【狩猟の副業は儲かる?】現役の猟師が報奨金の目安や働き方について徹底解説

最近は働き方の変化により、都会ではなく地方へ移住する人も増えています。そして移住に伴い都会ではできなかった「狩猟」に興味を持っている人も多いのではないでしょうか。

 

YouTubeでも狩猟をしている人が動画をアップロードしているので、イノシシや鹿を狩る状況を目にする機会も増えているかと思います。

 

しかし、

女性ウケしたい男性
  • 猟は副業として稼げるのか
  • 狩猟ができるようになるまではどういう流れなのか
  • 狩猟に対する想像と現実にギャップはないだろうか

     

    このような疑問や不安を持っている人もいると思います。

     

    筆者は兵庫県から島根県へ移住して、わな猟免許を取得し狩猟を少しずつ始めています。

     

    そこで今回、筆者の体験を通してわかった狩猟について解説します。狩猟をしてみようかと検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。(本記事では、法定猟法(特にわな猟)に限定した内容です)

    狩猟とは

    狩猟は野生鳥獣を捕獲する行為です。

     

    狩猟と聞いて「野生動物への虐待」「野蛮」と感じる人もいるかと思いますが、「むやみに野生鳥獣の命を奪うこと」=「狩猟」ではありません。

     

    かつて自然環境の悪化等から野生鳥獣の保護が優先されてきました。しかし、現在はニホンジカ・イノシシなどが著しく生息数や分布を拡大し、農林水産業に甚大な被害を与え、生態系や人間の生活環境も脅かす事態になっています。

     

    平成26年の鳥獣保護法の改正で「管理」という名称が入り、野生鳥獣の生息数や分布の管理がされています。一定の管理の下で野生鳥獣を捕獲するのが狩猟です。

     

    狩猟は、「人と野生鳥獣との共生」に大きく寄与し、自然環境の保全に貢献していると言えるでしょう。

    (引用:狩猟読本)

     

    次に、なぜ狩猟が必要かをお話しします。

    狩猟の意義や役割

    狩猟の目的は、

     

    • 田畑を荒らす野生鳥獣の捕獲
    • 増え過ぎた野生鳥獣の生息数管理
    • 伝統的な捕獲技術や文化の継承
    • アウトドアレクリエーション
    • ジビエ

    などがありますが、意義や役割は以下などがあります。

    1.農林水産被害の防止・予防

    現在、野生鳥獣による農林水産業への被害は令和3年度で、155億円の被害額が発生しています。被害が深刻な農山村では、野生鳥獣の捕獲や被害防除設備の設置等で多額の費用が必要です。

     

    田舎では都会ほどの財源がないため、思っているほどの対策が取れないことがあります。農家では自費で対策をする必要があり、農作物を守れていない部分があると田舎に移住した筆者は感じました。

     

    稲穂が垂れる時期、田んぼの一角の稲が倒れている風景がしばしばありました。イノシシが田んぼに入って稲を倒したことが原因です。しかし、田んぼの外周全部に対策を施すとなると相当な出費となるでしょう。

     

    被害防除設備が導入できない農林水産業者を助ける方法のひとつとして、狩猟の存在は大きいわけですね。

    2.自然資源の持続的利用

    狩猟は、絶滅の危険性のない野生鳥獣を対象に一定の制限の中で捕獲し活用するものです。持続的に資源利用を可能にするため、生態系のバランスを崩さないように管理をしています。

     

    簡単にいうと、野生鳥獣の生息数や分布を管理して増え過ぎたり、減り過ぎたりしないように野生鳥獣と共存しています。

     

    ――皆さんは「マタギ」を知っていますか?

