ここ数年「フリーランス〇〇」という言葉を聞きませんか。
例えば「フリーランスエンジニア」や「フリーランスデザイナー」などを思い浮かべる方が多いでしょう。
あまり知られていませんが、フリーランスになれる職業は数多く存在します。その中の1つである「フリーランス人事」の仕事を今回ご紹介いたします。
- 今の働き方を変えたい方
- プライベートの時間を大切にしたい方
- 事情があって在宅で仕事をしたい方
- 未経験だけど人事の仕事に挑戦したい方
- フリーランスの働き方に興味がある方
このような方は、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
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目次
フリーランスに人事採用の仕事はある?
あまり知られていないかもしれませんが、実は「フリーランス人事」という働き方があるんです。
大企業より、スタートアップやベンチャー企業に導入されているケースが多くみられます。実際に私が今働いている会社もベンチャー企業で、リモート採用倍率は100倍〜200倍以上にもなります。
「そんなに倍率が高いなら難しいかも…」と思われるかもしれませんが、会社ごとに求めるスキルは異なりますし、未経験OKな求人もありますので、ぜひ多くの会社の求人を見てみてくださいね。
フリーランスの人事に必要なスキル・経験
フリーランスの人事に必要なスキルや経験について解説します。
①正確さ
人事の仕事は面接対応だけでなく、事務的な作業もあります。どちらかと言うと事務的な作業の方が多いかもしれません。
例えば、メール対応や応募者の管理、採用状況の数値化などがあげられます。そう考えると面接対応をする以上に事務的な作業が多いんです。
このように単純作業も多くあるため、同じ作業を繰り返すことが苦にならない方が向いていると言えます。
また、応募者へのメッセージは会社の印象に直接関わってきますので「正確さ」が求められます。
②ヒアリング力
面接において「ヒアリング力」は必須です。なぜなら、面接時に応募者の方の価値観や仕事への適性を判断しなければならないからです。
面接時に認識の相違があれば、お互いに時間を無駄にしてしまうかもしれません。
入社後に「思っていた仕事と違った」というケースはよくありますが、ミスマッチを起こさないためにはヒアリング力が必要です。
③説明力
面接時にはヒアリングをするだけでなく、会社のことを知ってもらう必要があります。
「ここで働きたい!」と思ってもらえるのが理想ですね。そのためには説明力が欠かせません。その他にも応募者の方からの質問にも回答しなければなりません。
例えば・・・
など、面接時に応募者の不安を無くすことを意識できると良いでしょう。
④柔軟性
必要な人材を確保するために、さまざまな採用媒体(indeedやdodaなど)を使用するケースが多いです。
そのため、各媒体にあった対応をしなければなりません。理由は、各媒体によって登録ユーザーの特徴が違うからです。
登録ユーザーにあわせた掲載文を作成して、選考を進める必要があるため「柔軟性」も必要と言えます。
⑤スケジュール管理能力
フリーランス人事に関わらず必要な能力ですが、フリーランスは特に必要です。
スケジュール管理能力を身に付けるために以下の3つを意識してみましょう。
- やるべきことを把握する
- 優先順位をつける
- 所要時間を把握する
スケジュール管理能力が不足していると、業務のミスや遅れに繋がってしまいます。その他にもワークライフバランスが崩れてしまう可能性もあります。
フリーランスの人事に向いてる人の特徴
次に、フリーランス人事に向いてる人の特徴を解説します。
主体性がある
フリーランスと会社員の違いは多くありますが、一番は上司や同僚、同期がいないことでしょう。
在宅ワークをする場合は特に、仕事のアドバイスを受ける機会が圧倒的に少ないです。そのため、自ら情報収集をして仕事を取りに行く姿勢が求められます。
向上心がある
フリーランスとして働いていると、自ら成長を求めて環境を変えたり、情報を取りに行こうとしたりしない限り、状況は変わりません。
未経験の仕事でも一歩踏み出してチャレンジすることができれば、スキル獲得や次の仕事にも繋がってきます。
そのため、安定志向の方や変化を好まない方にとって、フリーランスの働き方は向いていないかもしれません。
孤独が苦にならない
基本的にリモート勤務となると、毎日顔を会わせる上司や同期などの存在がありません。
もちろん、ミーティングや面接時にコミュニケーションを取ることはありますが、毎日話すわけではないので孤独に感じてしまうかもしれません。
そのため、1人でいることに抵抗がなく、孤独が苦にならないタイプの人に向いていると思います。
会社の中で毎日多くの人と接しながら働きたいタイプの人には、不向きな可能性があります。
フリーランスの人事になる方法
最近はリモートでできる仕事がかなり増えてきています。数ある求人で見るべきポイントをいくつかご紹介します。
雇用形態
応募をするにあたり、まず一番に確認していただきたいのが「雇用形態」です。
- 正社員
- 業務委託
- アルバイト
など、求人によって異なりますので注意が必要です。
フリーランスの働き方は、「業務委託」になりますので、応募前に確認しましょう。
出社の有無
フリーランスの仕事は、自宅からのリモートワークが可能な案件も多くあります。
しかし「リモート勤務OK」と記載されていても、週に1回は出社が必要であったり、入社後3か月は出社が必要だったり、決まりがある場合もあります。
「完全フルリモート」なのか「出社ありのリモート」なのかを確認しましょう。
単発案件か継続案件
求人によっては、単発での採用もあるため注意しましょう。長期で働くことを希望している人は「継続案件」かどうか必ずチェックしてから応募してください。
実際にどのような媒体で探したらいいのかというと、indeedやCrowdWorks(クラウドワークス)、ママさん向けの「ママワークス」、IT業界の求人が多い「green」などがおすすめです。
