動に引っ張られる傾向があると言われています。
例えば、野球の強豪校で3年過ごすのと、弱将校で3年過ごすのでは、野球の上達レベルが違いますよね。
同じように、判断力や決断力がある人と一緒にいると、引っ張られて決定ができるようになってくるんです。
「この人判断力・決断力に優れてるな。」
と思う人を見つけたら、行動を共にし、観察しましょう。きっと何かヒントが見つかるはずです。
14.成功体験にしがみつかない
成功者を真似るという話をしましたが、ずっと成功体験にしがみついてしまうと決断力が鈍ります。
野球やテニスなどスポーツ選手を見ていると、トレーニング方法や打つフォーム、投げるフォームを状態や年齢に応じて変更していることに気がつくと思います。
そのフォームで成功したプロの人たちが、今までのやり方や考え方をパッと捨てて、違うスタンスを取り入れる。そして、また結果を出すということは珍しくありません。
自分の中での成功体験に固執し過ぎず、時にバッサリ捨てる勇気を持つことも重要です。
15.一人旅をする
一人旅は、判断力や決断力を上げるトレーニングになります。
なぜなら、旅をすると判断と決断の連続が待ってるからです。
仮に海外に行ったとしたら、
- 電車のチケットはどうやって買うのだろう?
- バス乗り場が分からない
- これは食べても大丈夫なのか?
など判断をする機会が多くなります。いやでも判断をしないといけなくなるので、自然と判断力や決断力がつくでしょう。
16.仕事や働き方を変える
・自分の裁量で働ける職場に転職する
・副業で自分の裁量で働く
・フリーランスになって、仕事やスケジュールをすべて自分で決める
人生の大半を費やす仕事の時間を、自分の裁量で行動を決められる環境に身を置くことは、判断力・決断力を鍛えるのに最適です。
「フリーランスになるほどのスキルはない...」このように思われる方もいるかと思いますが、これからの時代、個人の裁量で働けるスキルを持つことは大きな強みとなります。
私たちは起業やフリーランスに必要なスキルを無料で身に付けられる、オープンイノベーション大学という学校を運営しています。
用意しているコンテンツは全て無料でLINE上で学び放題。あなたのペースで学習を進められます。
どんな職業が向いているのか診断もできますので、ぜひLINE登録(無料)して学習を始めてみてくださいね。
正しい決断をするためにはどうする?
正しい決断をするためのコツを紹介します。
重要な決定は午前中にする
人は些細なこと含め、1日70回以上も決定をしていることをご存じでしょうか?
- 今日はどの洋服を着るか
- 食器をいつ洗うか
- 朝食は何にするか
- 飲みに行くか行かないか
などなど、些細なことを含め決定の連続です。
そして人間は決定をする度に、脳が疲労していきます。そのため、重要な決定はなるべく早めにしておきましょう。
経験値をためる
判断力・決断力は、自分の経験値に大きく関わります。
要するに慣れない事柄に関しては、上手な判断が下せないということです。
例えば、主婦の人はスーパーの安い肉を選ぶのが得意だと思います。しかし高級な食材を選ぶことは不得意です。なぜなら高級な食材を選んだ経験が少ないから。
そのため、何か決断をする時は、同じような経験を積んでからの方がいいでしょう。
- 野球とサッカーどっちがいいだろう?→両方やってみてから決める
- 彼女へのプレゼントは指輪と花束どっちがいい?→女性に聞いてみるor両方あげて感想を聞いてみる
悩むよりも、やってみた方が早いでしょう。
決断することで悩みが減った体験談
「やって後悔したとしても、それは徐々に小さくなっていくが、やらなかった後悔はずっと同じ大きさで残り続ける。」
という言葉がありますが、僕は身をもって体験しています。
僕は27歳の時に会社を辞めて、留学生活をスタートし、今のような放浪生活に行きつきました。
もしあの時決断できていなければ、きっと今も「海外で暮らすってどうなんだろうな~?」と定期的に考えていたと思います。
僕は20歳の時に海外生活に興味を持って、でも当時はお金もなく、「就職してから行けばいいか」と感じ、行動に移せませんでした。
27歳の時に行動できたので良かったですが、もし仮に結婚して子どもが産まれて、海外に行く選択ができなくなっていたら、
「海外で暮らすってどうなんだろうな~?」と思う日々が続いていたと思います。
この経験から、「後悔するくらいなら失敗してもやろう」という考え方になりました。
やらなかった後悔が1番引きずる
数年前に日本でも話題となった「死ぬ瞬間の5つの後悔」という本をご存じでしょうか?