    昔は、「マタギ」という職業として持続的に狩猟をしていた人がいましたが、今では衰退し多くの伝統が失われています。

     

    「マタギ」の伝統を継承するにも自然資源の持続的利用が必要なのですね。

    (参照:狩猟読本)

    3.外来種による各種被害の防止

    近年、農林水産業や生態系の被害も目立つようになってきています。日本にはいない外国産の鳥獣(外来種)が国内で野生化しているのが理由のひとつです。魚釣りでもブラックバスやブルーギルが外来種として取り沙汰されます。

     

    野生鳥獣でも外来種がいて、農林水産業と生態系に被害を出しているわけですね。

     

    タイワンリス、ヌートリア、ハクビシン、ミンク、アライグマが狩猟鳥獣に指定されており、平成16年には外来生物法(特定外来生物による生態系等に関わる被害の防止に関する法律)が制定されました。

    (参照:狩猟読本)

     

    狩猟を通して外来種を排除することにより、農林水産業被害や日本の自然生態系の保全の防止にも役立っています。

    4.趣味としての楽しみ

    趣味としての楽しみ

    狩猟には、自然の中で野生鳥獣と出会い自分の知識や技術を試したり、愛犬や猟友と一緒に獲物を狩ったりする楽しみがあります。食べ物としての肉を得て、ジビエを楽しむこともあります。

     

    筆者も田舎に移住してからイノシシを食べましたが、美味しかったですよ。味は、豚肉に近いと思います。

    狩猟鳥獣の種類

    日本に生息する鳥獣約700種のうちから、狩猟対象としての価値、農林水産業等に対する害性及び狩猟の対象とすることによる鳥獣の生息状況への影響を考慮し、鳥獣保護管理法施行規則により46種類(鳥類26種、獣類20種類)を選定しています。

    (引用:環境省

     

    【鳥類(26種類)】

    カワウマガモカルガモコガモヨシガモ
    ヒドリガモオナガガモハシビロガモホシハジロキンクロハジロ
    スズガモクロガモエゾライチョウヤマドリ
    (コシジロヤマドリを除く)
    キジ
    コジュケイヤマシギタシギキジバトヒヨドリ
    ニュウナイスズメスズメムクドリミヤマガラスハシボソガラス
    ハシブトガラス

     

    【獣類(20種類)】

    タヌキキツネノイヌノネコテン
    (ツシマテンを除く)
    イタチ(雄)シベリアイタチミンクアナグマアライグマ
    ヒグマツキノワグマハクビシンイノシシニホンジカ
    タイワンリスシマリスヌートリアユキウサギノウサギ

     

    ただし、狩猟鳥獣に登録されていても環境大臣または都道府県知事により、捕獲の禁止や制限が設けられ生息数の回復が図られているものがあります。

    狩猟の始め方

    日本では資格が必要になる狩猟方法(法定猟法)で、狩猟をいきなり始めることはできません。狩猟免許の取得や登録が必須となり、無視して法定猟法で狩猟をすると法律違反で罰せられてしまいます。狩猟を始める前に狩猟免許について勉強しましょう。

     

    次に、狩猟を始めるための流れをお話していきます。

     

    はじめに狩猟免許を取得する必要があります。

     

    狩猟免許は以下の4種類あります。

     

    • 第一種銃猟免許(散弾銃、ライフル銃)
    • 第二種銃猟免許(空気銃)
    • わな猟免許
    • 網猟免許

     

    狩猟免許試験は、免許の種類ごとに各都道府県で毎年複数回実施されています。詳細に関しては、お住まいの都道府県の担当部署まで問い合わせするようにしましょう。

     

    簡単に流れを説明すると以下の通りです。初めて狩猟免許を取得するケースを想定して説明します。

    1.インターネットで狩猟免許申請先と受付期間をチェックする

    狩猟免許の申請はいつでもできるわけではありません。市町村で受付期間が違いますので、インターネットで調べてみましょう。

    2.必要に応じて申請先に電話で問い合わせる

    インターネットが使えない場合でも、電話で書類を送ってもらうことができると思います。書類記入でわからないこと、心配になるところは電話で担当者に伺ってみましょう。

    3.必要書類に記入し申請先へ送付する

    インターネットで必要書類をダウンロードまたは窓口で書類を取得することができます。

     

    狩猟免許申請書以外に

     

    • 医師の診断書
    • 証明写真
    • 返信用封筒(84円切手付き)
    • 県の収入証紙(網猟・わな猟:3,900円、第一種・第二種銃猟:5,200円)

     

    が必要となります。

    4.狩猟免許試験事前講習会で座学と実技を学ぶ

    狩猟免許試験事前講習会は必須ではありません。しかし、初心者は猟具技能試験の対策として参加することをおすすめします。筆者は事前講習会に参加して、知識として重要な部分を教わり、実際に罠に触れて罠設置方法を練習しました。

