あなたは「ニューノーマル」という言葉をご存知ですか?
こんな方も多いのではないでしょうか。
ニューノーマルは、新型コロナウイルスのパンデミック発生後の現代、ポストコロナ社会を生きる上で知っておきたい言葉です。
そこで今回は、ニューノーマルの意味や今後の社会変化について解説します。
目次
ニューノーマルの意味とは?
ニューノーマルとは、「New(新しい)」と「Normal(通常の、平常の)」を掛け合わせた造語で、「新しい日常」を意味しています。
2000年代初頭にアメリカで生まれた言葉とされており、リーマン・ショック(2008年)の時にも使われていました。
近年では、新型コロナウイルスのパンデミックによって変化した、新しい生活様式や働き方を表す言葉として用いられています。
「新しい日常」という表現は、コロナ発生前の日常には戻らないことを示唆しています。
また、否応なく変化する社会に対応できなければ、時代に取り残されてしまうというニュアンスも含まれています。
ニューノーマル時代はこれまでとどう変わる?
ニューノーマル時代は、これまでとどう変わるのでしょうか?
テレワークが当たり前になる
コロナウイルスの流行がきっかけで、日本でもテレワーク導入が急速に進みました。
東京のコロナ以前のテレワーク実施率は20%程度でしたが、2022年1月の実施率は57.3%と倍以上に増えています。
※引用:東京都「テレワーク実施率調査結果」
やや減少傾向にも見えますが、従業員数が300人以上の大企業でみると、テレワーク実施率は78.3%、今後実施予定とする企業を含めると、90%にも上ります。
最近ではオフィスを持たず、社員全員テレワークという企業もありますからね。
今後出社しない働き方は当たり前になるでしょう。
オンラインでのやりとりが増える
テレワークが増えれば、必然的にオンラインでのやりとりが増えます。
- オンライン会議
- オンライン商談
- オンライン内見
- オンライン授業
- オンラインセミナー
など、あらゆることがオンライン化されていますよね。
物件の内見は直接するのが当たり前でしたが、今ではパソコンやスマホで映像を見たり、担当者とビデオ通話で相談したり、契約までオンラインで済むところもあります。
コロナによる外出自粛や接触頻度を減らす対策として普及した取り組みですが、上京する際の物件選びのような、遠方に住む人向けサービスとして機能し続けるでしょう。
DX推進がより活発になる
DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、簡単にいうと、fa-arrow-circle-rightテクノロジーをビジネスや生活に有効活用することです。
DXの事例には以下のようなものがあります。
- ドローンでの荷物配達
- ロボットが品出しを行う無人コンビニ
- バーチャルメイクでお試しできる化粧品
まだ普及範囲が限られているので身近にはないかもしれませんが、上記は日本国内ですでに実用化されている事例です。
ロボットやAIの活躍の場が増えていることがわかります。
生活様式が変化する
コロナ以降のわかりやすい生活様式の変化には、マスク着用義務やソーシャルディスタンスが挙げられます。
大人数で集まる機会がめっきり減った人も多いのではないでしょうか。
テレワークがより普及すると同時に、完全テレワーク可能な企業が増えれば、勤務地を気にせず住まい選びができたり、会社の飲み会文化がなくなったりするかもしれません。
キャリア観が変化する
コロナ以降キャリア観が変化し、職業や働き方を変えた人は少なくありません。
安泰だと思っていた会社や仕事がなくなることを経験した人では、今後ひとつの会社や仕事に依存しないよう、パラレルキャリアの形成を始めている人もいます。
副業や週末起業など、活動の場を広げる人は増えていくでしょう。
ニューノーマル時代に高めておきたい5つのスキル
次に、ニューノーマル時代に高めておきたいスキルを紹介します。
1. パソコンスキル
パソコンスキルの有無で、やれることの幅は大きく変わります。
パソコンスキルがあれば在宅ワークができますし、リアル開催している教室をオンライン化したり、実店舗で販売している商品をECサイトで販売したりすることも叶います。
スマホで代用できる部分もありますが、まだまだパソコン優位な領域が多いのが現状です。
ちなみに、上記を実現するのに高度なパソコンスキルは不要です。
なぜなら、スムーズな文字入力や、必要な情報を収集する能力があれば、大抵なんとかなるからです。
まずはパソコンに日々触れて、苦手意識をなくすことを目標にするといいでしょう。
2. 自己分析能力
これからは新卒正社員で入社し、週5日出社して、定年まで勤め上げることが普通の時代ではありません。
選択肢が多く自由度が高い現代では、ひとつの枠組みにとらわれず、自分の人生をカスタマイズする力が求められます。
そこで欠かせないのが、自己分析能力です。
- 自分は何がやりたくて、将来どうなりたいのか?
- そのために今学ぶべきことは何か?
自分のことが理解できていて、常に変化し続けられていれば、変化の時代に十分対応可能です。
3. テキストでのコミュニケーション能力
テレワークになると、チャットによるテキストコミュニケーションが増えます。
例えば質問がある時、対面でのやりとりなら画面や資料を見せながら説明がしやすく、多少言葉足らずでも伝わります。
一方テキストの場合、きちんと順序立てて説明をしなければ伝わりません。
文章で伝えることが苦手な人は、対面なら5分で解決する話に30分かかってしまうことも。
また、表情や声のトーンで伝え方を調整することができないため、冷たいととらえられてしまい、微妙に気まずくなることもあります。
オンライン業務を無駄なく円滑に進めるには、テキストコミュニケーション能力が欠かせません。
4. 自己管理能力
自己管理能力とは、体調やモチベーション、スケジュール管理など、自分自身の管理、コントロールをする力のことです。
テレワークに向いてる人=自己管理能力がある人と言っても過言ではありません。
なぜなら中には、自宅だとオンオフのメリハリがつけられず、ついダラダラしてしまい、テレワークになった途端進捗が悪くなってしまう人もいるからです。
テレワークでいつも通りの成果を出すには、自己管理が必要不可欠です。
5. 問題解決能力
職場では何かわからないことがあった時、隣の人に気軽に確認ができますが、テレワーク中はそうもいきません。
自分で思考したり調べたりして、問題を自己解決できる能力も求められます。
また、質問力を高めることも、スムーズな問題解決に役立ちます。
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まとめ
今回はニューノーマルの意味や今後の社会変化について解説しました。
社会がいつどのように変わるのか、具体的なことはわかりませんが、変わっていくのは確かです。
不測の事態に対応できるよう、日々少しずつ準備をしておきましょう。
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