長年介護の仕事に携わったオーストラリア人女性ブロニー・ウェアさんの著書で、人は最期にどのようなことを口にするかを紹介しています。
- 自分に正直な人生を生きればよかった
- 働きすぎなければよかった
- 思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
- 友人と連絡を取り続ければよかった
- 幸せを諦めなければよかった
どれももっと〇〇すればよかった。という後悔です。
1の「自分に正直な人生を生きればよかった」がすべてだとは思いますが、誰かの意見を尊重しすぎたり、世間体を気にしたりするあまり、自分らしさを欠いてしまったという想いが伝わってきます。
「自分の思いに従った結果、失敗したとしても後悔するよりはマシだよ。」
そう言われてるような気がしました。
とすると、判断・決断の基準は、「失敗しない」よりも「後悔しない」という基準で選ぶことが重要ですね。
ここまでご紹介したポイントを一旦整理すると、
- 判断力・決断力があることは大きなスキルになる
- 判断・決断の結果は、行動した”未来”にわかる
- 時間をかければより良い判断・決断ができるわけではない
- 判断力・決断力は経験値に比例して上がる
- 早く判断・決断できることで、経験・お金・時間を得する
これからの時代を生き抜くために判断力・決断力を鍛えよう
判断力や決断力を上げることにより、これからの時代を生きやすくなります。
僕は今、働く場所と時間にとらわれない仕事をしながら、海外で生活をしています。
これは現地で働く選択を、フリーランスのリモートワークという働き方に切り替えたからです。
しかし海外を放浪していることもあり、30歳を超えたあたりから、「自由でいいね」と言われる機会が増えました。
でも僕にはすごく違和感があります。
会社で働くこと、結婚すること、あなたが自由に決めたんじゃないの?と思うからです。
僕の親世代が僕と同じ歳の時(約30年前)は、スマホなんかありませんし、今のように常時インターネットで繋がった世界ではありません。
だから、「やれることが多くていいね」と言われるのは納得できます。
でも今はどうでしょう?
30歳を超えた僕が、今からプロ野球選手になりたいというのはちょっと無謀ですが、ユーチューバー、インスタグラマーになろう!と思えば、今日からでも無料で挑戦できます。
一昔前と比べると明らかに選択肢が増え、自由度が増しているんです。
貧しい国に行ったこともありますが、どこで何を食べるか、どこに住むか、何着るか、休日どこ行くか、それすらも選択できない人もいます。
しかし日本人は会社や結婚、服装、物件、全て自分で決められる”自由な選択肢”を持っていますよね。
例えば大学を卒業したら就職する、というのは一般的なことですが、新卒採用は世界のスタンダードではありません。
年功序列や終身雇用も日本独特の文化であり、つまり、日本の常識は世界に数ある考え方のひとつでしかないのです。
これからの時代は変化が大きく、チャンスがまわってくることがあるでしょう。
そのため、新たなことに挑戦する機会を増やして、判断力・決断力を上げる努力をしてみてください。
失敗は悪いことではない!経験は無駄にならない!
僕が会社員時代、大企業のお偉いさんと一緒に働く機会があって、こんなことを言われました。
「失敗を失敗と思うかは考え方次第。」
「今やってることを無駄と思うかは考え方次第。」
実際に失敗をしたとしても、「やったからわかったことだ」「自分はそれに向いてないことが分かった」と気づけたなら、それは失敗ではないかもしれません。
そのため判断力・決断力がある人は、人よりも多く挑戦して、何回も失敗してします。そして失敗から学び成功をおさめるのです。
まとめ:判断力・決断力は鍛えられる能力
判断力や決断力が身に付くことで、人生をより良いものにできることが分かったかと思います。
他人と比較をして決定することはやめ、自分の頭で考えることを習慣化させてみてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事は、起業家やフリーランスの新しい生き方を支援する「オープンイノベーション大学」が提供しています。
オープンイノベーション大学とは、Webデザインやプログラミング、動画制作など、フリーで働けるさまざまなスキルが学べる学校で、総計24万6千人の方が学んできました。
私たちの強みは、
- オンラインで自宅学習が可能(海外在住でもOK)
- 各業界の”現役で活躍する講師”から実践的なノウハウが学べる
- 専門スキル以外、マーケティングや集客スキルもしっかり学べる
- 横のつながりがあるので、仲間が増える
異業種・未経験で学習を始めた初心者の方が、学習後に現場で即戦力として活躍できる、スキルやノウハウが学べるカリキュラムに定評があります。
学習後に働けるのはもちろんのこと、学習段階で案件を受注して収入を上げる人も多数。
- 転職、独立のためのスキルが欲しい会社員の方
- 隙間時間で副業がしたい個人事業主、主婦、定年を迎えた方
といった、老若男女問わず、幅広い受講生の方々にご参加いただいています。
もしあなたが、
- 働き方や生き方を変えたい!
- 新たなスキルが欲しい!
- 収入の柱を増やしたい!
と思っていたら、ぜひLINE登録(無料)していただき、私たちが発信する情報をチェックしてみてください。
「何か行動したいけど、なにをすればいいのかわからない...」という方には、適性診断(無料)もご用意しています。
LINE登録後、3分程度で回答できる内容ですので、ぜひ試してみてくださいね。きっとこれまで知らなかった自分に気が付くヒントになると思います。
・菅原洋平著:すぐやる!「行動力」を高める”科学的な”方法・古関尚紀著:「即決断」する人は、なぜ成功するのか?
・千田琢哉著:「すぐやる」力で差をつけろ
・Daigo著:後悔しない「超選択術」
・岸見一郎著:嫌われる勇気