     

    事前講習会で、実物の猟具を触りながら設置方法を教わった方が確実に身につきます。猟具技能試験で落ちる人が多いらしいので、何度も覚えるまで猟具を触り練習しましょう。

     

    筆者は、島根県で参加しましたが6,000円(テキスト代含む)でした。栃木県ではテキスト代が無料など、都道府県によってかかる費用に違いがあるようです。インターネットなどで事前にかかる費用を調べておきましょう。

    5.狩猟免許試験を受験する

    狩猟免許試験は、以下の順番で実施されます。

    1. 知識試験
    2. 適正試験
    3. 鳥獣の判別試験
    4. 猟具技能試験
    5. 目測試験(銃猟免許のみ)

    狩猟免許試験

    免許だけでは狩猟はできない

    狩猟免許を取得して

    さあ、狩猟をするぞ!

    と意気込みたいところですが、狩猟免許を取得しただけでは狩猟ができません。

     

    狩猟(登録狩猟)をする場合、狩猟したい場所の都道府県にて「狩猟者登録」をしなければなりません。狩猟をする都道府県の申請先をインターネットで調べて、必要事項を確認しましょう。

     

    特に注意が必要なことがあります。登録するには万が一のため「賠償できる証明書」が必要になります。

     

    人に対する補償額が3,000万円以上の損害賠償能力と施設賠償能力を証明する必要があり、

     

    • 一般社団法人大日本猟友会の共済事業の被共済者であることの証明書
    • 損害保険会社の被保険者(ハンター保険)であることの証明書
    • 上記に準ずる資金信用を有することの証明書

     

    上述のいずれか1部が狩猟者登録には必須になっています。

     

    多くの人は保険に加入していないと狩猟ができない仕組みになっているわけですね。

     

    費用の負担が増えますが

    もし、人に怪我をさせてしまったら

    もし、設備を壊してしまったら

    ということを考えると、確かに賠償は大変な金額になりそうです。保険に入っておくことで安心して狩猟ができそうですね。

     

    費用といえば、狩猟者登録には「登録手数料」と「狩猟税」の納付も必要になります。

     

    • 手数料:1,800円  ※都道府県によって異なる場合あり
    • 狩猟税:以下の表に該当する金額

     

    免許区分税率
    第一種銃猟免許

    (装薬銃を使用する猟法)

    ①道府県民税の所得割額の納付を要する者16,500円
    ②道府県民税の所得割額の納付を要しない者11,000円
    網猟免許③道府県民税の所得割額の納付を要する者8,200円
    ④道府県民税の所得割額の納付を要しない者5,500円
    わな猟免許⑤道府県民税の所得割額の納付を要する者8,200円
    ⑥道府県民税の所得割額の納付を要しない者5,500円
    第二種銃猟免許

    (空気銃を使用する猟法)

    -5,500円
    1. ②、④、⑥に該当する者のうち、道府県民税の所得割額の納付を要する者の控除対象配偶者又は扶養親族(農林水産業に従事するものを除く)に該当する者は、それぞれ①、③、⑤の税率となる。
    2. 対鳥獣猟区のみに係る登録を受ける者については、狩猟税の税率は4分の1となる。
    3. 対象鳥獣保護員又は認定鳥獣保護等事業者の従事者に係る登録を受ける者について課税免除となる。
    4. 鳥獣保護管理法に基づく許可捕獲に従事した者に係る登録を受ける者については、狩猟税の税率は2分の1となる。

    (引用:総務省

    わな猟を始めるための費用

    狩猟免許には、以下の4種類があるとお話ししました。

     

    • 第一種銃猟免許(散弾銃、ライフル銃)
    • 第二種銃猟免許(空気銃)
    • わな猟免許
    • 網猟免許

     

    免許の種類によりかかる費用に違いがあります。筆者は、島根県でわな猟免許を取得したので、わな猟免許にかかった費用をお話しします。

     

    筆者が、わな猟免許を取得するまでにかかった費用は以下の通りです。

     