フリーランス人事の仕事内容とスケジュール
フリーランス人事の仕事内容とスケジュールをご紹介します。
フリーランス人事の仕事内容
人事の仕事内容を、7つに分けてご紹介します。
①採用計画を立てる
採用の基本となる計画や具体的なゴールを決定します。
②欲しい人材の明確化
どのような人材を会社が必要としているのか考えます。採用業務をするにあたり、ここが重要なポイントになります。
人物像がズレていると、理想的な人材採用には至らないため、時間をかけてでも欲しい人材を言語化してイメージすることが大切です。
③採用方法の決定
欲しい人材の明確化ができたら、次はその人材を「どのような方法で見つけるか」を考えます。
- 転職サイト
- 人材紹介サービス
- ハローワーク
- リファラル採用
- SNS採用
など、採用方法の種類は実はたくさんあります。
それぞれメリット・デメリットがあり、有料・無料の違いもあるため、会社の方針と採用方法の特徴を踏まえた上で決定していきます。
④求人掲載の準備
採用方法が決定したら、掲載準備に入ります。自分が求職者だと想定し、どのようなタイトルが目に留まるかなど考えて作成します。
実際にタイトルを変更しただけで応募者数が増加することがありますので、ここも重要なポイントです。
⑤選考開始
応募者とメールでやり取りを開始します。やり方は会社によって異なりますが、選考書類の案内やすぐに面談の案内を実施する会社もあるでしょう。
選考において大切なことの1つは「返信スピード」です。応募者の熱量が下がらないように遅くても3日以内に連絡することをおすすめします。
⑥採用者の入社手続き
採用者が決まったら、入社手続きに入ります。
具体的には、以下の作業があります。
- 入社日の調整
- 契約書締結
- 会社で使用するアカウントの作成
⑦入社後のオリエンテーション実施
人事の仕事は採用が決まったら終了ではありません。
入社後は改めて会社を知っていただくためのオリエンテーションを用意します。会社の事業や方針、今後の方向性などを知っておくことでスムーズに業務を始めることができます。
フリーランス人事のスケジュール
私の場合、1日4〜5時間、月に80〜100時間程度稼働しています。ある1日のスケジュールをご紹介します。
- 9:00 :メール対応
- 10:00: 面接対応
- 11:00: 事務作業
- 13:00: ミーティング
日によっては、面接対応やミーティングがない日もありますし、逆に面接が4件入る日もあります。
私は人事以外の仕事もしているので、基本的に午前中に稼働して午後は他の会社の業務を実施することが多いです。
フリーランス人事のメリット・デメリット
フリーランス人事の仕事をするメリット・デメリットをご紹介します。
フリーランス人事のメリット
フリーランス人事をやるメリットを解説します。
生活スタイルにあった環境で働ける
フリーランスは働く場所や時間が自由なため、自分のスケジュールにあわせて働けます。
クライアントの要望で働く曜日や時間がある程度固定される可能性もありますが、ほとんどは自分のスケジュール管理の下で働くことができるでしょう。
兼業が可能
会社に出社する必要がないので、スケジュール管理によっては複数の企業と契約して仕事を同時進行できます。
また、人事と言っても仕事内容はさまざまな種類があり、例えば以下のものがあげられます。
- 採用 :新卒採用・中途採用など
- 人材育成:研修・教育・eラーニングなど
- 労務 :社員の勤怠管理・人事管理・テレワーク管理など
自分の得意分野に絞って仕事を選択できるのも、フリーランス人事ならではのメリットですね。
収入アップが期待できる
契約によっては成果報酬型のため、自分のスキルや成果によって収入の幅が広がりやすいこともメリットです。会社員と比較して大きく収入アップできる場合もあります。
フリーランス人事のデメリット
フリーランス人事をやるデメリットを解説します。
収入が不安定
メリットにある通り、自分のスキルや成果によって収入がアップすることもありますが、場合によっては収入が下がることもあります。
またフリーランスは、企業の状況によって突然契約が切れてしまう場合もあるため、不安定な働き方です。
フリーランス人事に関するよくある質問
フリーランス人事に関するよくある質問と回答をまとめます。
未経験でもフリーランスの人事採用担当になれる?
未経験OKの会社もありますが、数で言うとかなり少ないのが現状です。
また、いきなり未経験の仕事を本業にすることはかなり勇気がいるため、まずは副業から始めてみるのも選択肢の1つです。
本業と並行して、フリーランスとしてやっていきたい仕事の勉強をして仕事を受けていけば、リスクなしに経験を積むことができるでしょう。
本業との両立は時間の管理などが必要ですが、少しずつ実績を積むことで、フリーランスへの道に繋がります。
人事に有利な資格はある?
キャリアコンサルタントの資格がおすすめです。キャリアコンサルタントは、比較的新しくできた国家資格です。
キャリア形成を支援する専門家であり、企業の人事職だけではなく、人材派遣会社や大学のキャリアセンターなど幅広い場所でニーズがあります。
子育て中の主婦でもできる?
フリーランス人事のメリットでもお伝えしましたが、フリーランスは働き方が自由なため、子育て中の主婦にとっては最適な働き方です。
子供が熱を出したから急遽休みたい
保育園のお迎えに行かないとだから働くのは夕方までがいい
など、基本的に全く問題ありません。お子さんとの時間も大切にしながら働くことができるでしょう。
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まとめ
今回は、あまり知られていない「フリーランス人事」についてご紹介いたしました。
実際に私は未経験で入社しフリーランス人事として2年間働いています。自分のスケジュールで働くことができるのはもちろん、リモートでも正社員と同じ評価を受けて働くことができています。
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