    ちなみに筆者は、狩猟登録申請+猟友会入会+狩猟事故共済保険+許可捕獲者申請を同時に行いました。

    タイミング項目費用(円)
    狩猟免許申請狩猟免許申請手数料3,900
    診断書費用1,100
    返信用封筒の切手(封筒含まず)84
    郵送費120
    狩猟免許試験事前講習会受講料(テキスト含む)6,000
    狩猟免許試験例題集1,650
    狩猟登録狩猟税4,100
    狩猟者登録手数料1,800
    猟友会費(島根県)4,000
    猟友会費(出雲市)4,000
    名札730
    帽子1,500
    ベスト4,500
    ここまでの合計33,484
    出雲市狩猟免許取得促進事業補助金交付※-9,900
    最終合計23,584
    その他必要になるものわな猟標識(@120)-
    有害鳥獣捕獲標識(@170)-
    罠費用-

    ※農林作物に甚大な被害を与える有害鳥獣の捕獲に従事する狩猟免許取得者の高齢化に伴う現象が懸念される中、鳥獣被害に対応すべく市民の狩猟免許の取得促進を図り、担い手を育成する目的で、狩猟免許を取得するために要する経費を予算の範囲内で補助するもの。

    引用:出雲市狩猟免許取得促進事業補助金交付要綱

     

    市町村によっては、狩猟免許取得を促進するための補助があります。少しでも出費が減るかもしれませんので、調べておきましょう。

     

    必要になる罠にもいろいろと種類がありピンキリですが、イノシシを捕獲する箱罠1箱で6〜7万円します。

     

    罠に掛かった鳥獣の止めを刺すときに使う道具も考えた方が良いでしょう。鳥獣も命が掛かっているので相当暴れます。比較的素人でも容易に止めを刺す道具として電気止め刺し機があり、約3万円します。

     

    箱罠は1箱で6〜7万円するのですが、1箱では正直足りません。しかし、複数必要になると相当な出費が想定されます。

     

    ほかにも、くくり罠という手法もあり箱罠と比べれば格段に安い費用で準備ができます。ただし、設置も難しく構造も複雑化し、部品は消耗しすぐに使えなくなるでしょう。

     

    結果的には、箱罠よりは費用が抑えられると思いますが、猟師の経験値が必要になる罠になります。

     

    以上が筆者の経験を通した、わな猟免許で必要になる費用です。わな猟でも上述の費用がかかってくるので、第一種・第二種銃猟免許となると相当な費用がかかることを覚悟する必要がありますね。

     

    銃刀法に関わりますので、警察署に登録する必要があります。書類手続きが相当複雑になってきますので、銃猟免許を目指す方は下調べを十分に行なってからチャレンジしましょう。

    害獣駆除で報奨金はいくらもらえる?

    狩猟で鳥獣を捕獲する目的として、生息数や環境を管理したり狩猟やジビエを楽しんだりしますが、”副業”として考えるなら報奨金が気になるところです。

     

    結構なお金をかけ苦労して狩猟をするなら、報奨金が欲しいですよね。

     

    次に、報奨金に関してお話しします。

    登録狩猟と許可捕獲

    狩猟には、狩猟免許を取得して都道府県に狩猟者登録をして狩猟をする「登録狩猟」と、有害鳥獣捕獲などのために許可を受けて狩猟をする「許可捕獲」があります。

     

    登録狩猟は、単に狩猟をすることになるので報奨金は発生しません。

     

    「マジで!」と思うでしょうがマジです。登録狩猟では報奨金が発生しません!

     

    一方、許可捕獲には報奨金が発生します。

     

    許可捕獲は農林水産業への甚大な被害を軽減させるために、鳥獣の生息数を調整することの比重が重くなります。各市町村の被害防止計画への貢献として報奨金が発生するのでしょう。

     

    副業で狩猟を検討している方は、”許可捕獲ができるように許可申請をする必要がある”と覚えておいてください。

    都道府県で報奨金は違う

    有害鳥獣の定義は、各都道府県によって変わります。地域の農林水産業などへ被害が大きい有害鳥獣ほど重要視されて登録されているはずです。

     

    地域によって有害鳥獣として登録されている種類や重要度が違うので、同じ有害鳥獣であっても地域が変われば報奨金額が変わってくることになります。

     

    具体的な報奨金額は、狩猟をする都道府県や市町村のホームページを調べてみてください。

    筆者が狩猟でどのくらい稼いでいるのか公開

    筆者が狩猟免許を取得したのは令和3年9月なので、令和5年5月4日現在で2年目です。初心者である筆者が、狩猟を始めていくら稼いでいるのかお話しします。

    狩猟で稼いでいる金額

    筆者は、わな猟免許を取得しています。

     

    父と罠のセットや管理をしているのですが、筆者が管理しているのは2つの箱罠です。山に入る手前と住宅のすぐ近くにセットしています。
    狩猟で稼いでいる金額<

    そんな筆者の捕獲数は・・・ゼロです。

     

    2年目ですが1匹も入っていません。

     

    筆者は報奨金をもらったことがないわけです。

     

    ただし、筆者は有害鳥獣捕獲班に所属していますので、捕獲手当が分配されました。3万円程度なので副業にはなりませんが、狩猟登録の更新でかかる費用の足しにはなるかと思います。

     

    今は周りの猟師の先輩が

    どういうところに罠を設置しているか

    設置の仕方はどうか

    などを勉強しているところです。

     

    イノシシが出るルートはわかっているのですが、箱罠の設置に向かないので渋々近いところに設置しているのが悪いのでしょう。次は、ピンポイントで狙う「くくり罠」を使ってみようと考えています。

     

    狩猟は鳥獣との駆け引きなので、人間側が負けることも多々あります。狩猟に対するイメージに組み込んでもらえると、狩猟をする際の想定と現実のギャップが減ると思います。

    報酬だけではない

     狩猟は、鳥獣を捕獲して終了ではありません。美味しいお肉が待っています。筆者の周りでは稲作農業が終わった11月から、本格的に有害鳥獣に指定されているイノシシを捕獲します。

     

    捕獲した後は皆が集まって解体します。筆者はどこを切ったらいいのかわからないので、イノシシを固定する役に徹しています。害獣駆除とはいえ命をもらうのですから、できる限り無駄にしないようにします。

     

    解体され肉の塊となったイノシシは、焼肉にします。

     

    血抜きがしっかりできれば臭みがなく、脂の乗った猪肉は本当に美味しいですよ。

     

    狩猟での稼ぎはまだありませんが、ジビエにはありつけましたので筆者の狩猟目的のひとつはクリアしました。

     

    狩猟で稼ぐのは

    思っている以上に難しい

    ということを痛感しています。

    本業はフリーランスとして活動

    筆者は、フリーランスの動画編集者および動画編集講座の講師として活動しています。

     

    パソコンを使った仕事が本業ですが、ほかにも稲作農業をしている父や親戚の手伝いをしながら、合間に狩猟という感じで活動しています。

     

    まだ副業というウエイトで狩猟はしていませんが、有害鳥獣が増えているので

    今後は報奨金がもらえるように力を入れてやってみてもいいな

    と考えています。農林水産への被害を抑えることに寄与しながら、自然を感じる生活をするのもよいでしょう。

     

    筆者は、狩猟をするだけでも何をどうしてよいのかわかりませんでした。許可捕獲ができるようにするのも大変に感じます。

     

    大変な申請を助けるためにも猟友会の存在があります。猟友会は各都道府県に存在しており、許可捕獲ができるようにするための書類を揃えたり、ハンター保険に加入したりほぼ一式を揃えることもできるでしょう。

     

    猟友会に入れば、情報が入るだけではなく罠の貸し出しなどもあります。最初は猟友会に入って基盤を作ることをおすすめします。

     

    場合によっては、狩猟の師匠を作ることもできるかもしれませんね。

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    まとめ

    いかがだったでしょうか。この記事を読んで

    副業で狩猟を検討していたけど、イメージとギャップがあるな

    と感じた方はいらっしゃいましたか?

     

    実際に狩猟を副業にするには、手順を踏んで免許の取得や登録が必要であること、猟具を整えるにも費用が結構かかるということがわかったかと思います。

     

    現在、登録されて動ける猟師の数は現在約15万人しかいない状況です。

    (引用:大日本猟友会

     

    しかし、有害鳥獣は増えている状況です。

    (引用:環境省

     

    もし、「狩猟をやってみたい」と検討中でしたら、地域の狩猟について調べて猟友会の班長や実際に狩猟をされている方とお話ししてみるのもよい手段だと思います。

     

    副業を目指し、免許を取得して狩猟をやってみてはいかがでしょうか。

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